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アダベルトの歓喜
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「それで、俺だけに話してくれることがあるんだろう?」
陛下たちとの話し合いを終え、シーアーバンスの自宅に戻った途端、アダベルトに捕まった。確かにそう言う話だったけど、今、話す必要がある?さっきの話し合いで、非常に疲れてるんだけど。別の日にしてほしいなぁとアダベルトに視線で訴えた。
「忘れるだろう?」
ギクッとする。私を掴むアダベルトの手に少しだけ力が込められた。逃がすつもりはなさそうだ。
「ワスレルナンテ、ソンナ・・・は、ははははは」
ジトッとした視線を注がれる。
『サイカよ、諦めて話せ』
ヴィーグは溜め息混じりにそう言うと、お気に入りのラグに横になり目を閉じた。我関せず、という姿勢だ。仕方ないと諦めた私は、私だけのスキルを呼び出した。
「これ、見える?」
私の目の前には、パソコンが鎮座している。ヴィーグ以外に見せるのは初めてだから、どう説明したものか。
「・・・・なんだ、その妙ちくりんな物は?それは板なのか?なぜ、立てているんだ?サイカは板を出せるスキル持ちなのか?」
板を出すスキルって何?!そんなスキルがあるの?
「これ、板じゃないから!これで、魔法陣を創作したり描いたり出来るの。私のスキル!」
ともあれ、これを見ただけでは、理解できないだろう。実際、アダベルトの頭上にも????といくつもの?が並んでいる。
「まあ、見てて」
私は、無限鞄の魔法陣を画面に呼び出して、それを常備している布に描いた。まあ、ペンを当てるだけなんだけど。
「は?!」
それを見ているアダベルトの驚愕ぶりはスルーして、もうひとつ、灯りの魔法陣を魔石に刻む。
「待て待て待て待て。は?・・え?」
「はい、どうぞ」
私は、出来たてほやほやのそれらを困惑しているアダベルトの手に乗せてあげた。まじまじとそれらを凝視するアダベルト。ひっくり返したり、透かしてみたり、指でなぞってみたり。
「え?!なにがどうなって?」
「それが、私が神様からもらったスキル。魔法陣を簡単に複製できちゃうの。ヴィーグ以外には見えないけど、ここに今まで私が描いたり創ったりした魔法陣とか創作中の魔法陣なんかが記憶されてる」
「・・・・まじかぁ~。これならどれだけ複雑でも狂いなく描けるな」
『ただし、それに魔法陣を描き込むのは相当の腕と知識がないと無理だがな。我は未だにサイカがどうやってそれに描き込んでいるのかサッパリ分からん』
まあ、特殊な技術がいるからね。
「はぁ。他者には見えないっていうのは保険か?」
『まあな。神もサイカの気質はよく存じておる』
「先見の明のあるお方でよかったよ。これは、誰にも知られてはダメなやつだな」
若干の戸惑いと驚嘆、そして、大いなる呆れを含んだ視線を向けられた。器用なことをする。
「分かってる」
これは、さすがに私もヤバいと重々承知してるから、そんなに疑いに満ちた眼差しを向けないでもらいたい。
「本当に分かってるのか?これが知られれば、監禁軟禁待ったなしだぞ?もしくは、暗殺だ。俺は確実に葬られるだろうな」
「暗殺・・・・」
さすがにそこまでは考えなかった。
『それに、サイカは魔法陣創造の能力も持っておる。その貴重性は理解できるな?』
「マジかぁ・・・・。隠し通せなければ、隷属監禁暗殺待ったなしだな。どんなに複雑な魔法陣であっても、その能力があれば、難しくはない。加えて、そのスキルだ。戦争にはうってつけだな」
そんな大げさな・・・・とは、言えない私がいた。私を隷属出来るのなら、命令ひとつで、一国を滅ぼす魔法陣を創らせることも出来てしまうのだ。前の世界の戦争を参考にして、武器を応用すればいい。一歩間違えれば、この世界そのものがなくなるかもしれないけれど。
『そのようなこと我が許すはずがなかろう。サイカの寿命にかかわる』
「ヴィーグ」
その心強い言葉に感激して、私は、思わずヴィーグに抱きついた。その途端、バシン、バシンという音が響き始める。アダベルトの尻尾が不機嫌にソファーを叩き出したのだ。
「抱きつくなら、俺にしてほしいんだが」
両手を広げられても、ねぇ。自分からその中に収まりに行くなんて、難易度の高いこと、出来るわけない。恋愛初心者以下には厳しすぎる。離宮のお掃除が終わってから、今までとは打って変わって、アダベルトは、ぐいぐいと積極的に私との距離を物理的にも縮めてくるのだ。お義姉様方からの入れ知恵なのだろうが、旅の間中、帰ってきてからも、その押せ押せ甘々なアダベルトに、私は既に瀕死の状態である。そんなアダベルトをスルーして、うりうりとヴィーグの首に顔を埋めた。
『はぁ。サイカに何を期待しておるのだ、お主は。色恋に疎いサイカにそのようなことをしても通じんぞ』
「ムッ。それもそうだな」
遺憾の意。いくら恋愛音痴の私でもさすがに分かるし!と、心の中で反論しつつもヴィーグのもふもふを堪能していたわけだが、ひょいっとアダベルトに抱えられてしまった。アダベルトによるイチャイチャタイムの始まりである。いつもより濃厚なそれに理性がゴリゴリと削られ、本能に絡め取られていく。なけなしの半身としての本能に。
「いい加減慣れような」
「はぅ」
無理です。本当に無理なんです。ぱたぱたと藻掻いてみるも、ガッチリと固定されていて、乗せられた膝の上から抜け出すことは叶わなかった。私の抵抗などないかのように旋毛のあたりからチュッチュッと聞こえてくる。尻尾がさわさわと腕を撫でた。いつもと何か違う。
「ひゃっあ」
ヒクヒクと無意識に反応する耳をハムッと咥えられた。初めてのことに背筋がぞわっと毛羽立つ。なにこれぇ・・・・。
『我は影に入る。半身との戯れは心身の安定に繋がる。此奴が暴走する前にそろそろ観念することだな。よく耐えた方だ』
「まっ、まって!!!」
ヴィーグは私の言葉を聞くことなく、無情にもスッと消えてしまった。
「ヴィーグのお許しも出たことだし、覚悟はいいな?」
よくない!よくないよぉ!まだ、まだ早いからぁ!!!
その気持ちのまま、クルッと勢いよく振り返った自分を殴ってやりたい。そこには、捕食者の顔をしたアタベルトがいた。笑顔のはずなのに、弧を描くように細められた目が身体を竦ませる。
「ひぇ」
本能的に身体がプルプルと震えだした。それを宥めるようにアタベルトのキスが降り注ぐ。
「怖くない怖くな~い」
嘘だ!絶対嘘だ!既に怖いから!
「あ、あのね。明日もお仕事だから、ね?」
「大丈夫だ。俺もサイカも受けている依頼はないだろう?暫く顔を見せなくてもいつものことだ」
日頃の行いが物を言う。度々、ギルドから足が遠のく私とその護衛が少しの間行方をくらましても、誰も心配しない。なんてこった。そして、私は、アタベルトにそれはそれは美味しくいただかれたのだった。体調の整った10日後、ギルドにいたみんなから生温い視線をもらったのは、抹消してしまいたい出来事のひとつだ。
陛下たちとの話し合いを終え、シーアーバンスの自宅に戻った途端、アダベルトに捕まった。確かにそう言う話だったけど、今、話す必要がある?さっきの話し合いで、非常に疲れてるんだけど。別の日にしてほしいなぁとアダベルトに視線で訴えた。
「忘れるだろう?」
ギクッとする。私を掴むアダベルトの手に少しだけ力が込められた。逃がすつもりはなさそうだ。
「ワスレルナンテ、ソンナ・・・は、ははははは」
ジトッとした視線を注がれる。
『サイカよ、諦めて話せ』
ヴィーグは溜め息混じりにそう言うと、お気に入りのラグに横になり目を閉じた。我関せず、という姿勢だ。仕方ないと諦めた私は、私だけのスキルを呼び出した。
「これ、見える?」
私の目の前には、パソコンが鎮座している。ヴィーグ以外に見せるのは初めてだから、どう説明したものか。
「・・・・なんだ、その妙ちくりんな物は?それは板なのか?なぜ、立てているんだ?サイカは板を出せるスキル持ちなのか?」
板を出すスキルって何?!そんなスキルがあるの?
「これ、板じゃないから!これで、魔法陣を創作したり描いたり出来るの。私のスキル!」
ともあれ、これを見ただけでは、理解できないだろう。実際、アダベルトの頭上にも????といくつもの?が並んでいる。
「まあ、見てて」
私は、無限鞄の魔法陣を画面に呼び出して、それを常備している布に描いた。まあ、ペンを当てるだけなんだけど。
「は?!」
それを見ているアダベルトの驚愕ぶりはスルーして、もうひとつ、灯りの魔法陣を魔石に刻む。
「待て待て待て待て。は?・・え?」
「はい、どうぞ」
私は、出来たてほやほやのそれらを困惑しているアダベルトの手に乗せてあげた。まじまじとそれらを凝視するアダベルト。ひっくり返したり、透かしてみたり、指でなぞってみたり。
「え?!なにがどうなって?」
「それが、私が神様からもらったスキル。魔法陣を簡単に複製できちゃうの。ヴィーグ以外には見えないけど、ここに今まで私が描いたり創ったりした魔法陣とか創作中の魔法陣なんかが記憶されてる」
「・・・・まじかぁ~。これならどれだけ複雑でも狂いなく描けるな」
『ただし、それに魔法陣を描き込むのは相当の腕と知識がないと無理だがな。我は未だにサイカがどうやってそれに描き込んでいるのかサッパリ分からん』
まあ、特殊な技術がいるからね。
「はぁ。他者には見えないっていうのは保険か?」
『まあな。神もサイカの気質はよく存じておる』
「先見の明のあるお方でよかったよ。これは、誰にも知られてはダメなやつだな」
若干の戸惑いと驚嘆、そして、大いなる呆れを含んだ視線を向けられた。器用なことをする。
「分かってる」
これは、さすがに私もヤバいと重々承知してるから、そんなに疑いに満ちた眼差しを向けないでもらいたい。
「本当に分かってるのか?これが知られれば、監禁軟禁待ったなしだぞ?もしくは、暗殺だ。俺は確実に葬られるだろうな」
「暗殺・・・・」
さすがにそこまでは考えなかった。
『それに、サイカは魔法陣創造の能力も持っておる。その貴重性は理解できるな?』
「マジかぁ・・・・。隠し通せなければ、隷属監禁暗殺待ったなしだな。どんなに複雑な魔法陣であっても、その能力があれば、難しくはない。加えて、そのスキルだ。戦争にはうってつけだな」
そんな大げさな・・・・とは、言えない私がいた。私を隷属出来るのなら、命令ひとつで、一国を滅ぼす魔法陣を創らせることも出来てしまうのだ。前の世界の戦争を参考にして、武器を応用すればいい。一歩間違えれば、この世界そのものがなくなるかもしれないけれど。
『そのようなこと我が許すはずがなかろう。サイカの寿命にかかわる』
「ヴィーグ」
その心強い言葉に感激して、私は、思わずヴィーグに抱きついた。その途端、バシン、バシンという音が響き始める。アダベルトの尻尾が不機嫌にソファーを叩き出したのだ。
「抱きつくなら、俺にしてほしいんだが」
両手を広げられても、ねぇ。自分からその中に収まりに行くなんて、難易度の高いこと、出来るわけない。恋愛初心者以下には厳しすぎる。離宮のお掃除が終わってから、今までとは打って変わって、アダベルトは、ぐいぐいと積極的に私との距離を物理的にも縮めてくるのだ。お義姉様方からの入れ知恵なのだろうが、旅の間中、帰ってきてからも、その押せ押せ甘々なアダベルトに、私は既に瀕死の状態である。そんなアダベルトをスルーして、うりうりとヴィーグの首に顔を埋めた。
『はぁ。サイカに何を期待しておるのだ、お主は。色恋に疎いサイカにそのようなことをしても通じんぞ』
「ムッ。それもそうだな」
遺憾の意。いくら恋愛音痴の私でもさすがに分かるし!と、心の中で反論しつつもヴィーグのもふもふを堪能していたわけだが、ひょいっとアダベルトに抱えられてしまった。アダベルトによるイチャイチャタイムの始まりである。いつもより濃厚なそれに理性がゴリゴリと削られ、本能に絡め取られていく。なけなしの半身としての本能に。
「いい加減慣れような」
「はぅ」
無理です。本当に無理なんです。ぱたぱたと藻掻いてみるも、ガッチリと固定されていて、乗せられた膝の上から抜け出すことは叶わなかった。私の抵抗などないかのように旋毛のあたりからチュッチュッと聞こえてくる。尻尾がさわさわと腕を撫でた。いつもと何か違う。
「ひゃっあ」
ヒクヒクと無意識に反応する耳をハムッと咥えられた。初めてのことに背筋がぞわっと毛羽立つ。なにこれぇ・・・・。
『我は影に入る。半身との戯れは心身の安定に繋がる。此奴が暴走する前にそろそろ観念することだな。よく耐えた方だ』
「まっ、まって!!!」
ヴィーグは私の言葉を聞くことなく、無情にもスッと消えてしまった。
「ヴィーグのお許しも出たことだし、覚悟はいいな?」
よくない!よくないよぉ!まだ、まだ早いからぁ!!!
その気持ちのまま、クルッと勢いよく振り返った自分を殴ってやりたい。そこには、捕食者の顔をしたアタベルトがいた。笑顔のはずなのに、弧を描くように細められた目が身体を竦ませる。
「ひぇ」
本能的に身体がプルプルと震えだした。それを宥めるようにアタベルトのキスが降り注ぐ。
「怖くない怖くな~い」
嘘だ!絶対嘘だ!既に怖いから!
「あ、あのね。明日もお仕事だから、ね?」
「大丈夫だ。俺もサイカも受けている依頼はないだろう?暫く顔を見せなくてもいつものことだ」
日頃の行いが物を言う。度々、ギルドから足が遠のく私とその護衛が少しの間行方をくらましても、誰も心配しない。なんてこった。そして、私は、アタベルトにそれはそれは美味しくいただかれたのだった。体調の整った10日後、ギルドにいたみんなから生温い視線をもらったのは、抹消してしまいたい出来事のひとつだ。
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