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砲撃のパラディン大佐隊編(【05】の裏)
128【交換ついでに合同演習編33】訓練一日目:裏班長登場
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【パラディン大佐隊・ミーティング室】
九班長・キャンベル
「ようこそっ! レラージュ副長っ!」
七班長・カットナー
「綺麗だっ! やっぱり綺麗だっ! 俺たちとは種族からして違うっ!」
レラージュ
「……な、何ですか?」
フィリップス
「やあ、よく来てくれたね。ちなみに、俺は一班の班長艦で副長してるフィリップスだよ。……さ、早く十一班長と十二班長の間に座るんだ! 変態どもから身を守るために!」
レラージュ
「変態?」
六班長・ラムレイ
「あ、あの……〝先生〟! 俺、六班長の……!」
フィリップス
「ここにもいたか! おまえはもっと離れろ!」
六班長・ラムレイ
「そんな! ようやく直接会えたのに!」
フィリップス
「おまえにはまだ早すぎる!」
六班長・ラムレイ
「元四班長みたいなことを!」
レラージュ
「……今、本当に打ち合わせをしてるんですか?」
十一班長・ロノウェ
「一応、そういうことになってる」
レラージュ
「いったい何がそんなに問題になってるんですか? 班長のさっきの説明では、まったくわけがわかりません」
フィリップス
「それはそうだ。ちょっと待っててね」
六班長・ラムレイ
「フィリップス副長がレラージュ副長に親切だ……」
一班長・ハワード
「あいつも一応〝砲撃隊〟だから……〝若くて美形〟に弱い」
フィリップス
「よし、まずおとっつぁん、十二班長、十一班長、六班長の順に班番カードを横一列に並べろ。レラージュ副長に見えやすいように」
一班長・ハワード
「見えやすいように……こんなふうにか?」
フィリップス
「うん、そう。他の班長もその横に並べる」
十二班長・ザボエス
「あいよ」
十一班長・ロノウェ
「ほい」
六班長・ラムレイ
「また隣で光栄です!」
フィリップス
「レラージュ副長は、班長から演習二日目のうちの作戦は聞いてる?」
レラージュ
「概略は。〝魚〟で四班・三列になって、コールタン大佐隊を突破するんでしたよね?」
フィリップス
「そう。つまり、うちの後ろはこうなる」
六班長・ラムレイ
「あ、白紙カードだ」
十二班長・ザボエス
「さすが、仕事のできるフィリップス副長」
フィリップス
「ところが、元四班長はついさっき、明日の訓練ではこれを左右二チームに分けて、また対抗戦をすると言い出した。チーム分けするとこんなふう」
十一班長・ロノウェ
「ちなみに、左が〝レフト〟で、右が〝ライト〟だそうだ」
レラージュ
「なるほど。班長にもわかりやすいチーム名ですね」
フィリップス
「対抗戦は、前半・後半で〝魚〟役とコールタン大佐隊役を交替して行う。具体的には、前半は〝レフト〟が〝魚〟で、〝ライト〟がコールタン大佐隊役。後半はその逆。
コールタン大佐隊役は、必ず〈フラガラック〉の〝護衛隊〟と〈デュランダル〉の〝砲撃隊〟の二隊に分けること以外は、配置も配分も自由に決められる。〝魚〟役は〝護衛隊〟を〝全艦殲滅〟できれば〝勝ち〟。引き分けの場合は一回だけ延長戦。勝ったチームには全班〝飴ちゃん〟五個ずつ進呈される。
対戦前にまた作戦タイムはくれるそうだが、今のうちに各列の配置とチーム分けとコールタン大佐隊役のときの作戦まで決めておいたほうがいいと元四班長に言われて現在に至る」
十二班長・ザボエス
「さすが、仕事のできるフィリップス副長。説明うまいな」
十一班長・ロノウェ
「俺も今、ようやくルールを理解した」
六班長・ラムレイ
「えっ!」
レラージュ
「……どうしても〝飴ちゃん〟が欲しいんなら、一刻も早くチーム分けをして、コールタン大佐隊役をするときの作戦を立てたほうがいいんじゃないんですか?」
他の列の班長たち
「えっ?」
十一班長・ロノウェ
「……何で他の列まで驚いてるんだよ」
十二班長・ザボエス
「これまで以上に真剣に盗み聞きしてたからだろ」
レラージュ
「元四班長にまた臨機応変に〝魚〟以外にもなれと言われるかもしれませんが、一応基本は〝魚〟で攻撃でしょう。攻撃方法が決められていて、〝護衛隊〟を〝全艦殲滅〟することが〝勝ち〟になるんなら、その〝護衛隊〟を〝全艦殲滅〟されない方法を優先して考えるべきなんじゃないんですか?」
五班長・ロング
「さすがレラージュ副長! 言われてみればそのとおりだ!」
四班長・ワンドレイ
「顔もいいが頭もいいぜ!」
フィリップス
「……ついに隠さなくなったな」
一班長・ハワード
「本当に、馬鹿ばっかりで申し訳ない!」
十一班長・ロノウェ
「いや、それは俺らも同じだから」
フィリップス
「しかし、うちはこの配置でいくとして、後の列はどうやって決めさせる?」
レラージュ
「この一列目のカードをテーブルの中央に並べて、自分が入りたいほうのチームにカードを置かせたらどうですか?」
一班長・ハワード
「それは……たぶん〝ライト〟に激しく偏るぞ……」
レラージュ
「偏ったら偏ったで、ジャンケンでもしてもらえば」
フィリップス
「そこはすごくアバウトなのね」
レラージュ
「とにかく、早くチームに分かれて、盗み聞きされない距離まで離れて作戦を立てないと、この打ち合わせはいつまでたっても終わりませんよ」
十二班長・ザボエス
「確かにな。エリゴールが最後に〝同じ列ごとに集まって話し合え〟って言ったのはトラップか?」
フィリップス
「何の?」
十二班長・ザボエス
「時間を無駄遣いさせるための……」
フィリップス
「そんなことをして、いったい元四班長に何の得が?」
十一班長・ロノウェ
「いや、きっと俺らを試したんじゃねえのかな? いまだにどんだけ馬鹿か」
フィリップス
「十一班長は賢いよ。すぐにレラージュ副長を呼んだじゃないか」
十一班長・ロノウェ
「あんたまで言う!?」
フィリップス
「とりあえず、他の班に言って……もうカード持って待機してる!?」
一班長・ハワード
「先に言っとくが、早い者順じゃないからな。かぶった場合はジャンケンで決定だ」
四班長・ワンドレイ
「いいから、早く並べてくれ! 早くチーム分けしたいんだ!」
フィリップス
「……十一班長。俺たちは同じチームにはなれないから、自己責任でレラージュ副長を守ってくれ」
十一班長・ロノウェ
「そんなに危険なのか、この隊は」
フィリップス
「小心者だから大したことはできないだろうが……たぶん、うざい!」
レラージュ
「それなら十二班と同じですね」
フィリップス
「あ、そうなの」
十二班長・ザボエス
「確かに〝砲撃隊〟はうちと同じ臭いがする……」
フィリップス
「うちも十二班にはすごく同情してるよ」
十二班長・ザボエス
「同情!?」
***
一班長・ハワード
「やっぱり、予想どおりの結果になったな」
フィリップス
「〝変態〟でも、基本は〝凡人〟だから」
一班長・ハワード
「でも、何とかチーム分けはできた。……三班が〝ライト〟になってしまったが!」
フィリップス
「ああ、負ける! 戦う前から〝レフト〟の負けは決定している!」
一班長・ハワード
「今回は当たったと思ったら、肝心なのではずした! やっぱり俺はくじ運が悪い!」
フィリップス
「おとっつぁんが不吉なこと言うから!」
十二班長・ザボエス
「三班……ジャンケンは強かったな……」
三班長・プライス
「それだけは何とか」
フィリップス
「もっと他のことに強くなれよ! 護衛隊形でもっと速く飛べるようになれよ!」
三班長・プライス
「す……すまん」
フィリップス
「この結果を見て元四班長が何と言うかはわからないが、とにかくチームごとに分かれて作戦を立てよう。〝ライト〟はこのままここを使え。〝レフト〟は会議室行こう。もし、元四班長が帰ってきたら、そう伝えといてくれ」
四班長・ワンドレイ
「わかった」
フィリップス
「ほらおとっつぁん、移動だよ。きっとうちは負けるだろうけど、まだ敢闘賞っていう望みもあるよ」
一班長・ハワード
「あ、そうか。それもあったな」
フィリップス
「それにしても、元四班長、なかなか帰ってこないな。大佐と何かこみいった話でもしてるのかね」
一班長・ハワード
「単に大佐がごねて帰ってくれないだけじゃないのか」
十一班長・ロノウェ
「一班……いったいどこまで知ってるんだ……?」
ハワード・フィリップス
「何を?」
九班長・キャンベル
「ようこそっ! レラージュ副長っ!」
七班長・カットナー
「綺麗だっ! やっぱり綺麗だっ! 俺たちとは種族からして違うっ!」
レラージュ
「……な、何ですか?」
フィリップス
「やあ、よく来てくれたね。ちなみに、俺は一班の班長艦で副長してるフィリップスだよ。……さ、早く十一班長と十二班長の間に座るんだ! 変態どもから身を守るために!」
レラージュ
「変態?」
六班長・ラムレイ
「あ、あの……〝先生〟! 俺、六班長の……!」
フィリップス
「ここにもいたか! おまえはもっと離れろ!」
六班長・ラムレイ
「そんな! ようやく直接会えたのに!」
フィリップス
「おまえにはまだ早すぎる!」
六班長・ラムレイ
「元四班長みたいなことを!」
レラージュ
「……今、本当に打ち合わせをしてるんですか?」
十一班長・ロノウェ
「一応、そういうことになってる」
レラージュ
「いったい何がそんなに問題になってるんですか? 班長のさっきの説明では、まったくわけがわかりません」
フィリップス
「それはそうだ。ちょっと待っててね」
六班長・ラムレイ
「フィリップス副長がレラージュ副長に親切だ……」
一班長・ハワード
「あいつも一応〝砲撃隊〟だから……〝若くて美形〟に弱い」
フィリップス
「よし、まずおとっつぁん、十二班長、十一班長、六班長の順に班番カードを横一列に並べろ。レラージュ副長に見えやすいように」
一班長・ハワード
「見えやすいように……こんなふうにか?」
フィリップス
「うん、そう。他の班長もその横に並べる」
十二班長・ザボエス
「あいよ」
十一班長・ロノウェ
「ほい」
六班長・ラムレイ
「また隣で光栄です!」
フィリップス
「レラージュ副長は、班長から演習二日目のうちの作戦は聞いてる?」
レラージュ
「概略は。〝魚〟で四班・三列になって、コールタン大佐隊を突破するんでしたよね?」
フィリップス
「そう。つまり、うちの後ろはこうなる」
六班長・ラムレイ
「あ、白紙カードだ」
十二班長・ザボエス
「さすが、仕事のできるフィリップス副長」
フィリップス
「ところが、元四班長はついさっき、明日の訓練ではこれを左右二チームに分けて、また対抗戦をすると言い出した。チーム分けするとこんなふう」
十一班長・ロノウェ
「ちなみに、左が〝レフト〟で、右が〝ライト〟だそうだ」
レラージュ
「なるほど。班長にもわかりやすいチーム名ですね」
フィリップス
「対抗戦は、前半・後半で〝魚〟役とコールタン大佐隊役を交替して行う。具体的には、前半は〝レフト〟が〝魚〟で、〝ライト〟がコールタン大佐隊役。後半はその逆。
コールタン大佐隊役は、必ず〈フラガラック〉の〝護衛隊〟と〈デュランダル〉の〝砲撃隊〟の二隊に分けること以外は、配置も配分も自由に決められる。〝魚〟役は〝護衛隊〟を〝全艦殲滅〟できれば〝勝ち〟。引き分けの場合は一回だけ延長戦。勝ったチームには全班〝飴ちゃん〟五個ずつ進呈される。
対戦前にまた作戦タイムはくれるそうだが、今のうちに各列の配置とチーム分けとコールタン大佐隊役のときの作戦まで決めておいたほうがいいと元四班長に言われて現在に至る」
十二班長・ザボエス
「さすが、仕事のできるフィリップス副長。説明うまいな」
十一班長・ロノウェ
「俺も今、ようやくルールを理解した」
六班長・ラムレイ
「えっ!」
レラージュ
「……どうしても〝飴ちゃん〟が欲しいんなら、一刻も早くチーム分けをして、コールタン大佐隊役をするときの作戦を立てたほうがいいんじゃないんですか?」
他の列の班長たち
「えっ?」
十一班長・ロノウェ
「……何で他の列まで驚いてるんだよ」
十二班長・ザボエス
「これまで以上に真剣に盗み聞きしてたからだろ」
レラージュ
「元四班長にまた臨機応変に〝魚〟以外にもなれと言われるかもしれませんが、一応基本は〝魚〟で攻撃でしょう。攻撃方法が決められていて、〝護衛隊〟を〝全艦殲滅〟することが〝勝ち〟になるんなら、その〝護衛隊〟を〝全艦殲滅〟されない方法を優先して考えるべきなんじゃないんですか?」
五班長・ロング
「さすがレラージュ副長! 言われてみればそのとおりだ!」
四班長・ワンドレイ
「顔もいいが頭もいいぜ!」
フィリップス
「……ついに隠さなくなったな」
一班長・ハワード
「本当に、馬鹿ばっかりで申し訳ない!」
十一班長・ロノウェ
「いや、それは俺らも同じだから」
フィリップス
「しかし、うちはこの配置でいくとして、後の列はどうやって決めさせる?」
レラージュ
「この一列目のカードをテーブルの中央に並べて、自分が入りたいほうのチームにカードを置かせたらどうですか?」
一班長・ハワード
「それは……たぶん〝ライト〟に激しく偏るぞ……」
レラージュ
「偏ったら偏ったで、ジャンケンでもしてもらえば」
フィリップス
「そこはすごくアバウトなのね」
レラージュ
「とにかく、早くチームに分かれて、盗み聞きされない距離まで離れて作戦を立てないと、この打ち合わせはいつまでたっても終わりませんよ」
十二班長・ザボエス
「確かにな。エリゴールが最後に〝同じ列ごとに集まって話し合え〟って言ったのはトラップか?」
フィリップス
「何の?」
十二班長・ザボエス
「時間を無駄遣いさせるための……」
フィリップス
「そんなことをして、いったい元四班長に何の得が?」
十一班長・ロノウェ
「いや、きっと俺らを試したんじゃねえのかな? いまだにどんだけ馬鹿か」
フィリップス
「十一班長は賢いよ。すぐにレラージュ副長を呼んだじゃないか」
十一班長・ロノウェ
「あんたまで言う!?」
フィリップス
「とりあえず、他の班に言って……もうカード持って待機してる!?」
一班長・ハワード
「先に言っとくが、早い者順じゃないからな。かぶった場合はジャンケンで決定だ」
四班長・ワンドレイ
「いいから、早く並べてくれ! 早くチーム分けしたいんだ!」
フィリップス
「……十一班長。俺たちは同じチームにはなれないから、自己責任でレラージュ副長を守ってくれ」
十一班長・ロノウェ
「そんなに危険なのか、この隊は」
フィリップス
「小心者だから大したことはできないだろうが……たぶん、うざい!」
レラージュ
「それなら十二班と同じですね」
フィリップス
「あ、そうなの」
十二班長・ザボエス
「確かに〝砲撃隊〟はうちと同じ臭いがする……」
フィリップス
「うちも十二班にはすごく同情してるよ」
十二班長・ザボエス
「同情!?」
***
一班長・ハワード
「やっぱり、予想どおりの結果になったな」
フィリップス
「〝変態〟でも、基本は〝凡人〟だから」
一班長・ハワード
「でも、何とかチーム分けはできた。……三班が〝ライト〟になってしまったが!」
フィリップス
「ああ、負ける! 戦う前から〝レフト〟の負けは決定している!」
一班長・ハワード
「今回は当たったと思ったら、肝心なのではずした! やっぱり俺はくじ運が悪い!」
フィリップス
「おとっつぁんが不吉なこと言うから!」
十二班長・ザボエス
「三班……ジャンケンは強かったな……」
三班長・プライス
「それだけは何とか」
フィリップス
「もっと他のことに強くなれよ! 護衛隊形でもっと速く飛べるようになれよ!」
三班長・プライス
「す……すまん」
フィリップス
「この結果を見て元四班長が何と言うかはわからないが、とにかくチームごとに分かれて作戦を立てよう。〝ライト〟はこのままここを使え。〝レフト〟は会議室行こう。もし、元四班長が帰ってきたら、そう伝えといてくれ」
四班長・ワンドレイ
「わかった」
フィリップス
「ほらおとっつぁん、移動だよ。きっとうちは負けるだろうけど、まだ敢闘賞っていう望みもあるよ」
一班長・ハワード
「あ、そうか。それもあったな」
フィリップス
「それにしても、元四班長、なかなか帰ってこないな。大佐と何かこみいった話でもしてるのかね」
一班長・ハワード
「単に大佐がごねて帰ってくれないだけじゃないのか」
十一班長・ロノウェ
「一班……いったいどこまで知ってるんだ……?」
ハワード・フィリップス
「何を?」
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