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【ファウスト×ランバート】アプリーブに愛を込めて
7話:アプリーブ大捕物(1)
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かくして種は蒔かれた。
シルヴィアは本当にシュトライザー別邸にてパーティーに出席していた貴族達の奥方を招いてパーティーを兼ねた商品の試作会を行う事にした。
困ったのはオスニエルで、それまでにお願いされた石鹸の納品は無理だと泣いたが、そこはシルヴィアだ。一つずつでいいと言って飲ませ、オスニエルと農場の夫人達が必死に作ってくれている。
そしてチェルルの持ち帰った書類は十分に証拠となり得た。少なくとも役所と騎士団をこっそりと動かす事ができた。
こちらはハムレットがやってくれている。違法な賃借契約書を出し、これらに関わった女性達がこの契約書を元に意志に反して嫁いだ可能性を示唆した。
同時に裏も取った。その頃、何故か女性達の家に不幸が重なった。父親が仕事中に怪我をした。何かを壊した。家に強盗が入ったなどだ。その全てに不審な痕跡が騎士団の聞き込みで分かった。全てがダーニアやフィランダー、そして若い女性を目的とした男達の影があったのだ。
流石にこの不審を見逃せない。更にこれらの調査を持ち込んだのが王都ヒッテルスバッハ本家のハムレットだ。繋がりを考えるとこの不審な事案は父ジョシュアを通して王宮へ登る事も考えられる。そうなれば役所の上役の首が総取っ替えの可能性まで出てくる。
関連書類を全て出した役所の対応に笑いながら、ハムレットは彼女達の婚姻破棄が可能なレベルまで裏付けをしてくれた。
「流石兄上だよな、こういうところ」
「もっと褒めて、ランバート」
「凄いよ兄上。うん、凄い」
「できれば棒読みじゃない、心のこもった褒めが欲しい」
「それはチェルルに言って」
やれる仕事を終えたハムレットはチェルルにヨシヨシされて褒められるだけではなく、ランバートにまで褒めて欲しいと言ってくる。が、こちらもあれこれあるのだ。
「全ては同時進行だ。果樹園にはレスターと騎士団五〇名で潜んでくれ」
「畏まりました。今も果樹園の監視を行っております」
「俺はダーニアの裏カジノに行く。奥方を持たない奴は呼ばれていないし、大抵は裏カジノにいる。居なくても異変があれば駆けつけるだろう」
「俺は万が一の為に裏カジノを見張り、必要なら行く」
「私は同じ時間でこの屋敷でパーティーよ。ナイジェル、気合い入れて頂戴ね」
「うぅ、今から胃が痛いですが」
「あら、小心ね」
「僕は猫くんと一緒にこの屋敷にいる。役所の人間と騎士団の人間も給仕って事で入れておくから」
「俺はメイドの格好でね」
「その間、アリアナちゃんは危ないから果樹園に隠れていて。素敵な彼と一緒の方が安心でしょ?」
ウインク一つでシルヴィアに言われたアリアナはレスターを見てほんのりと頬を染める。そしてレスターはキリッとした男の顔をするのだ。
こうして幾つもの事が動きだす事となった。
▼レスター
約束の日、レスターは早い段階で果樹園に到着した。パーティーに合わせて商品を持ったオスニエルが馬車でアプリーブまで向かうのも見送り、今は果樹園をこっそりと囲っている。
当然奴らが入る場所は開けておいた。前回の果樹園襲撃時に多く靴跡があったのは正面ではなく裏側、山へと通じる道のある方だった。あの時も山は捜索したが奴らの潜伏先を見つける事はできなかった。足跡はぷっつりと途切れてしまったのだ。
徐々に寒さが増していく。冬の日は暮れるのが早い。既に日は地平線の先へと沈み、シンと音のない夜を迎えた。
今頃シュトライザー別邸では予定通り人が入り、しばしの楽しい時間を過ごしているだろう。この後、自分たちの罪を突きつけられるとも知らずに。
「レスター様」
静かな声で見張りの部下が呼ぶ。それは他ならない、動いたという合図だった。
連れられて観測点へと向かうと、三十……いや、もっといるだろう身なりの悪い奴らがゾロゾロと果樹園へと入っていく。手には武器があり、全員がゲスな笑みを浮かべていた。
今日はどんな物音がしても外に出てはいけない。鎧戸も全て閉じ、中から硬く鍵をかけるようにと住民には伝えている。アリアナはオスニエルの家にお願いしてある。
奴らと十分な距離が出来たのを見て、レスターは手で合図を出した。それに従い騎士団が園を取り囲む。今度は穴などないようにしっかりとだ。部隊を留守番組、パーティー組、捕縛組と分けたがここが一番人数が多い。一網打尽にするためだ。
「よし、行くぞ」
レスター中心に数名が素早く果樹園の中へと入る。そしてそこで、オスニエルの家の倉庫を襲おうとしている奴らを見つけ声を上げた。
「そこまでだ、盗賊共!」
「!」
レスターの声に驚き振り向いた奴らは一斉に剣を抜く。だが、この行為こそが求めたものだ。
「剣を抜いたな」
「あぁ?」
「騎士団への害意ある抵抗とみなし、全員を捕縛する! 多少の荒事を許可する!」
「はっ!」
潜んでいた、これまで煮え湯を飲まされていた部下達が活き活きとした声を上げるのに盗賊達はビクリとして一部が逃げようとする。だがそれを許すはずもない。武器を捨てた者はふん縛り、武器を持つ者はその武器を弾き飛ばす。抵抗しようがしまいが、ただの盗賊風情が騎士団に敵うわけがない。
「くそ……中へ入れ!」
逃げ場がないと分かった奴が乱暴に倉庫横の窓を剣の柄で叩き割り、中へと潜入する。それを追ってレスターは中へと入った。
夜の倉庫はより一層暗い。その中に五人程が入り込んだのを見た。
ここは大切な物が保管してある。その一つでも傷つけさせるわけには行かない。
神経を尖らせる。目が利かないなら耳をそばだて、肌で感じればいい。そうして少し、僅かに動く空気の流れを感じた。
「くたばれ!」
右斜め後方から、大きく振りかぶる気配にレスターは反応した。下手に斬れば殺す。だからこそ、僅かに右足を上げた彼はそのまま右後方へ綺麗な回し蹴りを繰り出した。
「げはぁ!」
踵に確かな手応えがあった。主に骨が軋む感覚だ。汚い声を上げて一人が沈むと次が出てくる。左右から同時だが、なんてことはない。僅かに身を屈めつつ後ろへと下がると互いにぶつかりそうになっている。その頭を両側から鷲づかみ、思い切り閉じればそれでいい。胸の前で男二人が正面衝突して沈んだ。
そして、それに紛れるように二人奥へと逃げようとしている。足音は顕著だ。それを追い、剣を抜く。ようやく闇に目が慣れた。
「くそ!」
逃げ切れないと思ったのか、一人が立ち止まり剣を抜いた。その剣を、レスターは正確無比に切り上げる。強い当たりに剣を弾き飛ばされた盗賊の間抜けな顔面をハイキックで横に飛ばしたレスターの目に、不意に赤いものが見えた。
「こうなれば!」
「やめろ!」
火種を持っていた男が自暴自棄にそれを麻袋のある方へと投げようとする。ここで火など付けられたら消火できない。焦って飛び出した、その時だ。不意にバケツ一杯分くらいの水が男めがけてぶっかけられる。男は当然濡れ鼠となって火も消えた。それを、レスターは剣の一撃で仕留めた。
「レスター様!」
「アリアナ! 家の方で大人しくしていろと」
バケツを持って暗がりから出てきたのは簡素な格好のアリアナだった。気の強い目をして、それでもレスターを見てほっとしたのが分かる。どうにも気丈な彼女は言いつけを破った事は知らぬ事としたようで、小さく笑った。
「預かっているお家を守るのは女の役目だもの。それに、こいつらには嫌な思いもさせられました。水ぶっかけるくらいしてもバチは当たらないわ」
「だからって危険だ。もしも見つかっていたら怪我をしたかもしれないんだぞ」
「大丈夫、信じていますもの。レスター様はとても強い騎士ですから」
なんて、悪びれもせず言うのだからたまらない。苦笑し、そっと抱き寄せた肩は冷え切っている。上着を着せかけている間に、外を片付けていた隊員がゾクゾクと中へと入ってきた。
「隊長!」
「こいつらが最後か?」
「はい!」
転がった五人を捕縛する部下達が上機嫌だ。それを見るレスターとアリアナも笑う。
「あとは、あちらが上手く片付いていればいいが」
寒さを増す夜空に、僅かに白いものが舞い始めていた。
シルヴィアは本当にシュトライザー別邸にてパーティーに出席していた貴族達の奥方を招いてパーティーを兼ねた商品の試作会を行う事にした。
困ったのはオスニエルで、それまでにお願いされた石鹸の納品は無理だと泣いたが、そこはシルヴィアだ。一つずつでいいと言って飲ませ、オスニエルと農場の夫人達が必死に作ってくれている。
そしてチェルルの持ち帰った書類は十分に証拠となり得た。少なくとも役所と騎士団をこっそりと動かす事ができた。
こちらはハムレットがやってくれている。違法な賃借契約書を出し、これらに関わった女性達がこの契約書を元に意志に反して嫁いだ可能性を示唆した。
同時に裏も取った。その頃、何故か女性達の家に不幸が重なった。父親が仕事中に怪我をした。何かを壊した。家に強盗が入ったなどだ。その全てに不審な痕跡が騎士団の聞き込みで分かった。全てがダーニアやフィランダー、そして若い女性を目的とした男達の影があったのだ。
流石にこの不審を見逃せない。更にこれらの調査を持ち込んだのが王都ヒッテルスバッハ本家のハムレットだ。繋がりを考えるとこの不審な事案は父ジョシュアを通して王宮へ登る事も考えられる。そうなれば役所の上役の首が総取っ替えの可能性まで出てくる。
関連書類を全て出した役所の対応に笑いながら、ハムレットは彼女達の婚姻破棄が可能なレベルまで裏付けをしてくれた。
「流石兄上だよな、こういうところ」
「もっと褒めて、ランバート」
「凄いよ兄上。うん、凄い」
「できれば棒読みじゃない、心のこもった褒めが欲しい」
「それはチェルルに言って」
やれる仕事を終えたハムレットはチェルルにヨシヨシされて褒められるだけではなく、ランバートにまで褒めて欲しいと言ってくる。が、こちらもあれこれあるのだ。
「全ては同時進行だ。果樹園にはレスターと騎士団五〇名で潜んでくれ」
「畏まりました。今も果樹園の監視を行っております」
「俺はダーニアの裏カジノに行く。奥方を持たない奴は呼ばれていないし、大抵は裏カジノにいる。居なくても異変があれば駆けつけるだろう」
「俺は万が一の為に裏カジノを見張り、必要なら行く」
「私は同じ時間でこの屋敷でパーティーよ。ナイジェル、気合い入れて頂戴ね」
「うぅ、今から胃が痛いですが」
「あら、小心ね」
「僕は猫くんと一緒にこの屋敷にいる。役所の人間と騎士団の人間も給仕って事で入れておくから」
「俺はメイドの格好でね」
「その間、アリアナちゃんは危ないから果樹園に隠れていて。素敵な彼と一緒の方が安心でしょ?」
ウインク一つでシルヴィアに言われたアリアナはレスターを見てほんのりと頬を染める。そしてレスターはキリッとした男の顔をするのだ。
こうして幾つもの事が動きだす事となった。
▼レスター
約束の日、レスターは早い段階で果樹園に到着した。パーティーに合わせて商品を持ったオスニエルが馬車でアプリーブまで向かうのも見送り、今は果樹園をこっそりと囲っている。
当然奴らが入る場所は開けておいた。前回の果樹園襲撃時に多く靴跡があったのは正面ではなく裏側、山へと通じる道のある方だった。あの時も山は捜索したが奴らの潜伏先を見つける事はできなかった。足跡はぷっつりと途切れてしまったのだ。
徐々に寒さが増していく。冬の日は暮れるのが早い。既に日は地平線の先へと沈み、シンと音のない夜を迎えた。
今頃シュトライザー別邸では予定通り人が入り、しばしの楽しい時間を過ごしているだろう。この後、自分たちの罪を突きつけられるとも知らずに。
「レスター様」
静かな声で見張りの部下が呼ぶ。それは他ならない、動いたという合図だった。
連れられて観測点へと向かうと、三十……いや、もっといるだろう身なりの悪い奴らがゾロゾロと果樹園へと入っていく。手には武器があり、全員がゲスな笑みを浮かべていた。
今日はどんな物音がしても外に出てはいけない。鎧戸も全て閉じ、中から硬く鍵をかけるようにと住民には伝えている。アリアナはオスニエルの家にお願いしてある。
奴らと十分な距離が出来たのを見て、レスターは手で合図を出した。それに従い騎士団が園を取り囲む。今度は穴などないようにしっかりとだ。部隊を留守番組、パーティー組、捕縛組と分けたがここが一番人数が多い。一網打尽にするためだ。
「よし、行くぞ」
レスター中心に数名が素早く果樹園の中へと入る。そしてそこで、オスニエルの家の倉庫を襲おうとしている奴らを見つけ声を上げた。
「そこまでだ、盗賊共!」
「!」
レスターの声に驚き振り向いた奴らは一斉に剣を抜く。だが、この行為こそが求めたものだ。
「剣を抜いたな」
「あぁ?」
「騎士団への害意ある抵抗とみなし、全員を捕縛する! 多少の荒事を許可する!」
「はっ!」
潜んでいた、これまで煮え湯を飲まされていた部下達が活き活きとした声を上げるのに盗賊達はビクリとして一部が逃げようとする。だがそれを許すはずもない。武器を捨てた者はふん縛り、武器を持つ者はその武器を弾き飛ばす。抵抗しようがしまいが、ただの盗賊風情が騎士団に敵うわけがない。
「くそ……中へ入れ!」
逃げ場がないと分かった奴が乱暴に倉庫横の窓を剣の柄で叩き割り、中へと潜入する。それを追ってレスターは中へと入った。
夜の倉庫はより一層暗い。その中に五人程が入り込んだのを見た。
ここは大切な物が保管してある。その一つでも傷つけさせるわけには行かない。
神経を尖らせる。目が利かないなら耳をそばだて、肌で感じればいい。そうして少し、僅かに動く空気の流れを感じた。
「くたばれ!」
右斜め後方から、大きく振りかぶる気配にレスターは反応した。下手に斬れば殺す。だからこそ、僅かに右足を上げた彼はそのまま右後方へ綺麗な回し蹴りを繰り出した。
「げはぁ!」
踵に確かな手応えがあった。主に骨が軋む感覚だ。汚い声を上げて一人が沈むと次が出てくる。左右から同時だが、なんてことはない。僅かに身を屈めつつ後ろへと下がると互いにぶつかりそうになっている。その頭を両側から鷲づかみ、思い切り閉じればそれでいい。胸の前で男二人が正面衝突して沈んだ。
そして、それに紛れるように二人奥へと逃げようとしている。足音は顕著だ。それを追い、剣を抜く。ようやく闇に目が慣れた。
「くそ!」
逃げ切れないと思ったのか、一人が立ち止まり剣を抜いた。その剣を、レスターは正確無比に切り上げる。強い当たりに剣を弾き飛ばされた盗賊の間抜けな顔面をハイキックで横に飛ばしたレスターの目に、不意に赤いものが見えた。
「こうなれば!」
「やめろ!」
火種を持っていた男が自暴自棄にそれを麻袋のある方へと投げようとする。ここで火など付けられたら消火できない。焦って飛び出した、その時だ。不意にバケツ一杯分くらいの水が男めがけてぶっかけられる。男は当然濡れ鼠となって火も消えた。それを、レスターは剣の一撃で仕留めた。
「レスター様!」
「アリアナ! 家の方で大人しくしていろと」
バケツを持って暗がりから出てきたのは簡素な格好のアリアナだった。気の強い目をして、それでもレスターを見てほっとしたのが分かる。どうにも気丈な彼女は言いつけを破った事は知らぬ事としたようで、小さく笑った。
「預かっているお家を守るのは女の役目だもの。それに、こいつらには嫌な思いもさせられました。水ぶっかけるくらいしてもバチは当たらないわ」
「だからって危険だ。もしも見つかっていたら怪我をしたかもしれないんだぞ」
「大丈夫、信じていますもの。レスター様はとても強い騎士ですから」
なんて、悪びれもせず言うのだからたまらない。苦笑し、そっと抱き寄せた肩は冷え切っている。上着を着せかけている間に、外を片付けていた隊員がゾクゾクと中へと入ってきた。
「隊長!」
「こいつらが最後か?」
「はい!」
転がった五人を捕縛する部下達が上機嫌だ。それを見るレスターとアリアナも笑う。
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