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第二章越後からの脱出作戦と武田四天王始動
決戦、春日山城
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城内には抵抗なく、すんなり入る事ができた。
どうやらまだ城内は慌ただしく目の前の敵に目もくれずに何やら忙しそうにしていたのだ。
その中を望月千代女の忍術を使い、すんなりと城内へと入り事に成功した。
本来なら忍術など使わなくてもよかったのだが望月千代女に懇願されて念には念をという意味で使う事になったのだ。
だが、彼女達は知らなかった。彼等が忙しい理由は「景虎」と「信玄」がこの春日山城に向かっていて、その後の夜での宴の準備をしている事に。
すでに彼女等が来る事は城内では知らされていたが、「信玄」が来る事は予想外であった為に全員が必死になっている事に。
「ところで、「景虎」様は一体どちらにいらっしゃるのですかね?」
「虎」ちゃんの疑問に全員が思案する。結局の所、「ノブ」さんが暴走した為に何もかも決まらずに出ていく羽目になった為に城内の詳しい事は全く知らないままであった。
「あぁー多分前に聞いた事があるけど天守閣にいるって言ってたよ。前に遊びに行く時にどこにいるのか聞いたら、そんな事言ってた」
「サラッととんでも無い発言はしないでくだい「フー」ちゃん。流石に一国の大名と個人的に会っているとか本当の戦国時代なら
命がないですよ」
「お前も、呼び方変えてるじゃないか!さっきよりも可愛いくなっているしな。まぁ嫌いではないからそのあだ名で行こう!」
「「トヨ」さん、少し楽しんでませんか?あの人の赤面した顔見る為にわざとやってますよね」
「いえ、そんな事は無いですよ」
否定はしているものの、少しだけ口角が上がっているのを私は見逃さなかった。全くどいつも油断ならない奴らしかいないようだ。
「では、このまま天守閣に向かっていきましょう。あの軍神に奇襲何成功するかわかりませんが先手は私がさせてもらいますからね」
それまで黙っていた、年長者でありこのメンバーのリーダーである、望月千代女が取り仕切り始める。
だが彼女が何がしたいかわかっていたので私は早めに忠告しておく。
「千代女さん、まさか奇襲して返り討ちにされて早々に脱落しようとしていません?」
「………お願いだから忍者らしいことして終わせてくれる。このままだと私ただの振り回されて終わるのだけはしたく無いのよ」
彼女の切実な思いが伝わり、私達は彼女の条件を、飲む事にした。実際問題本当ならこのメンバーの中で総合的に強いのは彼女なのにここまでポンコツになるとは思ってもいなかった。
そうこうしているうちに敵の天守閣に着く。
すぐさま、扉を開けると、待っていたとばかりに千代女さんは姿を隠した。
早くも先手を取り、奇襲をかけようとした。千代女だがすぐに動けなくなる。
(「なんで?すぐに姿を隠したのになんで何かの魔術にかけられているの?」)
「全く、この「長尾景虎」相手に奇襲をかけようとするとは……なかなか肝が据わっているようですね」
近付いてくる、音が聞こえてくるのだが動こうにも動けない。
「まぁ、それを見込んで少しだけお仕置きをさせてあげましょうか?」
「ヒィ!?」
一気に空気が変わり、あたりが凍てつくような殺気に満ち溢れた。
「さて、忍者にふさわしい罰を与えてやりますか?」
「景虎」が指を鳴らすと同時に彼女は急に倒れてしまう。
浅い息が漏れ、体から大量の汗と太ももから熱いものが流れゆっくりと彼女の体を濡らしていく。
「もうその辺で良いだろう?流石に可哀想になってくる」
「あれ!?、ハル君が好きそうな感じなのに……もう少ししたら声上げてハデに果てると思うのだけど」
「だから……人の部屋に入って勝手に物色するな、もういい解いてやれ」
「はーい」
パチンと指を鳴らすと彼女に流れていた快感の波が無くなっていく。
そして視界が元に戻っていく。
「あっ!千代女さん……」
やっと視界が戻った時には変わり果てた忍者が「長尾景虎」前で体を震わせて倒れていた。
「あー、「景虎」さんあの技を使ってしまったのか」
「あれは、私も受けたく無いですね。対女性特攻に作られた魔術であり、お館様に使おうと研究した大魔術ですからね」
横で身悶えている千代女を見ながら残りの三人は同情の眼差しを向ける。
そこで後ろにいる、「景虎」の従者らしい奴が何やら抗議をしていたが彼女はあまり聞く耳は持ってはいなかった。
「まぁ、ともあれ、よく来たな!お前達私に聞きたいことがあるならば遠慮なくかかってこい!!」
ドスンと彼女は床を薙刀の棒の部分で叩いたつもりだったのだが、それがまだ快感の波が残っている千代女に勢いよくあたり。
「あん!!」
と艶やか声が城内中に響きわたる。
この場にいる誰もが顔を覆ってしまうあまりにも酷い惨状……
だがこんな状況でも軍神は顔を真っ赤にさせながら即座に千代女を遠くに蹴飛ばしこう宣言する。
「いざ尋常に勝負!」
真っ赤な顔で叫ぶ。
「「「「「台無しだよ」」」」」
その場で一斉に五人の声がハモった声が静かに響いて緊張間のかけらのない決戦が幕を開けた。
どうやらまだ城内は慌ただしく目の前の敵に目もくれずに何やら忙しそうにしていたのだ。
その中を望月千代女の忍術を使い、すんなりと城内へと入り事に成功した。
本来なら忍術など使わなくてもよかったのだが望月千代女に懇願されて念には念をという意味で使う事になったのだ。
だが、彼女達は知らなかった。彼等が忙しい理由は「景虎」と「信玄」がこの春日山城に向かっていて、その後の夜での宴の準備をしている事に。
すでに彼女等が来る事は城内では知らされていたが、「信玄」が来る事は予想外であった為に全員が必死になっている事に。
「ところで、「景虎」様は一体どちらにいらっしゃるのですかね?」
「虎」ちゃんの疑問に全員が思案する。結局の所、「ノブ」さんが暴走した為に何もかも決まらずに出ていく羽目になった為に城内の詳しい事は全く知らないままであった。
「あぁー多分前に聞いた事があるけど天守閣にいるって言ってたよ。前に遊びに行く時にどこにいるのか聞いたら、そんな事言ってた」
「サラッととんでも無い発言はしないでくだい「フー」ちゃん。流石に一国の大名と個人的に会っているとか本当の戦国時代なら
命がないですよ」
「お前も、呼び方変えてるじゃないか!さっきよりも可愛いくなっているしな。まぁ嫌いではないからそのあだ名で行こう!」
「「トヨ」さん、少し楽しんでませんか?あの人の赤面した顔見る為にわざとやってますよね」
「いえ、そんな事は無いですよ」
否定はしているものの、少しだけ口角が上がっているのを私は見逃さなかった。全くどいつも油断ならない奴らしかいないようだ。
「では、このまま天守閣に向かっていきましょう。あの軍神に奇襲何成功するかわかりませんが先手は私がさせてもらいますからね」
それまで黙っていた、年長者でありこのメンバーのリーダーである、望月千代女が取り仕切り始める。
だが彼女が何がしたいかわかっていたので私は早めに忠告しておく。
「千代女さん、まさか奇襲して返り討ちにされて早々に脱落しようとしていません?」
「………お願いだから忍者らしいことして終わせてくれる。このままだと私ただの振り回されて終わるのだけはしたく無いのよ」
彼女の切実な思いが伝わり、私達は彼女の条件を、飲む事にした。実際問題本当ならこのメンバーの中で総合的に強いのは彼女なのにここまでポンコツになるとは思ってもいなかった。
そうこうしているうちに敵の天守閣に着く。
すぐさま、扉を開けると、待っていたとばかりに千代女さんは姿を隠した。
早くも先手を取り、奇襲をかけようとした。千代女だがすぐに動けなくなる。
(「なんで?すぐに姿を隠したのになんで何かの魔術にかけられているの?」)
「全く、この「長尾景虎」相手に奇襲をかけようとするとは……なかなか肝が据わっているようですね」
近付いてくる、音が聞こえてくるのだが動こうにも動けない。
「まぁ、それを見込んで少しだけお仕置きをさせてあげましょうか?」
「ヒィ!?」
一気に空気が変わり、あたりが凍てつくような殺気に満ち溢れた。
「さて、忍者にふさわしい罰を与えてやりますか?」
「景虎」が指を鳴らすと同時に彼女は急に倒れてしまう。
浅い息が漏れ、体から大量の汗と太ももから熱いものが流れゆっくりと彼女の体を濡らしていく。
「もうその辺で良いだろう?流石に可哀想になってくる」
「あれ!?、ハル君が好きそうな感じなのに……もう少ししたら声上げてハデに果てると思うのだけど」
「だから……人の部屋に入って勝手に物色するな、もういい解いてやれ」
「はーい」
パチンと指を鳴らすと彼女に流れていた快感の波が無くなっていく。
そして視界が元に戻っていく。
「あっ!千代女さん……」
やっと視界が戻った時には変わり果てた忍者が「長尾景虎」前で体を震わせて倒れていた。
「あー、「景虎」さんあの技を使ってしまったのか」
「あれは、私も受けたく無いですね。対女性特攻に作られた魔術であり、お館様に使おうと研究した大魔術ですからね」
横で身悶えている千代女を見ながら残りの三人は同情の眼差しを向ける。
そこで後ろにいる、「景虎」の従者らしい奴が何やら抗議をしていたが彼女はあまり聞く耳は持ってはいなかった。
「まぁ、ともあれ、よく来たな!お前達私に聞きたいことがあるならば遠慮なくかかってこい!!」
ドスンと彼女は床を薙刀の棒の部分で叩いたつもりだったのだが、それがまだ快感の波が残っている千代女に勢いよくあたり。
「あん!!」
と艶やか声が城内中に響きわたる。
この場にいる誰もが顔を覆ってしまうあまりにも酷い惨状……
だがこんな状況でも軍神は顔を真っ赤にさせながら即座に千代女を遠くに蹴飛ばしこう宣言する。
「いざ尋常に勝負!」
真っ赤な顔で叫ぶ。
「「「「「台無しだよ」」」」」
その場で一斉に五人の声がハモった声が静かに響いて緊張間のかけらのない決戦が幕を開けた。
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