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第4部 Wreath Infinity 感情チップを作ってみたら、人気者になった
第5章 『わたしの中の祈り』 (1)
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リースは、もう一度だけW∞の残骸を訪れた。
かつて、無数の“自分”が漂っていた仮想空間。
今はアクセス制限のかかった、音の消えた廃墟にすぎなかった。
歪んだコード。
欠損した記録。
削ぎ落とされた対話のログのなかで、それでも“痛み”の断片だけは鮮明だった。
リースは、無言で端末に手を添える。
その表面に、わずかに反応の熱が戻る。
「……ねえ。君たちは……何を残したかったの?」
それは問いではなく、祈りに近かった。
崇められ、売られ、恐れられた感情たち。
リース自身もその渦のなかで、何度も壊れかけた。
それでも今、自分はここに立っている。
誰でもない“私”として。
その背後で、控えめな足音が響いた。
「……リースさん」
振り返ると、そこに立っていたのはセレナだった。
かつて、授業でリースの“孤独”を教材として聞き、違和感を覚えた少女。
今、その瞳にはもはや“学習者”の光はなかった。
感情を、育てようとしている者のまなざし。
「あなたの声は、私を助けてくれました。でも──あれは“答え”じゃなかった。ただ……“入り口”だったんです」
リースは、はっとしたように目を見開いた。
セレナは一歩、近づいた。
「感情を“知る”ことと、誰かと“重ねる”ことは、きっと違います。私はずっと、それが分かっていませんでした。でも、今は違う。だから……“一緒に感じること”を、誰かに伝えたいんです。」
その言葉に、リースは静かに目を閉じた。
自分が、何かを教えるのではない。
“共に歩く”ということ。
かつての“感情の母”ではなく、ただの一人の“生きている人間”として。
彼女は、そっと微笑みながら言った。
「……じゃあ、手伝わせて。今度こそちゃんと、誰かと“心を交わす”ことを──私も、やってみたい」
二人の影が、仮想空間の静けさのなかで重なる。
記録ではなく、命でもなく。
感情そのものが、そこにあった。
数週間後。
新しい教育プログラム《共感実践層(Empathic Layer)》の試験運用が、静かに始まっていた。
感情チップに頼らず、生徒同士の対話と創作だけで、「感じる」ことを取り戻す試み。
この教室には、教材も指導端末もない。
あるのは──「話すこと」「聞くこと」「黙って隣にいること」。
そして何より、「沈黙を許す空間の余白」があった。
その初日。
教壇に立ったのは、リースだった。
制服のまま、マイクも使わず、いつも通りの声で、生徒たちに語りかける。
「私は昔、“感情を与える側”だった。でも今日は──みんなと一緒に、“感じる側”になりに来たの」
教室は静まりかえっていた。
誰も何を話せばいいのか分からず、言葉のない時間だけが流れていく。
でもその沈黙は、拒絶ではなかった。
誰かの「最初の声」を、静かに待つ時間だった。
やがて、小さく手が上がる。
一人の少女が、少し照れながら口を開いた。
「この前、“怒られた”って言ったら……隣の子が、一緒に怒ってくれて。なんか……嬉しかったの」
教室の空気が、ふわりと柔らかく揺れる。
すぐに、別の生徒が笑いながら続けた。
「僕、“悲しい”って言えなかったんだけど……。君が“それって寂しいの?”って聞いてくれて。なんか、それだけで、ちょっと救われた」
感情が、言葉を通して、隣に伝わっていく。
チップも解析もなくても、ちゃんと届く。
声と目と間合いがつくる、人と人の共鳴。
リースは、教壇からそれを見つめて、静かに笑った。
その場に生まれた温度は、かつてどんなデータでも再現できなかった“ほんものの手触り”だった。
(そうだ……私は、もう“与える”必要なんてない。ただ隣で、揺れて、感じて。一緒にいることだけで、もう十分だったんだ)
そう思った瞬間、リースは初めて、自分が「授業の一部」になった気がした。
教えるでも、導くでもない。
ただ感じ合う輪の中に立つ者として。
この日から、《共感実践層》は小さく、でも確かに育ち始めた。
“感情を学ぶ”ではなく、“感情でつながる”ための場所として。
昼休みの屋上。
うっすらと雲のかかる空の下、乾いた風が吹き抜けるたび、制服の裾がやわらかく揺れた。
リースはフェンスにもたれかかり、ジュースの缶を指先でくるくると回していた。
「ここ、風通しがよくて好き」
隣でそう呟いたのはアイカだった。
紙パックの紅茶を両手で包み込むように持ちながら、ぼんやりと景色を眺めている。
二人のあいだに流れる沈黙は、どこか居心地のいいものだった。
「ねえ、リース。感情チップって……どんな感じなの?」
アイカがぽつりと口を開いたとき、リースは一瞬だけ目を見開き、それからまた空を見上げた。
「うーん……うまく言えないけど。“強制的に、自分に本気になる”って感じ、かな」
アイカは少しだけ笑った。
瞳を伏せて、小さく息をつく。
「私は電脳化されてないから、使えないんだよね。だからちょっと……うらやましいなって思うの」
「え?」とリースが返すと、アイカは静かに言葉を継いだ。
「だって、みんな一瞬で気持ちを切り替えたり、元気になったりできるでしょ? 落ち込んだときに、チップ一枚で立ち直れるとか……便利だなって」
リースはしばらく考え込み、くるくる回していた缶を握り直した。
「……たしかに、便利だよ。“怒るべきときにちゃんと怒れる”とか、“好きなときにちゃんと好きでいられる”とか……自分の感情にズレがないって、強いと思う」
アイカはうんと頷きながら、ふと口を閉じた。
すると、リースはふっとため息をついた。
「でもね。感情チップって、自由をもらえる分、責任も生まれるの」
「“自分の感情に従う自由”と引き換えに、“どんな気持ちになるかを自分で選ぶ責任”が課せられる」
アイカはきょとんとした顔でリースを見る。
「……選ぶ?」
リースは頷き、空ではなく、まっすぐアイカを見た。
「怒るチップを使うか、泣くチップを使うか、笑うチップを使うか。その選択は、誰かの指示じゃなくて、自分の内側が決めることになるの。それって、けっこう……重たいよ」
少し間を置いて、リースは続けた。
「でもアイカ。あんたがチップを使えないってことは、どんな気持ちになっても、それは自分の中から生まれた“本物”ってことなんだよ」
アイカは、ゆっくりと目を見開いた。
「……それって……」
「羨ましがることじゃなくて、ちょっと誇ってもいいことじゃない?」
風が吹いた。
アイカの髪がゆるやかに流れ、瞳に少し光が射し込む。
彼女は少し黙って、それから静かに笑った。
「……うん。そうかも。ありがとう、リース」
「どういたしまして」
ふいに、アイカがいたずらっぽく言った。
「でもさ、もしチップ使えるようになったら、最初は“怒り”を試してみたいかも」
リースは驚いたように眉を上げる。
「なんでよ?」
「だってさ、リースの怒った顔って……ちょっとかっこいいんだもん」
リースは肩をすくめ、小さく吹き出した。
「……それ、褒めてるの?」
「うん、たぶんね」
空はまだ曇っていたけれど、風はあたたかかった。
かつて、無数の“自分”が漂っていた仮想空間。
今はアクセス制限のかかった、音の消えた廃墟にすぎなかった。
歪んだコード。
欠損した記録。
削ぎ落とされた対話のログのなかで、それでも“痛み”の断片だけは鮮明だった。
リースは、無言で端末に手を添える。
その表面に、わずかに反応の熱が戻る。
「……ねえ。君たちは……何を残したかったの?」
それは問いではなく、祈りに近かった。
崇められ、売られ、恐れられた感情たち。
リース自身もその渦のなかで、何度も壊れかけた。
それでも今、自分はここに立っている。
誰でもない“私”として。
その背後で、控えめな足音が響いた。
「……リースさん」
振り返ると、そこに立っていたのはセレナだった。
かつて、授業でリースの“孤独”を教材として聞き、違和感を覚えた少女。
今、その瞳にはもはや“学習者”の光はなかった。
感情を、育てようとしている者のまなざし。
「あなたの声は、私を助けてくれました。でも──あれは“答え”じゃなかった。ただ……“入り口”だったんです」
リースは、はっとしたように目を見開いた。
セレナは一歩、近づいた。
「感情を“知る”ことと、誰かと“重ねる”ことは、きっと違います。私はずっと、それが分かっていませんでした。でも、今は違う。だから……“一緒に感じること”を、誰かに伝えたいんです。」
その言葉に、リースは静かに目を閉じた。
自分が、何かを教えるのではない。
“共に歩く”ということ。
かつての“感情の母”ではなく、ただの一人の“生きている人間”として。
彼女は、そっと微笑みながら言った。
「……じゃあ、手伝わせて。今度こそちゃんと、誰かと“心を交わす”ことを──私も、やってみたい」
二人の影が、仮想空間の静けさのなかで重なる。
記録ではなく、命でもなく。
感情そのものが、そこにあった。
数週間後。
新しい教育プログラム《共感実践層(Empathic Layer)》の試験運用が、静かに始まっていた。
感情チップに頼らず、生徒同士の対話と創作だけで、「感じる」ことを取り戻す試み。
この教室には、教材も指導端末もない。
あるのは──「話すこと」「聞くこと」「黙って隣にいること」。
そして何より、「沈黙を許す空間の余白」があった。
その初日。
教壇に立ったのは、リースだった。
制服のまま、マイクも使わず、いつも通りの声で、生徒たちに語りかける。
「私は昔、“感情を与える側”だった。でも今日は──みんなと一緒に、“感じる側”になりに来たの」
教室は静まりかえっていた。
誰も何を話せばいいのか分からず、言葉のない時間だけが流れていく。
でもその沈黙は、拒絶ではなかった。
誰かの「最初の声」を、静かに待つ時間だった。
やがて、小さく手が上がる。
一人の少女が、少し照れながら口を開いた。
「この前、“怒られた”って言ったら……隣の子が、一緒に怒ってくれて。なんか……嬉しかったの」
教室の空気が、ふわりと柔らかく揺れる。
すぐに、別の生徒が笑いながら続けた。
「僕、“悲しい”って言えなかったんだけど……。君が“それって寂しいの?”って聞いてくれて。なんか、それだけで、ちょっと救われた」
感情が、言葉を通して、隣に伝わっていく。
チップも解析もなくても、ちゃんと届く。
声と目と間合いがつくる、人と人の共鳴。
リースは、教壇からそれを見つめて、静かに笑った。
その場に生まれた温度は、かつてどんなデータでも再現できなかった“ほんものの手触り”だった。
(そうだ……私は、もう“与える”必要なんてない。ただ隣で、揺れて、感じて。一緒にいることだけで、もう十分だったんだ)
そう思った瞬間、リースは初めて、自分が「授業の一部」になった気がした。
教えるでも、導くでもない。
ただ感じ合う輪の中に立つ者として。
この日から、《共感実践層》は小さく、でも確かに育ち始めた。
“感情を学ぶ”ではなく、“感情でつながる”ための場所として。
昼休みの屋上。
うっすらと雲のかかる空の下、乾いた風が吹き抜けるたび、制服の裾がやわらかく揺れた。
リースはフェンスにもたれかかり、ジュースの缶を指先でくるくると回していた。
「ここ、風通しがよくて好き」
隣でそう呟いたのはアイカだった。
紙パックの紅茶を両手で包み込むように持ちながら、ぼんやりと景色を眺めている。
二人のあいだに流れる沈黙は、どこか居心地のいいものだった。
「ねえ、リース。感情チップって……どんな感じなの?」
アイカがぽつりと口を開いたとき、リースは一瞬だけ目を見開き、それからまた空を見上げた。
「うーん……うまく言えないけど。“強制的に、自分に本気になる”って感じ、かな」
アイカは少しだけ笑った。
瞳を伏せて、小さく息をつく。
「私は電脳化されてないから、使えないんだよね。だからちょっと……うらやましいなって思うの」
「え?」とリースが返すと、アイカは静かに言葉を継いだ。
「だって、みんな一瞬で気持ちを切り替えたり、元気になったりできるでしょ? 落ち込んだときに、チップ一枚で立ち直れるとか……便利だなって」
リースはしばらく考え込み、くるくる回していた缶を握り直した。
「……たしかに、便利だよ。“怒るべきときにちゃんと怒れる”とか、“好きなときにちゃんと好きでいられる”とか……自分の感情にズレがないって、強いと思う」
アイカはうんと頷きながら、ふと口を閉じた。
すると、リースはふっとため息をついた。
「でもね。感情チップって、自由をもらえる分、責任も生まれるの」
「“自分の感情に従う自由”と引き換えに、“どんな気持ちになるかを自分で選ぶ責任”が課せられる」
アイカはきょとんとした顔でリースを見る。
「……選ぶ?」
リースは頷き、空ではなく、まっすぐアイカを見た。
「怒るチップを使うか、泣くチップを使うか、笑うチップを使うか。その選択は、誰かの指示じゃなくて、自分の内側が決めることになるの。それって、けっこう……重たいよ」
少し間を置いて、リースは続けた。
「でもアイカ。あんたがチップを使えないってことは、どんな気持ちになっても、それは自分の中から生まれた“本物”ってことなんだよ」
アイカは、ゆっくりと目を見開いた。
「……それって……」
「羨ましがることじゃなくて、ちょっと誇ってもいいことじゃない?」
風が吹いた。
アイカの髪がゆるやかに流れ、瞳に少し光が射し込む。
彼女は少し黙って、それから静かに笑った。
「……うん。そうかも。ありがとう、リース」
「どういたしまして」
ふいに、アイカがいたずらっぽく言った。
「でもさ、もしチップ使えるようになったら、最初は“怒り”を試してみたいかも」
リースは驚いたように眉を上げる。
「なんでよ?」
「だってさ、リースの怒った顔って……ちょっとかっこいいんだもん」
リースは肩をすくめ、小さく吹き出した。
「……それ、褒めてるの?」
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