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第3話 魔法使いの火力演習
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久遠家に来るのは二度目だった。一度目は母と玲音と3人で夕食に招かれた。快気祝いをしてくれるとのことだったのでお礼の品を持参して来たのだが、屋敷の禍々しさに圧倒されたのを覚えている。とにかく広い! そして雰囲気のある洋館!
そりゃ円華ちゃんも邪鬼眼を開眼させるわ。それが第一印象だった。
夕食というよりは晩餐会のような雰囲気だったから、あまり砕けた話もできず、見かねた久遠さんが、今度魔法の演習しにおいで、と誘ってくれたのである。
円華ちゃんと玲音はすごくウキウキしていて見ているこっちまでウキウキする。この演習については俺のたっての希望だった。
玲音のことを連れて帰れなかったあの日から、俺は魔法に向き合うことを決め、家の陣は自分で引くようになったし、陣地内で毎日魔法の履行もするようになった。ただ1人で魔力を増幅させるのには限界があった。それを晩餐会でこぼした時に久遠さんが助け舟を出してくれた。
「円華の幻術の中の方が安全だから、今日は3人で演習をしよう!」
はい! と3人は声を合わせて久遠さんに返事をした。玲音は一度円華ちゃんの幻術の中で戦ったことがあると言っていたが、玲音の話を聞いてもさっぱりわからなかった。
屋敷の前の広い庭で円華ちゃんの幻術とやらを披露してもらった。披露してもらったはずだが、円華ちゃんができました!と手を広げる先になにもなかった。
「バラ園の門から入ってください」
ば……バラ園……。
久遠さんがアーチの前で手招きしてるので、俺と玲音は歩き出した。アーチを潜ってしばらくしても何もわからなかったので、振り返った。
そこにいたはずの円華ちゃんが忽然と姿を消したのを認識した時に、玲音が俺の手を握った。
「もう幻術の中だ……」
俺は理解が及ばず辺りを見渡す。さっき見ていた風景となんら変わりがないからだ。その時頭上から円華ちゃんの声がする。
「前はアウェイだったからテクスチャもやっつけだったけど、今回はなかなか精巧にできてるでしょ?」
「円華すごいな!」
玲音が上を向いて叫んでる。
「玲音君と冬馬君はバランスがいいね。魔法代謝系と現象魔法系で2人はそのまま伸ばした方がいいよ」
じゃあ行くよ、と軽めの挨拶をしたと思ったら、恐怖を覚える速さで玲音に飛びかかってきた。玲音は久遠さんの攻撃を受け流しながら、青白く光る腕と足で肉弾戦をし始めた。以前母と玲音が同じ戦い方をしていたのを見たことがある。
「冬馬君! 構わず魔法を使ってみて!」
構わずって! 2人が速すぎて魔法を履行できない。2人がガチガチやりあっているのを見守ることしかできなかった。
「玲音君! 一回下がって!」
「はい!」
玲音はそう返事して俺の横に飛んで戻ってきた。玲音、すごくよく訓練された犬みたいだな。
「冬馬君、ちょっと魔法履行してみて」
俺は玲音のようには元気に返事はできずに、とりあえず適当な炎を出した。控えめな小さな炎だった。しかし自分の履行した炎がとんでもなく増幅して炎旋風のようになって薔薇を焼き始めた。俺は不履行にしようと思ったけど、全然できなくて、思考が停止してしまう。あれよあれよと炎は辺りを包み、バラ園が地獄絵図のようになってしまった。
「冬馬さん大丈夫ですよ。この場は私が親なんです。こんな風に……」
円華ちゃんの言葉が途切れた瞬間、炎は消えた。そして辺り一面焼け野原になった。
「この中は私が支配しているので、魔法の不履行、物理現象についてもある程度制御できるんです。なので安心してください!」
なる……ほど……。
玲音を見る。玲音は俺に頷いたので、風の魔法を履行して、訓練を開始した。
今回の訓練で色々学んだことがあった。まずは円華ちゃんの幻術がなければ、玲音を何回か焼き殺していたこと。そして自分の動体視力含め身体能力が著しく低いこと。
最後に、久遠要さんと円華ちゃんはとんでもなく強いこと。心の底から対峙したくない相手だと思った。何一つ勝てるところがなかった。
日が落ちたあたりで、久遠さんが上を向いて円華ちゃんを呼び、今日の訓練を終了した。
玲音も俺も汗だくだった。
「次回はもう少し動きやすい格好でやった方がよさそうだね。それにしても2人は息ぴったりだ! お互いを思い遣ってるし、最高のバディだね!」
久遠さんが嬉しそうに言う。
「付き合ってるんだから当然でしょ」
円華ちゃんの言葉に、え!? と久遠さんと俺がハモる。玲音、円華ちゃんには言ってたのか……!
「玲音、冬馬さん、お風呂入っていってください。ついでに夕食もいかがですか?」
「あ、今日かーちゃん早番だから作ってるかもしれない」
「さっきお母様にメッセ送っておきました。問題ないそうなので……是非……」
「食べる食べる食べる食べる!」
キャッキャウフフする玲音と円華ちゃんの後ろで、俺と久遠さんは固まったままだった。
そろりと久遠さんを見る。久遠さんも全く同じ動きで俺と目が合ったから2人で笑ってしまった。
俺が先に風呂をいただくことになり、玲音は円華ちゃんの料理を手伝うと言っていた。風呂をあがって迷いながらもキッチンについた時には、玲音と円華ちゃんは楽しそうに料理をしていた。なんだか美男美女の兄妹のようで微笑ましかった。俺に気がついた円華ちゃんは、リビングで父の相手をしてください、とやんわりキッチンから俺を追い出し、玲音は風呂に向かった。
リビングでメガネをかけてパソコンを操作している久遠さんに、とりあえずお風呂のお礼を言った。
「冬馬君、今日は本当にありがとね。あんなに明るい円華を久しぶりに見たよ」
「いやぁ……どちらかというと玲音が仲良いみたいで……」
そういうと、久遠さんがなんだか複雑そうな顔をした。俺はさっきのことだと思い当り慌てて言う。
「あの……びっくりしましたよね、さっき円華ちゃんが言ってたこと……」
「いやいやいや! そういうことでびっくりしたんじゃないんだよ! 玲音君は冬馬君のこと本当に大好きだっていうのは知ってたし……」
なんだか歯切れの悪い久遠さんの口ぶりに、もう俺は謝ることしかできなかった。それを聞いた久遠さんはさらにあたふたして言った。
「違うんだ! その……あの……円華が……玲音君のことを好きなんだと……思ってたから……」
「なに馬鹿なこと言ってるの! 玲音は親友であり同志なのよ!」
突然大声張り上げて入ってきた円華ちゃんに俺も久遠さんもビクーっと振り返る。
「玲音はね! 冬馬さんがあんなことになっちゃった時もずっと! 私のこと応援してくれたんだから! 無神経でデリカシーが無いにも程があるわ! いい加減なこと言って2人を不安にさせるようなことを言わないでよ!」
久遠さんを追い込んでいくスタイルゥーー!
「円華ちゃん……全然勘違いしてないから……大丈夫だから……」
俺はオロオロと懇願する。久遠さんの心中を思うと俺の涙腺がやばい。涙目で懇願する俺を見て、円華ちゃんは少しびっくりする。当の久遠さんも涙目で俺に謝ってくる。カオスである。
この時心底思った。玲音がうちに来てくれてよかったと。
そりゃ円華ちゃんも邪鬼眼を開眼させるわ。それが第一印象だった。
夕食というよりは晩餐会のような雰囲気だったから、あまり砕けた話もできず、見かねた久遠さんが、今度魔法の演習しにおいで、と誘ってくれたのである。
円華ちゃんと玲音はすごくウキウキしていて見ているこっちまでウキウキする。この演習については俺のたっての希望だった。
玲音のことを連れて帰れなかったあの日から、俺は魔法に向き合うことを決め、家の陣は自分で引くようになったし、陣地内で毎日魔法の履行もするようになった。ただ1人で魔力を増幅させるのには限界があった。それを晩餐会でこぼした時に久遠さんが助け舟を出してくれた。
「円華の幻術の中の方が安全だから、今日は3人で演習をしよう!」
はい! と3人は声を合わせて久遠さんに返事をした。玲音は一度円華ちゃんの幻術の中で戦ったことがあると言っていたが、玲音の話を聞いてもさっぱりわからなかった。
屋敷の前の広い庭で円華ちゃんの幻術とやらを披露してもらった。披露してもらったはずだが、円華ちゃんができました!と手を広げる先になにもなかった。
「バラ園の門から入ってください」
ば……バラ園……。
久遠さんがアーチの前で手招きしてるので、俺と玲音は歩き出した。アーチを潜ってしばらくしても何もわからなかったので、振り返った。
そこにいたはずの円華ちゃんが忽然と姿を消したのを認識した時に、玲音が俺の手を握った。
「もう幻術の中だ……」
俺は理解が及ばず辺りを見渡す。さっき見ていた風景となんら変わりがないからだ。その時頭上から円華ちゃんの声がする。
「前はアウェイだったからテクスチャもやっつけだったけど、今回はなかなか精巧にできてるでしょ?」
「円華すごいな!」
玲音が上を向いて叫んでる。
「玲音君と冬馬君はバランスがいいね。魔法代謝系と現象魔法系で2人はそのまま伸ばした方がいいよ」
じゃあ行くよ、と軽めの挨拶をしたと思ったら、恐怖を覚える速さで玲音に飛びかかってきた。玲音は久遠さんの攻撃を受け流しながら、青白く光る腕と足で肉弾戦をし始めた。以前母と玲音が同じ戦い方をしていたのを見たことがある。
「冬馬君! 構わず魔法を使ってみて!」
構わずって! 2人が速すぎて魔法を履行できない。2人がガチガチやりあっているのを見守ることしかできなかった。
「玲音君! 一回下がって!」
「はい!」
玲音はそう返事して俺の横に飛んで戻ってきた。玲音、すごくよく訓練された犬みたいだな。
「冬馬君、ちょっと魔法履行してみて」
俺は玲音のようには元気に返事はできずに、とりあえず適当な炎を出した。控えめな小さな炎だった。しかし自分の履行した炎がとんでもなく増幅して炎旋風のようになって薔薇を焼き始めた。俺は不履行にしようと思ったけど、全然できなくて、思考が停止してしまう。あれよあれよと炎は辺りを包み、バラ園が地獄絵図のようになってしまった。
「冬馬さん大丈夫ですよ。この場は私が親なんです。こんな風に……」
円華ちゃんの言葉が途切れた瞬間、炎は消えた。そして辺り一面焼け野原になった。
「この中は私が支配しているので、魔法の不履行、物理現象についてもある程度制御できるんです。なので安心してください!」
なる……ほど……。
玲音を見る。玲音は俺に頷いたので、風の魔法を履行して、訓練を開始した。
今回の訓練で色々学んだことがあった。まずは円華ちゃんの幻術がなければ、玲音を何回か焼き殺していたこと。そして自分の動体視力含め身体能力が著しく低いこと。
最後に、久遠要さんと円華ちゃんはとんでもなく強いこと。心の底から対峙したくない相手だと思った。何一つ勝てるところがなかった。
日が落ちたあたりで、久遠さんが上を向いて円華ちゃんを呼び、今日の訓練を終了した。
玲音も俺も汗だくだった。
「次回はもう少し動きやすい格好でやった方がよさそうだね。それにしても2人は息ぴったりだ! お互いを思い遣ってるし、最高のバディだね!」
久遠さんが嬉しそうに言う。
「付き合ってるんだから当然でしょ」
円華ちゃんの言葉に、え!? と久遠さんと俺がハモる。玲音、円華ちゃんには言ってたのか……!
「玲音、冬馬さん、お風呂入っていってください。ついでに夕食もいかがですか?」
「あ、今日かーちゃん早番だから作ってるかもしれない」
「さっきお母様にメッセ送っておきました。問題ないそうなので……是非……」
「食べる食べる食べる食べる!」
キャッキャウフフする玲音と円華ちゃんの後ろで、俺と久遠さんは固まったままだった。
そろりと久遠さんを見る。久遠さんも全く同じ動きで俺と目が合ったから2人で笑ってしまった。
俺が先に風呂をいただくことになり、玲音は円華ちゃんの料理を手伝うと言っていた。風呂をあがって迷いながらもキッチンについた時には、玲音と円華ちゃんは楽しそうに料理をしていた。なんだか美男美女の兄妹のようで微笑ましかった。俺に気がついた円華ちゃんは、リビングで父の相手をしてください、とやんわりキッチンから俺を追い出し、玲音は風呂に向かった。
リビングでメガネをかけてパソコンを操作している久遠さんに、とりあえずお風呂のお礼を言った。
「冬馬君、今日は本当にありがとね。あんなに明るい円華を久しぶりに見たよ」
「いやぁ……どちらかというと玲音が仲良いみたいで……」
そういうと、久遠さんがなんだか複雑そうな顔をした。俺はさっきのことだと思い当り慌てて言う。
「あの……びっくりしましたよね、さっき円華ちゃんが言ってたこと……」
「いやいやいや! そういうことでびっくりしたんじゃないんだよ! 玲音君は冬馬君のこと本当に大好きだっていうのは知ってたし……」
なんだか歯切れの悪い久遠さんの口ぶりに、もう俺は謝ることしかできなかった。それを聞いた久遠さんはさらにあたふたして言った。
「違うんだ! その……あの……円華が……玲音君のことを好きなんだと……思ってたから……」
「なに馬鹿なこと言ってるの! 玲音は親友であり同志なのよ!」
突然大声張り上げて入ってきた円華ちゃんに俺も久遠さんもビクーっと振り返る。
「玲音はね! 冬馬さんがあんなことになっちゃった時もずっと! 私のこと応援してくれたんだから! 無神経でデリカシーが無いにも程があるわ! いい加減なこと言って2人を不安にさせるようなことを言わないでよ!」
久遠さんを追い込んでいくスタイルゥーー!
「円華ちゃん……全然勘違いしてないから……大丈夫だから……」
俺はオロオロと懇願する。久遠さんの心中を思うと俺の涙腺がやばい。涙目で懇願する俺を見て、円華ちゃんは少しびっくりする。当の久遠さんも涙目で俺に謝ってくる。カオスである。
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