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あれから久住とはアルバイトのある日の下校を共にしている。仕事が終われば最寄り駅まで送ってもらい、自宅近くの駅に着いたらメールで報告し、そこからは姉の遥夏や母親に迎えに来てもらっていた。
さすがに高校生男子として自宅から徒歩十分くらいの道のりを、最寄り駅まで家族に迎えに来てもらうのも如何なものかと思うものの、久住に断固として迎えを約束させられた。
(渋ってたら俺が家まで送るとか言うし…。何なんだよ。無駄に彼氏力発揮するなよ)
絶対に自分のものにはならないのに、勘違いしてしまうような優しさが嬉しくもあり、たまらなく悲しい。いつかその優しさが女の子に向かうと思うと、重苦しいものが地層のように嵩を増した。
久住に優しくされるたび、心は素直に喜びながらも頭は理性で押しとどめ、現実と向き合う。ぬか喜びだったときの哀しみはもう味わいたくはない。いつだって脳裏を掠めるのは、廊下で打ちひしがれて涙した小学生の自分だ。あんな思いは二度としたくない。
誉はひとつ息を吐き出し、どうしようもない感情に振り回されないように、今日もまた何でもないふりでやり過ごす。
幸か不幸か、久住とは以前よりも近い存在になれた。アルバイトへの行き帰りの数十分の間にしたたわいもない会話から、好物が購買にある『激辛カリーパン』だということも知った。ほかにも年子の妹がいること。休みの日は昼まで寝てること。朝食は和食がいいこと。
誉は久住が話し聞かせてくれたときの様子を思い浮かべ、自然と口角が上がった。
些細なことだけど、パーソナルなことを知れるというのは特別なことのように思える。
挨拶どころか目も合うことのない、お互いの人生に接点のない人種だと思っていたのに、あの出来事がきっかけで交わりが出来たのだ。
出会い方は最悪だったかもしれない。だけど今では久住の隣を歩くことが嬉しく、目を見合わせて会話することがたまらなく幸せな時間だ。
ずっと続けばいい。そう願いながら、あとどれだけこの幸せな時間が続くのかカウントダウンしている自分も居た。
久住と同じ時間を共有できて喜ぶものの、共有してしまったせいで久住のことを思い出すワードはどんどん溜まってしまった。
楽しい記憶は、コインの表裏のようにそのときどきでくるくると入れ替わる。楽しい記憶とすぐそばの現実は虎視眈々と入れ替わるのを待っているようで、誉は浮上した心が見る見る間に下降していった。
(そうじゃない。何も哀しいことなんてない)
特別室での生活が終われば、久住との関わりもなくなるだろう。繋がりのなくなった元の生活がはじまれば、じきに慣れる。それが本来の日常だ。
特別室での生活が終わっても、一緒に過ごした時間だけは、久住の記憶の片隅にでも残っていればいい。これ以上望むことはない。
そう自分に言い聞かせ、ひとつ息を吐いた。
「…はよ」
声に驚いて振り返ると、いつものようにイヤホンを外す久住が後ろに立っていた。普段は教室までずっと音楽を聴いている久住は、誉と居るときには必ずプレイヤーを止める。
「おはよう」
誉は挨拶を返して幸せを噛みしめる。
今日は朝から久住に会えた。
***
室内の明かりも十分な部屋で、遮るものもなくよく見渡せるはずなのに、なぜか視界が霞む。今日も特別室では普段と変わりなく、空き時間の教師が授業を進めている。
おかしいなと誉は眼鏡を外し、目頭の辺りを軽く揉みほぐそうとしたときに異変に気が付いた。ぐらりと揺れる上半身に抗うことも出来ず、授業中にはありえない大きな音を立てながら椅子から転がり落ちた。咄嗟に受け身を取ることも侭ならないほど身体に力が入らなかった。
「峰石くん!」
誉の倒れて行く様を見ていたこの時間の担当教師は、叫ぶなり急いでかけ寄り、久住と高瀬も状況を把握すると椅子をがたがた鳴らせて誉の傍に集まる。
身体の半身を重力のままにぶつけ、色々痛いが幸い頭はさほど痛くなかった。ただ、瞼が重い。
「おい峰石、大丈夫か」
「これ頭ぶつけたんじゃない?」
「峰石くん、大丈夫?先生の声聞こえますか?」
三人三様に声をかけられ、誉は答えなければと閉じていた瞼をゆっくり開ける。
「だいじょう…」
大丈夫と言おうと口を開いてそのまますっと意識が遠のく。
「…ぶ、ではないよねえ」
高瀬の妙に間延びした声を最後に、誉は意識を手放した。
ゆらゆらと揺れる温かいものに抱かれながら安心していると、急にその温かいものを取り上げられ心細くなった。
誉は思わず手に触れた何かをぎゅっと握り、離れたくないと無言の訴えをする。一瞬離れて行こうとするそれが戻ってきた感覚はあったが、すぐに柔らかいものに包まれじきに温かさが戻ってきた。
どこか遠くで話し声がする。だけど誉の周りは水の膜に覆われたように遮断され、はっきりとは聞こえない。聞こえなくてもいい気がする。今はただこの静かな空間でまどろんでいたい。
波打ち際まで浮上しそうになった意識がまた深くまで潜り込む。
そこへ邪魔するように誉を覆う水が振動を起こした。今度は誰かが直接呼びかけているような気がするものの、水の膜に覆われた誉には何と言っているのか分からない。分かったとしてもこの膜からは出られないだろうし、抜け出す気もない。
まあいいやと早々に考えることを投げ出すと、一瞬唇に柔らかいものが触れた感じがした。
気のせいかもしれない。誉ひとりでまどろんでいるこの中で、誰が触れられるというのだろうか。
だけど味わったことのない優しい感触に、誉はうっとりと目を閉じて思い返す。
(きもちいい)
そんなふうに思っていると、二度、三度と触れられ沈もうとしていた意識がまた浮上した。ゆっくりと確かめるように唇と触れ合わされ、誉の周りの水の膜が水泡となってぽろぽろ剥がれていく。
優しく誉のバリケードを崩していく見えないモンスターに、いっそ自分ごと突き崩されたい衝動に駆られた。
何もいらない。
何もかも壊されたい。
跡形もなく消えてなくなればいい。
最後に残るのは〝なくなった存在〟だけでいい。
『404 not found』そう示すように過去に囚われず、ただそこにあった事実だけを残して、乗り越える勇気が欲しかった。
幼かった自分を慰めてやる優しさを。
「………」
ふっと瞼を開ければ、白い天井とクリーム色のカーテンが目に入った。視線を落とせば、やはりそこにも白が目に入る。掛け布団に包まれた誉は状況を徐々に理解する。
(…久住が運んでくれたのか)
サイドテーブルに置かれた誉のスマホとアップルジュースを目に入れ思った。
いつだったか久住の好物が購買の激辛カリーパンだという話をしたとき、誉も購買にしか置いていないアップルジュースが好きだと話した。校舎内の自販機にも他のアップルジュースは並んでいるのだが、果汁が二十パーセント未満の人工的な甘さだから飲む気になれなかったのだ。それをわざわざ久住に話した覚えはない。なのに──
「…普通こういうとき、ポカリじゃねーの?」
誉はふるえる唇で悪態をつきながらサイドテーブルから紙パックのジュースを取り上げると、まだ冷たくてそのまま額に乗せた。熱があるのかとても気持ち良い。
些細な会話だから覚えていないだろうと思っていた。
誉が思っている以上に、久住にとって誉はジュース一個分くらいの存在価値はあるのだろうか。ジュース一個分の価値がどのくらいかわからない。わからないけど嬉しくて胸がきゅっと詰まり、泣きたくなるのはもっとわからなかった。
あれから久住とはアルバイトのある日の下校を共にしている。仕事が終われば最寄り駅まで送ってもらい、自宅近くの駅に着いたらメールで報告し、そこからは姉の遥夏や母親に迎えに来てもらっていた。
さすがに高校生男子として自宅から徒歩十分くらいの道のりを、最寄り駅まで家族に迎えに来てもらうのも如何なものかと思うものの、久住に断固として迎えを約束させられた。
(渋ってたら俺が家まで送るとか言うし…。何なんだよ。無駄に彼氏力発揮するなよ)
絶対に自分のものにはならないのに、勘違いしてしまうような優しさが嬉しくもあり、たまらなく悲しい。いつかその優しさが女の子に向かうと思うと、重苦しいものが地層のように嵩を増した。
久住に優しくされるたび、心は素直に喜びながらも頭は理性で押しとどめ、現実と向き合う。ぬか喜びだったときの哀しみはもう味わいたくはない。いつだって脳裏を掠めるのは、廊下で打ちひしがれて涙した小学生の自分だ。あんな思いは二度としたくない。
誉はひとつ息を吐き出し、どうしようもない感情に振り回されないように、今日もまた何でもないふりでやり過ごす。
幸か不幸か、久住とは以前よりも近い存在になれた。アルバイトへの行き帰りの数十分の間にしたたわいもない会話から、好物が購買にある『激辛カリーパン』だということも知った。ほかにも年子の妹がいること。休みの日は昼まで寝てること。朝食は和食がいいこと。
誉は久住が話し聞かせてくれたときの様子を思い浮かべ、自然と口角が上がった。
些細なことだけど、パーソナルなことを知れるというのは特別なことのように思える。
挨拶どころか目も合うことのない、お互いの人生に接点のない人種だと思っていたのに、あの出来事がきっかけで交わりが出来たのだ。
出会い方は最悪だったかもしれない。だけど今では久住の隣を歩くことが嬉しく、目を見合わせて会話することがたまらなく幸せな時間だ。
ずっと続けばいい。そう願いながら、あとどれだけこの幸せな時間が続くのかカウントダウンしている自分も居た。
久住と同じ時間を共有できて喜ぶものの、共有してしまったせいで久住のことを思い出すワードはどんどん溜まってしまった。
楽しい記憶は、コインの表裏のようにそのときどきでくるくると入れ替わる。楽しい記憶とすぐそばの現実は虎視眈々と入れ替わるのを待っているようで、誉は浮上した心が見る見る間に下降していった。
(そうじゃない。何も哀しいことなんてない)
特別室での生活が終われば、久住との関わりもなくなるだろう。繋がりのなくなった元の生活がはじまれば、じきに慣れる。それが本来の日常だ。
特別室での生活が終わっても、一緒に過ごした時間だけは、久住の記憶の片隅にでも残っていればいい。これ以上望むことはない。
そう自分に言い聞かせ、ひとつ息を吐いた。
「…はよ」
声に驚いて振り返ると、いつものようにイヤホンを外す久住が後ろに立っていた。普段は教室までずっと音楽を聴いている久住は、誉と居るときには必ずプレイヤーを止める。
「おはよう」
誉は挨拶を返して幸せを噛みしめる。
今日は朝から久住に会えた。
***
室内の明かりも十分な部屋で、遮るものもなくよく見渡せるはずなのに、なぜか視界が霞む。今日も特別室では普段と変わりなく、空き時間の教師が授業を進めている。
おかしいなと誉は眼鏡を外し、目頭の辺りを軽く揉みほぐそうとしたときに異変に気が付いた。ぐらりと揺れる上半身に抗うことも出来ず、授業中にはありえない大きな音を立てながら椅子から転がり落ちた。咄嗟に受け身を取ることも侭ならないほど身体に力が入らなかった。
「峰石くん!」
誉の倒れて行く様を見ていたこの時間の担当教師は、叫ぶなり急いでかけ寄り、久住と高瀬も状況を把握すると椅子をがたがた鳴らせて誉の傍に集まる。
身体の半身を重力のままにぶつけ、色々痛いが幸い頭はさほど痛くなかった。ただ、瞼が重い。
「おい峰石、大丈夫か」
「これ頭ぶつけたんじゃない?」
「峰石くん、大丈夫?先生の声聞こえますか?」
三人三様に声をかけられ、誉は答えなければと閉じていた瞼をゆっくり開ける。
「だいじょう…」
大丈夫と言おうと口を開いてそのまますっと意識が遠のく。
「…ぶ、ではないよねえ」
高瀬の妙に間延びした声を最後に、誉は意識を手放した。
ゆらゆらと揺れる温かいものに抱かれながら安心していると、急にその温かいものを取り上げられ心細くなった。
誉は思わず手に触れた何かをぎゅっと握り、離れたくないと無言の訴えをする。一瞬離れて行こうとするそれが戻ってきた感覚はあったが、すぐに柔らかいものに包まれじきに温かさが戻ってきた。
どこか遠くで話し声がする。だけど誉の周りは水の膜に覆われたように遮断され、はっきりとは聞こえない。聞こえなくてもいい気がする。今はただこの静かな空間でまどろんでいたい。
波打ち際まで浮上しそうになった意識がまた深くまで潜り込む。
そこへ邪魔するように誉を覆う水が振動を起こした。今度は誰かが直接呼びかけているような気がするものの、水の膜に覆われた誉には何と言っているのか分からない。分かったとしてもこの膜からは出られないだろうし、抜け出す気もない。
まあいいやと早々に考えることを投げ出すと、一瞬唇に柔らかいものが触れた感じがした。
気のせいかもしれない。誉ひとりでまどろんでいるこの中で、誰が触れられるというのだろうか。
だけど味わったことのない優しい感触に、誉はうっとりと目を閉じて思い返す。
(きもちいい)
そんなふうに思っていると、二度、三度と触れられ沈もうとしていた意識がまた浮上した。ゆっくりと確かめるように唇と触れ合わされ、誉の周りの水の膜が水泡となってぽろぽろ剥がれていく。
優しく誉のバリケードを崩していく見えないモンスターに、いっそ自分ごと突き崩されたい衝動に駆られた。
何もいらない。
何もかも壊されたい。
跡形もなく消えてなくなればいい。
最後に残るのは〝なくなった存在〟だけでいい。
『404 not found』そう示すように過去に囚われず、ただそこにあった事実だけを残して、乗り越える勇気が欲しかった。
幼かった自分を慰めてやる優しさを。
「………」
ふっと瞼を開ければ、白い天井とクリーム色のカーテンが目に入った。視線を落とせば、やはりそこにも白が目に入る。掛け布団に包まれた誉は状況を徐々に理解する。
(…久住が運んでくれたのか)
サイドテーブルに置かれた誉のスマホとアップルジュースを目に入れ思った。
いつだったか久住の好物が購買の激辛カリーパンだという話をしたとき、誉も購買にしか置いていないアップルジュースが好きだと話した。校舎内の自販機にも他のアップルジュースは並んでいるのだが、果汁が二十パーセント未満の人工的な甘さだから飲む気になれなかったのだ。それをわざわざ久住に話した覚えはない。なのに──
「…普通こういうとき、ポカリじゃねーの?」
誉はふるえる唇で悪態をつきながらサイドテーブルから紙パックのジュースを取り上げると、まだ冷たくてそのまま額に乗せた。熱があるのかとても気持ち良い。
些細な会話だから覚えていないだろうと思っていた。
誉が思っている以上に、久住にとって誉はジュース一個分くらいの存在価値はあるのだろうか。ジュース一個分の価値がどのくらいかわからない。わからないけど嬉しくて胸がきゅっと詰まり、泣きたくなるのはもっとわからなかった。
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