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第1章
鉱山都市の洗礼
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鉱山都市ドワーダルの巨大な城門をくぐり抜けた先は、想像以上の喧騒と活気に満ち溢れていた。石畳の広い道には、様々な荷を運ぶ荷車、屈強なドワーフの商人、身軽そうな獣人の冒険者、そしてもちろん多くの人間たちが行き交い、力強い掛け声や呼び込みの声が絶え間なく響いている。建物は堅牢な石造りのものが多く、鉱山都市らしい無骨さと力強さを感じさせた。
「こ、これは……すごいな」
アッシュ村の静けさとはまるで違う、圧倒的なエネルギー。俺もプルも、そしてリンドも、その熱気に少し気圧されながら、まずは落ち着ける場所を探すことにした。
リンドの巨体はやはり目立ち、道行く人々の好奇や驚きの視線を集める。いくつかの宿屋を訪ねたが、竜を連れていると知ると難色を示されることが多かった。結局、少し街外れにはなるが、大きな厩舎(きゅうしゃ)が併設された『岩髭亭』という宿に部屋を取ることができた。ドワーフの頑固そうな親父が営む宿で、「竜だろうがグリフォンだろうが、暴れなきゃ文句は言わん」とのことだった。
部屋で一息つき、俺は早速情報収集に出かけることにした。リンドには、「騒ぎを起こさないように」と念を押して厩舎で待機してもらう。少し寂しそうにしていたが、事情を話すと賢いリンドは理解してくれた。プルはいつも通り、俺の外套の下に潜り込む。
宿の主人や、併設の酒場で他の客に話を聞くと、やはりドワーダルは冒険者ギルドが街の機能の多くを担っているようだった。リンドのような大型の従魔は、ギルドで正式な登録と許可証があれば、日中に限り街の中心部以外なら連れ歩くことも可能らしいが、手続きが煩雑で費用もかかるとのこと。当面は、依頼の時以外は厩舎で待機してもらうのが良さそうだ。
そして、「鉱山の異変」の噂は、街の誰もが知るところとなっていた。落盤事故で死傷者が出たり、鉱山から凶暴化した魔物が溢れ出てきたりと、穏やかではない話ばかりだ。ギルドも高額な報酬で調査依頼を出しているが、危険度が高いため、引き受ける者は限られているという。
(やはり、何かあるな……。だが、まずはギルドに登録しないと始まらない)
俺は情報を元に、街の中心部にあるという冒険者ギルド支部へと向かった。石と鉄で造られた巨大な建物は、まるで砦のような威容を誇っている。中に入ると、外の喧騒に負けないほどの活気と、汗と酒と、そして微かな血の匂いが混じり合った、独特の空気が満ちていた。壁には依頼書がびっしりと貼られ、カウンターには依頼を受ける冒険者や、情報交換をする者たちでごった返している。アッシュ村の村役場とは、何もかもが違っていた。
俺は少し気圧されながらも、受付カウンターの一つに並び、順番を待った。受付嬢はテキパキと冒険者たちを捌いている。やがて俺の番が来た。
「すみません、新規で冒険者登録をお願いしたいのですが」
「はい、新規登録ですね。身分を証明できるものはありますか? それと、実力を示すものがあれば……あら?」
受付嬢は事務的な口調だったが、俺の外套の下からひょっこり顔を出したプルを見て、少し目を丸くした。
「まあ、可愛いスライム……従魔ですか?」
「ぷる!(どうも!)」
「ええ、まあ……。身分証はありませんが、実力を示すものなら少し……」
俺は【収納∞】から、これまでの旅で手に入れた魔物の素材――プレーリーファングの牙、ロックヴァイパーの風切り羽根、そしてオークの太い牙などをカウンターの上に並べた。
その瞬間、受付嬢だけでなく、周りで聞き耳を立てていた他の冒険者たちからも、どよめきが起こった。
「おい、あれってプレーリーファングの牙じゃねえか?」
「ロックヴァイパーの羽根まで……あんなの、そこらの新人じゃ狩れねえぞ」
「あのスライムも、ただのスライムじゃなさそうだ……」
受付嬢は驚いた顔で素材を確認すると、奥から強面の男を呼んできた。おそらく査定官だろう。彼はゴツイ腕を組み、俺と素材を値踏みするように見た。
「……ほう、面白い素材を持っているな、小僧。それにそのスライム……ただ者ではなさそうだ。どこで手に入れた?」
「南へ来る道中で、色々と」
「ふん……まあいい。これだけの素材を持ち込めるなら、実力は確かだろう。よし、特例だ。Dランクで登録を認めよう。名前は?」
Dランク。通常、新人は最低のFランクやEランクから始まることが多いと聞いていたから、これは破格の扱いだろう。
「レント、です」
「よし、レント。これがギルドカードだ。依頼の受注や報告、身分証としても使える。ルールは守れよ。問題を起こせば、ランクに関わらず追放だ」
査定官はぶっきらぼうに言いながらも、俺に真新しいギルドカードを手渡してくれた。周囲からは、好奇や嫉妬、あるいは期待の入り混じった視線が注がれている。「竜使いの新人」という噂は、すでにこの瞬間から広まり始めているのかもしれない。
俺はギルドカードをしっかりと握りしめ、依頼が貼られたボードへと向かった。壁一面を埋め尽くす依頼の数々。薬草採取から護衛、遺跡調査、そして問題の鉱山関連の依頼まで、多種多様だ。
「さて、何から始めるか……」
新たな舞台、鉱山都市ドワーダル。ここでの冒険が、今、まさに始まろうとしていた。俺は周囲の視線を感じながらも、胸の高鳴りを抑え、最初の仕事を選ぶべく依頼ボードを睨みつけた。
「こ、これは……すごいな」
アッシュ村の静けさとはまるで違う、圧倒的なエネルギー。俺もプルも、そしてリンドも、その熱気に少し気圧されながら、まずは落ち着ける場所を探すことにした。
リンドの巨体はやはり目立ち、道行く人々の好奇や驚きの視線を集める。いくつかの宿屋を訪ねたが、竜を連れていると知ると難色を示されることが多かった。結局、少し街外れにはなるが、大きな厩舎(きゅうしゃ)が併設された『岩髭亭』という宿に部屋を取ることができた。ドワーフの頑固そうな親父が営む宿で、「竜だろうがグリフォンだろうが、暴れなきゃ文句は言わん」とのことだった。
部屋で一息つき、俺は早速情報収集に出かけることにした。リンドには、「騒ぎを起こさないように」と念を押して厩舎で待機してもらう。少し寂しそうにしていたが、事情を話すと賢いリンドは理解してくれた。プルはいつも通り、俺の外套の下に潜り込む。
宿の主人や、併設の酒場で他の客に話を聞くと、やはりドワーダルは冒険者ギルドが街の機能の多くを担っているようだった。リンドのような大型の従魔は、ギルドで正式な登録と許可証があれば、日中に限り街の中心部以外なら連れ歩くことも可能らしいが、手続きが煩雑で費用もかかるとのこと。当面は、依頼の時以外は厩舎で待機してもらうのが良さそうだ。
そして、「鉱山の異変」の噂は、街の誰もが知るところとなっていた。落盤事故で死傷者が出たり、鉱山から凶暴化した魔物が溢れ出てきたりと、穏やかではない話ばかりだ。ギルドも高額な報酬で調査依頼を出しているが、危険度が高いため、引き受ける者は限られているという。
(やはり、何かあるな……。だが、まずはギルドに登録しないと始まらない)
俺は情報を元に、街の中心部にあるという冒険者ギルド支部へと向かった。石と鉄で造られた巨大な建物は、まるで砦のような威容を誇っている。中に入ると、外の喧騒に負けないほどの活気と、汗と酒と、そして微かな血の匂いが混じり合った、独特の空気が満ちていた。壁には依頼書がびっしりと貼られ、カウンターには依頼を受ける冒険者や、情報交換をする者たちでごった返している。アッシュ村の村役場とは、何もかもが違っていた。
俺は少し気圧されながらも、受付カウンターの一つに並び、順番を待った。受付嬢はテキパキと冒険者たちを捌いている。やがて俺の番が来た。
「すみません、新規で冒険者登録をお願いしたいのですが」
「はい、新規登録ですね。身分を証明できるものはありますか? それと、実力を示すものがあれば……あら?」
受付嬢は事務的な口調だったが、俺の外套の下からひょっこり顔を出したプルを見て、少し目を丸くした。
「まあ、可愛いスライム……従魔ですか?」
「ぷる!(どうも!)」
「ええ、まあ……。身分証はありませんが、実力を示すものなら少し……」
俺は【収納∞】から、これまでの旅で手に入れた魔物の素材――プレーリーファングの牙、ロックヴァイパーの風切り羽根、そしてオークの太い牙などをカウンターの上に並べた。
その瞬間、受付嬢だけでなく、周りで聞き耳を立てていた他の冒険者たちからも、どよめきが起こった。
「おい、あれってプレーリーファングの牙じゃねえか?」
「ロックヴァイパーの羽根まで……あんなの、そこらの新人じゃ狩れねえぞ」
「あのスライムも、ただのスライムじゃなさそうだ……」
受付嬢は驚いた顔で素材を確認すると、奥から強面の男を呼んできた。おそらく査定官だろう。彼はゴツイ腕を組み、俺と素材を値踏みするように見た。
「……ほう、面白い素材を持っているな、小僧。それにそのスライム……ただ者ではなさそうだ。どこで手に入れた?」
「南へ来る道中で、色々と」
「ふん……まあいい。これだけの素材を持ち込めるなら、実力は確かだろう。よし、特例だ。Dランクで登録を認めよう。名前は?」
Dランク。通常、新人は最低のFランクやEランクから始まることが多いと聞いていたから、これは破格の扱いだろう。
「レント、です」
「よし、レント。これがギルドカードだ。依頼の受注や報告、身分証としても使える。ルールは守れよ。問題を起こせば、ランクに関わらず追放だ」
査定官はぶっきらぼうに言いながらも、俺に真新しいギルドカードを手渡してくれた。周囲からは、好奇や嫉妬、あるいは期待の入り混じった視線が注がれている。「竜使いの新人」という噂は、すでにこの瞬間から広まり始めているのかもしれない。
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「さて、何から始めるか……」
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