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閑話休題 -アスペラルダ国境道~関所~フォレストトーレ国境道-
閑話休題 -18話-[ハイラード共同牧場~マリーブパリアⅣ]
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「《コール》ALL」
パーティ内での情報共有を終わらせてから、
すぐさま行動を開始した。
影から出た時点で2週間分の距離があるとはいえ、
流石にその場ですることではなかったと反省してから、
全員でマリーブパリアへ向けて少々飛ばし気味に進む。
[全員と強制的に繋ぎました]
「全員耳だけ傾けてくれ。
現在、関所を越えてマリーブパリアへと向かう道中。
そこにある牧場から馬車で2週間ほど離れた山向こうに、
オベリスクがある可能性が発生。
アインスさんに冒険者を手配してもらう間に、
メリーとクーを向かわせてオベリスクの位置を調査。
その場で魔神族を5人を確認した」
簡潔に今回の情報を伝える。
各々がちゃんと聞いているのかも、
何を思うのかもわからないが、
俺達に協力してくれるサポーター達にも状況は伝えるべきと判断した。
「ひとりは姿も確認されているナユタ。
他に離れた敵を発火させる奴と、敵を内側から破裂させる奴。
死体を操る女に、素手で人を引きちぎれる奴。
女以外はいずれもマントを羽織っており、
性別や見た目は不明。
何かしらを企んでいる様子だった為、注意されたし。
以上。何かあるか?」
〔お兄ちゃんもアクアも全員無事なの?〕
「全員無事だ」
まずスィーネ。
俺は奴らの覇気すら感じる事無く撤退したから、
出会ったのも肘から先だけだ。メリーみたく直視したわけでもない。
〔・・・・能力の目処は立っているんですの?〕
「候補はありますが、もう少し整理しようと思います」
次にセリア先生。
少し様子もおかしいような気もするが、
俺達も今は一刻も早く離れたい為、いまは気にしないでおく。
〔位置の特定ありがとうございます。
すでにフォレストトーレからは冒険者を派遣したと報告が来ています。
それに伴い私からも水無月さんに伝えておきたい事があるのですが、
そちらはまた連絡します〕
「お願いします。
町でその冒険者と会えれば位置を伝えておきます」
アインスさんの話・・・。
俺達にしか言っても意味の無い事なのかも知れない。
早めに聞いておきたいけど、連絡を待つ事にしよう。
〔クーは元気デスカァ?〕
『はい、五体満足ですアネゴ』
カティナは放っておこう。
〔全員無事ならいいです。
そろそろボクの力を借りたくなってるんじゃないです?〕
「正直にいえば大分前からお前が欲しいと思っているよ。
でも、まだ加護の目処が立たなくてな。すまん」
〔べ、別に・・・。
そろそろ核の劣化もあるんで早く来て欲しいですね・・。
ちなみにこっちに魔力の減衰はまだ確認されてないです〕
「わかった」
そういえばノイの核は汎用型のスライムの核を使っていたな。
成長しているなら進化だけさせて、また別行動というのも考えないといけないな。
〔こちらも警戒は強めておく。
小僧達は小僧達でやるべき事をやるがよい〕
「ありがとうございます。
何かあれば知らせてください、すぐに行きます」
ヴォジャ様も以前に比べるとカエル妖精や町長と対話を重ねているらしい。
これで人間と精霊で連携を取りやすくなる架け橋になればいいなぁ。
「ひとまずの話はこれだけだけど、
また何か魔神族関連の情報が判ればまた連絡する。
皆も気をつけて欲しい。以上」
明後日くらいにはマリーブパリアに到着するだろう。
関所では特に問題が起こっているような話は集まらなかったが、
悪が集まる時何かデカイ事をやらかす前兆な気もするし、
警戒度は上げておくに超した事はないだろう。
パーティ内での情報共有を終わらせてから、
すぐさま行動を開始した。
影から出た時点で2週間分の距離があるとはいえ、
流石にその場ですることではなかったと反省してから、
全員でマリーブパリアへ向けて少々飛ばし気味に進む。
[全員と強制的に繋ぎました]
「全員耳だけ傾けてくれ。
現在、関所を越えてマリーブパリアへと向かう道中。
そこにある牧場から馬車で2週間ほど離れた山向こうに、
オベリスクがある可能性が発生。
アインスさんに冒険者を手配してもらう間に、
メリーとクーを向かわせてオベリスクの位置を調査。
その場で魔神族を5人を確認した」
簡潔に今回の情報を伝える。
各々がちゃんと聞いているのかも、
何を思うのかもわからないが、
俺達に協力してくれるサポーター達にも状況は伝えるべきと判断した。
「ひとりは姿も確認されているナユタ。
他に離れた敵を発火させる奴と、敵を内側から破裂させる奴。
死体を操る女に、素手で人を引きちぎれる奴。
女以外はいずれもマントを羽織っており、
性別や見た目は不明。
何かしらを企んでいる様子だった為、注意されたし。
以上。何かあるか?」
〔お兄ちゃんもアクアも全員無事なの?〕
「全員無事だ」
まずスィーネ。
俺は奴らの覇気すら感じる事無く撤退したから、
出会ったのも肘から先だけだ。メリーみたく直視したわけでもない。
〔・・・・能力の目処は立っているんですの?〕
「候補はありますが、もう少し整理しようと思います」
次にセリア先生。
少し様子もおかしいような気もするが、
俺達も今は一刻も早く離れたい為、いまは気にしないでおく。
〔位置の特定ありがとうございます。
すでにフォレストトーレからは冒険者を派遣したと報告が来ています。
それに伴い私からも水無月さんに伝えておきたい事があるのですが、
そちらはまた連絡します〕
「お願いします。
町でその冒険者と会えれば位置を伝えておきます」
アインスさんの話・・・。
俺達にしか言っても意味の無い事なのかも知れない。
早めに聞いておきたいけど、連絡を待つ事にしよう。
〔クーは元気デスカァ?〕
『はい、五体満足ですアネゴ』
カティナは放っておこう。
〔全員無事ならいいです。
そろそろボクの力を借りたくなってるんじゃないです?〕
「正直にいえば大分前からお前が欲しいと思っているよ。
でも、まだ加護の目処が立たなくてな。すまん」
〔べ、別に・・・。
そろそろ核の劣化もあるんで早く来て欲しいですね・・。
ちなみにこっちに魔力の減衰はまだ確認されてないです〕
「わかった」
そういえばノイの核は汎用型のスライムの核を使っていたな。
成長しているなら進化だけさせて、また別行動というのも考えないといけないな。
〔こちらも警戒は強めておく。
小僧達は小僧達でやるべき事をやるがよい〕
「ありがとうございます。
何かあれば知らせてください、すぐに行きます」
ヴォジャ様も以前に比べるとカエル妖精や町長と対話を重ねているらしい。
これで人間と精霊で連携を取りやすくなる架け橋になればいいなぁ。
「ひとまずの話はこれだけだけど、
また何か魔神族関連の情報が判ればまた連絡する。
皆も気をつけて欲しい。以上」
明後日くらいにはマリーブパリアに到着するだろう。
関所では特に問題が起こっているような話は集まらなかったが、
悪が集まる時何かデカイ事をやらかす前兆な気もするし、
警戒度は上げておくに超した事はないだろう。
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