11 / 13
優子を取り返せ
しおりを挟む
相武社長(毅彦)が社長室で難しい顔をしている。怖い顔。
ドアをノックする。
「入れ」
そこへ部下の薬師寺が入ってくる。
「薬師寺、優子を連れ戻す方法は考えてみたか?」
「……はい。社長、ひとつ確認させて頂きたいのですが、お嬢さんは今のご両親とこのまま一緒にいたいという意思を示されています。これを連れて帰るのは少々難しいかと思います」
「……」
「多少手荒なことをしてもよろしいでしょうか?」
「……それで優子がわしのもとに帰るなら止むを得ん」
「承知しました。では何とかお嬢さんを社長の元に帰るよう、やってみます」
「よろしくな」
「では失礼します」
薬師寺が部屋を出る。
「……」
相武社長(毅彦)、大きなため息をつく。
夜、優子の父・康太が会社で仕事をする。
疲れた顔の優子の父。
「頑張るね」
同僚が声を掛けてくる。
「ああ、娘のためにも頑張らないとな」
「これから一杯飲みにいかんか?」
「そうだな……いやでも止めとく」
「何で?」
「今日は娘と一緒に食事したいんだ」
「子煩悩だなーじゃあ俺は先に帰るから」
「おー、お疲れさん」
同僚が帰っていく。
「さーてもうひと頑張りすっか!」
夜、会社から康太が出てくる。
夜の道を歩く康太。人通りのない道。
「……」
その前に黒覆面をかぶった男が現れる。
「?」
黒覆面の男が康太に向って突進する。
「!」
黒覆面の男がいきなり康太を殴る。
「な、何をする!」
なおも康太を殴り続ける。
「うわーーー」
優子の家で、優子が翔子と一緒にテーブルでテレビを見る。
テーブルに夜ごはん。とんかつとポテトサラダ。
「お父さん、遅いね」
「何してんだろう?」
(続く)
ドアをノックする。
「入れ」
そこへ部下の薬師寺が入ってくる。
「薬師寺、優子を連れ戻す方法は考えてみたか?」
「……はい。社長、ひとつ確認させて頂きたいのですが、お嬢さんは今のご両親とこのまま一緒にいたいという意思を示されています。これを連れて帰るのは少々難しいかと思います」
「……」
「多少手荒なことをしてもよろしいでしょうか?」
「……それで優子がわしのもとに帰るなら止むを得ん」
「承知しました。では何とかお嬢さんを社長の元に帰るよう、やってみます」
「よろしくな」
「では失礼します」
薬師寺が部屋を出る。
「……」
相武社長(毅彦)、大きなため息をつく。
夜、優子の父・康太が会社で仕事をする。
疲れた顔の優子の父。
「頑張るね」
同僚が声を掛けてくる。
「ああ、娘のためにも頑張らないとな」
「これから一杯飲みにいかんか?」
「そうだな……いやでも止めとく」
「何で?」
「今日は娘と一緒に食事したいんだ」
「子煩悩だなーじゃあ俺は先に帰るから」
「おー、お疲れさん」
同僚が帰っていく。
「さーてもうひと頑張りすっか!」
夜、会社から康太が出てくる。
夜の道を歩く康太。人通りのない道。
「……」
その前に黒覆面をかぶった男が現れる。
「?」
黒覆面の男が康太に向って突進する。
「!」
黒覆面の男がいきなり康太を殴る。
「な、何をする!」
なおも康太を殴り続ける。
「うわーーー」
優子の家で、優子が翔子と一緒にテーブルでテレビを見る。
テーブルに夜ごはん。とんかつとポテトサラダ。
「お父さん、遅いね」
「何してんだろう?」
(続く)
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
声劇・シチュボ台本たち
ぐーすか
大衆娯楽
フリー台本たちです。
声劇、ボイスドラマ、シチュエーションボイス、朗読などにご使用ください。
使用許可不要です。(配信、商用、収益化などの際は 作者表記:ぐーすか を添えてください。できれば一報いただけると助かります)
自作発言・過度な改変は許可していません。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる