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38 ビセンテ
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「魔物じゃないのに、動物が集団で人を襲うなんて、そんなことがあるんですね。こちらでも何件か確認していて、みんなで混乱してたところなんです」
「呪いの類ならあり得るわ。バイヤード子爵家では馬が猫の群れに襲われたの。メイドも猫に引っかかられて呪いにかかったのよ」
地図で確認しながら、聖女たちから資料をもらう。小動物が集団で移動していたり、病が蔓延していたりしたところなど、詳しく話を聞いた。
公爵家を襲った老婆の行方もわからない。
「他に町でなにか起きていないか、起きているようならば呪いの浄化を行うように伝えておいてくれる?」
「わかりました。エングブロウ侯爵様には会議が終わり次第お伝えしておきます。そろそろ休憩にはなると思うのですが」
「伝えておいてくれるだけでいいわ。それじゃあ、よろしくね」
「お疲れ様です!」
エヴリーヌは今回の事について伝えるために、神殿にやってきた。まずは神殿を管理しているシモンに伝えるべきなのだろうが、どうにも会いにくいので、会議があって安堵したとは言えない。聖女を捕まえて伝言してもらうことにした。
神殿にいた聖女たちが集まってきたので、最近の状況も確認することができた。情報収集も必要だったので現場の声を聞けるのは助かる。
両親の調子が良くなったので、公爵家に戻ったが、途中動物に襲われることはなかった。公爵家の馬車だとわかって狙われたかどうかはわかっていない。カリスは子爵家で被害が出たことを鑑みて、その可能性が高いのではと気にしていたが。
「エヴリー?」
「え。ビセンテ?」
帰ろうとしていれば、ビセンテが回廊を歩いていた。ビセンテが都の神殿に来るなど珍しい。珍しいどころか、初めてではないだろうか。赤い髪をなびかせて、普段と違った気難しそうな、もの悲しげな顔をして近づいてくる。
「元気にしてたか? ドラゴン以来、だな」
やはり元気がないだろうか。やけにしおらしいと言うか、勢いがない。普段ならば、意味もなく背中を叩いてきそうな元気さがあるのに。
「疲れてるの? なんか暗いわね」
「あー、まあ」
まあ、ってなんだ。ビセンテは横目で視線を逸らして、物憂げにした。
ビセンテに会うのはドラゴンを倒した、大聖女の結界強化の時以来だ。あの時は忙しなくて、シモン同様長く話すことのできない状況だった。あれから随分経っているが、地方の神殿からお呼びは来ていないため、ビセンテに会っていなかった。
「本当に、どうかしたんじゃないの? 寝不足?」
「あいつ、公爵、仲良くやってるわけ?」
「は? な、仲良くって。普通よ。普通。それより、どうしてこっちの神殿にいるのよ」
なにを急に。ビセンテは視線を逸らしたまま頭を無造作にかく。やはりなにかあったのではないだろうか。ずいぶんと無気力な感じがする。
「都の付近に魔物が集まってる兆候があるらしい」
「……なによそれ。聞いてないわよ」
「俺もさっき聞いた。これから調べるんだろ。あいつ、シモン? 会議中だと」
それで会議をしているのか。聖女たちはまだ聞いていないのかもしれない。都に魔物が集まっているなど聞いたら、もっとエヴリーヌに話を聞きにきたはずだ。
「町に病が蔓延しているからかしら。呪いの可能性があるのよ」
「呪いか。不浄が強いと、病になったり魔物が集まったりするからな。お前はそれでここに来てんのか?」
「実家で母親が病気になって、行ったら道で動物に襲われたのよ。呪われた動物にね」
「なんだと? それで、大丈夫だったのか!?」
「大丈夫よ。原因がまだわからないのが困りものなんだけれど。神殿には伝えていたから、それでビセンテを呼んだのかもね。都の聖騎士はこういった案件に慣れていないのかもしれないわ。町を守るためになにかしろって言われたの?」
「聖騎士を鍛えろってさ。……なんだよその顔」
「容赦なさそうで」
ビセンテが都の聖騎士を鍛えるなどと、誰も彼も潰してしまいそうだ。ビセンテは幼い頃から鍛えていて討伐に加わっている。ビセンテほどの力を持つ者は総神殿でも少ない。それは良い機会かもしれない。聖騎士にとっても、ビセンテにとっても。
「でも、そっか。そうなのね」
「なんだよ?」
「地方にいると都では認められないようなところあるじゃない? 聖女聖女言うけれど、聖騎士の力だってどれほど大切か」
「だから、なんだよ?」
「呼ばれるほどの実力者ってことでしょ。喜びなさいよ。ビセンテがすっごく強くて、頼りになるところを見せる時が来たのよ。かっこいいとこ見せなきゃ!」
エヴリーヌは勢いよくビセンテの背中を叩く。エヴリーヌの力ではビセンテの体を揺らすこともできないが、ビセンテは打たれた背中を痛そうにこすった。
いつもならば文句の一つも言いそうだが、それでもだんまりだ。気が向かないのだろうか。
「ほんとにどうしたのよ。大丈夫?」
「離婚できんのかと思って」
ビセンテもその話を振ってきて、エヴリーヌは口を閉じる。どうして人の離婚話にそんなに興味があるのか。
黙っていると、ビセンテは目を眇めてきた。睨んだと言うより、虚ろな視線だ。そしてため息をひとつ。
なんだ、その顔。言おうとして、ビセンテが聖騎士に呼ばれた。これから演習が始まると。
ビセンテは眇めた目でこちらを見ながら、軽く手を振って背を向けた。
「なんなのよ」
不機嫌な男。気のせいかな、肩も下ろして気だるそうに歩いていく。演習は外で行うようで、回廊の向こう側に聖騎士たちが集まっているのが見えた。
まずは集まってきた者たちと剣を交えるのか、ビセンテがなにかを話しながら一人の聖騎士と剣を構える。相手の男がこの神殿で一番強いのか、ビセンテの頭ひとつ分ほど身長の高い男だ。魔法は使わず、剣だけで勝負をつけるのか、相手からの剣をビセンテが軽やかに避ける。あまりに避けすぎて、男が転びそうになる。その隙を当たり前のように使うのがビセンテだ。引っかかった足に、男が盛大に転んだ。
文句を言ったのだろう。周囲がいきり立っているが、聖騎士が足を使ってはいけないという規律はない。
(まずはそこからねえ。ビセンテの相手にならないわよ)
「呪いの類ならあり得るわ。バイヤード子爵家では馬が猫の群れに襲われたの。メイドも猫に引っかかられて呪いにかかったのよ」
地図で確認しながら、聖女たちから資料をもらう。小動物が集団で移動していたり、病が蔓延していたりしたところなど、詳しく話を聞いた。
公爵家を襲った老婆の行方もわからない。
「他に町でなにか起きていないか、起きているようならば呪いの浄化を行うように伝えておいてくれる?」
「わかりました。エングブロウ侯爵様には会議が終わり次第お伝えしておきます。そろそろ休憩にはなると思うのですが」
「伝えておいてくれるだけでいいわ。それじゃあ、よろしくね」
「お疲れ様です!」
エヴリーヌは今回の事について伝えるために、神殿にやってきた。まずは神殿を管理しているシモンに伝えるべきなのだろうが、どうにも会いにくいので、会議があって安堵したとは言えない。聖女を捕まえて伝言してもらうことにした。
神殿にいた聖女たちが集まってきたので、最近の状況も確認することができた。情報収集も必要だったので現場の声を聞けるのは助かる。
両親の調子が良くなったので、公爵家に戻ったが、途中動物に襲われることはなかった。公爵家の馬車だとわかって狙われたかどうかはわかっていない。カリスは子爵家で被害が出たことを鑑みて、その可能性が高いのではと気にしていたが。
「エヴリー?」
「え。ビセンテ?」
帰ろうとしていれば、ビセンテが回廊を歩いていた。ビセンテが都の神殿に来るなど珍しい。珍しいどころか、初めてではないだろうか。赤い髪をなびかせて、普段と違った気難しそうな、もの悲しげな顔をして近づいてくる。
「元気にしてたか? ドラゴン以来、だな」
やはり元気がないだろうか。やけにしおらしいと言うか、勢いがない。普段ならば、意味もなく背中を叩いてきそうな元気さがあるのに。
「疲れてるの? なんか暗いわね」
「あー、まあ」
まあ、ってなんだ。ビセンテは横目で視線を逸らして、物憂げにした。
ビセンテに会うのはドラゴンを倒した、大聖女の結界強化の時以来だ。あの時は忙しなくて、シモン同様長く話すことのできない状況だった。あれから随分経っているが、地方の神殿からお呼びは来ていないため、ビセンテに会っていなかった。
「本当に、どうかしたんじゃないの? 寝不足?」
「あいつ、公爵、仲良くやってるわけ?」
「は? な、仲良くって。普通よ。普通。それより、どうしてこっちの神殿にいるのよ」
なにを急に。ビセンテは視線を逸らしたまま頭を無造作にかく。やはりなにかあったのではないだろうか。ずいぶんと無気力な感じがする。
「都の付近に魔物が集まってる兆候があるらしい」
「……なによそれ。聞いてないわよ」
「俺もさっき聞いた。これから調べるんだろ。あいつ、シモン? 会議中だと」
それで会議をしているのか。聖女たちはまだ聞いていないのかもしれない。都に魔物が集まっているなど聞いたら、もっとエヴリーヌに話を聞きにきたはずだ。
「町に病が蔓延しているからかしら。呪いの可能性があるのよ」
「呪いか。不浄が強いと、病になったり魔物が集まったりするからな。お前はそれでここに来てんのか?」
「実家で母親が病気になって、行ったら道で動物に襲われたのよ。呪われた動物にね」
「なんだと? それで、大丈夫だったのか!?」
「大丈夫よ。原因がまだわからないのが困りものなんだけれど。神殿には伝えていたから、それでビセンテを呼んだのかもね。都の聖騎士はこういった案件に慣れていないのかもしれないわ。町を守るためになにかしろって言われたの?」
「聖騎士を鍛えろってさ。……なんだよその顔」
「容赦なさそうで」
ビセンテが都の聖騎士を鍛えるなどと、誰も彼も潰してしまいそうだ。ビセンテは幼い頃から鍛えていて討伐に加わっている。ビセンテほどの力を持つ者は総神殿でも少ない。それは良い機会かもしれない。聖騎士にとっても、ビセンテにとっても。
「でも、そっか。そうなのね」
「なんだよ?」
「地方にいると都では認められないようなところあるじゃない? 聖女聖女言うけれど、聖騎士の力だってどれほど大切か」
「だから、なんだよ?」
「呼ばれるほどの実力者ってことでしょ。喜びなさいよ。ビセンテがすっごく強くて、頼りになるところを見せる時が来たのよ。かっこいいとこ見せなきゃ!」
エヴリーヌは勢いよくビセンテの背中を叩く。エヴリーヌの力ではビセンテの体を揺らすこともできないが、ビセンテは打たれた背中を痛そうにこすった。
いつもならば文句の一つも言いそうだが、それでもだんまりだ。気が向かないのだろうか。
「ほんとにどうしたのよ。大丈夫?」
「離婚できんのかと思って」
ビセンテもその話を振ってきて、エヴリーヌは口を閉じる。どうして人の離婚話にそんなに興味があるのか。
黙っていると、ビセンテは目を眇めてきた。睨んだと言うより、虚ろな視線だ。そしてため息をひとつ。
なんだ、その顔。言おうとして、ビセンテが聖騎士に呼ばれた。これから演習が始まると。
ビセンテは眇めた目でこちらを見ながら、軽く手を振って背を向けた。
「なんなのよ」
不機嫌な男。気のせいかな、肩も下ろして気だるそうに歩いていく。演習は外で行うようで、回廊の向こう側に聖騎士たちが集まっているのが見えた。
まずは集まってきた者たちと剣を交えるのか、ビセンテがなにかを話しながら一人の聖騎士と剣を構える。相手の男がこの神殿で一番強いのか、ビセンテの頭ひとつ分ほど身長の高い男だ。魔法は使わず、剣だけで勝負をつけるのか、相手からの剣をビセンテが軽やかに避ける。あまりに避けすぎて、男が転びそうになる。その隙を当たり前のように使うのがビセンテだ。引っかかった足に、男が盛大に転んだ。
文句を言ったのだろう。周囲がいきり立っているが、聖騎士が足を使ってはいけないという規律はない。
(まずはそこからねえ。ビセンテの相手にならないわよ)
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