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十二話 竜の国へ
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旅は順調に進んでいる。王都付近は街も多くて野宿の心配もなかった。十日をかけて国境へ。そこから先は森ではなく穏やかな平原。それほど強いモンスターもいないから野宿をしても平気だった。
旅も残すところ五日程度。俺達は最難関の峠越えをしようとしていた。
「ここからは気をつけてくれ。裾野の森にも多少強いモンスターがいる」
キリリとした面持ちでそう言ったユーリスさんが、首から下げていた首飾りを外して俺にかけてくれた。キラキラ光る黒い水晶で出来た笛のようなもので、陽に透かすと宝石のように光った。
「ここまで来れば同族がいるかもしれない。何かあったらこれを吹いてくれ。同族がいれば助けてくれる」
「でも、それならユーリスさんが」
「俺はいざとなれば竜に戻って一声鳴けばいい。俺達の咆吼は一山越えて同胞に聞こえるからな」
「そうなんだ」
そうか、竜人族の人って竜になるの忘れてた。雰囲気からして西洋風な竜だよな。
胸元でキラキラ光る笛を握りしめ、これを使わなくてもいいようにと願うばかりだった。
森を抜ける少し前で野宿をした。湖の畔にテントを張って、そこに二重に結界を張った。より安全なようにだという。幸いモンスターが襲ってくる事もなく、安全に一夜を過ごせた。
山登りはやっぱり大変だった。岩肌が見えるような悪路に足を取られ、滑り落ちそうになる度にユーリスさんが引き上げてくれる。何でもないような顔で「大丈夫か?」なんて言ってくれて。あっちの世界でもっと体力つけておけばよかった。もしくは登山部とかならよかった。
結局初日は山の三分の一しか登れず、早めに野営を張ることになった。俺はバテバテで、笑いながらユーリスさんがテントやらを準備してくれた。
「ごめんなさい」
俺はもう情けなくて泣きそうだ。俺ってこんなに体力なかったっけ? 普通だと思っていたのに、こっちの世界じゃ通用しないのか。
「峠越えは大変だから気にしなくていい。気を張りながらだし、慣れないと辛いんだ」
「俺、情けない」
「そんな事はないさ。やれるだけの事をやっているんだ、恥じる事はない」
励ますようにポンと肩を叩かれる。側にいて、パンパンに張った俺の足に『ヒール』を唱えてくれた。だるさが良くなる。
寝転がる俺の隣に同じように寝転ぶユーリスさんを見る。俺の事を助けてくれて、今も気に掛けてくれる。俺はこの人に大事なものを与えられる。それを隠して側にいる。怖い事が多くて素直になれない。俺がもう少し楽観的なら、多分隠していないだろう。生理的な嫌悪はないのだから、躊躇ったりしないだろう。
悶々としながらユーリスさんを見るのに、俺は何も進めない。そんな日がもうずっと続いていた。
翌日はだいぶ頑張った。途中で太めの木の枝を見つけて、それを杖代わりにした。そのおかげでユーリスさんに支えられて登るような事は少なくなった。
昼を少し過ぎて、俺達は見晴らしのいい場所についた。右は鬱蒼とした森、左は崖だ。下には川も流れている。道幅はあるからそんなに危機感はないが、崖下を覗き込む勇気はなかった。
「あまり崖の縁を歩かないでくれ。落ちたら大変だ」
「うん」
大変だでは済まされないのはよく分かる。
えっちらおっちらと登ること一時間。更に標高は上がってくる。ユーリスさんは少し先にいて、俺は棒を杖にして追っている。これがなかったら置いて行かれた。へっぴり腰でもどうにかなる。
そうして登っていると、不意に森の方から何か音がした。
ミシミシミシ
小さな音がして、立ち止まって目をこらす。何がいるのか見ようとするのは本能なのか。それと目が合った瞬間、俺は恐怖に悲鳴も上げられないまま動けなくなった。
「マコト!」
先を行っていたユーリスさんの声と、バキバキッという木をなぎ倒す音が重なる。爛々と光る金の目が直ぐ側だ。それが大きな爪のある手を振り上げたのを見ている。多分一瞬、でも長い。全部が俺の目の前で遅くなる。
体を何かが覆った。なのに内臓に響くような衝撃に呻き、心臓が止まるような苦しさに意識が飛ぶ。頭が揺れて痛い。吐きそう。
急速に落ちていく感覚を肌が感じている。でももう、意識はほぼない。時々、落下が緩やかになった気がする。温かなものに包まれて、俺は異世界で死ぬのだとぼんやり理解した。
◆◇◆
足の先が濡れて冷たい。頭が痛い。気持ち悪い。俺はゴツゴツした痛みを感じながら起き上がり、頭を上げた瞬間にこみ上げるものを我慢出来ずに嘔吐した。
足先は川に浸かっている。頭はまだ痛いままで気持ち悪い。
でも、そんな自分の些細なものは一瞬で吹き飛んだ。目の前の光景に、ただ世界が暗くなっていく。
「ユーリスさん?」
俺の下になって倒れるユーリスさんは全身を血に染めていた。俺は血が出るような怪我をしていない。それなら、これは。
「ユーリスさん!」
必死に叫んで側に寄って頬に触れて体に触れる。意識が戻らないし、いつもより肌の色が白い。呼吸はしているけれど、とても浅い。
「あっ、嘘だ……」
死んでしまう。俺は必死にバッグの中から綺麗な服を引っ張り出して脇腹を押さえた。そこからどんどん血が溢れてきているのが分かったから。それでも止まってくれない。直ぐに服はグチャグチャになってしまう。
「お願い、ダメだよ、お願いだから……」
後悔が溢れてくる。もっと一緒にいたいとか、どうして自分を庇ったんだとか、色々。涙で顔がグチャグチャだった。
ふと視界に預かった笛が飛び込んできた。近くに竜人族の人がいれば聞こえるという。ひっつかみ、咥えて思い切り息を吹き込んだ。
ふー、すかー
息が抜ける音だけしかしない。何度も何度も必死になって吹いても音はでない。涙ながらに吹き続けても同じ。もうこれ以外に縋るものなんてないのに。
「どうして」
どうして俺なんかを助けたんだろう。どうして、俺は無力なんだろう。どうして俺にはなんの力もなかったんだろう。どうして俺はユーリスさんの優しさに甘えてついてきてしまったんだろう。どうして。
ふー、すかー。ふー、すかー
「音出ろよ! 頼むから鳴ってくれよぉ!」
ふー、すかー
「うぅぅ」
こんなことなら、最初の時にあの植物に食い尽くされてればよかった。こんなに苦しいなら、助けてもらわないほうがよかった。第一、こんな役立たずがこの世界に呼ばれた理由ってなんだよ。役立たずの俺は助かって、この人は助からないのかよ。
ふー、すかー!
口から笛が落ちて、ただただ泣いた。泣いたからといって助かるわけじゃないのに。俺ではユーリスさんの体を持ち上げることすらできない。
諦めて、諦めきれなくて再び笛を手に取った、その時だった。突如空が暗くなって俺は見上げた。そして恐怖に体を強ばらせ、ユーリスさんの頭を抱えた。
俺の頭上にいたのは大きなドラゴンだった。燃えるような真っ赤な体に、赤い瞳のドラゴンは俺を見つけて降りてくる。
食われる。思って、俺はユーリスさんの体に覆い被さるようにした。俺を食って満足するような大きさじゃないけれど、少しは時間が稼げるかも。その間にユーリスさんが目を覚ましてくれれば逃げられるかもしれない。少なくとも俺は、この人が食われる姿なんて見たくない。
必死にかき抱くようにしている。すると不意に、頭に直接語りかけるような声がした。
『おーい、お前か? ユーリスの笛吹いてたの』
「え?」
驚いて上を見る。まだ若い少年の声がする。見上げた俺の目の前で竜は静かに降りてくる。そしてある程度の高度にきて、不意に光った。眩しくはない優しい光が霧散していくと、一人の少年が背にコウモリのような羽根を羽ばたかせていた。
ドラゴンの体と同じ真っ赤な髪に、ルビーを思わせる煌めく瞳。目尻と前髪の一部に金色がある一七~八歳くらいの少年だった。
「やっぱユーリスだ! て、うわ! 何したんだ?」
「あの、これは」
「あんた、ユーリスの知り合い?」
驚き過ぎて上手く言葉が出ない。脳内大パニックで真っ白寸前だ。俺は未だにユーリスさんに被さるように抱きしめながら、涙腺崩壊のまま頷いた。
「まぁ、だよな。まずはユーリス運ぶか」
「あの、食べるなら俺だけ」
「食べる? て、俺人間なんて食べないよ!」
クルクルと表情を変えながら、少年はまた光に包まれる。すると今度は真っ赤なドラゴンが現れて、手の平を平らにしてくれた。
『ほら、乗った! ユーリスの屋敷まで運ぶからさ』
「あの、俺」
『ん? どうした?』
「俺、抱き上げられない」
『あぁ、そうか! どれ、よっこいしょ』
赤いドラゴンはとても慎重にユーリスさんを爪の先でつまみ上げると、平らにした手の平に乗せた。そして俺にも乗るようにと促してくる。
ドラゴンの手の平に乗り、ユーリスさんの頭を膝に乗せる。するともう片方の手が上から蓋をするように覆い被さった。さながら、子供につかまった虫の気分だ。
『よーし、しゅっぱーつ!』
元気のいいかけ声と共に体が急激に浮き上がる不快感。絶叫マシーンに乗った時のような急加速の上昇に体が悲鳴を上げた次の瞬間には、急に空中で止まったらしく内蔵の浮き上がるような無重力を感じて思わず口元を押さえた。
目的地に向かい、ドラゴンは飛んでいく。そしてものの数分で彼は再び地上に降りたのだった。
旅も残すところ五日程度。俺達は最難関の峠越えをしようとしていた。
「ここからは気をつけてくれ。裾野の森にも多少強いモンスターがいる」
キリリとした面持ちでそう言ったユーリスさんが、首から下げていた首飾りを外して俺にかけてくれた。キラキラ光る黒い水晶で出来た笛のようなもので、陽に透かすと宝石のように光った。
「ここまで来れば同族がいるかもしれない。何かあったらこれを吹いてくれ。同族がいれば助けてくれる」
「でも、それならユーリスさんが」
「俺はいざとなれば竜に戻って一声鳴けばいい。俺達の咆吼は一山越えて同胞に聞こえるからな」
「そうなんだ」
そうか、竜人族の人って竜になるの忘れてた。雰囲気からして西洋風な竜だよな。
胸元でキラキラ光る笛を握りしめ、これを使わなくてもいいようにと願うばかりだった。
森を抜ける少し前で野宿をした。湖の畔にテントを張って、そこに二重に結界を張った。より安全なようにだという。幸いモンスターが襲ってくる事もなく、安全に一夜を過ごせた。
山登りはやっぱり大変だった。岩肌が見えるような悪路に足を取られ、滑り落ちそうになる度にユーリスさんが引き上げてくれる。何でもないような顔で「大丈夫か?」なんて言ってくれて。あっちの世界でもっと体力つけておけばよかった。もしくは登山部とかならよかった。
結局初日は山の三分の一しか登れず、早めに野営を張ることになった。俺はバテバテで、笑いながらユーリスさんがテントやらを準備してくれた。
「ごめんなさい」
俺はもう情けなくて泣きそうだ。俺ってこんなに体力なかったっけ? 普通だと思っていたのに、こっちの世界じゃ通用しないのか。
「峠越えは大変だから気にしなくていい。気を張りながらだし、慣れないと辛いんだ」
「俺、情けない」
「そんな事はないさ。やれるだけの事をやっているんだ、恥じる事はない」
励ますようにポンと肩を叩かれる。側にいて、パンパンに張った俺の足に『ヒール』を唱えてくれた。だるさが良くなる。
寝転がる俺の隣に同じように寝転ぶユーリスさんを見る。俺の事を助けてくれて、今も気に掛けてくれる。俺はこの人に大事なものを与えられる。それを隠して側にいる。怖い事が多くて素直になれない。俺がもう少し楽観的なら、多分隠していないだろう。生理的な嫌悪はないのだから、躊躇ったりしないだろう。
悶々としながらユーリスさんを見るのに、俺は何も進めない。そんな日がもうずっと続いていた。
翌日はだいぶ頑張った。途中で太めの木の枝を見つけて、それを杖代わりにした。そのおかげでユーリスさんに支えられて登るような事は少なくなった。
昼を少し過ぎて、俺達は見晴らしのいい場所についた。右は鬱蒼とした森、左は崖だ。下には川も流れている。道幅はあるからそんなに危機感はないが、崖下を覗き込む勇気はなかった。
「あまり崖の縁を歩かないでくれ。落ちたら大変だ」
「うん」
大変だでは済まされないのはよく分かる。
えっちらおっちらと登ること一時間。更に標高は上がってくる。ユーリスさんは少し先にいて、俺は棒を杖にして追っている。これがなかったら置いて行かれた。へっぴり腰でもどうにかなる。
そうして登っていると、不意に森の方から何か音がした。
ミシミシミシ
小さな音がして、立ち止まって目をこらす。何がいるのか見ようとするのは本能なのか。それと目が合った瞬間、俺は恐怖に悲鳴も上げられないまま動けなくなった。
「マコト!」
先を行っていたユーリスさんの声と、バキバキッという木をなぎ倒す音が重なる。爛々と光る金の目が直ぐ側だ。それが大きな爪のある手を振り上げたのを見ている。多分一瞬、でも長い。全部が俺の目の前で遅くなる。
体を何かが覆った。なのに内臓に響くような衝撃に呻き、心臓が止まるような苦しさに意識が飛ぶ。頭が揺れて痛い。吐きそう。
急速に落ちていく感覚を肌が感じている。でももう、意識はほぼない。時々、落下が緩やかになった気がする。温かなものに包まれて、俺は異世界で死ぬのだとぼんやり理解した。
◆◇◆
足の先が濡れて冷たい。頭が痛い。気持ち悪い。俺はゴツゴツした痛みを感じながら起き上がり、頭を上げた瞬間にこみ上げるものを我慢出来ずに嘔吐した。
足先は川に浸かっている。頭はまだ痛いままで気持ち悪い。
でも、そんな自分の些細なものは一瞬で吹き飛んだ。目の前の光景に、ただ世界が暗くなっていく。
「ユーリスさん?」
俺の下になって倒れるユーリスさんは全身を血に染めていた。俺は血が出るような怪我をしていない。それなら、これは。
「ユーリスさん!」
必死に叫んで側に寄って頬に触れて体に触れる。意識が戻らないし、いつもより肌の色が白い。呼吸はしているけれど、とても浅い。
「あっ、嘘だ……」
死んでしまう。俺は必死にバッグの中から綺麗な服を引っ張り出して脇腹を押さえた。そこからどんどん血が溢れてきているのが分かったから。それでも止まってくれない。直ぐに服はグチャグチャになってしまう。
「お願い、ダメだよ、お願いだから……」
後悔が溢れてくる。もっと一緒にいたいとか、どうして自分を庇ったんだとか、色々。涙で顔がグチャグチャだった。
ふと視界に預かった笛が飛び込んできた。近くに竜人族の人がいれば聞こえるという。ひっつかみ、咥えて思い切り息を吹き込んだ。
ふー、すかー
息が抜ける音だけしかしない。何度も何度も必死になって吹いても音はでない。涙ながらに吹き続けても同じ。もうこれ以外に縋るものなんてないのに。
「どうして」
どうして俺なんかを助けたんだろう。どうして、俺は無力なんだろう。どうして俺にはなんの力もなかったんだろう。どうして俺はユーリスさんの優しさに甘えてついてきてしまったんだろう。どうして。
ふー、すかー。ふー、すかー
「音出ろよ! 頼むから鳴ってくれよぉ!」
ふー、すかー
「うぅぅ」
こんなことなら、最初の時にあの植物に食い尽くされてればよかった。こんなに苦しいなら、助けてもらわないほうがよかった。第一、こんな役立たずがこの世界に呼ばれた理由ってなんだよ。役立たずの俺は助かって、この人は助からないのかよ。
ふー、すかー!
口から笛が落ちて、ただただ泣いた。泣いたからといって助かるわけじゃないのに。俺ではユーリスさんの体を持ち上げることすらできない。
諦めて、諦めきれなくて再び笛を手に取った、その時だった。突如空が暗くなって俺は見上げた。そして恐怖に体を強ばらせ、ユーリスさんの頭を抱えた。
俺の頭上にいたのは大きなドラゴンだった。燃えるような真っ赤な体に、赤い瞳のドラゴンは俺を見つけて降りてくる。
食われる。思って、俺はユーリスさんの体に覆い被さるようにした。俺を食って満足するような大きさじゃないけれど、少しは時間が稼げるかも。その間にユーリスさんが目を覚ましてくれれば逃げられるかもしれない。少なくとも俺は、この人が食われる姿なんて見たくない。
必死にかき抱くようにしている。すると不意に、頭に直接語りかけるような声がした。
『おーい、お前か? ユーリスの笛吹いてたの』
「え?」
驚いて上を見る。まだ若い少年の声がする。見上げた俺の目の前で竜は静かに降りてくる。そしてある程度の高度にきて、不意に光った。眩しくはない優しい光が霧散していくと、一人の少年が背にコウモリのような羽根を羽ばたかせていた。
ドラゴンの体と同じ真っ赤な髪に、ルビーを思わせる煌めく瞳。目尻と前髪の一部に金色がある一七~八歳くらいの少年だった。
「やっぱユーリスだ! て、うわ! 何したんだ?」
「あの、これは」
「あんた、ユーリスの知り合い?」
驚き過ぎて上手く言葉が出ない。脳内大パニックで真っ白寸前だ。俺は未だにユーリスさんに被さるように抱きしめながら、涙腺崩壊のまま頷いた。
「まぁ、だよな。まずはユーリス運ぶか」
「あの、食べるなら俺だけ」
「食べる? て、俺人間なんて食べないよ!」
クルクルと表情を変えながら、少年はまた光に包まれる。すると今度は真っ赤なドラゴンが現れて、手の平を平らにしてくれた。
『ほら、乗った! ユーリスの屋敷まで運ぶからさ』
「あの、俺」
『ん? どうした?』
「俺、抱き上げられない」
『あぁ、そうか! どれ、よっこいしょ』
赤いドラゴンはとても慎重にユーリスさんを爪の先でつまみ上げると、平らにした手の平に乗せた。そして俺にも乗るようにと促してくる。
ドラゴンの手の平に乗り、ユーリスさんの頭を膝に乗せる。するともう片方の手が上から蓋をするように覆い被さった。さながら、子供につかまった虫の気分だ。
『よーし、しゅっぱーつ!』
元気のいいかけ声と共に体が急激に浮き上がる不快感。絶叫マシーンに乗った時のような急加速の上昇に体が悲鳴を上げた次の瞬間には、急に空中で止まったらしく内蔵の浮き上がるような無重力を感じて思わず口元を押さえた。
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