恋愛騎士物語2~愛しい騎士の隣にいる為~

凪瀬夜霧

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28章:それぞれのお疲れ様

7話:獅子と子リスの約束(ドゥーガルド)

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 気持ち良くお疲れさん会が深夜近くまで行われた。隊でもやったが、あの時はどっちかと言えば葬式みたいだったからよかった。
 大将グリフィスも少しだけ元気を取り戻したみたいだった。

 葬儀の日、送り出す時に少しだけ席を外したのは皆知っていた。思い詰めたように俯き、震える程に拳を握っていた。第五のメンバーは皆知っていたけれど、追わなかった。
 強い人だ。敵に背を見せる事なんてない、背に部下を背負う人だ。そんな人が泣き顔なんて、見られたくはないだろう。
 葬列に戻って来た時、乱暴に拭ったように目元が赤く擦れていた。

 その大将に勧められて一杯だけ酒を飲んだ。少し足元が揺れる。どうにも酒は体に合わないらしい。
 でも付き合い程度には飲めるようになった。何より元気になってきた大将と一緒に、笑いたかった。

 部屋に戻ればディーンが所在なげにベッドに腰を下ろして足をぶらぶらさせている。

 付き合い始めてから、ディーンは急激に成長し始めた。見た目にわかるくらいだ。まず、背が伸びた。細いまま身長が伸びて、顔立ちも愛らしい少年顔から少し大人びてきた。

 おかしいだろうか、そんな彼から目が離せない。

「おかえりなさい」
「おう」
「もしかして、飲んでます?」
「少しな」
「もぉ、怪我がちゃんと治ってないのに」

 少年から青年へと変わる顔立ちで、ムスッと頬を膨らませる姿は少し可愛らしい。見つめて、何度でも心臓はドキドキする。惚れられていたはずが、気付けば逆になっていった。

 近づいて、まだ華奢な体を抱きしめる。どうしたって筋肉の分ドゥーガルドの方が一回りは大きいが、ディーンも負けなくなってきた。

「楽しかったですか?」
「おう」
「よかった」

 遠慮がちに背に手が回って、次にはしっかりと抱きしめられる。そうして見つめ合って、どちらともなくキスをした。

 相変わらずこっちは敵わない。仕掛けたつもりのキスはあっという間に形勢逆転。口内を貪るように気持ち良くされて、奥底がゾクゾクと震える。欲しくなって、潤んだ瞳で見つめた。

「もう、ドゥー先輩その顔反則です。僕、欲しくなります」
「くれないのか?」
「怪我、いいんですか?」
「おうよ」

 痛みなんてとっくにない。痕は残っているがそれだけだ。

 嬉しそうにディーンは笑い、飛びつくように押し倒される。大きく軋んだベッドに沈み、貪るように角度を変えながらキスをしながら、ディーンの手で衣服を剥ぎ取られていく。

「また鍛えましたか? なんか、凄く張っている感じがします」
「んっ、少しな」
「あんまり鍛えすぎないで下さいよ。僕、追いつけなくなる」
「お前はこんなムキムキにならなくてもいいだろ?」
「頑張ってもなれませんけれど。でも、少しは筋肉つきましたよ」

 そう言って上半身を脱ぎ捨てるディーンの体は確かに締まった。綺麗な筋肉がついている。でもそれはドゥーガルドとは違う、しなやかな筋肉だ。

「逞しくなったな」
「負けられませんから」
「ん?」
「次は一緒に行くんです。少しでも、先輩の側に」

 それは何処か、賛成できない。側にいれば危険かもしれない。今回だってこれた。多くの仲間が死ぬのを見たばかりだ。

 頬に手が触れて、優しいキスをされる。見上げれば悲しそうな笑顔がある。

「貴方よりも必ず長生きしますから」
「ディーン」
「その為に鍛えているんですから」

 そう言い募られて、触れるだけのキスを重ねられて、ドゥーガルドも頷いた。

 手が鍛え上げた体に触れ、唇がその後を追っていく。柔らかく温かな唇は心地よい。手でされるよりもずっと、口でされるほうが感じている。

「うっ、それ好きだ」
「口でされるの、好きですよね。それに、ここが……」
「んあぁ」

 小さな乳首を器用に口に含み、舌で刺激される。柔らかく濡れた舌が敏感な突起を捏ねるように動くのはたまらなく甘い疼きがある。背に、腰に、途端に走った痺れは気のせいではない。

「ドゥー先輩、やっぱり可愛い。もう乳首立ってる」
「いや、それは! うぁ」
「捏ねられるの、好きですよね。それにほら、ぷっくり腫れていやらしいですよ」

 知らしめるようにグリグリと強く押し込まれるとどうしようもなく疼く。背に走る刺激は徐々に強くなっていく。

「もう腰が動いて。気持ち良くなってしまいますよ?」
「ダメ、なのか?」
「ダメですよ。だって、僕も欲しいんですから」

 そう言いながらもディーンは許してくれる。緩く前を撫でながら唇がちゅぱちゅぱと尖った先を吸う。クラクラする様な刺激が押し寄せて、あっという間にドゥーガルドは陥落だ。

「先輩、自分で足開いてください」
「こう、か?」

 言われるがまま自ら足を立てて開く。間にディーンが陣取り、トロンと嬉しそうに微笑んでくる。綻ぶような笑みがエロくて可愛い。

「ここ、もうヒクヒクしてる。奥、気持ち良くなってませんか?」
「……なってる」
「欲しい?」
「欲しい」

 素直に伝えればディーンはとても嬉しそうだ。そしてドゥーガルドも、ここのプライドは捨てた。
 初めてディーンを受け入れ、その奥を掻き回された。その瞬間知らない自分が見えた気がしたが、回を重ねれば更に言いなりになった。前を擦りながらも奥底が疼いてたまらない。期待してジンジンと痺れ、重く訴えかけてくる。ここを慰めてくれるのは、ディーンしかいない。

 ローションが尻に触れ、指が慣れた手つきで窄まりを解す。違和感はあっても痛みのない行為になった。そして少しだけ、力加減が分かってきた。

「先輩上手です。ちゅうちゅう吸ってる」
「あまり、嬉しくなぁあ!」
「ここも、気持ち良くなってきましたよね」

 じんわりと気持ちのいい部分を指が掠める。それだけでは足りないが、期待は大いに煽っている。ジワッと痺れが広がって、一緒にトプリと透明な液が昂ぶりからこぼれた。

「あっ、勿体ない」
「んぁああ!」

 溢れた先走りが勿体ないと、後ろに指を入れたまま昂ぶりの先端を咥えられて仰け反った。溢れた部分を舌で追うように、下から上へと筋を刺激するように舐められる。
 ガクガクと震えそうになりながら、ドゥーガルドはシーツを握った。気持ち良くて飛びそうだ。

「先輩、どんどん気持ち良くなりますよね。凄い蕩けた顔。可愛いですよ」
「うぉお! はぁ、あぁぁ!」

 指が二本に増えて、グリグリと捻るように入口を刺激しながら奥を突く。目眩がするような快楽にクラクラした。思わず入口を締めると、ディーンが困ったような顔をする。

「先輩、ここの筋肉鍛えてませんよね? 凄く締まって……ダメです、僕も気持ち良くなってくる」

 薄い夜着を脱ぎ捨てたディーンの昂ぶりは既に芯を持って硬くなり、先走りを溢している。準備は出来ていると言わんばかりだ。
 手を伸ばしたドゥーガルドは、ディーンの前に触れていた。トロトロの先端を撫でてみる。熱く、滑らかな肌触りだ。

「先輩、まだ解さないと痛いのに悪戯しちゃダメですよ」
「お前、ここ育ってる……」
「先輩見てたら興奮するんです。凄く可愛いんですよ?」

 一年近くこうしているが、未だにその「可愛い」だけは理解ができない。一度冗談で仲間に「可愛いらしいぞ」と言ったら「キモい!」と返ってきた。正直、「キモい」のほうが同感できてしまった。

「のあぁ!」
「三本目。先輩、沢山食べてください」

 グリグリと指が硬く熱く痺れる部分を押し上げていく。まだ足りないが、それでも強い。先走りはトロトロどころか漏らしたみたいに溢れ出てくる。

「今日の先輩、凄くエロくて可愛い。ごめんなさい、無理させそうです」
「いい、満足するまでくれぇ!」

 脳みそ痺れる。奥が熱くて狂いそうだ。逃がす事のできない快楽におかしくなる。今すぐにも腰を振って誘いたい。もう、この深い部分で感じなければ満足に達する事ができない。

「はい、頂きます」

 ニッコリ笑ったディーンは、とても幸せそうで嬉しそうだった。

 一ヶ月ぶりくらいに受け入れた楔は、とても熱く逞しく、焼き付くように身に染みる。ゆっくりと飲み込みながら満たされていく。あまりに待ち望んでいて、深く挿入されて揺すられただけでイッてしまった。

「先輩早い!」
「すまん!」

 流石に恥ずかしくて顔が熱い。言い訳もできないが、今もずっとジンジンしている。締めつけながら感じる切っ先が中で擦れている。

「はぁあ……」
「先輩の欲しがり。ちょっと擦れただけできゅうきゅう締めて」
「だって、んぁあ!」
「これが欲しかった?」

 悪戯に笑うディーンがグンッと奥を抉る。それだけで仰け反り、その反動で意図しない場所も擦る。ビクビクと震えながら、されるがままに揺さぶられた。

「中、とても熱くなっています。もう、そんなにちゅうちゅう吸わないで下さい」
「あっ、そこいい! あっ、はぁぁ!」
「知ってます。だからちゃんとあげてるんですよ?」

 グリッグリッと押し込まれながら僅かに捻られる。抜け落ちながら入口も刺激されていく。だらしなく開いた口の端から涎がこぼれる。それを、ディーンはうっとりと舐めとった。

「甘い。先輩の体は全部甘いです」
「そんっ! ふあ!」
「僕、身長伸びてよかった。ちゃんと先輩と繋がったまま、こうして届くようになりました」

 嬉しそうに微笑むディーンがうっとりと笑う。深く中を擦りつけ、先端でイイ部分を抉りながらもキスができる。少年から青年へ、美しさも備えつつあるディーンの青い瞳が濡れている。

「あっ、気持ちいい。先輩、もっときゅぅって、僕を中で抱きしめて」
「こっ、こうか?」
「はぁ、気持ちいい。んぅ、我慢出来ないかも」

 ブルブルっと震えたディーンがドゥーガルドの膝を折って深く畳む。苦しいが、よりしっかりとディーンを感じる。そしてそのままガツガツと奥を突き崩された。

「のぁあ! はっ、あぁぁ!」
「先輩、ずっと中が締め付けて吸い付いて。もしかして、軽くイッてます?」
「わかんな、あぁ!!!」

 腰がうねるように気持ち良くて、揺すっている。頭を殴られたみたいにクラクラするのに気持ちがよくて目眩がする。心臓、飛び出そう。

「ぬぁああああ!」

 グリグリと押されながら潰されて、腰が跳ね上げる。イッたはずなのに濡れていない。なんだこれ、訳が分からなくなる。全部が快楽に漬けられて気持ち良くて狂う。

「先輩、ドライなんて凄い。うっ、ごめんなさい!」
「はぁあ! あっ、ぬおぉ! ふあぁぁぁ!!」
「先輩っ!」

 ドクンドクンと心臓が鳴っている。一緒に熱く弾けていく。バカみたいに達しているのに、止まる気配がない。ディーンが中を抉る度に吐き出して止まらない。壊れたみたいに白濁を吐き出している昂ぶりは、ディーンが動きを止めて中に吐き出すまで続いた。

「先輩、凄すぎです」
「うぅ……俺の壊れたぁ……」
「中で達したから、ちょっと凄いですね」

 思わず苦笑してしまう。シーツはドロドロ、体もドロドロ、しかも動けない。ドゥーガルドの昂ぶりはまだどこか熱が消えない。
 ディーンは笑って水差しから水を飲み、その後の口でドゥーガルドの昂ぶりをパクンと食べた。

「ひやぁ!」
「冷たいでしょ?」

 冷たい口内に包まれて落ち着くのか、舌の動きや口内の柔らかさに興奮しているのか分からない。
 それでも限界だったのか、暫くして急速に萎えた。

「あーぁ、残念」
「残念……」
「もう一度してもよかったのに」
「できねーよ!」

 可愛い年下の恋人は一体何に超進化を遂げようとしているのか。
 何にしても、もうドゥーガルドはディーンに勝てる気がしなかったのであった。
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