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罪悪感
しおりを挟む「凛は…自殺でした。
噂だと首吊りとか…」
杉田『そうか…』
「なんで…なんで私を置いていったの?凛。ねえ、凛!
なんで…なんで」
彼女は涙を流しながら消え入りそうな声で言った
「もし、私があの時そばにいれば、
もし、私が無理矢理にでも別れさせてい
れば、もし、私が…もし…
私は彼女に何もしてあげられませんでした。
1番困っている時に手を差し伸べてあげられなかった。
助けてあげられなかった…」
一言一言吐き出すように…
『そんなことねぇよ
その凛ちゃんって子はお前がいてくれてすごく心強かったと思う。
だから…自分を責めんな』
そう言うと彼女は声を上げて泣いた
こいつを…守ってやりたいと思った
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