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最終章 最狂の愛
琥珀先輩の方が美人ですッ!
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「きゃああああああああああああ!!!」
麗紗の体はこの前行ったボウリング場に墜落した。
逃がさないよ。
八重染琥珀で加速しながらボウリング場に向かう。
「麗紗はどこにいるのかなー?」
ボウリング場に着いた私は、八重染琥珀を溜めながら麗紗を探す。
なんか人が外に逃げようとしてるな……なんでだろう?
「私ならここに居ますよ? 琥珀先輩?」
「っ!?」
背後から麗紗の声が聞こえた。
即座に溜めた八重染琥珀を使って突きを撃ったけど当たらなかった。
そして、ふとレーンの方を向いた私が見たものは。
ボウリング場のあちこちに張り巡らされた桃色の糸だった。
人が逃げていたのはこのせいか……!
糸の上を、軽々と歩いていく麗紗。
「ほーら、私はこっちですよ~」
まるで蜘蛛の巣のようになっているそこから、麗紗がそう誘ってくる。
これは間違いなく罠だろう。
遠距離で探りを入れる!
「黄玉!」
空気に八重染琥珀を注ぎ、無数の光の玉を作り出して飛ばす。
光の玉が麗紗の巣に着弾し爆炎で包み込む。
「これでどう来る……麗紗!?」
「琥珀先輩ならそうするだろうなって思いました!」
「えっ!?」
気が付くと、麗紗が私の前まで迫ってきていた。
こっちが本命だったのか……!
私は麗紗の桃色の糸を近距離で食らい、浮遊感を味わった。
「ぐっ……!」
壁を突き抜ける感覚も味わいながら、落ちた先は。
「ここは……カラオケ?」
麗紗と行ったカラオケだった。
なんか……私達デートスポットに吸い寄せられてない?
何かの運命なのかな。
でも、決着を付けるには一番の場所だ……!
私はマイクのスイッチをオンにし、八重染琥珀を注ぎ込む。
そして黄玉を空中に浮かせた。
「こはくせんぱぁぁぁぁぁぁぁい!」
「今だ……!」
カラオケボックスの中で、黄玉を爆発させる。
麗紗がその音を聴き付けそこに飛び込む。
「みつけましたぁ――ああああああああああああああ!?」
マイクに注いでいた八重染琥珀を爆発させ、甲高い爆音を鳴り響かせる。
麗紗の耳はこれで確実に潰れただろう。
私は別の部屋にいるから大丈夫。
黄玉を爆発させたのは麗紗をマイクのある部屋に誘うためだったのさ!
「食らえ……! 黄玉!」
溜め切った黄玉を、ふらふらしている麗紗に放つ。
黄玉は麗紗に当たると大爆発を起こし、カラオケの部屋ごと麗紗の体を吹き飛ばした。
麗紗はショッピングモールの壁の中に入り込んだ。
今度はここか……デートは市内が多かったからこうなるのも無理もないのかもしれない。
すごい偶然だとは思うけど。
「よいしょっと……」
麗紗が入り込んだ穴から中に入ってみると……。
そこには大量に鼻血を出した麗紗が倒れていた。
「れ、麗紗ぁ!?」
「すみません……あの時の琥珀先輩を思い出して……つい……」
「え……?」
辺りを見渡すと、そこには大量の水着が。
そうか……ここは麗紗殺しの場所なんだった……。
水着……水着か。
麗紗の水着姿は本当に可愛かったなぁ――!
「う゛っ!」
想像しただけで、鼻から赤い液体が迸る。
私達は似たもの夫婦なんだよ……。
ここは麗紗だけじゃなく私にも効果はばつぐんだったみたいだ。
私達は血を失ったことでかなり消耗した。
「はあっ……はあっ……やりますね、琥珀先輩……流石です……」
「麗紗こそ……やるじゃん……」
「ここは、切り札を使うしかないみたいですね……“恋染珀織”!!!」
「なっ……!」
血塗れの麗紗の体を、桃色の糸が球状に覆う。
桃色の糸が、桜色の巫女服を紡ぎ上げる。
「はああっ!」
麗紗の可愛い巫女服を一瞬だけ拝んだ私は空に打ち上げられた。
恋染珀織は別格だ……! 恋色紗織とは比べ物にならない……!
こっちも、出し惜しみはしていられない。
「ぶっ……砂!? ここは……!」
白い砂浜にめり込んだ頭を引っこ抜くと、そこには一面の綺麗な海が広がっていた。
こはく島。
麗紗と私が水着で遊んだ、思い出いっぱいの場所。
「ここで琥珀先輩と水遊びしましたね~」
「懐かしいね。あれは楽しかったよ」
「また、やりませんか?」
「うん!」
私達は服が濡れるのもお構いなしに海に入った。
「行きますよ~! 琥珀先輩! それっ!」
「わっ!?」
麗紗が水面をすくって私に水を掛ける。
岩が切れるほどのスピードで。
私の肌が、少し切れて血がぽたりと落ちる。
「やったね麗紗……次はこっちの番だよ!」
私は八重染琥珀で朝日のような眩い輝きを持つ盾を作り出す。
「行くよっ!」
「きゃっ!?」
推し事の盾を突き出し、海から津波を巻き起こさせる。
麗紗は頭から水をかぶった。
「……もう! やりすぎですよ琥珀先輩!」
「麗紗も勢いが強いんだよ~」
「……ふふっ、お互い様ですね」
「せっかくだし全力でやろっか!」
「そうですね……行きますよ琥珀先輩!」
「すごいの撃つから覚悟してね、麗紗ぁ!」
推し事の盾を三日月型に変形させて飛ばした。
太陽よりも眩しい輝きを持ったそれは、穏やかな海を天災に変える。
「はあっ!」
「えいっ!」
それに麗紗は渾身の回し蹴りで応えた。
引き出された恋色紗織の力が、天災と相対する。
「「はああああああああああああっ!!!」」
天災がぶつかり合い、浜辺の木が次々と倒れていく。
「はあっ!」
「きゃあああああああああああああああああ!!!」
今度は麗紗が遥か彼方へと飛ばされていった。
麗紗の体はこの前行ったボウリング場に墜落した。
逃がさないよ。
八重染琥珀で加速しながらボウリング場に向かう。
「麗紗はどこにいるのかなー?」
ボウリング場に着いた私は、八重染琥珀を溜めながら麗紗を探す。
なんか人が外に逃げようとしてるな……なんでだろう?
「私ならここに居ますよ? 琥珀先輩?」
「っ!?」
背後から麗紗の声が聞こえた。
即座に溜めた八重染琥珀を使って突きを撃ったけど当たらなかった。
そして、ふとレーンの方を向いた私が見たものは。
ボウリング場のあちこちに張り巡らされた桃色の糸だった。
人が逃げていたのはこのせいか……!
糸の上を、軽々と歩いていく麗紗。
「ほーら、私はこっちですよ~」
まるで蜘蛛の巣のようになっているそこから、麗紗がそう誘ってくる。
これは間違いなく罠だろう。
遠距離で探りを入れる!
「黄玉!」
空気に八重染琥珀を注ぎ、無数の光の玉を作り出して飛ばす。
光の玉が麗紗の巣に着弾し爆炎で包み込む。
「これでどう来る……麗紗!?」
「琥珀先輩ならそうするだろうなって思いました!」
「えっ!?」
気が付くと、麗紗が私の前まで迫ってきていた。
こっちが本命だったのか……!
私は麗紗の桃色の糸を近距離で食らい、浮遊感を味わった。
「ぐっ……!」
壁を突き抜ける感覚も味わいながら、落ちた先は。
「ここは……カラオケ?」
麗紗と行ったカラオケだった。
なんか……私達デートスポットに吸い寄せられてない?
何かの運命なのかな。
でも、決着を付けるには一番の場所だ……!
私はマイクのスイッチをオンにし、八重染琥珀を注ぎ込む。
そして黄玉を空中に浮かせた。
「こはくせんぱぁぁぁぁぁぁぁい!」
「今だ……!」
カラオケボックスの中で、黄玉を爆発させる。
麗紗がその音を聴き付けそこに飛び込む。
「みつけましたぁ――ああああああああああああああ!?」
マイクに注いでいた八重染琥珀を爆発させ、甲高い爆音を鳴り響かせる。
麗紗の耳はこれで確実に潰れただろう。
私は別の部屋にいるから大丈夫。
黄玉を爆発させたのは麗紗をマイクのある部屋に誘うためだったのさ!
「食らえ……! 黄玉!」
溜め切った黄玉を、ふらふらしている麗紗に放つ。
黄玉は麗紗に当たると大爆発を起こし、カラオケの部屋ごと麗紗の体を吹き飛ばした。
麗紗はショッピングモールの壁の中に入り込んだ。
今度はここか……デートは市内が多かったからこうなるのも無理もないのかもしれない。
すごい偶然だとは思うけど。
「よいしょっと……」
麗紗が入り込んだ穴から中に入ってみると……。
そこには大量に鼻血を出した麗紗が倒れていた。
「れ、麗紗ぁ!?」
「すみません……あの時の琥珀先輩を思い出して……つい……」
「え……?」
辺りを見渡すと、そこには大量の水着が。
そうか……ここは麗紗殺しの場所なんだった……。
水着……水着か。
麗紗の水着姿は本当に可愛かったなぁ――!
「う゛っ!」
想像しただけで、鼻から赤い液体が迸る。
私達は似たもの夫婦なんだよ……。
ここは麗紗だけじゃなく私にも効果はばつぐんだったみたいだ。
私達は血を失ったことでかなり消耗した。
「はあっ……はあっ……やりますね、琥珀先輩……流石です……」
「麗紗こそ……やるじゃん……」
「ここは、切り札を使うしかないみたいですね……“恋染珀織”!!!」
「なっ……!」
血塗れの麗紗の体を、桃色の糸が球状に覆う。
桃色の糸が、桜色の巫女服を紡ぎ上げる。
「はああっ!」
麗紗の可愛い巫女服を一瞬だけ拝んだ私は空に打ち上げられた。
恋染珀織は別格だ……! 恋色紗織とは比べ物にならない……!
こっちも、出し惜しみはしていられない。
「ぶっ……砂!? ここは……!」
白い砂浜にめり込んだ頭を引っこ抜くと、そこには一面の綺麗な海が広がっていた。
こはく島。
麗紗と私が水着で遊んだ、思い出いっぱいの場所。
「ここで琥珀先輩と水遊びしましたね~」
「懐かしいね。あれは楽しかったよ」
「また、やりませんか?」
「うん!」
私達は服が濡れるのもお構いなしに海に入った。
「行きますよ~! 琥珀先輩! それっ!」
「わっ!?」
麗紗が水面をすくって私に水を掛ける。
岩が切れるほどのスピードで。
私の肌が、少し切れて血がぽたりと落ちる。
「やったね麗紗……次はこっちの番だよ!」
私は八重染琥珀で朝日のような眩い輝きを持つ盾を作り出す。
「行くよっ!」
「きゃっ!?」
推し事の盾を突き出し、海から津波を巻き起こさせる。
麗紗は頭から水をかぶった。
「……もう! やりすぎですよ琥珀先輩!」
「麗紗も勢いが強いんだよ~」
「……ふふっ、お互い様ですね」
「せっかくだし全力でやろっか!」
「そうですね……行きますよ琥珀先輩!」
「すごいの撃つから覚悟してね、麗紗ぁ!」
推し事の盾を三日月型に変形させて飛ばした。
太陽よりも眩しい輝きを持ったそれは、穏やかな海を天災に変える。
「はあっ!」
「えいっ!」
それに麗紗は渾身の回し蹴りで応えた。
引き出された恋色紗織の力が、天災と相対する。
「「はああああああああああああっ!!!」」
天災がぶつかり合い、浜辺の木が次々と倒れていく。
「はあっ!」
「きゃあああああああああああああああああ!!!」
今度は麗紗が遥か彼方へと飛ばされていった。
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