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あたけとたかしと悲しい歴史
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「あたけ、お前は戦うのが怖いのか?」
「……」
ある日の訓練中での出来事だった。
あたけは相変わらず弱気な態度で、裂け目の怪物との戦いではありちゃんやたかしの陰に隠れるだけだった。
そして今もこうして無言で俯いている。
ガンドライドに『平均的』と評された彼の自慢の左フックはもはやコンビニの店員が釣り銭を渡す動作よりも迫力がない。
たかしの問いかけに対してただ黙っているだけの彼に、
たかしは思わずため息を漏らす。
「あたけ、お前はどうしたいんだ」
「……ごめん」
「謝ってほしいわけじゃない。お前はありちゃんと一緒に強くなりたくないのか?」
「……」
「半吸血鬼の俺と違って、お前は本物の吸血鬼だろ」
「いや、それは、その……そうだけど」
あたけは根元が黒に染まりつつあるこめかみの毛を、落ち着きなくひっぱりながらぼそりと呟く。
たかしだってこんなことは言いたくないし、
少なくとも一年前まではこういう説教じみたことを言う性格でもなかった。
だが、チームにはあたけが必要だし、何よりあたけは今のたかしにとって対等に話せる数少ない友人の一人なのだ。
「でもさ……たかし、お前は半吸血鬼のはずなのにお前の方がずっと強い。だからお前こそが本物の吸血鬼なんだよ」
そう、こういう言葉、そして態度だ。
目指すべきものはあたけにだって見えているはずなのに、どうしてか勝手にこれでいいと決めつけてしまい、足をすくませて立ち止まってしまうのだ。
ジョギング中も、サンドバッグを叩いている間も、あたけからは渇望のようなものが感じられなかった。
あたけが焦っていることはたかしにも何となくわかる、それでもあたけが何かを欲しているようには見えない。
……──そんなお前が何故、ガンドライドの戦士になろうと思った?
あたけは一体何を考えているのか。たかしにはわからない。
わからなくてもその考えを知ることは出来る。いや、考えを知ることが出来るかどうかは向き合ってみねばわかるまい。
だから、たかしはあたけと向き合ってみることにしたのだ。
あたけを鍛えるためにも、チームとしてまとまるためにも、ここはビシッと言わなければならない。
「あたけ」
「な、なんだよ」
「お前はチームでどういう存在になりたいんだ?」
「えっ?」
「お前が困っているなら俺は助けになりたい。だから、教えてくれ」
「……」
「頼む」
「…………」
あたけは何か言おうとして口を開き、少し息を吐いたが、すぐに取り繕うように頭を掻きながら口を閉じてしまった。
たかしは思う。
あたけはまだ自分に本音を言うことが出来ないのだろう。
あたけが抱えている悩みを解決するには、まずあたけ自身が自分の気持ちを素直に吐き出さなければならない。
それはたかしがどうこうできる問題ではない。
しかし、今ここであたけが心の底で抱いている感情を少しでも引き出すことが出来れば、それはきっとあたけのこれからを知る手がかりとなるだろう!
「あたけ、では質問を変えよう……銃を撃つことが出来ないのは何故なんだ?」
「いや、あ、あの……俺だってたまには撃つし……」
「あたけ、そういう話じゃない。銃を持つのに抵抗があるのならナイフとか、ありちゃんみたいに金属バットでも使えばいい。それでもダメなのか?」
「う、うん……すまん……いや、お前やありちゃんに間違って弾丸が当たるかと思うと怖くてさ……かといって怪物に近づくのはもっと怖いし……」
「……そ、そういうことか」
思ったよりもショボい理由にたかしは動揺してしまう。
しかし、こればかりはあたけの問題であり、たかしがどうこう言うべきことでもないが、だったら秘密結社とかじゃなくて普通の仕事を探せよとたかしは心の中で突っ込んでしまった。
それにしても、まさかあたけがここまで臆病だとは思わなかった。
たかしはパイプ椅子から音も無く立ち上がり、壁際の銃掛けから整備済み拳銃の一挺を掴むと、あたけの目の前に突き出してみせる。
「ほら」
「な、なに……?」
「いいから、握ってみろ」
「ああ……」
たかしから差し出された拳銃をあたけは恐る恐る手に取った。
カズーチャE2000……。
それは、かつて西の大陸の半島に存在したムノー社が開発した自動装填式拳銃だ。
装填数が多く連射が可能、それがこのカズーチャE2000の大きな特徴である。
しかし、それ故か部品点数が増加し、整備作業は複雑化。おまけに軽量な素材構成が災いし、集弾性能も低いとあって結局は普及することがなかった。
ちなみにカズーチャE2000の開発中の社内では記念すべきナンバーを「2000」にするか「1000」にするかとで派閥が生まれてしまい、かなり揉めていたものの最終的には社内で飼われていたポメラニアンにナンバーを書いたカードを選ばさせることで「2000」に決着したという逸話が残っている。
だが、それは始まりに過ぎなかった。
カズーチャE2000完成記念パーティのデモンストレーションで、当時の開発責任者が会場のど真ん中で空砲を撃ったところたまたま実弾が入っており、おまけにそれが暴発、開発責任者の手が吹き飛んだと同時に天井のシャンデリアが落下、ガラスの鋭い破片がパーティ参加者の頭上に降り注ぐこととなった。
さらに運が悪いことにシャンデリアの落下に驚いた火吹き芸人が会場内に置かれていた爆竹数トンに誤って火を放ってしまったのだ。
もちろん付近の者たちが必死に消火を試みたのだが、たまたま招かれていたガソリン一気飲み芸人が水だと聞かされていたポリタンクの中のガソリンを爆竹に向かって撒いたところ事態は急激に悪化。
ドンドンという大きな爆発音と激しい揺れに驚いた近隣住民が爆弾と勘違いし、対特殊爆発物鎮圧部隊まで出動するという大騒ぎとなった。
だが不幸はさらに続く、パーティ会場へと駆け付けた特殊部隊たちが、着ぐるみの中にたまたまズズメバチが入り込んでいて大暴れしていたポメラニアン姿のムノー社員たちをテロリストだと判断してしまったのだ。
そしてそのまま突入してきた隊員たちによって来賓たちが次々と射殺されていく中、ムノー社員たちはスズメバチの恐怖を堪えながら特殊部隊に応戦し、これが銃撃戦にまで発展。
その結果、ムノー側は2名の死者と13名の軽傷者を出すこととなり、特殊部隊にいたっては同僚の結婚式に出るために欠勤していた1名を除いて28名が全滅。
パーティ会場の爆発事故と合わせ、死者は実に63名、負傷者は304名に上り、ベギラマという名前のポメラニアンは老衰による心不全で死亡という大惨事に終わった。
この歴史的悲劇の後、ムノー社は転がり落ちるように業績を落としてしまい、頼みの綱だったカズーチャE2000の驚異的な不振も相まってか、あえなく会社は倒産。
その後はホントーニ社に吸収され、ホントーニ・ムノーとして生まれ変わることになる。これは後に『犬死事件』と呼ばれ、銃器開発の歴史に暗い影を落とすこととなった……。
そんな悲しみに満ちた呪われた銃がここに存在しているのは、ブラックマーケットの倉庫でハムスターの飼育キットと同じ値段で叩き売られていたカズーチャE2000をガンドライドが大量に仕入れていたからに他ならない。
たかしたちは銃に一切興味がないため、この銃の歴史も扱いづらさも「そういうもの」だと受け入れていたが、あたけにはそうではなかったようだ。
「……」
やはりというべきか、銃を手にしたあたけのその表情はどこか暗かった。
「……」
ある日の訓練中での出来事だった。
あたけは相変わらず弱気な態度で、裂け目の怪物との戦いではありちゃんやたかしの陰に隠れるだけだった。
そして今もこうして無言で俯いている。
ガンドライドに『平均的』と評された彼の自慢の左フックはもはやコンビニの店員が釣り銭を渡す動作よりも迫力がない。
たかしの問いかけに対してただ黙っているだけの彼に、
たかしは思わずため息を漏らす。
「あたけ、お前はどうしたいんだ」
「……ごめん」
「謝ってほしいわけじゃない。お前はありちゃんと一緒に強くなりたくないのか?」
「……」
「半吸血鬼の俺と違って、お前は本物の吸血鬼だろ」
「いや、それは、その……そうだけど」
あたけは根元が黒に染まりつつあるこめかみの毛を、落ち着きなくひっぱりながらぼそりと呟く。
たかしだってこんなことは言いたくないし、
少なくとも一年前まではこういう説教じみたことを言う性格でもなかった。
だが、チームにはあたけが必要だし、何よりあたけは今のたかしにとって対等に話せる数少ない友人の一人なのだ。
「でもさ……たかし、お前は半吸血鬼のはずなのにお前の方がずっと強い。だからお前こそが本物の吸血鬼なんだよ」
そう、こういう言葉、そして態度だ。
目指すべきものはあたけにだって見えているはずなのに、どうしてか勝手にこれでいいと決めつけてしまい、足をすくませて立ち止まってしまうのだ。
ジョギング中も、サンドバッグを叩いている間も、あたけからは渇望のようなものが感じられなかった。
あたけが焦っていることはたかしにも何となくわかる、それでもあたけが何かを欲しているようには見えない。
……──そんなお前が何故、ガンドライドの戦士になろうと思った?
あたけは一体何を考えているのか。たかしにはわからない。
わからなくてもその考えを知ることは出来る。いや、考えを知ることが出来るかどうかは向き合ってみねばわかるまい。
だから、たかしはあたけと向き合ってみることにしたのだ。
あたけを鍛えるためにも、チームとしてまとまるためにも、ここはビシッと言わなければならない。
「あたけ」
「な、なんだよ」
「お前はチームでどういう存在になりたいんだ?」
「えっ?」
「お前が困っているなら俺は助けになりたい。だから、教えてくれ」
「……」
「頼む」
「…………」
あたけは何か言おうとして口を開き、少し息を吐いたが、すぐに取り繕うように頭を掻きながら口を閉じてしまった。
たかしは思う。
あたけはまだ自分に本音を言うことが出来ないのだろう。
あたけが抱えている悩みを解決するには、まずあたけ自身が自分の気持ちを素直に吐き出さなければならない。
それはたかしがどうこうできる問題ではない。
しかし、今ここであたけが心の底で抱いている感情を少しでも引き出すことが出来れば、それはきっとあたけのこれからを知る手がかりとなるだろう!
「あたけ、では質問を変えよう……銃を撃つことが出来ないのは何故なんだ?」
「いや、あ、あの……俺だってたまには撃つし……」
「あたけ、そういう話じゃない。銃を持つのに抵抗があるのならナイフとか、ありちゃんみたいに金属バットでも使えばいい。それでもダメなのか?」
「う、うん……すまん……いや、お前やありちゃんに間違って弾丸が当たるかと思うと怖くてさ……かといって怪物に近づくのはもっと怖いし……」
「……そ、そういうことか」
思ったよりもショボい理由にたかしは動揺してしまう。
しかし、こればかりはあたけの問題であり、たかしがどうこう言うべきことでもないが、だったら秘密結社とかじゃなくて普通の仕事を探せよとたかしは心の中で突っ込んでしまった。
それにしても、まさかあたけがここまで臆病だとは思わなかった。
たかしはパイプ椅子から音も無く立ち上がり、壁際の銃掛けから整備済み拳銃の一挺を掴むと、あたけの目の前に突き出してみせる。
「ほら」
「な、なに……?」
「いいから、握ってみろ」
「ああ……」
たかしから差し出された拳銃をあたけは恐る恐る手に取った。
カズーチャE2000……。
それは、かつて西の大陸の半島に存在したムノー社が開発した自動装填式拳銃だ。
装填数が多く連射が可能、それがこのカズーチャE2000の大きな特徴である。
しかし、それ故か部品点数が増加し、整備作業は複雑化。おまけに軽量な素材構成が災いし、集弾性能も低いとあって結局は普及することがなかった。
ちなみにカズーチャE2000の開発中の社内では記念すべきナンバーを「2000」にするか「1000」にするかとで派閥が生まれてしまい、かなり揉めていたものの最終的には社内で飼われていたポメラニアンにナンバーを書いたカードを選ばさせることで「2000」に決着したという逸話が残っている。
だが、それは始まりに過ぎなかった。
カズーチャE2000完成記念パーティのデモンストレーションで、当時の開発責任者が会場のど真ん中で空砲を撃ったところたまたま実弾が入っており、おまけにそれが暴発、開発責任者の手が吹き飛んだと同時に天井のシャンデリアが落下、ガラスの鋭い破片がパーティ参加者の頭上に降り注ぐこととなった。
さらに運が悪いことにシャンデリアの落下に驚いた火吹き芸人が会場内に置かれていた爆竹数トンに誤って火を放ってしまったのだ。
もちろん付近の者たちが必死に消火を試みたのだが、たまたま招かれていたガソリン一気飲み芸人が水だと聞かされていたポリタンクの中のガソリンを爆竹に向かって撒いたところ事態は急激に悪化。
ドンドンという大きな爆発音と激しい揺れに驚いた近隣住民が爆弾と勘違いし、対特殊爆発物鎮圧部隊まで出動するという大騒ぎとなった。
だが不幸はさらに続く、パーティ会場へと駆け付けた特殊部隊たちが、着ぐるみの中にたまたまズズメバチが入り込んでいて大暴れしていたポメラニアン姿のムノー社員たちをテロリストだと判断してしまったのだ。
そしてそのまま突入してきた隊員たちによって来賓たちが次々と射殺されていく中、ムノー社員たちはスズメバチの恐怖を堪えながら特殊部隊に応戦し、これが銃撃戦にまで発展。
その結果、ムノー側は2名の死者と13名の軽傷者を出すこととなり、特殊部隊にいたっては同僚の結婚式に出るために欠勤していた1名を除いて28名が全滅。
パーティ会場の爆発事故と合わせ、死者は実に63名、負傷者は304名に上り、ベギラマという名前のポメラニアンは老衰による心不全で死亡という大惨事に終わった。
この歴史的悲劇の後、ムノー社は転がり落ちるように業績を落としてしまい、頼みの綱だったカズーチャE2000の驚異的な不振も相まってか、あえなく会社は倒産。
その後はホントーニ社に吸収され、ホントーニ・ムノーとして生まれ変わることになる。これは後に『犬死事件』と呼ばれ、銃器開発の歴史に暗い影を落とすこととなった……。
そんな悲しみに満ちた呪われた銃がここに存在しているのは、ブラックマーケットの倉庫でハムスターの飼育キットと同じ値段で叩き売られていたカズーチャE2000をガンドライドが大量に仕入れていたからに他ならない。
たかしたちは銃に一切興味がないため、この銃の歴史も扱いづらさも「そういうもの」だと受け入れていたが、あたけにはそうではなかったようだ。
「……」
やはりというべきか、銃を手にしたあたけのその表情はどこか暗かった。
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