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・アルフリード視点5・
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「うっ…はぁ、あ…」
息がしづらくて、酷い頭痛がする。
ユートとして、もう一度愛する事を許されたのに体調が優れない。
ずっと望んでいた人の傍にいて、心が満たされた。
俺に必要なのは、やっぱりユートだけだった。
心が満たされても、俺の中にある魔力はずっと増え続けている。
その魔力は俺の脳内にまで侵入してきて、思考を奪った。
でも、喪失感での悲しみが溢れているわけではない…これは嬉しい気持ちだ。
大切にしたい、傷付けたくない、今度こそ守りたい。
その気持ちは嘘偽りはない、もう失いたくはない。
今日一日だけでもいいからユートを返したくなくて下心はないとアピールした。
……好きな子が泊まるなら下心くらいあるが、怯えさせないように我慢する。
焦る事はない、俺達の時間はこれから始まるんだ。
多くは望まない気でいたら、ユートから嬉しい事を言われた。
この家に住んでくれるというなら、ユートなら大歓迎だ。
買ったはいいけど、一度も住んでいないから私物はない。
掃除は信頼に値する口が硬い便利屋に頼んでいるから誇り一つないほど綺麗だ。
ユートが住むなら今すぐ兵舎から引っ越してくる。
仕事内容は何処に行っても変わる事はない。
前までは仕事に便利だから兵舎にいたが、ユートがここにいるならもうどうでもいい。
兵舎の中は他の人間もいるから、ここに連れてきた。
便利屋以外立ち入らないし、二人きりになるにはちょうど良かった。
もう、誰もこの家に立ち入らないようにしよう。
ずっと住んでくれると思っていたが、少ししたら家から出ていくと言った。
何故だ?出ていく必要はないのに、何故ユートはそんな事を言うんだ?
両想いになったのではないのか?俺の勘違いだった。
心の奥底から気持ちが悪い感情が押し寄せてきた。
俺から離れたら、ユートは傷付いてしまう。
俺が守らないと…誰にも触らせない、俺だけがユートを…
頭がパニックになり、首を軽く噛んでしまい怯えさせてしまった。
俺のものだという印が欲しかった、ユートの全ては俺のものだ。
頭がユートの事でいっぱいになっていたら、名前を呼ばれて我に返った。
俺はいったい何をしたんだ、ユートを傷付ける気なんて考えた事もないのに…
慌てて傷を消して、自分のした事に後悔して押し潰されそうになった。
ユートが大切だとしても、縛り付けてはいけない。
俺の身勝手な感情は、不必要でいらないものだ。
一番恐れているのは、最愛のユートが俺の傍からいなくなる事だ。
ーーーーー
どのくらいベッドで横になり、目を瞑っていたのだろう。
目を開き、見慣れない自分の家の天井を見つめる。
周りを見渡すと、ユートが何処にもいなくて血の気が引いた。
声を出して呼んでも、ユートの声は聞こえない。
あの幸せだった出来事が全て夢であったのなら、俺は何を支えに生きていけばいいのか。
冷静になり部屋を出て、何処にいるのか探そうと廊下を歩いていた。
部屋数が多くて、こうなるならもっと小さな家にしとくんだったと小さくため息を吐いた。
今更後悔しても遅い、ユートが何処に居ても必ず見つけ出す。
一つ、二つ、三つめの部屋の扉を開いたところでいい匂いが鼻孔をくすぐる。
俺の家の近所に住んでいる人間どころか、家の近くをうろつく人間もいない。
招き入れる人以外見えないように結界を張っている。
他人から見たら、どうやっても立ち入る事が出来ない広い草原があるだけ。
煌びやかな街並みの外れ、何もないところにわざわざ来るような人はいない。
この匂いは家の中から来るものだ、匂いに導かれるように歩くと食堂があった。
便利屋は俺が帰るからと今日は呼んでいない。
だとしたら、考えられるのは一人しかいない。
食堂といえば料理か、記憶を思い出すとユートが料理を作ると言っていた事を思い出した。
食堂の扉を開いて、初めて入った食堂をよく見る事なくに匂いを探す。
作っている途中なら厨房だ、すぐに厨房の扉を開き覗き込んだ。
後ろ姿だがユートだとすぐに分かり、会えた喜びで後ろから抱きしめた。
ビックリして肩が跳ねている反応も全てが愛しい。
「わっ、あ…アルくん…もう良いの?まだ料理が出来ていないからもう少し休めるよ」
「もういい、邪魔はしないからここにいたい」
「邪魔じゃないけど、火の近くは危ないから少し離れててね」
ユートに言われて、後ろから抱きしめていると危ないかと離れた。
厨房の壁に寄りかかり、ユートをジッと見つめていた。
料理に慣れているのか、テキパキ動いて一品が完成する。
毎日ユートの手料理を食べたいが、同棲するんだから俺も作ってユートに食べさせたい。
今はユートが料理を作る時間だから邪魔は出来ない。
俺も邪魔にならないくらいになにか手伝いたくて周りを見渡す。
料理を作った後の調理器具がシンクに溜まっていた。
背中合わせで、ユートは料理を作り俺は後片付けをする。
上層部の普通の家なら魔石の力で水が沸き上がって蛇口から出る。
少しでも魔力を使わないといけないから、俺は魔石を使わずに自分の力で水を出す。
ついでにユートが魔石で火を出していたが、自分の魔力を使った。
遠慮なく言ってくれたら、ユートのためなら魔力も惜しくない。
後ろを振り返り、ユートは鍋で煮込んでいるのが見えた。
身体中にあった傷、この世界で初めて会った時も痣があった。
転んでもあんな風にはならない、誰かに殴られない限り…
また俺の心の奥底から嫌なものが沸き上がってきた。
他人が触れていると思うのも嫌なのに傷付けた?俺のユートを…?
シンクに溜まる水がごぽごぽと音を立てて沸き上がってきて、水がこぼれて床を濡らす。
水がお湯になりだんだん熱湯に変わり、触れている肌が赤く染まる。
ユートには詳しく聞かないと約束したから、遠回しでも聞けない。
誰だ…?誰がユートにこんな事をしたんだ?やっぱりユートにとって外は危険だ。
「出来た、アルく……っ!?」
ユートの声がしたと思ったが、慌てて俺に駆け寄ってきて熱湯の中に手を入れた。
すぐに気付いて、危ないと言おうとした俺の手を両手で包み込んでいた。
眉を寄せているから熱かったんだろうけど、それよりも俺の手を心配して息を吹き掛けていた。
人間にとって完璧を求められた俺を心配してくれる人は、ユートしかいない。
自己治癒能力でこのくらいどうという事ではない。
でも、ユートが心配してくれるのが嬉しくて手の赤みも治りが遅くなる。
ユートは凄いな、あんなに自分ではどうしようもなかった荒ぶる感情を静めた。
魔力も今では安定していて、治っていないのは手の赤みだけだ。
「救急箱ある!?早く手当てしないと」
「そういうのはない」
「じゃあ冷やすもの、氷とか…」
ユートは氷を探して厨房を見て回っていて、そろそろ意地悪は可哀想に思い赤くなった手のひらを見つける。
大丈夫だと言おうとしたら、ユートは俺の方に振り返った。
人々は魔物の俺を神様だと崇める人がいる、魔石なしで魔法が使えるのも理由の一つだ。
俺の醜い竜の姿を知らないからそう言えるんだ、俺はただの魔物だ。
神様と呼ぶのはユートのような太陽のような笑顔で、俺の中の暗いものを明るく照らす人を言う。
氷を見つけたのか、布に巻いて俺のところに来る。
氷が入った冷たい布が熱を持った手をだんだんと冷ましていく。
両手が赤いから、ユートが布を当ててくれて時々「冷たすぎない?」と聞いてくる。
上目遣いで聞いてくる可愛いユートの唇に唇を重ねる。
「んぅっ?」
「…ん、元気出た」
「本当に?これだけで?」
「ユートは俺の魔法使いだから何でも治るよ」
ユートは「俺は何の力もない人間だよ」と言ってるけど、分かってない。
俺は、ユートに触られるだけで落ち着く…昔も今も変わらない。
どんなに痛く苦しくても、ユートの手は全てを浄化してくれる。
竜の時の初めての暴走や、ユートがいた時の力が暴れて苦しんでいた時。
背中を撫でてくれたのは、昔と重なっていつも落ち着いていた。
ユートは何も言わないけど、今の俺はユートだったんだと確信した。
ユートも熱湯に手を入れていたから、俺の腕を治療しているユートをこっそり手で触れて治した。
指を舐めたかったけど、俺の手が突然赤みが引いたら怪しい。
今日一日は大人しくしていようと思いながら、俺に声を掛けるユートに幸せを感じていた。
息がしづらくて、酷い頭痛がする。
ユートとして、もう一度愛する事を許されたのに体調が優れない。
ずっと望んでいた人の傍にいて、心が満たされた。
俺に必要なのは、やっぱりユートだけだった。
心が満たされても、俺の中にある魔力はずっと増え続けている。
その魔力は俺の脳内にまで侵入してきて、思考を奪った。
でも、喪失感での悲しみが溢れているわけではない…これは嬉しい気持ちだ。
大切にしたい、傷付けたくない、今度こそ守りたい。
その気持ちは嘘偽りはない、もう失いたくはない。
今日一日だけでもいいからユートを返したくなくて下心はないとアピールした。
……好きな子が泊まるなら下心くらいあるが、怯えさせないように我慢する。
焦る事はない、俺達の時間はこれから始まるんだ。
多くは望まない気でいたら、ユートから嬉しい事を言われた。
この家に住んでくれるというなら、ユートなら大歓迎だ。
買ったはいいけど、一度も住んでいないから私物はない。
掃除は信頼に値する口が硬い便利屋に頼んでいるから誇り一つないほど綺麗だ。
ユートが住むなら今すぐ兵舎から引っ越してくる。
仕事内容は何処に行っても変わる事はない。
前までは仕事に便利だから兵舎にいたが、ユートがここにいるならもうどうでもいい。
兵舎の中は他の人間もいるから、ここに連れてきた。
便利屋以外立ち入らないし、二人きりになるにはちょうど良かった。
もう、誰もこの家に立ち入らないようにしよう。
ずっと住んでくれると思っていたが、少ししたら家から出ていくと言った。
何故だ?出ていく必要はないのに、何故ユートはそんな事を言うんだ?
両想いになったのではないのか?俺の勘違いだった。
心の奥底から気持ちが悪い感情が押し寄せてきた。
俺から離れたら、ユートは傷付いてしまう。
俺が守らないと…誰にも触らせない、俺だけがユートを…
頭がパニックになり、首を軽く噛んでしまい怯えさせてしまった。
俺のものだという印が欲しかった、ユートの全ては俺のものだ。
頭がユートの事でいっぱいになっていたら、名前を呼ばれて我に返った。
俺はいったい何をしたんだ、ユートを傷付ける気なんて考えた事もないのに…
慌てて傷を消して、自分のした事に後悔して押し潰されそうになった。
ユートが大切だとしても、縛り付けてはいけない。
俺の身勝手な感情は、不必要でいらないものだ。
一番恐れているのは、最愛のユートが俺の傍からいなくなる事だ。
ーーーーー
どのくらいベッドで横になり、目を瞑っていたのだろう。
目を開き、見慣れない自分の家の天井を見つめる。
周りを見渡すと、ユートが何処にもいなくて血の気が引いた。
声を出して呼んでも、ユートの声は聞こえない。
あの幸せだった出来事が全て夢であったのなら、俺は何を支えに生きていけばいいのか。
冷静になり部屋を出て、何処にいるのか探そうと廊下を歩いていた。
部屋数が多くて、こうなるならもっと小さな家にしとくんだったと小さくため息を吐いた。
今更後悔しても遅い、ユートが何処に居ても必ず見つけ出す。
一つ、二つ、三つめの部屋の扉を開いたところでいい匂いが鼻孔をくすぐる。
俺の家の近所に住んでいる人間どころか、家の近くをうろつく人間もいない。
招き入れる人以外見えないように結界を張っている。
他人から見たら、どうやっても立ち入る事が出来ない広い草原があるだけ。
煌びやかな街並みの外れ、何もないところにわざわざ来るような人はいない。
この匂いは家の中から来るものだ、匂いに導かれるように歩くと食堂があった。
便利屋は俺が帰るからと今日は呼んでいない。
だとしたら、考えられるのは一人しかいない。
食堂といえば料理か、記憶を思い出すとユートが料理を作ると言っていた事を思い出した。
食堂の扉を開いて、初めて入った食堂をよく見る事なくに匂いを探す。
作っている途中なら厨房だ、すぐに厨房の扉を開き覗き込んだ。
後ろ姿だがユートだとすぐに分かり、会えた喜びで後ろから抱きしめた。
ビックリして肩が跳ねている反応も全てが愛しい。
「わっ、あ…アルくん…もう良いの?まだ料理が出来ていないからもう少し休めるよ」
「もういい、邪魔はしないからここにいたい」
「邪魔じゃないけど、火の近くは危ないから少し離れててね」
ユートに言われて、後ろから抱きしめていると危ないかと離れた。
厨房の壁に寄りかかり、ユートをジッと見つめていた。
料理に慣れているのか、テキパキ動いて一品が完成する。
毎日ユートの手料理を食べたいが、同棲するんだから俺も作ってユートに食べさせたい。
今はユートが料理を作る時間だから邪魔は出来ない。
俺も邪魔にならないくらいになにか手伝いたくて周りを見渡す。
料理を作った後の調理器具がシンクに溜まっていた。
背中合わせで、ユートは料理を作り俺は後片付けをする。
上層部の普通の家なら魔石の力で水が沸き上がって蛇口から出る。
少しでも魔力を使わないといけないから、俺は魔石を使わずに自分の力で水を出す。
ついでにユートが魔石で火を出していたが、自分の魔力を使った。
遠慮なく言ってくれたら、ユートのためなら魔力も惜しくない。
後ろを振り返り、ユートは鍋で煮込んでいるのが見えた。
身体中にあった傷、この世界で初めて会った時も痣があった。
転んでもあんな風にはならない、誰かに殴られない限り…
また俺の心の奥底から嫌なものが沸き上がってきた。
他人が触れていると思うのも嫌なのに傷付けた?俺のユートを…?
シンクに溜まる水がごぽごぽと音を立てて沸き上がってきて、水がこぼれて床を濡らす。
水がお湯になりだんだん熱湯に変わり、触れている肌が赤く染まる。
ユートには詳しく聞かないと約束したから、遠回しでも聞けない。
誰だ…?誰がユートにこんな事をしたんだ?やっぱりユートにとって外は危険だ。
「出来た、アルく……っ!?」
ユートの声がしたと思ったが、慌てて俺に駆け寄ってきて熱湯の中に手を入れた。
すぐに気付いて、危ないと言おうとした俺の手を両手で包み込んでいた。
眉を寄せているから熱かったんだろうけど、それよりも俺の手を心配して息を吹き掛けていた。
人間にとって完璧を求められた俺を心配してくれる人は、ユートしかいない。
自己治癒能力でこのくらいどうという事ではない。
でも、ユートが心配してくれるのが嬉しくて手の赤みも治りが遅くなる。
ユートは凄いな、あんなに自分ではどうしようもなかった荒ぶる感情を静めた。
魔力も今では安定していて、治っていないのは手の赤みだけだ。
「救急箱ある!?早く手当てしないと」
「そういうのはない」
「じゃあ冷やすもの、氷とか…」
ユートは氷を探して厨房を見て回っていて、そろそろ意地悪は可哀想に思い赤くなった手のひらを見つける。
大丈夫だと言おうとしたら、ユートは俺の方に振り返った。
人々は魔物の俺を神様だと崇める人がいる、魔石なしで魔法が使えるのも理由の一つだ。
俺の醜い竜の姿を知らないからそう言えるんだ、俺はただの魔物だ。
神様と呼ぶのはユートのような太陽のような笑顔で、俺の中の暗いものを明るく照らす人を言う。
氷を見つけたのか、布に巻いて俺のところに来る。
氷が入った冷たい布が熱を持った手をだんだんと冷ましていく。
両手が赤いから、ユートが布を当ててくれて時々「冷たすぎない?」と聞いてくる。
上目遣いで聞いてくる可愛いユートの唇に唇を重ねる。
「んぅっ?」
「…ん、元気出た」
「本当に?これだけで?」
「ユートは俺の魔法使いだから何でも治るよ」
ユートは「俺は何の力もない人間だよ」と言ってるけど、分かってない。
俺は、ユートに触られるだけで落ち着く…昔も今も変わらない。
どんなに痛く苦しくても、ユートの手は全てを浄化してくれる。
竜の時の初めての暴走や、ユートがいた時の力が暴れて苦しんでいた時。
背中を撫でてくれたのは、昔と重なっていつも落ち着いていた。
ユートは何も言わないけど、今の俺はユートだったんだと確信した。
ユートも熱湯に手を入れていたから、俺の腕を治療しているユートをこっそり手で触れて治した。
指を舐めたかったけど、俺の手が突然赤みが引いたら怪しい。
今日一日は大人しくしていようと思いながら、俺に声を掛けるユートに幸せを感じていた。
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