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第五十四話
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「何故式神如きが俺の術を斬れる……!」
刀を納刀した咲はその問いかけに答えない。
彼女はただ、目の前の敵に集中している。
代わりに後ろで様子を見ていた晴明が答えた。
「こと剣術においてこの子は私よりも実力があるからね。多分、私が見てきた中で最強の剣士だし」
「……は?」
戸惑う蘆屋道満に追い討ちをかけるように晴明は続ける。
「昔から私は弱い者を傍に置かないんだ」
その言葉に蘆屋道満は完全に固まった。
晴明の言葉が本当ならば、自分の力はあの式神に敵わないということだ。
信じたくないと蘆屋道満は思った。
だって、自分だって名を残した。陰陽師として、或いは呪詛師として名を残した歴史的な人物だ。
晴明には勝つことはできなかったけれど、それだけの実力があると自負している。
その勝てなかった相手に相手にされないどころか、式神にも負けると言われる。
そんなことは断じて――断じてあってはならない。
一番得意の呪いを放つことを決めた。
晴明には効かないだろうが、式神には間違いなく効くはずだ。
だってこの呪いで平安時代は沢山の人とあやかしを殺してきたのだから。
式神に向けて手をかざそうとしたその時だった。
「いい加減、大人しく捕まれよ。俺の妻に苦労かけさせんな」
突然、彼の背後に現れた史郎がそう告げる。
そして特殊なあやかしの術が組み込まれている縄が蘆屋道満の身体を拘束した。
これは総大将が代々、あやかし達全員の承認を得て使える特殊な縄である。
縄に縛られたら最後。術の発動も出来なくなり、身動きも取れなくなるのだ。
つまり――蘆屋道満の完全な敗北を意味していた。
「力が入らない……!お前、何をした!!」
力が抜けて地面に倒れ込んだ蘆屋道満はそう吠える。
史郎は冷静に答えた。
「お前さんが一番油断している時にこの縄で縛っただけだよ」
「俺は油断などしていない!」
「そうか?まぁ、でもぬらりひょんの俺にとっては油断だったな」
気配を消すことくらい総大将を任されている彼にとって朝飯前だった。
晴明よりもその点は優れている。
彼女はそれを承知で史郎に頼んだのだ。
ひょいと蘆屋道満のことを史郎が持ち上げた。
「史郎、ありがとう。そのまま陰陽省に運んでおいて」
「わかった。俺がこの男を見とくから式神でゆっくり来いよ」
時間にして一時間程度で鬼ごっこは終了。
――自分は安倍晴明と勝負することなく負けたのか。
そんな蘆屋道満の想いは誰に届くこともなく。
怪我人も死者も出すことなく無事に捜索は終えることになったのだった。
その日の夕食。
「いやー助かったよ、二人とも。私一人だったらもっと時間かかってた」
晴明はとても嬉しそうにそう語りながら美味しそうに食事を進めていた。
瞳の色は普段通りの黒に戻っている。
「蘆屋道満はこれからどうなるんだ?」
今回、捕まえるのを手伝った史郎は疑問に思ったことを尋ねる。
咲もそのことは気になっているようで晴明の方を向いていた。
コップに注いである麦茶を飲み干してから晴明は答えた。
「色々とやらかしてはいるけど、その理由が私と勝負をもう一回したかっただけらしいし。この時代において殺しは一度もしてない。だから私と契約を結んで部下にすることにしたよ。しばらくの間、無給で働かせる。それが償いだよ」
晴明の答えに驚いたのか史郎と咲は固まる。
少しの沈黙を挟んで、今度は咲が口を開いた。
「陰陽省はそれを認めたのですか?」
「認めたよ。契約を結んだことであの男は私に逆らえないから何も問題ない。安心していいよ」
二人を安心させるような口調で晴明はそう言った。
晴明の言葉に安心したのか、蘆屋道満の話題はそれ以降出ることはなかった。
就寝前。
「蘆屋道満も傍にいるなら、もうお前は独りぼっちじゃないな」
史郎が愛しい者を見る目つきで晴明に言う。
晴明にとって蘆屋道満が平安最凶の呪詛師ではなく、ライバルだと認識しているのを知っているからこその言葉だった。
彼の言葉に晴明は身を固くする。
「俺がずっと傍にいるから独りぼっちじゃないって言いたいところだけどさ。……お前が平安時代に感じていた孤独はそんなものじゃないだろ。俺一人じゃきっと埋まらない孤独感だ」
史郎の優しい言葉が晴明の身体に染み込んでいく。
――あぁ。私はあの頃、ずっと半妖であることが辛かったし寂しくもあったのか。
必死だったあの頃は気が付かなかった。
この時代において自分はもう孤独ではなかったから尚更あの頃の感情なんて気付かなかった。
そうだとしてもなんて――自分は鈍いのだろう。
自分の鈍さに晴明は少し苛立ちを覚える。
「俺が傍にいるのは当たり前だとしても、お前はもう独りぼっちじゃないよ」
史郎の言葉が嬉しくて彼を小さな身体で抱きしめる。
「うん。そうだね……私はもう独りじゃないね。ありがとう史郎。――大好き」
晴明の初めての告白とも言える言葉に史郎は驚いたがそっと抱きしめ返した。
――やっと好きになってもらえた。
史郎はそう晴明の気持ちを噛み締める。
あやかし全員に自慢して回りたいところを我慢した。
二人はそのまま暖かい気持ちで眠りについた。
日にちが経って陰陽省にて。
「この時代の陰陽師は些か弱い気がするのは俺だけか?」
無給で働く蘆屋道満が大層不満げにそう晴明に問いかけた。
晴明は笑って答える。
「これでもマシになった方よ。貴方にも陰陽師たちを指導してもらいますからね。覚悟しておくように」
「マジかよ……いつまで無給なんだよ……」
「陰陽省が反省したと感じるまでかな?さて、現場に行くよ。咲、芦屋殿」
いつものように現場へ向かう晴明たち。
これからもこの日常を守るために安倍晴明は力を使う。
孤独でないことがどれだけ尊いのか――彼女は知っているからだ。
全ての大切なものを守るために、晴明は歩き続ける。
今度の人生は独りではなく、大切な人たちと共に。
了
刀を納刀した咲はその問いかけに答えない。
彼女はただ、目の前の敵に集中している。
代わりに後ろで様子を見ていた晴明が答えた。
「こと剣術においてこの子は私よりも実力があるからね。多分、私が見てきた中で最強の剣士だし」
「……は?」
戸惑う蘆屋道満に追い討ちをかけるように晴明は続ける。
「昔から私は弱い者を傍に置かないんだ」
その言葉に蘆屋道満は完全に固まった。
晴明の言葉が本当ならば、自分の力はあの式神に敵わないということだ。
信じたくないと蘆屋道満は思った。
だって、自分だって名を残した。陰陽師として、或いは呪詛師として名を残した歴史的な人物だ。
晴明には勝つことはできなかったけれど、それだけの実力があると自負している。
その勝てなかった相手に相手にされないどころか、式神にも負けると言われる。
そんなことは断じて――断じてあってはならない。
一番得意の呪いを放つことを決めた。
晴明には効かないだろうが、式神には間違いなく効くはずだ。
だってこの呪いで平安時代は沢山の人とあやかしを殺してきたのだから。
式神に向けて手をかざそうとしたその時だった。
「いい加減、大人しく捕まれよ。俺の妻に苦労かけさせんな」
突然、彼の背後に現れた史郎がそう告げる。
そして特殊なあやかしの術が組み込まれている縄が蘆屋道満の身体を拘束した。
これは総大将が代々、あやかし達全員の承認を得て使える特殊な縄である。
縄に縛られたら最後。術の発動も出来なくなり、身動きも取れなくなるのだ。
つまり――蘆屋道満の完全な敗北を意味していた。
「力が入らない……!お前、何をした!!」
力が抜けて地面に倒れ込んだ蘆屋道満はそう吠える。
史郎は冷静に答えた。
「お前さんが一番油断している時にこの縄で縛っただけだよ」
「俺は油断などしていない!」
「そうか?まぁ、でもぬらりひょんの俺にとっては油断だったな」
気配を消すことくらい総大将を任されている彼にとって朝飯前だった。
晴明よりもその点は優れている。
彼女はそれを承知で史郎に頼んだのだ。
ひょいと蘆屋道満のことを史郎が持ち上げた。
「史郎、ありがとう。そのまま陰陽省に運んでおいて」
「わかった。俺がこの男を見とくから式神でゆっくり来いよ」
時間にして一時間程度で鬼ごっこは終了。
――自分は安倍晴明と勝負することなく負けたのか。
そんな蘆屋道満の想いは誰に届くこともなく。
怪我人も死者も出すことなく無事に捜索は終えることになったのだった。
その日の夕食。
「いやー助かったよ、二人とも。私一人だったらもっと時間かかってた」
晴明はとても嬉しそうにそう語りながら美味しそうに食事を進めていた。
瞳の色は普段通りの黒に戻っている。
「蘆屋道満はこれからどうなるんだ?」
今回、捕まえるのを手伝った史郎は疑問に思ったことを尋ねる。
咲もそのことは気になっているようで晴明の方を向いていた。
コップに注いである麦茶を飲み干してから晴明は答えた。
「色々とやらかしてはいるけど、その理由が私と勝負をもう一回したかっただけらしいし。この時代において殺しは一度もしてない。だから私と契約を結んで部下にすることにしたよ。しばらくの間、無給で働かせる。それが償いだよ」
晴明の答えに驚いたのか史郎と咲は固まる。
少しの沈黙を挟んで、今度は咲が口を開いた。
「陰陽省はそれを認めたのですか?」
「認めたよ。契約を結んだことであの男は私に逆らえないから何も問題ない。安心していいよ」
二人を安心させるような口調で晴明はそう言った。
晴明の言葉に安心したのか、蘆屋道満の話題はそれ以降出ることはなかった。
就寝前。
「蘆屋道満も傍にいるなら、もうお前は独りぼっちじゃないな」
史郎が愛しい者を見る目つきで晴明に言う。
晴明にとって蘆屋道満が平安最凶の呪詛師ではなく、ライバルだと認識しているのを知っているからこその言葉だった。
彼の言葉に晴明は身を固くする。
「俺がずっと傍にいるから独りぼっちじゃないって言いたいところだけどさ。……お前が平安時代に感じていた孤独はそんなものじゃないだろ。俺一人じゃきっと埋まらない孤独感だ」
史郎の優しい言葉が晴明の身体に染み込んでいく。
――あぁ。私はあの頃、ずっと半妖であることが辛かったし寂しくもあったのか。
必死だったあの頃は気が付かなかった。
この時代において自分はもう孤独ではなかったから尚更あの頃の感情なんて気付かなかった。
そうだとしてもなんて――自分は鈍いのだろう。
自分の鈍さに晴明は少し苛立ちを覚える。
「俺が傍にいるのは当たり前だとしても、お前はもう独りぼっちじゃないよ」
史郎の言葉が嬉しくて彼を小さな身体で抱きしめる。
「うん。そうだね……私はもう独りじゃないね。ありがとう史郎。――大好き」
晴明の初めての告白とも言える言葉に史郎は驚いたがそっと抱きしめ返した。
――やっと好きになってもらえた。
史郎はそう晴明の気持ちを噛み締める。
あやかし全員に自慢して回りたいところを我慢した。
二人はそのまま暖かい気持ちで眠りについた。
日にちが経って陰陽省にて。
「この時代の陰陽師は些か弱い気がするのは俺だけか?」
無給で働く蘆屋道満が大層不満げにそう晴明に問いかけた。
晴明は笑って答える。
「これでもマシになった方よ。貴方にも陰陽師たちを指導してもらいますからね。覚悟しておくように」
「マジかよ……いつまで無給なんだよ……」
「陰陽省が反省したと感じるまでかな?さて、現場に行くよ。咲、芦屋殿」
いつものように現場へ向かう晴明たち。
これからもこの日常を守るために安倍晴明は力を使う。
孤独でないことがどれだけ尊いのか――彼女は知っているからだ。
全ての大切なものを守るために、晴明は歩き続ける。
今度の人生は独りではなく、大切な人たちと共に。
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