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ある日僕は宇宙に落ちた
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僕はあったかいおふとんで寝ていたはずなのに草の香りで目が覚めた。
手には少し湿った土を感じる。
手をついてゆっくり体を起こしてみると、僕が暮らしている村にそっくりだった。
草が生えた草原があるし、小川があってみんなが暮らしてる小屋もある。
でも見える景色は全然違ってた。
村を囲んでた山はなくて太陽がなくて見えるのは数え切れないほどの星。
綺麗なのにどこか寂しい。
誰かいないか小屋を見て回るけど誰もいない。
ポーッ
汽車の音だ!
誰か乗ってるかも扉を勢いよく開けて外に飛び出る。
汽車が見えないか右左慌ててみるのに見えるのは地平線と星空だけ。
気のせいだったのかな……
少し残念に思いながら家に入ろうとくるりと向きを変えたとき
ポーッ
また音が聞こえました。
パッと振り返ってみるけど汽車は見当たらない。
不思議に思ってこれはどうゆう事だろうと上を見上げると
なんと空から汽車が降りて来ているところだった。
汽車はゆっくりと降りてきてしばらく地面を走ると止まって、ちょうど目の前で止まった車両の窓が開いてヒョコッと顔が出てきた。
ぱっちりした大きい目に赤色の唇、肌は透き通るような白。綺麗な長い黒い髪で麦わら帽子を被ってる。
その女の子は今まで見た誰よりも綺麗で可愛かった。
「ねぇ、遊ぼうよ」
その声につられて頷くと、窓からヒラリと飛び降りて地面にストンと着地してくるりと一回周ってこっちを見るとてててと寄ってきてぽんと腕を叩かれた。
はい、タッチ!あなたが鬼ね!
そう言い終えたと同時に走り出す女の子。
いきなり始まった鬼ごっこ。
女の子に見とれていて少し出遅れたけど、僕は村で1番走るのが速かったからこのくらいすぐに追いついてタッチできる。
満天の星空の下女の子に追いつこうと全力で走る。
あと少しで捕まえられそうってところで女の子は右に左にヒラリ、ヒラリと交わしてしまう。
後少しっ!そこだっ!
はい、タッチ!
あーあ、捕まっちゃった
そう言って女の子は草の上に寝転んだ。
僕も隣で一緒に寝転んでみると、星がいーっぱいみえてすごく綺麗だった。手を伸ばしたら届きそうなくらいの位置にある気がする。
なんとなく星に手を伸ばす。
なに?星が欲しいの?
なんか掴めそうだなって思って
じゃあ次は星を捕まえて遊ぼうよ
えっ、そんなことできるの?
うんできるよ。
そこから楽しい時間が始まった。
草原を走ったり落ちてきた星を捕まえたり、夜空を走ったり。
2人で笑い転げて一息つくと女の子はじゃあもうそろそろ行くね
と汽車に乗っていく。
いきなりすぎてびっくりした。もっとこのこと一緒にいたい。この楽しい時間がずっと続いて欲しい。どうしたらいいのかな……
あっそうだ!一緒に汽車に乗ったらもっとずっと楽しいんじゃない?
ダメだよ、ここから先はあなたは行けないの。バイバイ!
まるで女の子のバイバイが発車のベルみたいにいきなり走りだして、僕を置いて行ってしまった。汽車が行った後もずっと見てたけど、だんだん眠くなってきた。でも眠ったら全て忘れてしまいそうで怖い。眠りたくないのに……もう起きてられない。
ふと気づくといつも暖かくて安心するお布団の中にいた。
暖かいはずなのにとても悲しい気分になってなんとなくぼーっとしていましたが、ずっとこの思い出を覚えておきたいと思い日記を書きました。
日記の名前は「ある日僕は宇宙に落ちた」
手には少し湿った土を感じる。
手をついてゆっくり体を起こしてみると、僕が暮らしている村にそっくりだった。
草が生えた草原があるし、小川があってみんなが暮らしてる小屋もある。
でも見える景色は全然違ってた。
村を囲んでた山はなくて太陽がなくて見えるのは数え切れないほどの星。
綺麗なのにどこか寂しい。
誰かいないか小屋を見て回るけど誰もいない。
ポーッ
汽車の音だ!
誰か乗ってるかも扉を勢いよく開けて外に飛び出る。
汽車が見えないか右左慌ててみるのに見えるのは地平線と星空だけ。
気のせいだったのかな……
少し残念に思いながら家に入ろうとくるりと向きを変えたとき
ポーッ
また音が聞こえました。
パッと振り返ってみるけど汽車は見当たらない。
不思議に思ってこれはどうゆう事だろうと上を見上げると
なんと空から汽車が降りて来ているところだった。
汽車はゆっくりと降りてきてしばらく地面を走ると止まって、ちょうど目の前で止まった車両の窓が開いてヒョコッと顔が出てきた。
ぱっちりした大きい目に赤色の唇、肌は透き通るような白。綺麗な長い黒い髪で麦わら帽子を被ってる。
その女の子は今まで見た誰よりも綺麗で可愛かった。
「ねぇ、遊ぼうよ」
その声につられて頷くと、窓からヒラリと飛び降りて地面にストンと着地してくるりと一回周ってこっちを見るとてててと寄ってきてぽんと腕を叩かれた。
はい、タッチ!あなたが鬼ね!
そう言い終えたと同時に走り出す女の子。
いきなり始まった鬼ごっこ。
女の子に見とれていて少し出遅れたけど、僕は村で1番走るのが速かったからこのくらいすぐに追いついてタッチできる。
満天の星空の下女の子に追いつこうと全力で走る。
あと少しで捕まえられそうってところで女の子は右に左にヒラリ、ヒラリと交わしてしまう。
後少しっ!そこだっ!
はい、タッチ!
あーあ、捕まっちゃった
そう言って女の子は草の上に寝転んだ。
僕も隣で一緒に寝転んでみると、星がいーっぱいみえてすごく綺麗だった。手を伸ばしたら届きそうなくらいの位置にある気がする。
なんとなく星に手を伸ばす。
なに?星が欲しいの?
なんか掴めそうだなって思って
じゃあ次は星を捕まえて遊ぼうよ
えっ、そんなことできるの?
うんできるよ。
そこから楽しい時間が始まった。
草原を走ったり落ちてきた星を捕まえたり、夜空を走ったり。
2人で笑い転げて一息つくと女の子はじゃあもうそろそろ行くね
と汽車に乗っていく。
いきなりすぎてびっくりした。もっとこのこと一緒にいたい。この楽しい時間がずっと続いて欲しい。どうしたらいいのかな……
あっそうだ!一緒に汽車に乗ったらもっとずっと楽しいんじゃない?
ダメだよ、ここから先はあなたは行けないの。バイバイ!
まるで女の子のバイバイが発車のベルみたいにいきなり走りだして、僕を置いて行ってしまった。汽車が行った後もずっと見てたけど、だんだん眠くなってきた。でも眠ったら全て忘れてしまいそうで怖い。眠りたくないのに……もう起きてられない。
ふと気づくといつも暖かくて安心するお布団の中にいた。
暖かいはずなのにとても悲しい気分になってなんとなくぼーっとしていましたが、ずっとこの思い出を覚えておきたいと思い日記を書きました。
日記の名前は「ある日僕は宇宙に落ちた」
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