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#019:壮絶だな!(あるいは、ララ=パルーデ/怪音ヒビカセ)
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いきなりの戦闘雰囲気に、ううん、まだ10kmも進んでねえぞ……との先行き不安感を隠しようも無く佇む俺だが、諸々そんなこちらの都合を斟酌してくれるような面子ではないことは、先の長髪にて嫌というほど分からされていたはずなのに。
「……我が名はジウ=オー。『潤朱』のジウ=オー・キサミ/トロク」
名乗りから入る奴は大抵ろくなのがいねえとの相場だが、俺の約5mくらい前にふいに姿を現したその女は、年の頃なら三十路かその手前、正にの女ざかりといった風情で、くすんだ朱色の背中くらいまであろう髪を、何て言っていいか俺には分からんが、頭頂部でひとつにまとめて、その先を四方八方に垂らし巡らせている……髪型に関しては突飛この上なく、その下のこちらを挑発的にねめつけてくる顔も、明暗はっきり分かれ気味のがっつりメイクが施されていて非常に「顔力」高めな風貌であるものの、猫女が如く、諸々そぎ落とせば、ワイルドな感じのかなりの美人だ。
体脂肪率ひとケタくらいの細身長身の身体に身に着けているのは、何と言うか、革質感のぴったりとしたボディスーツ。前の奴もそうだったが、このイカれた色彩溢れた世界において、「漆黒」を思わせる色一色で服装をキメてんのが、こいつら「敵」と、そう認識してよさそうだなうん分かりやすいのは何よりだ……
「うるみしゅ」とか言ってんのは何だ? と唯一分かりにくかったところを傍らで佇む猫に質問してみるが。なぜなら相対している妙齢美女が、こちらの出方を窺って半身でワケ分からない微笑を湛えながら律儀に待ってくれているからでもあり。何だろう、こいつらはそういう段取りとかお約束を忠実に守ろうとしてくれるな……
と、ネコルが何事かを答えようとしたのを遮って、やけに張られた鋭くも艶のある、そして正体不明の自信に満ち溢れた、俺が苦手とするところの劇団ばりのいい声が、早朝の清々しい風が吹き渡るこの相変わらずの雄大感満載の草原に、残響を残しながら高らかと響き渡ったのであった……
「『潤朱』とはッ!! 最強を誇る我が軍勢の中でさらにの最上位に位置する者のみが名乗ること許される『魂』の『二つ名』……そう、我こそはサ=クカワァボ=クズミィ神直属の『匿染隊』がひとりッ!! 『S、SS』こと『S、Summer Stay』、朱き波濤の、ジウ=オーよぉぉぉぉッ!!」
いやな予感というものは、ここに飛ばされてから常に身体にまとわりつくようにして次第に馴染んでいたから不感になっていたが、やはりその諸々を盛ってくるやり方というのは、こいつらの流儀なのか、司る者の趣向なのか……黎明期のロボット翻訳で何回か転がしたかのような珍妙なる説明は、要はブッ倒さないと先には進めないと、そういうことなんだろう。聞いてしまった俺が浅はかだったぜ……
「……ちなみに先の水色長髪が『浅葱【水色】』、そして奴『潤朱【朱色】』の他には、『鉛白【白色】』『柿渋【茶色】』『麹塵【黄緑】』『滅紫【紫色】』『仙斎【灰色】』とぉッ!! 非常にシブい色合いの『七人衆』がお控えなのですにゃん♪」
そして味方側からもそんな胃もたれを起こしそうな説明が為されるのだが。何でこう……設定をさりげなく小出しにするということが出来ないかなここの住人たちは!! など、詮無い思考に囚われている場合では無かった。
「……『カードニック=スペース:異=波濤=舞』ッ!!」
一度進めると決めてからのそこからの流れるような展開には、もう何か手慣れた感がありありなわけで。黒い革に包まれた細い左手首らへんのさらに外側に巻かれていたこれまた黒い金属質感の「バングル」とやらを掲げると、その女の全身が、長髪の時と同様、黒く輝き出した。
例の「黒四角空間」だろ、とか警戒しつつもどこかそんな固定観念的な緩みのあった俺を襲ったのは、想定外の「場」であったわけで。
「!!」
いきなり足元が歪んだように見えた。と同時に俺の身体がそこへ沈み込むような感覚。「黒い立方体」がぐんぐんと膨らむようにしてその勢力範囲を広げる中、足首辺りまで埋まり込んでしまった俺は、先ほどまで確かにしっかりとした赤茶けた土剥き出しの「地面」であったそこが、凪いだ「海面」の如く、静かに、だが不気味に蠢くようにして揺れているのを視認していた。
「『沼』……みてえな感じになったが、これ……いやこれ諸々含みで何?」
自分の足元が沈み込むという、あまり普段知覚しない感覚に慄いて、迂闊にもそんな問いを発してしまう俺だが。
「『沼』とは言い得て妙だね……そうさ、この『異波濤舞』は『時間で沈む』ッ!! 制限のある中でのバトルが、さらに私の『ルール』を盤石にそして奔放にするのだ……ッ!!」
言い得て妙っていない気がしなくもないが、ジウ=オーと名乗りしその妙齢ワイルド美女は、やっぱり正気から半歩外れたかのような顔で己も地面にずぶずぶ沈み込んでいっている……そこに……意味は……あるのだろうか……
「……短期決戦。迷っている暇はありませんよ、銀閣さんっ」
傍らにいた猫はと言えば、「空間」が展開する前に、しれっと俺の頭の上に飛び移って前髪を物珍しそうに前肢でつついてきたりしていたのだが、その忠告は、言われるまでもねえ。
「ふっ……ネコル君、俺を、『ケレン味』だけの男と思っていたら大間違いだぜ……?」(ケレソミー↓)
そう、例え無敵であろうとも、自分の意思でどうともならねえようなワケ分かんねえ「能力」に頼ってばっかりじゃあ、俺の漢がすたるってもんよぉ……(ケレソミー↓)
「!! ……それはッ」
身に着けていた漆黒マントの懐から掴み出したるは、ひとつかみの紙束。そう、長髪より搾取しカードを全て売っ払っていたわけでは無かったのだよフフフフ……
「てめえらの『ルール』とやらに乗っかって、その上で叩きのめすっつぅのが……この俺の、異世界流儀ってやつだぜ……」(ケレソミー↓)
「……面白いな、よかろうッ!! 『初発開示《ディスクロージャー》』ッ!! 『精神属性《アトリビュート》』っ!!」
「三番勝負」の初戦の開始を宣言するジウ=オー。よし、俺の「手札」はこれだァッ!!
<天:闇シアン:5:『大破壊鉄球』>
どうよ、字面見るからに相当な攻撃力を持った得物だろうがよ……こいつを「顕現」して、お前を叩きのめすッ!! お互い足が埋まってるから、避ける躱すなんて芸当は出来そうもなさそうだぜ……?
不敵な笑みと共に、勝利を確信した俺であったが。
<海:光ブルー:6:『満潮』>
ぶっ、というような猫声が俺の頭上から聴こえた。
×天―海○
×闇シアン―光ブルー○
×5―6○
んん? 虚空に浮き出て来た薄緑色に発光する文字群は、そんな「勝敗」を告げて来ていた。んん? 負けか? 俺の?
「さ、三タテは流石にまずいですって!! ていうかやっぱケレン味以外ポンコツだこの人!!」
ネコルの切羽詰まった声に、俺はまだ的確な反応をカマす素地すらねえのだ↑が→。
「……我が名はジウ=オー。『潤朱』のジウ=オー・キサミ/トロク」
名乗りから入る奴は大抵ろくなのがいねえとの相場だが、俺の約5mくらい前にふいに姿を現したその女は、年の頃なら三十路かその手前、正にの女ざかりといった風情で、くすんだ朱色の背中くらいまであろう髪を、何て言っていいか俺には分からんが、頭頂部でひとつにまとめて、その先を四方八方に垂らし巡らせている……髪型に関しては突飛この上なく、その下のこちらを挑発的にねめつけてくる顔も、明暗はっきり分かれ気味のがっつりメイクが施されていて非常に「顔力」高めな風貌であるものの、猫女が如く、諸々そぎ落とせば、ワイルドな感じのかなりの美人だ。
体脂肪率ひとケタくらいの細身長身の身体に身に着けているのは、何と言うか、革質感のぴったりとしたボディスーツ。前の奴もそうだったが、このイカれた色彩溢れた世界において、「漆黒」を思わせる色一色で服装をキメてんのが、こいつら「敵」と、そう認識してよさそうだなうん分かりやすいのは何よりだ……
「うるみしゅ」とか言ってんのは何だ? と唯一分かりにくかったところを傍らで佇む猫に質問してみるが。なぜなら相対している妙齢美女が、こちらの出方を窺って半身でワケ分からない微笑を湛えながら律儀に待ってくれているからでもあり。何だろう、こいつらはそういう段取りとかお約束を忠実に守ろうとしてくれるな……
と、ネコルが何事かを答えようとしたのを遮って、やけに張られた鋭くも艶のある、そして正体不明の自信に満ち溢れた、俺が苦手とするところの劇団ばりのいい声が、早朝の清々しい風が吹き渡るこの相変わらずの雄大感満載の草原に、残響を残しながら高らかと響き渡ったのであった……
「『潤朱』とはッ!! 最強を誇る我が軍勢の中でさらにの最上位に位置する者のみが名乗ること許される『魂』の『二つ名』……そう、我こそはサ=クカワァボ=クズミィ神直属の『匿染隊』がひとりッ!! 『S、SS』こと『S、Summer Stay』、朱き波濤の、ジウ=オーよぉぉぉぉッ!!」
いやな予感というものは、ここに飛ばされてから常に身体にまとわりつくようにして次第に馴染んでいたから不感になっていたが、やはりその諸々を盛ってくるやり方というのは、こいつらの流儀なのか、司る者の趣向なのか……黎明期のロボット翻訳で何回か転がしたかのような珍妙なる説明は、要はブッ倒さないと先には進めないと、そういうことなんだろう。聞いてしまった俺が浅はかだったぜ……
「……ちなみに先の水色長髪が『浅葱【水色】』、そして奴『潤朱【朱色】』の他には、『鉛白【白色】』『柿渋【茶色】』『麹塵【黄緑】』『滅紫【紫色】』『仙斎【灰色】』とぉッ!! 非常にシブい色合いの『七人衆』がお控えなのですにゃん♪」
そして味方側からもそんな胃もたれを起こしそうな説明が為されるのだが。何でこう……設定をさりげなく小出しにするということが出来ないかなここの住人たちは!! など、詮無い思考に囚われている場合では無かった。
「……『カードニック=スペース:異=波濤=舞』ッ!!」
一度進めると決めてからのそこからの流れるような展開には、もう何か手慣れた感がありありなわけで。黒い革に包まれた細い左手首らへんのさらに外側に巻かれていたこれまた黒い金属質感の「バングル」とやらを掲げると、その女の全身が、長髪の時と同様、黒く輝き出した。
例の「黒四角空間」だろ、とか警戒しつつもどこかそんな固定観念的な緩みのあった俺を襲ったのは、想定外の「場」であったわけで。
「!!」
いきなり足元が歪んだように見えた。と同時に俺の身体がそこへ沈み込むような感覚。「黒い立方体」がぐんぐんと膨らむようにしてその勢力範囲を広げる中、足首辺りまで埋まり込んでしまった俺は、先ほどまで確かにしっかりとした赤茶けた土剥き出しの「地面」であったそこが、凪いだ「海面」の如く、静かに、だが不気味に蠢くようにして揺れているのを視認していた。
「『沼』……みてえな感じになったが、これ……いやこれ諸々含みで何?」
自分の足元が沈み込むという、あまり普段知覚しない感覚に慄いて、迂闊にもそんな問いを発してしまう俺だが。
「『沼』とは言い得て妙だね……そうさ、この『異波濤舞』は『時間で沈む』ッ!! 制限のある中でのバトルが、さらに私の『ルール』を盤石にそして奔放にするのだ……ッ!!」
言い得て妙っていない気がしなくもないが、ジウ=オーと名乗りしその妙齢ワイルド美女は、やっぱり正気から半歩外れたかのような顔で己も地面にずぶずぶ沈み込んでいっている……そこに……意味は……あるのだろうか……
「……短期決戦。迷っている暇はありませんよ、銀閣さんっ」
傍らにいた猫はと言えば、「空間」が展開する前に、しれっと俺の頭の上に飛び移って前髪を物珍しそうに前肢でつついてきたりしていたのだが、その忠告は、言われるまでもねえ。
「ふっ……ネコル君、俺を、『ケレン味』だけの男と思っていたら大間違いだぜ……?」(ケレソミー↓)
そう、例え無敵であろうとも、自分の意思でどうともならねえようなワケ分かんねえ「能力」に頼ってばっかりじゃあ、俺の漢がすたるってもんよぉ……(ケレソミー↓)
「!! ……それはッ」
身に着けていた漆黒マントの懐から掴み出したるは、ひとつかみの紙束。そう、長髪より搾取しカードを全て売っ払っていたわけでは無かったのだよフフフフ……
「てめえらの『ルール』とやらに乗っかって、その上で叩きのめすっつぅのが……この俺の、異世界流儀ってやつだぜ……」(ケレソミー↓)
「……面白いな、よかろうッ!! 『初発開示《ディスクロージャー》』ッ!! 『精神属性《アトリビュート》』っ!!」
「三番勝負」の初戦の開始を宣言するジウ=オー。よし、俺の「手札」はこれだァッ!!
<天:闇シアン:5:『大破壊鉄球』>
どうよ、字面見るからに相当な攻撃力を持った得物だろうがよ……こいつを「顕現」して、お前を叩きのめすッ!! お互い足が埋まってるから、避ける躱すなんて芸当は出来そうもなさそうだぜ……?
不敵な笑みと共に、勝利を確信した俺であったが。
<海:光ブルー:6:『満潮』>
ぶっ、というような猫声が俺の頭上から聴こえた。
×天―海○
×闇シアン―光ブルー○
×5―6○
んん? 虚空に浮き出て来た薄緑色に発光する文字群は、そんな「勝敗」を告げて来ていた。んん? 負けか? 俺の?
「さ、三タテは流石にまずいですって!! ていうかやっぱケレン味以外ポンコツだこの人!!」
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