異世界の魔王様が転生したら、人間界に生まれ、一つの体に2人がいる状態になった!?

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ルファル様、我が家へようこそ

感動の再開

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〔久しぶりだな。我が息子、luphal。〕

その声とともに現れたのは、真っ赤な髪に紅色の眼をした、まさに自分が会いたかった人物、ルシャスが立っていた。
『父上.....本当に父上だよね...?』
ルファルは、父上との再開で、今まで我慢していた感情を、顔に表した。
普段泣かないルファルでも、ずっと愛していた家族に会えたことで、泣かないはずがない。1万年以上も会っていないのだから、誰だって泣きたくなる。
ルファルは、涙を流しながら、ルシャスに抱きついた。身体は、まだ子供だから、傍から見てもおかしくない。

〔はは、そんなに悲しい思いをしたのか。もう大丈夫、また我らと暮らそうな。〕
『うん!我もまた父上と、暮らしたい!今まで、大人になった時まで、父上母上に育ててもらいたい。ずっと、我が欲しかった生活を、送らせてくれ。』
再開した2人は、また親子として生活が始まろうとしていた。


ルファルは、これから暮らす家に引越しをするため、準備していた時だった。
ルファルは、急に睡魔に襲われ、眠った。
目を開けると、そこは自分が知っている場所だった。
『まさか、君が我を呼ぶだなんて、珍しいな。リュウ。』
ここは、2人の心の中だ。前まで、ルファルが眠っていた場所と考えてもいい。今は、リュウが心の準備が終わるまで、安全に安静に過ごす場所だ。
“ねぇ、ずっと話を聞いていたのだけど、僕って本当に君の子供に似ているの?”

ここで聞いてきたリュウは、病院での話をルファルに質問し始めた。

『似ているって言うより、完全一致しているって言う方が、あっている。君は、我の子供だ。聞いただろうかわかるかもしれないが、リュウ(異世界)は、我の最愛の妻と共に死んだ。そして、最近知ったことだが、異世界で死んだ者達(上者)は、ここに転生する確率が高いらしい。
我の息子、リュウも例外ではなく、転生した。それが、君だ。』
“だったら、何故その記憶がないのだろう...そして、何故異世界の父親であったルファルが、僕のもう1人として、急転生したの?”

確かにそうだ。急転生ならば、どの子に入りたいのか、選べたはずだ。それなのに、俺は選べずにそのまま転生した。となると、我らをこうさせたのは、間違いなく、神だ。
{やっと、気づいたのかい。お二人さん。}
『“!?”』
不思議がって考えていると、神様が現れた。
“....ねぇ、僕のもう1人...この人誰なの..?”
『俺をずっと見守っていた神だ。怖がらなくても、危害を加えないから安心しろ。』

まぁ、怯えるのもわからなくもない。
神の見た目は、完全に狐仮面で、浴衣を着ており、下半身からあるはずの足はなく、銀髪と真っ白な目、9枚の翼、白色をした悪魔のような角、仮面の下から見える刻んだ歯、長い爪、身長3mを超えるというバケモノ。
だが、見た目はバケモノだが、優しい心の持ち主だ。ただ怒らせると、例え我でも、一髪KOだから怒らせない方がいい。
そんな神が、現れたのだが、先程彼が言っていた、やっと気づいたのかい、とはなんだ。
そう考えていると、神はルファルを背中から抱きながら、説明し始めた。

{すまないね、ルファル。でも、君がこの世界で、急転生して立派な子を選んだら、また同じような世界になってしまうって思って、勝手に決めさせたの。後、未来を見てたら、リュウが可哀想だと思って、無理矢理この身体に転生させた。}
{それに、ルファル。君は強すぎる。少しの魔力は封印させて貰ったよ。ルシャスは、別の神が見ているから、封印したのかしてないのかは、知らんけど、強すぎて、人間萎えてまう...}

なるほど、つまり人間に合わせたってことか。

{後、リュウの記憶のことなんだが....リュウは、自分の異世界の母と会っていないから、記憶が今はないんだ。出会えば、戻ると思う。}

『待って...





ステファニーもこの世界にいるのか!!!?????』
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