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8. 愛し合って、抱き合って ★
私たちはどちらからともなく唇を求め合った。
甘くとろけしまいそうな優しいキス。今の私たちの間にはゆったりとした空気が漂っている。
「……ん……」
互いに口づけを交わしながら、男はゆっくりと優しく私をベッドの上に押し倒す。
「優しくするから……」
「うん……優しくしてね……」
「……挿れるね……」
彼が男根を膣口に押し当てると、そのまま私の中にゆっくりと押し入ってくる。
その重量感はいままでに経験したことがないもので、奥に進んでいくたびに、圧迫感もどんどんと大きくなっていく。
そして、私の中にその形を覚えさせようとするかのように、みちみちと男根は膣内を押し広げていった。
私は、自分以外の熱に自分の中を押し広げられていく感覚に頭がくらくらしてしまった。
それは彼も同じようだった。腰を私の中に押し進めていくたびに、彼は息を呑みながらも低い喘ぎ声を止められないでいる。
「……はぁっ……気持ちいい……痛くない?」
「うん、大丈夫……っん……気持ちいい……」
そうして、私の奥にたどり着いた時に、彼はふうっと一呼吸を置いてそのまま動かずにいた。
「1番奥まで入ったよ……」
「っん……本当?」
「俺ので君のお腹が孕んじゃったみたいにぽっこり膨らんでる……可愛い」
そういうと、彼は、自分の物が入っている私のお腹の上に手のひらをそっと落とす。そして、ゆっくりと圧をかけると、彼の淫らな男根の形がぼこっと私のお腹に浮かび上がる。
そのまま、私の薄いお腹ごしに、彼自身のものを、彼はごつごつとした手のひらでゆっくり撫でたり、そっと押したりする。
中からも外からも圧迫されて、私は普段自分では得ることができない、中での刺激を何度も拾ってしまって、気持ちよさのあまり、喘ぎ声を止めることができない。
「本当に君の中に入っちゃったんだね……こんなに小さな体で俺を受け入れてくれて……ありがとう」
「うぅっ……うわぁあん!!」
「え!ど、どうしたの?やっぱりどこか痛かった!?」
「ちがう、ちがうの。わたし、嬉しいの。すごく……しあわせで、涙が止まらないの……」
急に泣き出した私に慌てふためく彼に、私はこれまで思っていたことを話した。
大学時代に元彼と付き合うようになってから、平凡な容姿の自分が隣に並ぶのがいたたまれない気持ちになっていたこと。
そんな私の気持ちを知っていても「可愛い」と褒めてくれる元彼の気持ちをいつも受け入れられないでいたこと。
それでも努力して、周りからもお似合いと言われるようになって嬉しく思う反面、どこか心の奥で疲れを感じている自分がいたこと。
そして、仕事の忙しさにかこつけて、元彼と向き合うことに逃げてしまって、「もう君といることが辛い」と別れを告げられたこと。
彼は相槌を打ちながら私の話に耳を傾け続けてくれた。私の啜り泣く声が2人の間に流れる中、神妙な面持ちのまま彼は何かを考えつづけていた。
ああ、もう、泣きたくなんかないのに。何度、涙をぬぐっても、視界はぼやけるばかりだ。
「はじめからこうやって自分と相手の気持ちを素直に受け入れていれば、幸せはすぐ手に入るなんて、なんでずっと気づけないでいたんだろう……」
私がそう言って、大粒の涙を目からこぼすと、彼はそっと指で拭ってくれる。
「じゃあ、もっと俺に素直な気持ちをぶつけて?嬉しい、楽しい、気持ちいい、悲しい……君が何を思っているか、俺は知りたいから。そうやって、もっと、君のことを好きになりたい」
「私も……もっと、あなたのことを好きになりたい」
「うん……好きだよ、春香」
はじめて、彼に私の名前を呼ばれて、気分が高揚した私は、思わず彼の物をぎゅっと締め付けてしまう。
その瞬間、彼は、苦しそうに顔をしかめると、うっと低い唸り声をあげた。
「だめっ……そんなに締めつけたらっ……はぁっすぐ出ちゃう……から……っ……まだ、春香の中にいたいっ……」
「イっていいんだよ?」
「やだやだ!春香と一緒じゃないといや!」
子どもが駄々をこねるように必死に堪える彼。先ほどまで私を諭していた彼が、今度は私に縋り付くように甘えてきて、そのギャップに私はキュンとする。
そして、彼は私をぎゅっと抱きしめる。彼は腰を動かすことはせず、ただじっと私の中にいた。
その間も、私は無意識のうちに彼の形を覚えようとして、咥え込んでいた彼の物を締めつけ続けていたらしい。
限界に近かった彼は、甘美な声を時折漏らしながら、背中をのけ反らせる。
「きゅうきゅうっておまんこが俺の精子搾り取ろうとしてくるっ……ずるいよ……もっと、春香の中を味わいたかったのにっ……」
そういうと彼は子宮の入り口を優しくとんとんとノックする。
私はそのびりびりと痺れるような気持ちよさに思わず大きく喘いでしまった。
「……んあっあぁあっああっ!おく、奥……!トントンしないで……!!」
「気持ちよくなってきてるってことだよね?春香の子宮下がってきてる……俺の先端に吸い付いて離さない……だめ……もう我慢できないっ……!」
動くよ、そう彼が囁くと、腰を引いて私の中から彼の物を抜く。
しかし、抜かれたと思った瞬間、彼の物が再び私の中に押し入り、奥をずんっと力強く突いた。
そして、そのまま、彼は腰を激しく振って私の最奥を貫きつづける。
「ぁ……んぁああっ!んやぁあ!きもちいっ気持ちいいっ!!だめっおかしくなっちゃう!!」
「いっぱい気持ちよくなっておかしくなれ……俺のでおかしくなって、春香の頭の中、俺のことしか考えられないようにしてあげる……まずは、このおまんこにっ…俺を刻み込んであげるっ……!!!」
そういうと男はピストンをさらに速くした。
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