ヒキアズ創作BL短編集

ヒキアズ

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1~10

(2.5)無口と人気者 番外編

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 バイトの話。モブ女子視点
ピンチに駆けつけてくれる攻めが好きです!(ベタ)

那賀澄 音名(なかずみ おとな):無口無表情不愛想だったが、律と付き合ってから少しずつ明るく
来栖 律(くるす りつ):クラスの人気者。大っぴらに律を甘やかすようになった
入間:他人の恋愛を応援するのが好きな律の友達。モブ女子。間に入る

ーーーーーーーーーーーーーー
「なあ律~、那賀澄ってば今日もバイトな訳~?」
「うん。頑張ってるっぽい」
「そっか~。それは律クン、寂しいでちゅね~」
「まあね」
 放課後の教室。律くんは緩慢な動作で帰る支度をしながら、暇を持て余したモブ男子Aの揶揄いを受け流す。
「じゃあさ! バ先に会いに行っちゃおうぜ! 確か駅前の本屋だったよな?」
「それは、駄目だろ。音が嫌がるし……」
 モブAの誘いを断る律くんの目が少しだけ揺らぐ。
「こっそり見るだけ! バレないようにすればいいだろ~? なぁ~?」
 モブAは懲りることなく猫なで声で暇潰しを提案する。その様子を見た私は、すぐさまモブAの肩を持つべく主張する。
「それ、私も賛成~! 那賀澄がちゃんとやれてるか心配だし! 律くんも心配でしょ? 接客もだけど、ほら、一緒に働いてる子が綺麗だったらさ、靡いちゃうかもしれないじゃん? 万一そんなことがあったら、那賀澄の恋人に申し訳が立たないでしょ? バイト紹介したのって律くんな訳だし……」
 ね? と首を傾げてみせると、律くんの瞳はいよいよ誰が見てもわかる程に揺れ動く。
「……こっそり見るだけなら」
 逡巡の後、嘆息した彼を見て、私は内心でガッツポーズを決める。
「ほんと、律ってば過保護だよな~」
 モブAの揶揄いに「わかっちゃいないなぁ」と心の中で腕を組む。
 いつの間にか定番になった「那賀澄を甘やかす律くん」ネタ。みんなは深く考えず律くんの気まぐれだろうとその奇行を面白がり、冷やかし揶揄い楽しんでいた。が、私にはわかる。あれはガチだ。
 隠しているんだろうけど、他人の恋愛沙汰が大好物な私にかかれば、時々二人の間に流れるむず痒くて甘い雰囲気はモロバレだった。オタクの友人に言わせれば、私は「過激固定CP厨」らしい。今までBLを嗜んだことなんてなかったのだが、あの二人を見ると、なんだか性別の壁を越えて応援したくなってしまうのだ。まあ、私が応援しなくとも、律くん自体が那賀澄過激派だから安泰だろう。
 賑わっていたファンクラブも、律くん直々に解散を命じられて、那賀澄にちょっかいを出さないよう牽制された。今でも那賀澄を羨むような眼で遠くから眺めている女子たちが見受けられるが、直接手は出せないようだ。かくいう私も律くんの周りを飛び回る虫Aとしてそれなりに嫌がらせを受けてきたから、律くんが睨みを利かせてくれたのはありがたい。……まあ、私の場合は那賀澄とは違って、やられたらその都度やり返してやったんだけど。


 駅前の喧騒を抜け、重厚なガラスの扉を押す。外の明るさから一転、店内の柔らかな照明と控えめに流れるクラシック、そして仄かに香る真新しい本の匂いに思わず深呼吸する。
「えっと。那賀澄は……」
 書店特有の厳かな雰囲気の中、小声で呟きながら辺りを見渡す。
「うんうん。やっぱり似合ってるよね、本屋。慣れないだろうに、接客も頑張ってて偉すぎる……」
 流石は律くん。既に那賀澄の姿を捉えた彼は、那賀澄に見えないよう棚に身を隠し、ストーカーの如く彼をじっとりと観察していた。
「お前、我が子をこっそり見に来る母親かよ!」
 声を抑えながらも爆笑するモブAの隣で、私はすっかり丸くなった律くんに、うんうんと頷く。律くんが那賀澄の成長に感動しているように、私も律くんの成長に感動しているのだ。いや、多少は間違った成長を遂げているのかもしれないけど……。
「んじゃ、そろそろ行こうぜ~。腹減ったし~。マック食お~ぜ」
 自分で言い出した癖に秒で飽きたモブAは、接客を続ける那賀澄から目を離し、スマホを弄り始める。
「……待って」
 モブAがマックのクーポンに夢中になっている傍で、律くんが異変に気付き、声を上げる。
 中年オヤジが那賀澄を捕まえて怒鳴り始めたのだ。
 どうやら、お望みの本が検索しても出てこないらしく、「そもそもこんな機械まどろっこしくて使えない!」とか「有名な本も置いてないなんて、この店はどうなってるんだ!」とか、しまいには「若者は漫画ばかり読んでいないで、ちゃんとした文学を読むべきだ!」とか関係のないことまで怒鳴り散らし始める。
 那賀澄は怯えながらも「タイトルをお教え願えますか」とか「もし無ければ取り寄せもできますので」とか口を挟んでいるのだが、クソオヤジは全然聞いちゃいない。ヒートアップした彼は口から泡を飛ばす勢いで那賀澄を攻撃し続ける。
 ふと横を見ると、律が人を殺せそうなほど鋭い目つきで、それをねめつけていた。どうやら、手を出すべきではないと自分を必死に押さえ込んでいるようだ。可哀想に、棚を掴む指は白くなるほど力が込められている。
「だから、この本だよ! 何度も言ってるだろ?!」
 全く一度も言っていなかったが、クレーマークソオヤジは、どうやらようやく本のタイトルをスマホで那賀澄に見せたようだ。
「ああ、よかった。これなら勿論ございます」
「ある? 検索しても出てこなかったぞ?!」
「検索の際にタイトルが少し間違っていたのではないでしょうか」
 言い辛そうに、しかし相手を傷つけないよう微笑みながら那賀澄が答えると、オヤジの顔はみるみる内に赤くなっていく。
「オレが間違ってると言いたいのかッ!」
 場を震わせる程耳障りな声量で言い放ち、オヤジは那賀澄を突き飛ばす。その瞬間、怒気を含んだ風が横をすり抜ける。
「おじさんさ、こんなことして恥ずかしくないの?」
 突き飛ばされた那賀澄を支えながら、駆けつけた律くんが低い声で相手を冷ややかに睨みつける。さっと那賀澄を立たせ、丁寧に服の汚れを払ってから、律くんは那賀澄を自分の後ろに隠す。
「貴様、誰に向かって口を」
「誰だよ。てか口の利き方知らないのはおっさんの方だろ?」
 律くんの瞳は静かに底の知れない怒りを灯し続け、周囲を圧倒する。その整った顔立ちにはぞっとする何かがあった。
「ひっ。お、お前、そんな風にオレを睨んで、た、ただで済むと」
「あ~。このオッサン見たことあると思ったら、選挙立候補してた人でしょ?」
「ッ!」
 突然横やりを入れられたオヤジは、怯えた目つきで私の方を見る。
「動画、撮ってますけど?」
「け、消せ!」
 スマホを振ってみせると、彼は慌ててこちらに手を伸ばそうとするが、周囲の視線を感じて押し留まる。
「警察呼ぶ? それとも、インスタに上げる?」
「や、やめ……」
 追い打ちをかけるように私が提案してやると、彼は顔を青白くさせながら手を震わせる。自分が不利になった途端これだ。救いようがない。
「じゃあオジサン、どうすればいいかわかるよね?」
 微笑む私を見て、彼の顔が再び赤く染まる。
「く、クソったれ! 覚えてろ! すぐにわからせてやるからな!」
 カンカンに茹で上がったオヤジは捨て台詞を吐くと、脂の乗った体を翻し、一目散に逃げてゆく。
「あ、ちょっと! 謝れっての! チッ、ごめん。逃げられた」
 土下座でもさせようと思ったのに、と呟くとモブAは信じられないといった顔で「怖ぇよォ……。大丈夫なのォ……?」と私の身を案じてくれる。
「逃げても無駄なのにな」
 ぽつりと呟く律くんの声音に、一同は息を飲む。恐らく、彼に任せておけばこの件は問題ないだろう。
 裏方から店長らしき人物がバイトに連れられてようやく那賀澄を労わると、周囲の客も安心したように散ってゆく。
 横目で律くんを伺うと、依然として彼は冷ややかな表情を浮かべていた。那賀澄のピンチに駆けつけられなかった店長の対応が気に入らなかったのだろう。しかし、私の不安そうな顔を察した律くんはすぐに微笑みを浮かべ「入間さん、ありがとう。助かったよ」と労ってくれた。
 それに対して、したり顔で親指を立ててウインクしてみせたが、モブAの「おい! オレをのけ者にしてイチャつくなよ~!」という非難のせいで、那賀澄の視線がこちらに刺さる。
 違うんだってば! 私は知ってるの! まだ二人が付き合ってない時に、律くんが事あるごとに彼女の存在チラつかせて嫉妬を煽ろうとしてたことを! てかそもそも、私がわざわざ出しゃばったのも、放っておいたら律くんがオヤジを殺しそうだったからであって! 下心とかないから! いや、二人をアシストしたいっていう下心はあるけど!
 当て馬にされた私は律くんを睥睨したが、彼は共犯者に向けるような微笑みを寄越す。やっぱりこの男、全部わかってやってる……。
 多少の疲労感は否めないが、それで彼らの絆が深まるというのならば当て馬になるのも悪くはない。
「よし、モブA! 拗ねてないで私とデートしな! マック行くぞ!」
「モブAってなんだよ! ってか、デートって? 律は?」
「律くんは那賀澄とデートするの! 邪魔者は退散!」
「ん~。まあいいか。オレ、ビッグマックのセットとさ~、このバナナのパイ気になるんだよな~! なぁ~、入間はこっちのマカロンとどっちがいいと思う~?」
 すぐに細かいことは投げ捨ててスマホを指さす能天気なモブAを心の中で褒めながら、私は今日の当て馬任務を完遂したのだった。



「律、今日はありがとう」
「ううん。ごめん。勝手に覗きに行った挙句、あんな騒ぎになっちゃって……。俺、我慢できなくて……」
 帰り道。項垂れる律に音名がふるふると首を振る。
「律が助けてくれてよかったよ。僕一人じゃきっと……。あ~あ。不甲斐ないところを見せちゃったよね」
「うう、タイミング悪くてごめん……」
 ますます肩を落とした律の背中を見て、音名も再び首を振る。
「僕が舐められやすい人間だからいけないんだ……。ちゃんと対応できなかったのが悔しいよ……」
「音は優し過ぎる! 真面目過ぎる! クレーマーなんてクソだよ! あっちが百悪い!あああ! ムカつく! 音にそんな風に言わせるなんて! 許せない!」
 悔しさに瞳を揺らした音名とは逆に、律はその瞳を怒りで滾らせた。
「ありがとう。でも律の優しさも大概だよ」
 苦笑した音名を見て、律の表情が和らぐ。しかし、彼の目が音名の掌に止まると再びその表情は険しくなる。
「それ、さっき怪我したの?」
「いや、違う違う。紙で切ったのを放置してただけだよ」
 手を振ってみせた彼の掌には、ぱっくりと線が入っていた。
「貸して」
 律は、有無も言わせずに音名の手を取ると、鞄から取り出した絆創膏を傷口に貼りつけた。
「……あのさ、前に絆創膏貰ったとき、素直に貼らなくて、ごめん」
 暫く絆創膏を見つめていた音名は、意を決して謝罪した。
「ああ、やっぱり剥がれたってのは嘘だったんだ」
「うん。なんかさ、律の優しさが怖かったんだ。勘違いして、それに溺れてしまうのが、僕は怖かった」
 絆創膏をそっと撫でながら、音名は慈しむような声で呟いた。
「今も怖い?」
「……今更だ。僕はもう溺れ切ってしまったからね」
 その言葉を受け取った律は「そう」と満足そうに微笑む。
「よし。今日は外で食べて帰ろ! 音は何が食べたい?」
「ん~。マックかな」
「……それ以外で」
「何でだよ。桃のマカロン気になってんのに」
「うう~。可愛い……。じゃあお持ち帰りにしよう。うん。いやでもダブルデートもアリなのかな……んん……」
 律の百面相を見て、音名は「ふは」と笑いを零す。
「ふふ、変な顔。何企んでるか知らないけど、人に迷惑かけるのは駄目だからね?」
「うん」
 眩しそうに音名を見つめた律は、その指にそっと自分の指を絡めてゆく。そして、桃スムージーも絶対買う。絶対持ち帰りで! と意気込み、最速で受け取れるようスマホのモバイルオーダー画面を呼び出した。
 そんな律の苦労も虚しく、結局、先の二人に出くわしてしまうのだが、それはまた律の機嫌が良いときに。
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