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手紙
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志穂が家に戻ると,父親は、安堵の表情を見せた。
「ごめんなさい。」
志穂が小さな声で謝った。
「いや,僕たちが悪かった…本当のことを話せばよかった…。」
父親が俯いて,後ろめたそうに呟いた。
志穂と父親が向かい合って,テーブルに座った。
「お母さんは、話すべきだと言って,あなたが10歳になったら,話すと決めていた。浜辺であなたを見つけたのはお母さんだからね…でも,お母さんが亡くなって,すでに大きなショックを受けていたあなたに,本当のことを話しちゃうと,泣きっ面に蜂だと思って,なかなか言い出せなかった…高校生になったし,そろそろと頃合いを見計らっていたら,おばあちゃんの具合が悪くなって…ごめんね。まさか,おばあちゃんが話すとは,夢にも思わなかった…。」
「…どうして,おばあちゃんに貝殻を処分してって,お願いした?」
志穂がおばあちゃんから聞いてから,ずっと抱いている疑問をぶつけてみた。
志穂が貝殻のことまで知っているとは,予想もしなかった父親は、虚をつかれたようで,しばらく黙り込んだ。少ししてから,また話し出した。
「…あの貝殻をお母さんがいつも大事そうに持っていた。もう長くないとわかった時に,僕に託した。「これは,志穂と本当の家族を繋げる大事なものだ。」って,言った。
でも,僕には、自信がなかった。お母さんが居なくなっても,志穂と二人で家族になれる自信もないのに,あの貝殻があると,ますます難しいと感じた。でも,自分で捨てるのも…何となく気が進まなくて…おばあちゃんにお願いした。」
志穂も,父親も,それ以上,何と答えたら良いのかわからなくて,しばらく重い沈黙が続いた。
すると,父親が沈黙を破った。
「でも,血が繋がっているとか,繋がっていないとかは,関係ないよ。お母さんも,僕も,あなたを本当の娘みたいに思っているし…気にしなくていいよ。
これは,お母さんが亡くなる前に,あなた宛に書いた手紙だ。どうしても,自分の言葉であなたに伝えたいって…僕は、読んでいないから何と書いてあるのか,わからないけど…もしよかったら,読んでみてね。」
志穂の父親が,白い封筒を志穂に渡した。表に,「志穂へ」とお母さんの字で記してあった。お母さんの字を見るのは,何年ぶりだろう…。
お母さんと3人で暮らしていたのは,今では,はるか昔の夢のように感じてしまう。絶対に忘れることはないと信じていたお母さんの顔も,最近,はっきりと思い出せない時がある。おばあちゃんも,時間が経てば,そうなるのだろうか…。
志穂には,時間の経過が淋しく,恐ろしく思えた。ずっと心に留めておきたいや,忘れたくないことまで,時間が容赦なくさらって行く。
志穂は、母親の書いた手紙が入っているという白い封筒を持って,自分の部屋へ移動した。ベッドに座り,封筒の文字を見つめ,指でなぞってみた。この封筒の中に,お母さんの言葉がある,間接的とはいえ,お母さんに出会えるようなきがして,緊張した。志穂は、いまだに,涙を流さずに,母親のことを思い出したり,話したり出来ない。母親を亡くした心の傷は,記憶は褪せても,いつまで経っても,なかなか癒えない。
母親の言葉と二人きりになるのが,怖かった。
それに,お母さんが,自分は本当の母親ではないと伝えるために,この手紙を書いたのだ。志穂は、既に,父親の口から,本当の父親ではないという事実を聞き,親子ではなく,他人になってしまった気持ちで一緒に暮らしている。母親との思い出まで玉砕されては、たまらないと思った。
しかし,内容が知りたくて,たまらなかった。震える手で封筒を開け,読み始めた。
「志穂へ
もう,10歳なんだね!おめでとう!一緒にお祝いができなくて,本当に申し訳ない…。
10歳になったら,直接伝えたいと思っていたことだけど,あなたが10歳になるまで,生きられそうにない…。本当に,色々とごめんね。
この手紙で伝えたいことが3つある。一つ目は,既にお父さんから聞いていると思うけど,私の産んだ子ではないということね。
私は,浜辺を散歩している時に,あなたを見つけた。きっと、運命だったと思う。まだ生後3ヶ月のあなたが砂の上で,静かに眠っていた。浜辺には,ほかに誰もいないと思っていたから,びっくりして,すぐにあなたのそばへ駆け寄った。でも,周りを見回してみると,誰かがいることに気がついた。8~9歳ぐらいの女の子だった。その女の子は、何も言わずに,私と目を合わせて来た。
あなたの横に置いてあった貝殻に気がついたのは,その時だ。貝殻を手に取って見ると,頭の中で子供の声が聞こえた。
「妹です。よろしくお願いします。」と。
私は,すぐに,目の前の女の子の声だとわかった。私は,そこで,事情を察し,女の子に答えるつもりで,女の子と目を合わせて頷いてから,あなたをうちへ連れて帰った。
「女の子」と書いているけど,本当は、女の子ではなかった。一応、人間の女の子ではなかった。可愛らしい人魚の女の子だった。あなたをうちへ連れて帰ると,貝殻を通じて、時々,あなたのお姉さんが私に,大事なことを伝えてくれることがあった。海で泳がせてはいけないとか,名前が「志穂」ということとか。
そうなの。実は,お父さんにも,話していないことだけど,あなたは,人魚の子なのよ。これが2つ目ね。
3つ目は,あなたに誤解しないでほしいということ。私は,あなたが私の本当の娘ではないとは,実は思っていない。もちろん,血は繋がっていないから,生物学的には,親子とは呼べない。でも,あの日,私は,あなたを選んだし,あなたも,私とお父さんを選んでくれたと思っている。私たちは、血は繋がっていなくても,家族になる運命だったと信じている。本当の親子と同じように,目に見えない力の働きで、私たちは、親子になれた。あなたは,私たちの娘だ。
でも,私が浜辺で出会った人魚の女の子の妹でもある。あなたは,この手紙を読んでも,あまりすぐには,この事実を受け止められないかもしれない。お伽話のような話だから,びっくりしたり戸惑ったりするのは,当然だ。
でも,あなたには,貝殻を使って,あの子と連絡を取り,一度会って欲しい。肉親だから,一度会うべきだと思う。あなたしか身内のいない彼女のことを思うと,私は,いつも,可哀想で,たまらないの。
でも,会ってみて,その先どうするかは,あなたが決めることだよ。私やお父さんにも,あの子にも,気を使ったり,遠慮したりしてはいけない。自分が幸せになれる道を選んでください。
以上,腕の中で抱きながら伝えかったことを,病気のせいで,この形で伝えることになってしまったけど,これもまた,運命なんだろうね。
あなたを愛している,ずっと。幸せになってください。それが,私の最後のお願い。
お母さんより」
志穂は、手紙を読み終わると,涙で真っ赤になった顔をあげて,手紙を2つに折り,また封筒に戻した。母親の言葉の響きが懐かしくて,文字を読んでいると,頭の中で母親の声が聞こえるような気がして,もうこの世にはいないのに,すぐそばにいるようで,泣けて来た。
「お母さんは、全てを知っていたんだ…。」
志穂は、驚きながら,さすがだと感心した。
「でも,お父さんには,どうして話さなかったんだろう…?」
志穂は、この点が腑に落ちなくて,引っかかったが,もはや,志穂の疑問に答えられる人はいない。
「ごめんなさい。」
志穂が小さな声で謝った。
「いや,僕たちが悪かった…本当のことを話せばよかった…。」
父親が俯いて,後ろめたそうに呟いた。
志穂と父親が向かい合って,テーブルに座った。
「お母さんは、話すべきだと言って,あなたが10歳になったら,話すと決めていた。浜辺であなたを見つけたのはお母さんだからね…でも,お母さんが亡くなって,すでに大きなショックを受けていたあなたに,本当のことを話しちゃうと,泣きっ面に蜂だと思って,なかなか言い出せなかった…高校生になったし,そろそろと頃合いを見計らっていたら,おばあちゃんの具合が悪くなって…ごめんね。まさか,おばあちゃんが話すとは,夢にも思わなかった…。」
「…どうして,おばあちゃんに貝殻を処分してって,お願いした?」
志穂がおばあちゃんから聞いてから,ずっと抱いている疑問をぶつけてみた。
志穂が貝殻のことまで知っているとは,予想もしなかった父親は、虚をつかれたようで,しばらく黙り込んだ。少ししてから,また話し出した。
「…あの貝殻をお母さんがいつも大事そうに持っていた。もう長くないとわかった時に,僕に託した。「これは,志穂と本当の家族を繋げる大事なものだ。」って,言った。
でも,僕には、自信がなかった。お母さんが居なくなっても,志穂と二人で家族になれる自信もないのに,あの貝殻があると,ますます難しいと感じた。でも,自分で捨てるのも…何となく気が進まなくて…おばあちゃんにお願いした。」
志穂も,父親も,それ以上,何と答えたら良いのかわからなくて,しばらく重い沈黙が続いた。
すると,父親が沈黙を破った。
「でも,血が繋がっているとか,繋がっていないとかは,関係ないよ。お母さんも,僕も,あなたを本当の娘みたいに思っているし…気にしなくていいよ。
これは,お母さんが亡くなる前に,あなた宛に書いた手紙だ。どうしても,自分の言葉であなたに伝えたいって…僕は、読んでいないから何と書いてあるのか,わからないけど…もしよかったら,読んでみてね。」
志穂の父親が,白い封筒を志穂に渡した。表に,「志穂へ」とお母さんの字で記してあった。お母さんの字を見るのは,何年ぶりだろう…。
お母さんと3人で暮らしていたのは,今では,はるか昔の夢のように感じてしまう。絶対に忘れることはないと信じていたお母さんの顔も,最近,はっきりと思い出せない時がある。おばあちゃんも,時間が経てば,そうなるのだろうか…。
志穂には,時間の経過が淋しく,恐ろしく思えた。ずっと心に留めておきたいや,忘れたくないことまで,時間が容赦なくさらって行く。
志穂は、母親の書いた手紙が入っているという白い封筒を持って,自分の部屋へ移動した。ベッドに座り,封筒の文字を見つめ,指でなぞってみた。この封筒の中に,お母さんの言葉がある,間接的とはいえ,お母さんに出会えるようなきがして,緊張した。志穂は、いまだに,涙を流さずに,母親のことを思い出したり,話したり出来ない。母親を亡くした心の傷は,記憶は褪せても,いつまで経っても,なかなか癒えない。
母親の言葉と二人きりになるのが,怖かった。
それに,お母さんが,自分は本当の母親ではないと伝えるために,この手紙を書いたのだ。志穂は、既に,父親の口から,本当の父親ではないという事実を聞き,親子ではなく,他人になってしまった気持ちで一緒に暮らしている。母親との思い出まで玉砕されては、たまらないと思った。
しかし,内容が知りたくて,たまらなかった。震える手で封筒を開け,読み始めた。
「志穂へ
もう,10歳なんだね!おめでとう!一緒にお祝いができなくて,本当に申し訳ない…。
10歳になったら,直接伝えたいと思っていたことだけど,あなたが10歳になるまで,生きられそうにない…。本当に,色々とごめんね。
この手紙で伝えたいことが3つある。一つ目は,既にお父さんから聞いていると思うけど,私の産んだ子ではないということね。
私は,浜辺を散歩している時に,あなたを見つけた。きっと、運命だったと思う。まだ生後3ヶ月のあなたが砂の上で,静かに眠っていた。浜辺には,ほかに誰もいないと思っていたから,びっくりして,すぐにあなたのそばへ駆け寄った。でも,周りを見回してみると,誰かがいることに気がついた。8~9歳ぐらいの女の子だった。その女の子は、何も言わずに,私と目を合わせて来た。
あなたの横に置いてあった貝殻に気がついたのは,その時だ。貝殻を手に取って見ると,頭の中で子供の声が聞こえた。
「妹です。よろしくお願いします。」と。
私は,すぐに,目の前の女の子の声だとわかった。私は,そこで,事情を察し,女の子に答えるつもりで,女の子と目を合わせて頷いてから,あなたをうちへ連れて帰った。
「女の子」と書いているけど,本当は、女の子ではなかった。一応、人間の女の子ではなかった。可愛らしい人魚の女の子だった。あなたをうちへ連れて帰ると,貝殻を通じて、時々,あなたのお姉さんが私に,大事なことを伝えてくれることがあった。海で泳がせてはいけないとか,名前が「志穂」ということとか。
そうなの。実は,お父さんにも,話していないことだけど,あなたは,人魚の子なのよ。これが2つ目ね。
3つ目は,あなたに誤解しないでほしいということ。私は,あなたが私の本当の娘ではないとは,実は思っていない。もちろん,血は繋がっていないから,生物学的には,親子とは呼べない。でも,あの日,私は,あなたを選んだし,あなたも,私とお父さんを選んでくれたと思っている。私たちは、血は繋がっていなくても,家族になる運命だったと信じている。本当の親子と同じように,目に見えない力の働きで、私たちは、親子になれた。あなたは,私たちの娘だ。
でも,私が浜辺で出会った人魚の女の子の妹でもある。あなたは,この手紙を読んでも,あまりすぐには,この事実を受け止められないかもしれない。お伽話のような話だから,びっくりしたり戸惑ったりするのは,当然だ。
でも,あなたには,貝殻を使って,あの子と連絡を取り,一度会って欲しい。肉親だから,一度会うべきだと思う。あなたしか身内のいない彼女のことを思うと,私は,いつも,可哀想で,たまらないの。
でも,会ってみて,その先どうするかは,あなたが決めることだよ。私やお父さんにも,あの子にも,気を使ったり,遠慮したりしてはいけない。自分が幸せになれる道を選んでください。
以上,腕の中で抱きながら伝えかったことを,病気のせいで,この形で伝えることになってしまったけど,これもまた,運命なんだろうね。
あなたを愛している,ずっと。幸せになってください。それが,私の最後のお願い。
お母さんより」
志穂は、手紙を読み終わると,涙で真っ赤になった顔をあげて,手紙を2つに折り,また封筒に戻した。母親の言葉の響きが懐かしくて,文字を読んでいると,頭の中で母親の声が聞こえるような気がして,もうこの世にはいないのに,すぐそばにいるようで,泣けて来た。
「お母さんは、全てを知っていたんだ…。」
志穂は、驚きながら,さすがだと感心した。
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