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ルファル様、我が家へようこそ
家族関係(3)
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ルシャスが自分の本当の父親だと知った、ルファルは何処か嬉しそうな表情で、父、母の喧嘩を聞いていた。
不倫相手の男は、ルファルに切られた腕を治して欲しいと、先程やったことを謝りながら、頼んだ。死なないのはいいが、苦しいのだと。
そして、今回の件で自分が悪いことをしたと認めたらしく、母を見捨てるらしい。本当の妻のところに戻って、人生をやり直したい、との事。
ルファルをそれを承知し、魔法で切った腕を治し始めた。相手が人間なため、直ぐに治すと、身体に負担が掛かる。だから、少しゆっくりに治していた。
そんな中、ルファルは頭の中で、ルシャスのことを思い出していた。
ルシャスは、異世界の自分の父親で、先代魔王。歴代1と2を争う強さを持っている。別名「勇者殺しの血色の龍」
歴代で、勇者を殺した数で、1位に多い。
ルファルは、勇者を殺したのではなく、生きたまま、家に戻しているため、殺した数がとても少ない。
しかし、ルシャスの場合は、勇者を容赦なく殺していたのだ。その数462人。
ルシャスも長生きなことで、2万年は生きていた。彼を倒せた勇者など、存在すること無かった。彼の本当の強さは、判明することなく、彼の魔王生活は終わった。
ルファルも、自分より遥かに強い父親の能力を知ることが、できなかった。もしかしたら、歴代1位と認定されたルファルより強いのかもしれない。そう、異世界にいた、王様が言っていたのを、ルファルは思い出した。
ルシャスが死んだ理由は、突然死だ。起こしに来た、メイドが声掛けたところ、返事もなかったため、近づいて揺すると、全く動くことなく、肌はとても冷たく、息をしていなかった。驚いたメイドは、ルファルを呼び、王妃にも伝えた。
ルファルは、とても悲しんでいた。当然、王妃もだった。
あれから、ルファルは魔王として動くことになった。
あの時は大変だったなぁ~なんて思いながら、治療は終わった。
不倫相手は治療が終わると、母に向かって、別れを告げ、家から出ていった。
母は、泣きじゃくって追いかけようとしたが、ドアに1人の男の子が現れ、道を塞いでいた。
「お母さん、どこいくの?」
ルファルは、声がした方を見ると、またまた見慣れた顔の人が立っていた。
おいおい、まじかと苦笑いをすると、男の子は満面の笑みで、ルファルに近づいた。
「あれぇ~?魔王ルファルじゃないすか~いやぁ、ホンマに似とんね!!」
『''似てる''じゃなくて、本人な。』
「え!?まさか、貴方も転生したんですか!?死んだのですか!?誰にヤラレました!?」
『急転生って知ってるかね????』
ルファルは、怒りが混じった笑みをした。
「う、うぅ....やはり誰も倒せなかったんすか....僕はそのまま魔王を倒せずに、寿命が来たんすよ...」
しくしく、と効果音を口で出しながら、ふざけているやつの名は、レオレイ。
ルファルが、魔王になってから35人目に来た、勇者だ。
あの時の戦いは、血なまぐさいって訳でもなくて、ただ単に、勇者が魔王に死んでくれって頼んだだけの勇者だ。
「まぁ、僕達は仲良かったし、結果オーライッスね!」
何を言ってるんだこいつ....
と、呆れた表情をしていると、父がレオレイに向かって、話しかけ始めた。
「レオレイ、本当にすまなかった...お前を捨てるつもりは、なかったんだ。俺はずっと、お前を愛していたのだ。俺はお前の母に、従っていただけで、本当は嫌だったのさ....」
「いいよ、父さん。これからは、2人で暮らそ?お母さんは、僕を嫌っているみたいだし、一緒に住みたくないっぽいから、いいよね?」
すると、母は土下座で、我が子である、レオレイに一緒に連れてって欲しいと謝った。
『まぁ、いいんじゃないか?何かあったら、お前が殺せば問題ないし。』
「あのなぁ....勇者は転生すると、魔王側のような力が出せんのやで....まぁ、殺せるけど、逮捕されるやん...僕が。」
『貴様知らんのか?転生、基異世界から来た勇者は、逮捕できないのぞ?魔王も、魔王の防衛役としていたヤツらも、上司に目をつけられている状態では、逮捕できないぞ。』
そういうと、レオレイは、
「あ、そうなん?ならいっか。裏切ったら、殺してもいいんだね?んじゃ、殺す時は、君に報告してから殺すよ。流石に勝手な事やると、首切られそうで怖いから。」
と、自信を持ったような顔でお礼をした。
まさか、あの夫婦の本当の子が、レオレイだったとは、驚いたものだ。
レオレイ、しっかり生きるんだぞ。
そう思っていると、玄関の方から、懐かしい声が聞こえた。
〔久しぶりだな。
我が息子、luphal。〕
不倫相手の男は、ルファルに切られた腕を治して欲しいと、先程やったことを謝りながら、頼んだ。死なないのはいいが、苦しいのだと。
そして、今回の件で自分が悪いことをしたと認めたらしく、母を見捨てるらしい。本当の妻のところに戻って、人生をやり直したい、との事。
ルファルをそれを承知し、魔法で切った腕を治し始めた。相手が人間なため、直ぐに治すと、身体に負担が掛かる。だから、少しゆっくりに治していた。
そんな中、ルファルは頭の中で、ルシャスのことを思い出していた。
ルシャスは、異世界の自分の父親で、先代魔王。歴代1と2を争う強さを持っている。別名「勇者殺しの血色の龍」
歴代で、勇者を殺した数で、1位に多い。
ルファルは、勇者を殺したのではなく、生きたまま、家に戻しているため、殺した数がとても少ない。
しかし、ルシャスの場合は、勇者を容赦なく殺していたのだ。その数462人。
ルシャスも長生きなことで、2万年は生きていた。彼を倒せた勇者など、存在すること無かった。彼の本当の強さは、判明することなく、彼の魔王生活は終わった。
ルファルも、自分より遥かに強い父親の能力を知ることが、できなかった。もしかしたら、歴代1位と認定されたルファルより強いのかもしれない。そう、異世界にいた、王様が言っていたのを、ルファルは思い出した。
ルシャスが死んだ理由は、突然死だ。起こしに来た、メイドが声掛けたところ、返事もなかったため、近づいて揺すると、全く動くことなく、肌はとても冷たく、息をしていなかった。驚いたメイドは、ルファルを呼び、王妃にも伝えた。
ルファルは、とても悲しんでいた。当然、王妃もだった。
あれから、ルファルは魔王として動くことになった。
あの時は大変だったなぁ~なんて思いながら、治療は終わった。
不倫相手は治療が終わると、母に向かって、別れを告げ、家から出ていった。
母は、泣きじゃくって追いかけようとしたが、ドアに1人の男の子が現れ、道を塞いでいた。
「お母さん、どこいくの?」
ルファルは、声がした方を見ると、またまた見慣れた顔の人が立っていた。
おいおい、まじかと苦笑いをすると、男の子は満面の笑みで、ルファルに近づいた。
「あれぇ~?魔王ルファルじゃないすか~いやぁ、ホンマに似とんね!!」
『''似てる''じゃなくて、本人な。』
「え!?まさか、貴方も転生したんですか!?死んだのですか!?誰にヤラレました!?」
『急転生って知ってるかね????』
ルファルは、怒りが混じった笑みをした。
「う、うぅ....やはり誰も倒せなかったんすか....僕はそのまま魔王を倒せずに、寿命が来たんすよ...」
しくしく、と効果音を口で出しながら、ふざけているやつの名は、レオレイ。
ルファルが、魔王になってから35人目に来た、勇者だ。
あの時の戦いは、血なまぐさいって訳でもなくて、ただ単に、勇者が魔王に死んでくれって頼んだだけの勇者だ。
「まぁ、僕達は仲良かったし、結果オーライッスね!」
何を言ってるんだこいつ....
と、呆れた表情をしていると、父がレオレイに向かって、話しかけ始めた。
「レオレイ、本当にすまなかった...お前を捨てるつもりは、なかったんだ。俺はずっと、お前を愛していたのだ。俺はお前の母に、従っていただけで、本当は嫌だったのさ....」
「いいよ、父さん。これからは、2人で暮らそ?お母さんは、僕を嫌っているみたいだし、一緒に住みたくないっぽいから、いいよね?」
すると、母は土下座で、我が子である、レオレイに一緒に連れてって欲しいと謝った。
『まぁ、いいんじゃないか?何かあったら、お前が殺せば問題ないし。』
「あのなぁ....勇者は転生すると、魔王側のような力が出せんのやで....まぁ、殺せるけど、逮捕されるやん...僕が。」
『貴様知らんのか?転生、基異世界から来た勇者は、逮捕できないのぞ?魔王も、魔王の防衛役としていたヤツらも、上司に目をつけられている状態では、逮捕できないぞ。』
そういうと、レオレイは、
「あ、そうなん?ならいっか。裏切ったら、殺してもいいんだね?んじゃ、殺す時は、君に報告してから殺すよ。流石に勝手な事やると、首切られそうで怖いから。」
と、自信を持ったような顔でお礼をした。
まさか、あの夫婦の本当の子が、レオレイだったとは、驚いたものだ。
レオレイ、しっかり生きるんだぞ。
そう思っていると、玄関の方から、懐かしい声が聞こえた。
〔久しぶりだな。
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