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第三章 出会い、とやらをされたらしくて
夏休み(3/3)
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自分の部屋で一人になる。
そして、カナのことを思い出す。
セレンが怒った理由もファインの話で納得した。
知らなかったとは言えカナには辛い思いをさせただけで。
馬鹿だしドジだし天然なところもあるけど俺のことを一生懸命見てくれるし感謝してる。
本当に親代わりだ。
そんな奴を傷付けたと思うと胸が苦しくなる。
俺は意を決してカナの部屋に行った。
カナの部屋の前に行き恐る恐るドアをノックする。
思い返してみれば俺がカナの部屋に訪れるのは初めてかも知れない。
ドキドキしながら待っているとしばらくしてドアが開く。
「あれ?シンヤ。どうしたんだい?」
「あ、いや……その、ちょっと……」
案外元気そうなカナに安心しながらも拍子抜けして口籠る。
カナは首を傾げながら俺の言葉を待ってるみたいだった。
「……話、があって」
俺がそう言うとカナはいつもみたいに微笑んで口を開く。
「シンヤからの話なら喜んで聞くよ!それじゃあ、シンヤの部屋に行こうか」
「え?いや、カナの部屋でも……」
少し驚きながらそう返すとカナは部屋が汚いから入れられないと言って俺の背を押しながら俺の部屋に向かう。
俺の部屋に入りお互い向かい合う形で座った。
しばらく沈黙が続き先にカナが沈黙を破る。
「シンヤの部屋はいつ来ても綺麗だね!私の部屋とは大違いだよ」
「……俺って言うかエアロが片付けてくれるからな。カナはエアロに頼んでないのか?」
「うん。私の部屋は大事なものが多いからね。自分で片付けるようにしているんだけどどうしてもすぐ散らかっちゃって……月に二回以上エアロちゃんに怒られるよ」
「カナって案外だらしないのな」
「あはは、エアロちゃんたちにも言われたよ。私は綺麗にしてるつもりなんだけどなぁ」
そんな他愛もない話をして盛り上がった。
カナとこんなに話したことがあっただろうか?
もしかしたらないかも知れない。
カナとの話は楽しいが本題に入れずにいた。
ただ謝るだけなのにどんだけ時間をかけるんだと自分自身を罵倒する。
するとカナが切り出してくれた。
「ところで、私に話があったんだよね?ごめんね、私が無駄話をしてしまって……」
「そ、そんなことねぇよ!楽しかったし!話って言うのは……アレだ。友達呼びたいとか言ったこと謝ろうと思って……」
「え?もしかして、ずっと気にしていたのかい?」
俺が頷いて俯くとカナが頭を撫でてくれる。
「気にしなくて良いんだよ、シンヤ。これは私の我儘だから。シンヤの気持ちも分かっているのに良いよって言ってあげられない私が悪いんだ。本当にごめん。でも、こればっかりはどうしても……」
「わ、分かってる!ファインに聞いたんだ……だから、知らなかったとは言え無神経だったって思って!俺の方こそ悪かった!ごめん、カナ!もう呼ぶなんて言わないから!だから、カナも気にすんな!」
俺が必死にそう訴えるとカナは安心したように笑う。
「……そっか……ファインくんが……話したんだね……ファインくんは辛そうじゃなかった?」
「え?たぶん?いつもと変わらないと思ったけど……」
「そっか……わざわざありがとう、シンヤ。これからもみんなと仲良くしてあげてね」
カナはそう言うとやることがあるんだった!と言って慌てて部屋を出て行った。
それからしばらくしてミラから連絡が来る。
遊ぶ日時と待ち合わせ場所と時間を教えてもらって夕飯を食べた。
それからは結構頻繁にミラたちと夏休みを満喫して。
色んなところに遊びに行った。
ミラたちにファインたちも誘おうと言われて一応誘ってみるが案の定みんなに断られる。
本当は一緒に行きたいんじゃないかと思いこっそりカナに相談したら驚きの答えが返ってきた――――
そして、カナのことを思い出す。
セレンが怒った理由もファインの話で納得した。
知らなかったとは言えカナには辛い思いをさせただけで。
馬鹿だしドジだし天然なところもあるけど俺のことを一生懸命見てくれるし感謝してる。
本当に親代わりだ。
そんな奴を傷付けたと思うと胸が苦しくなる。
俺は意を決してカナの部屋に行った。
カナの部屋の前に行き恐る恐るドアをノックする。
思い返してみれば俺がカナの部屋に訪れるのは初めてかも知れない。
ドキドキしながら待っているとしばらくしてドアが開く。
「あれ?シンヤ。どうしたんだい?」
「あ、いや……その、ちょっと……」
案外元気そうなカナに安心しながらも拍子抜けして口籠る。
カナは首を傾げながら俺の言葉を待ってるみたいだった。
「……話、があって」
俺がそう言うとカナはいつもみたいに微笑んで口を開く。
「シンヤからの話なら喜んで聞くよ!それじゃあ、シンヤの部屋に行こうか」
「え?いや、カナの部屋でも……」
少し驚きながらそう返すとカナは部屋が汚いから入れられないと言って俺の背を押しながら俺の部屋に向かう。
俺の部屋に入りお互い向かい合う形で座った。
しばらく沈黙が続き先にカナが沈黙を破る。
「シンヤの部屋はいつ来ても綺麗だね!私の部屋とは大違いだよ」
「……俺って言うかエアロが片付けてくれるからな。カナはエアロに頼んでないのか?」
「うん。私の部屋は大事なものが多いからね。自分で片付けるようにしているんだけどどうしてもすぐ散らかっちゃって……月に二回以上エアロちゃんに怒られるよ」
「カナって案外だらしないのな」
「あはは、エアロちゃんたちにも言われたよ。私は綺麗にしてるつもりなんだけどなぁ」
そんな他愛もない話をして盛り上がった。
カナとこんなに話したことがあっただろうか?
もしかしたらないかも知れない。
カナとの話は楽しいが本題に入れずにいた。
ただ謝るだけなのにどんだけ時間をかけるんだと自分自身を罵倒する。
するとカナが切り出してくれた。
「ところで、私に話があったんだよね?ごめんね、私が無駄話をしてしまって……」
「そ、そんなことねぇよ!楽しかったし!話って言うのは……アレだ。友達呼びたいとか言ったこと謝ろうと思って……」
「え?もしかして、ずっと気にしていたのかい?」
俺が頷いて俯くとカナが頭を撫でてくれる。
「気にしなくて良いんだよ、シンヤ。これは私の我儘だから。シンヤの気持ちも分かっているのに良いよって言ってあげられない私が悪いんだ。本当にごめん。でも、こればっかりはどうしても……」
「わ、分かってる!ファインに聞いたんだ……だから、知らなかったとは言え無神経だったって思って!俺の方こそ悪かった!ごめん、カナ!もう呼ぶなんて言わないから!だから、カナも気にすんな!」
俺が必死にそう訴えるとカナは安心したように笑う。
「……そっか……ファインくんが……話したんだね……ファインくんは辛そうじゃなかった?」
「え?たぶん?いつもと変わらないと思ったけど……」
「そっか……わざわざありがとう、シンヤ。これからもみんなと仲良くしてあげてね」
カナはそう言うとやることがあるんだった!と言って慌てて部屋を出て行った。
それからしばらくしてミラから連絡が来る。
遊ぶ日時と待ち合わせ場所と時間を教えてもらって夕飯を食べた。
それからは結構頻繁にミラたちと夏休みを満喫して。
色んなところに遊びに行った。
ミラたちにファインたちも誘おうと言われて一応誘ってみるが案の定みんなに断られる。
本当は一緒に行きたいんじゃないかと思いこっそりカナに相談したら驚きの答えが返ってきた――――
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