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1章
1話 入団式(1)
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晴れ渡る空は、この日を天も祝っているように思える。
荘厳な城の広間には騎士団の色である深紅の垂れ幕とエンブレムが掲げられ、玉座に続く中央に赤い絨毯が敷かれている。
その両サイドに並ぶ、まだ若い若者達は真新しい黒の騎士服を誇らしげに着て、落ち着かない様子でいる。
ピンと張り詰めた空気は小さな音すら耳につく静寂を保っているのに、気配は波のようにザワザワしている。
そんな独特の空気を肌で感じながら、クリスは一番前で胸を張っている。
流れるようなプラチナの髪は黒い騎士服に煌めき、意志の強い、深く青い瞳は射貫くように前を見る。美しく整った顔立ちと凜とした立ち姿は多くの者の視線を釘付けにした。
だが、周囲のこの視線こそがクリスを苛立たせている。
耳を澄ませば「あれが」とか、「恥知らず」という嘲笑が聞こえてきそうで、自然と奥歯を噛みしめてしまう。
それというのも、彼はこの容姿で大変不名誉な陰口を叩かれているのだ。
――顔だけ。
家でも、貴族学園でもそう言われ続けた。良い成績を収めれば「教授に媚びを売ったのだろう」と言われ、騎士を目指せば「その容姿で団長でもたらし込むのか?」と下卑た顔で笑われた。
どいつもこいつも、こちらの努力など知りもせずに!
まぁ、努力を見せるのは格好悪いと隠したのもある。
魔力が底をつくほどに鍛錬し、マメが潰れるほど剣を振るった。積み上げた書籍の山に囲まれ寝落ちした日が懐かしく思う。
そんな事を、ここにいる誰もが知らないだろう。
なんにしても、クリスにとっては誰もが羨む美は邪魔にしか思えなかった。
その時、一斉に鳴ったファンファーレに場の緊張は一気に高まった。誰もがビクリと体を震わせると同時に片膝をついて、心臓の上に右の拳を置き頭を下げる。
視界は石畳だけになったが、それでも分かる。
複数の足音と、その気配の大きさ。とうとう始まる……自由な生き方への第一歩が待っているという期待で吐き気がする。
クリスは人知れず、ニッと口の端を上げた。誰も見ていないと分かっていて……だからこそ、鋭くギラついた目で笑えたのだ。
「これより、『紅獅騎士団』入団式を開始する。全員、拝礼!」
進行役だろう人物の声に合わせ、全員が胸の上に置いた拳で一度自らの胸を叩く。この命を国の為に捧ぐ、その意味を込めて。
「皆の者、楽にするが良い」
鷹揚な声は壮年の男性のもの。
声に従い、立ち上がり姿勢を正した事でようやく、目の前の光景が目に入った。
玉座に座る王は楽しそうに目を細めてこちらを見下ろしている。落ち着いてもいるが、胆力に溢れた野心も感じられる男臭い笑みが印象的だ。
その横には三人の騎士服を着た人物が立つが……間違いなく一人、関わりたくない。
王に一番近い場所に立つのは白髪の人物だ。背は高いが体は細く感じる。騎士服に勲章やらをゴテゴテと付けて、何を誇りとしているのか。鼻につく。
その隣は対照的に筋骨隆々という様子の、明らかに騎士を思わせる人物。パワー型の相手はやりにくそうだ。
そして最後、一番遠い所に立つ男が気になった。
短い黒髪に、鋭さを持つ紫眼。この中では一番若く、見目も麗しい。どちらかと言えば貴族の華があるのに、雰囲気は硬くこちらを既に値踏みしている目をしている。
そんな男と一瞬目が合って……ニッと笑われた。一瞬にして目をつけられたと分かる様子に、クリスは目が離せなかった。
「学園を卒業し、危険な騎士を志願したお前達の献身に、王として応えてゆこう。国と民の為、日々鍛錬を重ね、切磋琢磨して己を磨き抜いてくれ。お前達の活躍に期待する」
「「はっ!」」
式典の挨拶にしては随分と軽いが、むしろこのくらいの方が早くていい。そう、クリスは思う。この辺りがこの王の良さだと個人的には感じているのだ。
足を一度鳴らし、胸に拳を当てて礼をする。これにも王は鷹揚にしていた。
「主席者、前へ」
場が引き締まったまま落ち着いたのを見て、進行の者が告げる。
これに、クリスは前に出た。赤い絨毯の真ん中に立ち、数歩前へ進んで片膝を突いて待っていると誰かが近付く気配がある。
靴の先が尖りピカピカなのが映り込むから、おそらく王だろう。
「新規入団者を代表し、クリスティアン・シーランに剣を下賜する。国の民の為、正しき剣を捧げよ」
「はっ!」
厳かな声音で伝えられ、頭を下げたまま両手を頭上に掲げる。そこに、ずしりと重みが乗った。
式典用の儀礼剣は見た目だけで刃を潰してある。その分装飾は多く、重いのだ。
これを受け取る名誉を得る為に必死になっていた。実力を示し続けた。先輩にも負けない腕を磨き、賢く立ち回ってきた。
努力の重みがある。嬉しくて震える手をそっと下ろし、一礼をして絨毯の上を退す。手にした剣を握る、そこにじっとりと汗を感じている。
「これより二週間は所属を決めず、全員での訓練となる。適性を見極めたうえで振り分けるゆえ、全員気を引き締めて訓練にあたるように!」
「「はっ!」」
これにて式典は終わりとなる。
王が下がると場は一気に緊張感が抜け、言葉が交わされる。
その中に一人立ち止まり、掲げられた深紅の団旗を見上げ剣を胸に抱いたクリスに、その人物は話しかけてきた。
「随分熱心だな」
そこに視線を向けると、予想通りの人物がいる。
短い黒髪に紫眼の男は面白そうにクリスに近付いてきた。
「剣に誓いでも立てていたのか?」
「……いえ」
ニッと笑う姿は俗物のように感じる。ここに居る以上、爵位のある家の出だろうに。空気も、表情も気安く感じるのはなぜだろうか。
だからこそ気が緩みそうになる。こちらの底を見透かそうとする男に、クリスは警戒しながら返した。
「これから、騎士として生きていく覚悟を捧げておりました」
「ほぉ、ご立派だ。だが、お前が抱くのはそんな大層なものじゃないだろ?」
「え?」
「俺が好きな笑みだ。鋭くて、野心があって、どんなものも叩き割って進む覚悟のある目だ」
指摘され……猫をかぶるのはやめた。不要だと思えたのだ。
ニッと口の端が上がる。目は、何処までも射抜くものだった。
それを直視した紫眼の男は目を丸くして、おかしそうに笑っていた。
「俺は第三騎士団長ルーク・マクレランだ。お前とは縁がありそうだ」
「クリスティアン・シーランと申します。ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします」
丁寧に一礼してみせると、彼は頷いて去って行く。その背を見送り、この後の生活が楽しみになったクリスだった。
騎士団宿舎は基本二人一部屋となるが、クリスは一人部屋だ。理由は『余った』とのことだ。
正直、信頼関係のない同居人は脅威でしかないので助かるが、あらぬ話を盛られそうで嫌でもある。まぁ、後者こそ今更だが。
「はぁ……」
ラフな格好に着替えて、備え付けのベッドに仰向けに倒れ込む。実家とも、貴族学校の部屋とも違う簡素な室内は見慣れないが、それがいい。まったく別の場所に来た気分だ。
「ようやく、実家から離れられた。もう誰にも、俺の人生を左右なんかさせない」
呟く言葉はようやく出せたクリスの本音であり、強い意志でもある。
同時に、己の人生を好き勝手しようとした実父に対する啖呵でもあった。
壁際に掛けられた騎士団の真新しい制服が輝いて見える。野望の一歩は確実に踏み出せたのだ。
荘厳な城の広間には騎士団の色である深紅の垂れ幕とエンブレムが掲げられ、玉座に続く中央に赤い絨毯が敷かれている。
その両サイドに並ぶ、まだ若い若者達は真新しい黒の騎士服を誇らしげに着て、落ち着かない様子でいる。
ピンと張り詰めた空気は小さな音すら耳につく静寂を保っているのに、気配は波のようにザワザワしている。
そんな独特の空気を肌で感じながら、クリスは一番前で胸を張っている。
流れるようなプラチナの髪は黒い騎士服に煌めき、意志の強い、深く青い瞳は射貫くように前を見る。美しく整った顔立ちと凜とした立ち姿は多くの者の視線を釘付けにした。
だが、周囲のこの視線こそがクリスを苛立たせている。
耳を澄ませば「あれが」とか、「恥知らず」という嘲笑が聞こえてきそうで、自然と奥歯を噛みしめてしまう。
それというのも、彼はこの容姿で大変不名誉な陰口を叩かれているのだ。
――顔だけ。
家でも、貴族学園でもそう言われ続けた。良い成績を収めれば「教授に媚びを売ったのだろう」と言われ、騎士を目指せば「その容姿で団長でもたらし込むのか?」と下卑た顔で笑われた。
どいつもこいつも、こちらの努力など知りもせずに!
まぁ、努力を見せるのは格好悪いと隠したのもある。
魔力が底をつくほどに鍛錬し、マメが潰れるほど剣を振るった。積み上げた書籍の山に囲まれ寝落ちした日が懐かしく思う。
そんな事を、ここにいる誰もが知らないだろう。
なんにしても、クリスにとっては誰もが羨む美は邪魔にしか思えなかった。
その時、一斉に鳴ったファンファーレに場の緊張は一気に高まった。誰もがビクリと体を震わせると同時に片膝をついて、心臓の上に右の拳を置き頭を下げる。
視界は石畳だけになったが、それでも分かる。
複数の足音と、その気配の大きさ。とうとう始まる……自由な生き方への第一歩が待っているという期待で吐き気がする。
クリスは人知れず、ニッと口の端を上げた。誰も見ていないと分かっていて……だからこそ、鋭くギラついた目で笑えたのだ。
「これより、『紅獅騎士団』入団式を開始する。全員、拝礼!」
進行役だろう人物の声に合わせ、全員が胸の上に置いた拳で一度自らの胸を叩く。この命を国の為に捧ぐ、その意味を込めて。
「皆の者、楽にするが良い」
鷹揚な声は壮年の男性のもの。
声に従い、立ち上がり姿勢を正した事でようやく、目の前の光景が目に入った。
玉座に座る王は楽しそうに目を細めてこちらを見下ろしている。落ち着いてもいるが、胆力に溢れた野心も感じられる男臭い笑みが印象的だ。
その横には三人の騎士服を着た人物が立つが……間違いなく一人、関わりたくない。
王に一番近い場所に立つのは白髪の人物だ。背は高いが体は細く感じる。騎士服に勲章やらをゴテゴテと付けて、何を誇りとしているのか。鼻につく。
その隣は対照的に筋骨隆々という様子の、明らかに騎士を思わせる人物。パワー型の相手はやりにくそうだ。
そして最後、一番遠い所に立つ男が気になった。
短い黒髪に、鋭さを持つ紫眼。この中では一番若く、見目も麗しい。どちらかと言えば貴族の華があるのに、雰囲気は硬くこちらを既に値踏みしている目をしている。
そんな男と一瞬目が合って……ニッと笑われた。一瞬にして目をつけられたと分かる様子に、クリスは目が離せなかった。
「学園を卒業し、危険な騎士を志願したお前達の献身に、王として応えてゆこう。国と民の為、日々鍛錬を重ね、切磋琢磨して己を磨き抜いてくれ。お前達の活躍に期待する」
「「はっ!」」
式典の挨拶にしては随分と軽いが、むしろこのくらいの方が早くていい。そう、クリスは思う。この辺りがこの王の良さだと個人的には感じているのだ。
足を一度鳴らし、胸に拳を当てて礼をする。これにも王は鷹揚にしていた。
「主席者、前へ」
場が引き締まったまま落ち着いたのを見て、進行の者が告げる。
これに、クリスは前に出た。赤い絨毯の真ん中に立ち、数歩前へ進んで片膝を突いて待っていると誰かが近付く気配がある。
靴の先が尖りピカピカなのが映り込むから、おそらく王だろう。
「新規入団者を代表し、クリスティアン・シーランに剣を下賜する。国の民の為、正しき剣を捧げよ」
「はっ!」
厳かな声音で伝えられ、頭を下げたまま両手を頭上に掲げる。そこに、ずしりと重みが乗った。
式典用の儀礼剣は見た目だけで刃を潰してある。その分装飾は多く、重いのだ。
これを受け取る名誉を得る為に必死になっていた。実力を示し続けた。先輩にも負けない腕を磨き、賢く立ち回ってきた。
努力の重みがある。嬉しくて震える手をそっと下ろし、一礼をして絨毯の上を退す。手にした剣を握る、そこにじっとりと汗を感じている。
「これより二週間は所属を決めず、全員での訓練となる。適性を見極めたうえで振り分けるゆえ、全員気を引き締めて訓練にあたるように!」
「「はっ!」」
これにて式典は終わりとなる。
王が下がると場は一気に緊張感が抜け、言葉が交わされる。
その中に一人立ち止まり、掲げられた深紅の団旗を見上げ剣を胸に抱いたクリスに、その人物は話しかけてきた。
「随分熱心だな」
そこに視線を向けると、予想通りの人物がいる。
短い黒髪に紫眼の男は面白そうにクリスに近付いてきた。
「剣に誓いでも立てていたのか?」
「……いえ」
ニッと笑う姿は俗物のように感じる。ここに居る以上、爵位のある家の出だろうに。空気も、表情も気安く感じるのはなぜだろうか。
だからこそ気が緩みそうになる。こちらの底を見透かそうとする男に、クリスは警戒しながら返した。
「これから、騎士として生きていく覚悟を捧げておりました」
「ほぉ、ご立派だ。だが、お前が抱くのはそんな大層なものじゃないだろ?」
「え?」
「俺が好きな笑みだ。鋭くて、野心があって、どんなものも叩き割って進む覚悟のある目だ」
指摘され……猫をかぶるのはやめた。不要だと思えたのだ。
ニッと口の端が上がる。目は、何処までも射抜くものだった。
それを直視した紫眼の男は目を丸くして、おかしそうに笑っていた。
「俺は第三騎士団長ルーク・マクレランだ。お前とは縁がありそうだ」
「クリスティアン・シーランと申します。ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします」
丁寧に一礼してみせると、彼は頷いて去って行く。その背を見送り、この後の生活が楽しみになったクリスだった。
騎士団宿舎は基本二人一部屋となるが、クリスは一人部屋だ。理由は『余った』とのことだ。
正直、信頼関係のない同居人は脅威でしかないので助かるが、あらぬ話を盛られそうで嫌でもある。まぁ、後者こそ今更だが。
「はぁ……」
ラフな格好に着替えて、備え付けのベッドに仰向けに倒れ込む。実家とも、貴族学校の部屋とも違う簡素な室内は見慣れないが、それがいい。まったく別の場所に来た気分だ。
「ようやく、実家から離れられた。もう誰にも、俺の人生を左右なんかさせない」
呟く言葉はようやく出せたクリスの本音であり、強い意志でもある。
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