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護衛のパラディン大佐隊編(【04】の裏)

◆登場人物紹介(『無冠の皇帝【03】マクスウェルの悪魔たち(下)』終了時点)

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【パラディン大佐隊】

パラディン(大佐)
【髪】黒【瞳】金
【乗艦】〈オートクレール〉
 右翼の護衛担当の大佐。『無冠の皇帝【01】』でドレイクの脱出ポッドを回収したのは彼の隊。
 一見、柔和な美形だが、自他共に認める〝見かけによらずいい性格〟。
 元マクスウェル大佐隊の解体を議題にした大佐会議を申請してからというもの、なぜか護衛艦隊司令官アーウィンに露骨に嫌われるようになり、元マクスウェル大佐隊員を大量に押しつけられたが、エリゴールに丸投げして乗り越えた。
 エリゴールが好きすぎて人格崩壊進行中。しかし、エリゴールには〝うざい〟としか思われていない。

モルトヴァン
【髪】褐色【瞳】濃茶色
 パラディンの副官。というよりお守り役(そしてツッコミ役)。上官と同じく〝見かけによらずいい性格〟。

 ***

【元マクスウェル大佐隊】

エリゴール(中佐)
【髪】金【瞳】暗緑色
【過去の肩書】元マクスウェル大佐隊・第四班班長 → ダーナ大佐隊・第十二班班長
【現在の肩書】パラディン大佐隊・第十一班班員(平隊員)
 マクスウェル大佐隊時代のあだ名は〝人切り班長〟。自他共に認める腹黒。
 頭脳や容姿はずば抜けてよく、第六班班長セイル(現在はドレイク大佐隊に在籍中)と共にヴァラクを支えていたが、心酔していたヴァラクに切り捨てられたため、現在自己評価はゼロを通り越してマイナス。
 パラディンに対してはいつでも除隊上等と強気な態度に出ているが、ものの見事に裏目に出ている。

ヴァッサゴ(中佐)
【髪】黒【瞳】黒
【過去の肩書】元マクスウェル大佐隊・第三班班長 → ダーナ大佐隊・第十一班班長
【現在の肩書】パラディン大佐隊・第十二班班員(平隊員)(仮)
 諸事情により、エリゴールと共にダーナ大佐隊からパラディン大佐隊に転属。
 元マクスウェル大佐隊の班長たちの中では、良い意味でも悪い意味でも凡庸で穏和。

ロノウェ(中佐)
【髪】黒【瞳】褐色
【過去の肩書】元マクスウェル大佐隊・第八班班長 → ダーナ大佐隊(平隊員)
【現在の肩書】パラディン大佐隊・第十一班班長
 自他共に認める馬鹿だが人情はある。頭を使うことは副長のレラージュに丸投げしている。
 人には言いにくい趣味を持っていることをエリゴールに知られており、事あるごとにそれで脅されている。

レラージュ
【髪】金【瞳】青
【過去の肩書】元マクスウェル大佐隊・第八班第一号副長 → ダーナ大佐隊(平隊員)
【現在の肩書】パラディン大佐隊・第十一班第一号副長
 実質、ロノウェの副官のような存在。班内での地位はロノウェより上。
 なぜ副長になれたのか謎なほど若いが、頭脳明晰、容姿端麗。ただし毒舌。

ザボエス(中佐)
【髪】橙色【瞳】黄色
【過去の肩書】元マクスウェル大佐隊・第十班班長 → ダーナ大佐隊(平隊員)
【現在の肩書】パラディン大佐隊・第十二班班長
 厳つい大男だが、実は頭脳派で(一見)良識派。チャームポイントは肉食獣のような犬歯。

プルソン
【髪】茶色
【過去の肩書】元マクスウェル大佐隊・第十班第一号副長 → ダーナ大佐隊(平隊員)
【現在の肩書】パラディン大佐隊・第十二班第一号副長
 最大の特徴は存在感がないこと。その利点(と本人は思っている)を活かし、目立ちすぎるザボエスのために情報収集や監視活動をこっそり行っている。

アンドラス(中佐)
【髪】茶褐色【瞳】薄青
【過去の肩書】元マクスウェル大佐隊・第五班班長 → ダーナ大佐隊(平隊員)
【最後の肩書】パラディン大佐隊・第十二班班員(平隊員)(仮)
 エリゴール的には、同じ馬鹿でもロノウェと違って救いようのない馬鹿。
 パラディン大佐隊に転属後、まもなく除隊(予定)。

ムルムス(中佐)
【髪】くすんだ金【瞳】青
【過去の肩書】元マクスウェル大佐隊・第九班班長 → ダーナ大佐隊・第十五班班長
【最後の肩書】パラディン大佐隊・第十二班班員(平隊員)(仮) → 死亡
 諸事情により、ダーナ大佐隊からパラディン大佐隊に転属。
 ヴァラクいわく〝無駄吠えが多すぎる〟男。転属後、戦闘中に服毒自殺した(ことになっている)。
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