224 / 457
第12章 -廃都フォレストトーレ奪還作戦-
†第12章† -45話-[瘴気に狂う高貴な樹姫④]
しおりを挟む
勇者プルメリオ=ブラトコビッチが決戦を始めた頃、
精霊使い水無月宗八は……。
「たーだいまー!」
『お~かえり~!』
サーニャ達アナザー・ワンを教国陣営に送った後にゲートを繋げて戻ったアスペラルダ陣営。
後のお仕事は見つけた核をどうやって破壊するかが俺たちの仕事という事もあり、
考えることは単純に一つ。
気楽に帰ったことを口にしながらゲートを潜ると、
姉弟の第一長女で一番の甘えん坊のアクアーリィがすぐに返事を返して胸に飛び込んできた。
「『ん~~~~♪』」
抱きしめてアクアボデーを堪能した後はもちろん頬を堪能する。
両手で抱き上げながら頬をスリスリしようとしてもモチモチの頰に俺の頬は吸い付かれて、
ただただ互いの頰肉が右に左に動くだけだが親子のスキンシップはこれで十分なのだ!
『お父さま、お姉さま。
ニルがまだ全体支援を続けている中での過剰なスキンシップは控えてください』
「はーい」
『ごめ~ん』
アクアに続いてアルシェ達も俺に寄ってきた際に次女の真面目なお説教が飛んできた。
足元で腰に手を当ててプンプンしているクーデルカへ素直に謝り従おう。
身を屈めて抱き上げていたアクアを地面に降ろすと、
アクアはすぐにアルシェの元へと向かおうと足を進め始める。
そして俺の立ち上がりに合わせてリフトアップしてきたのは、
先ほどアクアと俺の行いを注意してきたクーデルカその人…いや、その精霊であった。
オプションである[閻手]の掌に乗って胸元まで登ってきたようだ。
しかも無言で両手を広げて『さぁ、クーも抱いてください』という態度である。
愛い奴め。かわいいので抱き上げてから歩き始めた。
『あっ!?クーも抱いてもらってる~!
さっきアクアになんて言ったか忘れたとは言わせないよぉ~!』
『クーは過剰なスキンシップを控えるように言っただけです。
お父さまの足を止めてはいませんもの。
お姉さまも抱いてもらうだけならいいのでは?』
『あっ、そういう事!わぁ~い!』
駆け寄ってきたお馬鹿な第一長女を拾い上げてアルシェの先導に付いていく。
クーも長い戦闘にストレスが溜まっているのか、
普段はアクアへの尊敬した態度を忘れない淑女なのに甘えることを優先するとは…。
『抱っこだけで騒がしいです…』
『ノイ姉様は肩車されているでしょう!』
『ノイはずっとパパと一緒でしょ~!』
『『っね~~~~~!!』』
肩車されているノイの一言でまた二人がプンプンと怒り始めたけど、
どうせ互いに手を出す気が無いのはわかっているし放置しよう。
最後は胸に抱かれる姉妹が共通の敵を見つけた結果、元の仲良しに戻ったし。
これは育児放棄ではない。
姉弟同士でぶつかり合うことで成長を促しているだけなのだ。
そしてぶつかり合った結果、
2対1で文句を言われたノイが黙る代わりに俺の髪を毟るかの勢いでグイグイしてくる。
やめなさい。ハゲ散らかったらどうするんや。
「お兄さんこっちへ来てください」
「あいよ」
案内された先はギルド員が詰めている…なんていうの。
原っぱにテーブルが出されていて、
申し訳程度に風避けがあるだけの作戦本部かな?
テーブルの上にはすげぇリアルに描かれた[キュクレウス=ヌイ]の絵が広げられていて、
今からコイツの攻略を話し合うぞという準備が万全で整えられていた。
あとベルとフラムもテーブルの上に添えられていた為、
俺が傍まで寄るとお姉ちゃん達と同じ様に体を登山し始めた。
「お疲れ様です、水無月様。
アルカンシェ様方と話し合う際に分かりやすいかと思い職員に用意させましたのでご活用ください」
「ありがとうございます、アインスさん」
『さっそくですが核の位置と対処方法に考えがあればお願いいたしますわ』
娘に群がられている俺の姿に何も言わずに話を進めるとは…。
流石はギルドマスター。
セリア先生も戻っていた様で絵を指さしながら再び攻略会議は始まった。
「核はここですね。
大きさはキュクロプスの時より一回り大きい感じです」
「表面を抉って辿り着けますか?」
「いやぁ、難しいと思う…。
相性がいいのは火属性だけど、加護持ちも居ないしフラムはまだ幼いから出力も足りない。
もしもアクア達くらいの位階まで進化が進んでいても、
植物らしい異常な再生力で対抗されると現実的じゃない」
『加階が進んでいる子でアクアが等倍、ノイが不利相性ですわね。
クーも属性的に攻撃は得意ではありませんね。
火力が足りないのであれば中位階の火精は如何です?』
中位階の火精ってアクアとアルシェが倒した赤鬼になってた奴か。
名前も無かったから中の下って程度だろ?
ポシェントは名前があったから、
彼を基準にすると少なくともポシェントよりは弱いんじゃね?
一応俺もいろいろと試してキュクレウス=ヌイに攻撃を加えてみたけどアレの防御力はちょっとやそっとじゃ抜けらんないってばよ。
「アレには無理!」
『まぁ、ですわよねぇ……』
ポシェント並みに信頼があれば火力不足でも手伝ってもらおうとか思うだろうが、
拾っただけの力不足を最後に使う奴なんか居るかいな。
それなら色々出来る弟子のトワイン連れて行くわ。連れて行かんけど。
「お兄さん、ずいぶん落ち着いて話してますね。
もうある程度対処の目途が立っているんじゃありませんか?」
『え? 本当ですの?』
「これしかないとは思っているけど、
確実に出来るとかそういう検証とか情報収集はこれからですけどね」
「ほぉら。アクアちゃん達で元気を補給しながらでいいので、
ちゃんと説明してください」
鋭いアルシェにはすぐ看破されたけど、セリア先生とアインスさんは予想もしていなかった様だ。
ちなみに姉弟たちは俺に抱かれてご機嫌なので話を聞いてはいない。
基本的には決まったことを伝えるだけでうちの子供たちは仕事をこなしてくれる。
とりあえず考えを説明するために絵に人差し指を伸ばして話し始めた。
「グランハイリアほどで無くとも幹の太さはかなりのもんだし、
核までの距離はおおよそ70mくらいかな……。
10mでも抉るのに苦労する硬さと再生力と高ランク雑魚の妨害で横からと上からは厳しい」
『なるほど…』
「下からというわけですか…」
「えっと、どういう事でしょうか?」
指の動きと俺の説明。
その2点で賢いセリア先生とアルシェはすぐに伝えんとしている内容を理解したけれど、
アインスさんは未だ理解は出来ておらず戸惑いの声をあげた。
「絵をよく見てください。
ここに核があって……ここ。これはなんでしょうか」
「王城への入場門……そういうことですか。
ですが今はダンジョンになっていて上に辿り着くまではかなり時間を要してしまいますよ?」
「ついでに言えば最上階はボスフロアであると考えられるので、
俺たちが進んでいったとしても勇者がボスを倒すまでは立ち入ることが出来ません」
「その問題もありますが、先ほど勇者様はボスフロアに入られた模様です」
おぉ!良い報告!
じゃあボス倒して隷霊のマグニを追い払うのに成功したら、
タイミングを見て俺たちが最上階に一気に移動して核を破壊すればなんとかなるかもしれない。
『考えは分かりましたわ。
ただ、全力を尽くすには情報不足ですわね』
「王城はダンジョン化している関係で今は無事かもしれませんが、
勇者様がダンジョン核を破壊した後はキュクレウス=ヌイに完全に取り込まれるまでの余裕はあまり無いでしょう。
城の大きさとキュクレウス核までの距離ははっきり理解しなければいけませんね」
「勇者がボスと戦い始めたなら1~2時間程度しか猶予が無いな。
すぐにラフィート王子に情報をもらおう」
王城にはアルシェも多少情報を持っていても正確ではない。
だったら生活していたラフィート王子に話を聞くと同時に突入メンバーも検討を始めないといけない。
勇者たちも魔神族を相手にして100%元気とは言えんだろうし、
あまり当てにしない人選を考えたほうがいいだろうな。
精霊使い水無月宗八は……。
「たーだいまー!」
『お~かえり~!』
サーニャ達アナザー・ワンを教国陣営に送った後にゲートを繋げて戻ったアスペラルダ陣営。
後のお仕事は見つけた核をどうやって破壊するかが俺たちの仕事という事もあり、
考えることは単純に一つ。
気楽に帰ったことを口にしながらゲートを潜ると、
姉弟の第一長女で一番の甘えん坊のアクアーリィがすぐに返事を返して胸に飛び込んできた。
「『ん~~~~♪』」
抱きしめてアクアボデーを堪能した後はもちろん頬を堪能する。
両手で抱き上げながら頬をスリスリしようとしてもモチモチの頰に俺の頬は吸い付かれて、
ただただ互いの頰肉が右に左に動くだけだが親子のスキンシップはこれで十分なのだ!
『お父さま、お姉さま。
ニルがまだ全体支援を続けている中での過剰なスキンシップは控えてください』
「はーい」
『ごめ~ん』
アクアに続いてアルシェ達も俺に寄ってきた際に次女の真面目なお説教が飛んできた。
足元で腰に手を当ててプンプンしているクーデルカへ素直に謝り従おう。
身を屈めて抱き上げていたアクアを地面に降ろすと、
アクアはすぐにアルシェの元へと向かおうと足を進め始める。
そして俺の立ち上がりに合わせてリフトアップしてきたのは、
先ほどアクアと俺の行いを注意してきたクーデルカその人…いや、その精霊であった。
オプションである[閻手]の掌に乗って胸元まで登ってきたようだ。
しかも無言で両手を広げて『さぁ、クーも抱いてください』という態度である。
愛い奴め。かわいいので抱き上げてから歩き始めた。
『あっ!?クーも抱いてもらってる~!
さっきアクアになんて言ったか忘れたとは言わせないよぉ~!』
『クーは過剰なスキンシップを控えるように言っただけです。
お父さまの足を止めてはいませんもの。
お姉さまも抱いてもらうだけならいいのでは?』
『あっ、そういう事!わぁ~い!』
駆け寄ってきたお馬鹿な第一長女を拾い上げてアルシェの先導に付いていく。
クーも長い戦闘にストレスが溜まっているのか、
普段はアクアへの尊敬した態度を忘れない淑女なのに甘えることを優先するとは…。
『抱っこだけで騒がしいです…』
『ノイ姉様は肩車されているでしょう!』
『ノイはずっとパパと一緒でしょ~!』
『『っね~~~~~!!』』
肩車されているノイの一言でまた二人がプンプンと怒り始めたけど、
どうせ互いに手を出す気が無いのはわかっているし放置しよう。
最後は胸に抱かれる姉妹が共通の敵を見つけた結果、元の仲良しに戻ったし。
これは育児放棄ではない。
姉弟同士でぶつかり合うことで成長を促しているだけなのだ。
そしてぶつかり合った結果、
2対1で文句を言われたノイが黙る代わりに俺の髪を毟るかの勢いでグイグイしてくる。
やめなさい。ハゲ散らかったらどうするんや。
「お兄さんこっちへ来てください」
「あいよ」
案内された先はギルド員が詰めている…なんていうの。
原っぱにテーブルが出されていて、
申し訳程度に風避けがあるだけの作戦本部かな?
テーブルの上にはすげぇリアルに描かれた[キュクレウス=ヌイ]の絵が広げられていて、
今からコイツの攻略を話し合うぞという準備が万全で整えられていた。
あとベルとフラムもテーブルの上に添えられていた為、
俺が傍まで寄るとお姉ちゃん達と同じ様に体を登山し始めた。
「お疲れ様です、水無月様。
アルカンシェ様方と話し合う際に分かりやすいかと思い職員に用意させましたのでご活用ください」
「ありがとうございます、アインスさん」
『さっそくですが核の位置と対処方法に考えがあればお願いいたしますわ』
娘に群がられている俺の姿に何も言わずに話を進めるとは…。
流石はギルドマスター。
セリア先生も戻っていた様で絵を指さしながら再び攻略会議は始まった。
「核はここですね。
大きさはキュクロプスの時より一回り大きい感じです」
「表面を抉って辿り着けますか?」
「いやぁ、難しいと思う…。
相性がいいのは火属性だけど、加護持ちも居ないしフラムはまだ幼いから出力も足りない。
もしもアクア達くらいの位階まで進化が進んでいても、
植物らしい異常な再生力で対抗されると現実的じゃない」
『加階が進んでいる子でアクアが等倍、ノイが不利相性ですわね。
クーも属性的に攻撃は得意ではありませんね。
火力が足りないのであれば中位階の火精は如何です?』
中位階の火精ってアクアとアルシェが倒した赤鬼になってた奴か。
名前も無かったから中の下って程度だろ?
ポシェントは名前があったから、
彼を基準にすると少なくともポシェントよりは弱いんじゃね?
一応俺もいろいろと試してキュクレウス=ヌイに攻撃を加えてみたけどアレの防御力はちょっとやそっとじゃ抜けらんないってばよ。
「アレには無理!」
『まぁ、ですわよねぇ……』
ポシェント並みに信頼があれば火力不足でも手伝ってもらおうとか思うだろうが、
拾っただけの力不足を最後に使う奴なんか居るかいな。
それなら色々出来る弟子のトワイン連れて行くわ。連れて行かんけど。
「お兄さん、ずいぶん落ち着いて話してますね。
もうある程度対処の目途が立っているんじゃありませんか?」
『え? 本当ですの?』
「これしかないとは思っているけど、
確実に出来るとかそういう検証とか情報収集はこれからですけどね」
「ほぉら。アクアちゃん達で元気を補給しながらでいいので、
ちゃんと説明してください」
鋭いアルシェにはすぐ看破されたけど、セリア先生とアインスさんは予想もしていなかった様だ。
ちなみに姉弟たちは俺に抱かれてご機嫌なので話を聞いてはいない。
基本的には決まったことを伝えるだけでうちの子供たちは仕事をこなしてくれる。
とりあえず考えを説明するために絵に人差し指を伸ばして話し始めた。
「グランハイリアほどで無くとも幹の太さはかなりのもんだし、
核までの距離はおおよそ70mくらいかな……。
10mでも抉るのに苦労する硬さと再生力と高ランク雑魚の妨害で横からと上からは厳しい」
『なるほど…』
「下からというわけですか…」
「えっと、どういう事でしょうか?」
指の動きと俺の説明。
その2点で賢いセリア先生とアルシェはすぐに伝えんとしている内容を理解したけれど、
アインスさんは未だ理解は出来ておらず戸惑いの声をあげた。
「絵をよく見てください。
ここに核があって……ここ。これはなんでしょうか」
「王城への入場門……そういうことですか。
ですが今はダンジョンになっていて上に辿り着くまではかなり時間を要してしまいますよ?」
「ついでに言えば最上階はボスフロアであると考えられるので、
俺たちが進んでいったとしても勇者がボスを倒すまでは立ち入ることが出来ません」
「その問題もありますが、先ほど勇者様はボスフロアに入られた模様です」
おぉ!良い報告!
じゃあボス倒して隷霊のマグニを追い払うのに成功したら、
タイミングを見て俺たちが最上階に一気に移動して核を破壊すればなんとかなるかもしれない。
『考えは分かりましたわ。
ただ、全力を尽くすには情報不足ですわね』
「王城はダンジョン化している関係で今は無事かもしれませんが、
勇者様がダンジョン核を破壊した後はキュクレウス=ヌイに完全に取り込まれるまでの余裕はあまり無いでしょう。
城の大きさとキュクレウス核までの距離ははっきり理解しなければいけませんね」
「勇者がボスと戦い始めたなら1~2時間程度しか猶予が無いな。
すぐにラフィート王子に情報をもらおう」
王城にはアルシェも多少情報を持っていても正確ではない。
だったら生活していたラフィート王子に話を聞くと同時に突入メンバーも検討を始めないといけない。
勇者たちも魔神族を相手にして100%元気とは言えんだろうし、
あまり当てにしない人選を考えたほうがいいだろうな。
11
あなたにおすすめの小説
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
精霊に愛された錬金術師、チートすぎてもはや無敵!?
あーもんど
ファンタジー
精霊の愛し子で、帝国唯一の錬金術師である公爵令嬢プリシラ。
彼女は今日もマイペースに、精霊達と楽しくモノ作りに励む。
ときどき、悪人を断罪したり人々を救ったりしながら。
◆小説家になろう様にて、先行公開中◆
◆三人称視点で本格的に書くのは初めてなので、温かい目で見守っていただけますと幸いです◆
おっさん料理人と押しかけ弟子達のまったり田舎ライフ
双葉 鳴
ファンタジー
真面目だけが取り柄の料理人、本宝治洋一。
彼は能力の低さから不当な労働を強いられていた。
そんな彼を救い出してくれたのが友人の藤本要。
洋一は要と一緒に現代ダンジョンで気ままなセカンドライフを始めたのだが……気がつけば森の中。
さっきまで一緒に居た要の行方も知れず、洋一は途方に暮れた……のも束の間。腹が減っては戦はできぬ。
持ち前のサバイバル能力で見敵必殺!
赤い毛皮の大きなクマを非常食に、洋一はいつもの要領で食事の準備を始めたのだった。
そこで見慣れぬ騎士姿の少女を助けたことから洋一は面倒ごとに巻き込まれていく事になる。
人々との出会い。
そして貴族や平民との格差社会。
ファンタジーな世界観に飛び交う魔法。
牙を剥く魔獣を美味しく料理して食べる男とその弟子達の田舎での生活。
うるさい権力者達とは争わず、田舎でのんびりとした時間を過ごしたい!
そんな人のための物語。
5/6_18:00完結!
私生児聖女は二束三文で売られた敵国で幸せになります!
近藤アリス
恋愛
私生児聖女のコルネリアは、敵国に二束三文で売られて嫁ぐことに。
「悪名高い国王のヴァルター様は私好みだし、みんな優しいし、ご飯美味しいし。あれ?この国最高ですわ!」
声を失った儚げ見た目のコルネリアが、勘違いされたり、幸せになったりする話。
※ざまぁはほんのり。安心のハッピーエンド設定です!
※「カクヨム」にも掲載しています。
オバちゃんだからこそ ~45歳の異世界珍道中~
鉄 主水
ファンタジー
子育ても一段落した40過ぎの訳あり主婦、里子。
そんなオバちゃん主人公が、突然……異世界へ――。
そこで里子を待ち構えていたのは……今まで見たことのない奇抜な珍獣であった。
「何がどうして、なぜこうなった! でも……せっかくの異世界だ! 思いっ切り楽しんじゃうぞ!」
オバちゃんパワーとオタクパワーを武器に、オバちゃんは我が道を行く!
ラブはないけど……笑いあり、涙ありの異世界ドタバタ珍道中。
いざ……はじまり、はじまり……。
※この作品は、エブリスタ様、小説家になろう様でも投稿しています。
追放された荷物持ちですが、実は滅んだ竜族の末裔でした~のんびり暮らしたいのに、なぜかそうならない~
ソラリアル
ファンタジー
目が覚めたら、俺は孤児だった。 家族も、家も、居場所もない。
そんな俺を拾ってくれたのは、優しいSランク冒険者のパーティだった。
「荷物持ちでもいい、仲間になれ」
その言葉を信じて、俺は必死についていった。
だけど、自分には何もできないと思っていた。
それでも少しでも役に立ちたくて、夜な夜な一人で力を磨いた。
だけどある日、彼らは言った。
『ここからは危険だ。荷物持ちは、もう必要ない』
それは、俺の身を案じた「優しさ」からの判断だった。
俺も分かっていた。
だから、黙ってそれを受け入れ、静かにパーティを離れた。
「もう誰にも必要とされなくてもいい。一人で、穏やかに生きていこう」
そう思っていた。そのはずだった。
――だけど。
ダンジョンの地下で出会った古代竜の魂と、
“様々な縁”が重なり、騒がしくなった。
「最強を目指すべくして生まれた存在」
「君と一緒に行かせてくれ。」
「……オリオンを辞めさせた、本当の理由を知っている」
穏やかなスローライフ生活を望んだはずなのに、
世界はまた、勝手に動き出してしまったらしい――
◇小説家になろう・カクヨムでも同時連載中です◇
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
本の知識で、らくらく異世界生活? 〜チート過ぎて、逆にヤバい……けど、とっても役に立つ!〜
あーもんど
ファンタジー
異世界でも、本を読みたい!
ミレイのそんな願いにより、生まれた“あらゆる文書を閲覧出来るタブレット”
ミレイとしては、『小説や漫画が読めればいい』くらいの感覚だったが、思ったよりチートみたいで?
異世界で知り合った仲間達の窮地を救うキッカケになったり、敵の情報が筒抜けになったりと大変優秀。
チートすぎるがゆえの弊害も多少あるものの、それを鑑みても一家に一台はほしい性能だ。
「────さてと、今日は何を読もうかな」
これはマイペースな主人公ミレイが、タブレット片手に異世界の暮らしを謳歌するお話。
◆小説家になろう様でも、公開中◆
◆恋愛要素は、ありません◆
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる