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ウィレナーズ×ズィーロ編
15.気流師と第四王子の会話(おまけ2)
しおりを挟むその後。
そう遠くない未来。
第四王子の宮、夜、オズタリクアとシェルフェストがベッドで横になりながら。
ちなみに一戦交えた後のお話し。
「そういえば今日、オスカー殿下達の婚姻の儀以来初めてズィーロに会いましたよ」
「ベッドで他の男の名前を出すなんて、妬けるねぇ、私だけのかわいいかわいいお星様。もっと舐めたり噛んだりして欲しいのかな?」
「いえ、今日はもう結構」
「でも好きな時に君に触ると国に誓ってしまったからね、誓いは守らないと」
「いえ、本当に結構です」
「つれないねぇ……まぁいい、ズィーロか……彼はいい子だね、明るくて素直だ。ただ……彼に思う所は無いけど、彼の相手がね……」
「なにか?」
「優秀だし、……若い頃から隠密師団にいたら今頃どうなっていたのかわからないくらい未知の才能を秘めているけど、いや、若くはなくても既に下手な師団員より優秀なんだよな、専属執事はやめて正式に師団に来て欲しいぐらい……、とにかく……私に言えるのは彼がこの国でこちらの味方にいて良かったね、って事くらいかな……」
「歯切れが悪いですね、あなたにしては」
「オスカーがどう感じているかは知らないし、不思議と馬が合うみたいだけどね、あの二人。
んー……なんだろうね、同族嫌悪かな……絶対に私と同じタイプの人間なんだ、アレは。寡黙で気が効くいい人みたいに見えるけどね、私にはわかるよ。
私が言えた義理じゃないけど、ズィーロが逃げようとしたら監禁ぐらいしかねない……監禁で済めばいいけど……足とか……折りかn……」
「え? 最後の方がよく聞こえませんでしたけど……」
「いやいや、良いんだよ聞こえなくて。ズィーロとウィレナーズは仲良しで良かった。君の耳には綺麗な言葉が似合うよ、私だけのシェルフェスト」
「はぁ……?」
「待てよ……と、すると、オスカーと馬が合う私もやはり彼と似ている言う事に……? いやだな……弟に甘い所も似ているし……」
「大丈夫ですか? なんか顔色悪いですけど」
「シェルフェスト、君、間違っても私から離れていかないようにね」
「はぁ……まぁ、そう誓ったので離れませんけど」
「君の誓いは一字一句覚えているよ……今でも目に浮かぶ、可憐なシェルフェストの姿……そして……皮肉がこもった誓いの言葉……」
「やだな、皮肉だなんて。もう一度言いましょうか?」
「いや、大丈夫だよ、あの誓いの言葉を思い出すと私の物になったと言う喜びと同じくらい一筋縄ではいかない君の頑固な所を思い出して、背中をどうにかしてやろうと言う気持ちが走り抜けるんだよ……だから思い出す度大変なんだ」
「え、ちょっと、なんか当たってますけど?! 今の会話のどこに勃つ要素が?」
「魅力的な君が悪いんだよ。君が思い通りにならなければならない程、性的興奮が沸き起こるの、いい加減に覚えた方がいいよ。シェルフェスト。
君の誓いの言葉なんて思い出したら勃つに決まってる。普段は自重して思い出さないようにしてるんだ」
「いや、おかしいでしょ、普通の会話してただけ、あっ、ちょっ! 結構ですって言ったのに! てか、寝たい! 僕もう眠いから!」
「付き合ってもらうよ、おさまるまで」
「や、っ、やだー!」
これもまたいつもの幸せな日。
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完結おめでとうございます😃
薔薇がふりそそぐような完璧なハッピーエンドですね✨
すごくハラハラしたし、わらったし、悶えておもしろかったです
暴走ぎみな攻めがたくさんでてくるお話でしたね
ズィーロがかわいいですね
ただ、ただかわいい
お馬鹿なわけでないはずか、ある人の前ではお馬鹿なのは、いっしょなんですけど
どちらかというと、死角のない感じのお兄さんのウィル(#^.^#)がかっこいいので、ズィーロのカップルが好きです
たくさんポチれず残念です
また次のお話か、更新楽しみしてます
>鹿の子さん
完結までお読みいただきありがとうございます!!!
初めてアルファでいただいた感想、どれだけ嬉しかったことか!
楽しんでいただけてよかったです。
私も兄×幼馴染のCPが好きなんですよ、握手!
本当にありがとうございました。
朝子さんのTwitterが流れてきて(#^.^#)朝から3作品とも追い付きました😃
おもしろいです
次の更新楽しみです
>鹿の子さん
わあ、ツイッターから!それはそれはようこそ!
更新楽しみと言っていただけると、寿命がのびます!ありがとうございます!