32 / 54
第5章
真夜中の(2)
しおりを挟む
ベッドの縁に座っていた俺は自然と背筋を伸ばした。
いつもなら、慌てて電話を取るのに、俺の指は冷静だった。
あくまで冷静なのは指だけ。
口は異常なほど早く動き出す。
「涼さん、すみません。こんな夜中に勝手ばかりを言って。明日の仕事に支障をきたしますよね。本当、すみません」
まるで1.6倍速の動画のように、俺の口は滑らかに動く。
『・・・』
涼さんの反応を待ったが、無言が返ってきた。
ヤバい、呆れられてる?
「涼さん?」
恐る恐る名前を呼ぶと『ぷっ』と吹き出す声が聞こえる。
『いやー、しょーちゃんは本当に面白い。疲れが吹っ飛ぶわ』
電話の向こう側にいる涼さんの笑ってる姿が見える。
『珍しく甘えてきてくれて、嬉しいなーって思ったのに、開口一番に謝罪の嵐だとは思わなかった』
嫌味で言ってるわけでも、呆れてるわけでもなさそうだけど、でも、面倒な奴だと自覚する。
カケルなら、きっと当たり前のように甘えるのかもしれない。
その方が可愛い奴だって、わかってはいる。
「本当にすみません」
『だから、謝らないで』
俺は口を開いたが、また謝る言葉が出そうになったので、何も言わずに閉じる。
『俺の声を聞きたかったんだよね?』
耳元で低めの声で囁かれる。
俺の頭の芯がピリっと痺れた。
「はい、聞きたかったです」
『それじゃ、1分と言わずにもっと聞いて』
「でも、明日も会社ですよね」
『うん。でも、午後から出社。今週に入ってトラブルが連発でね、日付が変わる頃に帰ってくるの2度目なんだよ。おじさんにはキツイので、トラブルも解決したし、午前休とって身体を休めることにした」
思いがけない嬉しい時間を作ってもらえて、俺のテンションは自然とあがる。
「わかります。前の仕事、残業が多くて、年々辛さが増していきました」
『言っておくけど、35越えると、もっと辛くなるよ』
「それは嫌だな」
『嫌でも時間は誰にでも平等にやってきます』
「時が止まって欲しい」
ポンポンと会話が弾む。
『お金を払っても無理です』
「ですよね。でも、本当に時が止まるなら今がいいかな」
自分が言った言葉だとは思えない。
俺は何を言ってるんだ。
恥ずかしいと思いながらも、それを楽しんでる自分もいる。
『それってどう言う意味?』
「御想像にお任せします」
『俺のいい風に解釈しちゃうけど」
「それで正解ですよ」
相手に見えないのに、俺は頷いた。
『だったら嬉しい』
優しく笑う声が俺の耳をくすぐる。
俺の心はまるでパンケーキの上に乗ったバターのように溶けてしまいそうだった。
そうイメージした俺は思い出したことを話し出す。
「そういえば、涼さんってロイヤルのパンケーキが好きなんですってね。俺、今日、お昼に食べたんですよ」
今日、カケルから聞いたことを話題にした。
「うん、好きだよ。何で知ってるの?」
まさかカケルからとは言えない。
もしかして、話題を間違えたかも。
「兄さんから聞きました」
俺はあくまでもカケルと会ったことを隠し通すことにする。
「そうなんだ。電話した時、ロイヤルにいたんだね」
「はい、島崎さんのお店から5分ぐらいのところのロイヤルで食べてました」
「大通りに面した2階にあるロイヤル?」
「そうです」
「何だ、俺、近くにいたから言ってくれればよかったのに。一緒に食べたかったわ」
そ、それは無理だ。
だってカケルがいたんだから。
下手に電話に出なくて良かったかもしれない。
「あっ、でも、もしかして誰かと一緒だった?」
俺はどきりとしながらも、すぐに「淋しく1人ですよ」と答えた。
「尚更、ロイヤルって言ってくれれば。あの時間ならまだ今日のトラブル前だったから行かれたのに」
「残念です」
嘘をついている後ろめたさがあり、さりげなく話題をスライドすることを試みる。
「あとですね、俺、面接が決まりました」
『良かったじゃないか』
本当は言うつもりがなかったが、すぐに話題が見つからなくて口にした。
それなのに、涼さんは喜んでくれる。
「まだ内定が決まったわけではないので」
『そうだけど、面接行かないと話にならないし、模擬面接だと思って受ければいいよ。今は売り手市場なんだから、万が一うまく行かなくても次があるし』
「そう、本当に売り手市場ですよね。求人サイトに登録したら、かなりオファーがきたんです。でも、残業が多かったり、転勤があったりと条件が合わなくて」
『おばさんのことを考えて転職したんだから、条件はあまり妥協しない方がいい』
「もちろん、ある程度の残業は仕方がないと思ってますが、月40時間とは避けたいです」
『結構あるからね、そういう会社。しかも、月給の中に40時間の残業代が含まれていて、40時間を超えないと残業代が発生しない会社とか多いよ』
「それで月給が納得いく金額ならいいですけど」
『そうでもない会社もあってさ。俺はそういう会社は極力、扱わないようにしてる。働き方改革とか、色々と言われてるけど、浸透しているのは大企業だけ』
涼さんは少し興奮気味に、いつになく饒舌になる。
『有給休暇もまともに取らせてくれないところもあるし、サービス残業だって未だに当たり前の会社もある。従業員が立場が弱い会社って、結局のところ、仕事にやりがいすら持てない環境だったりしてさ。負の連結なんだよ。そういう会社って、一人一人の力を100パーセント使えないから、効率が悪い。経営者がバカなんじゃないかって思う』
いつもスマートな涼さんが、熱く語っている声が俺の耳から身体に同じように熱を運んでくる。
涼さんは今の仕事にやりがいがあるのだろう。
俺は仕事にそれほどのやりがいを持ったことがない。
彼の熱がキラキラと輝いて感じた。
『ごめん、急に暑苦しくなっちゃって』
「暑苦しいのがカッコいいです。涼さんのこと尊敬しちゃいます」
『そう? 惚れ直した?』
半分笑いながら涼さんは話す。俺は真面目な声で返した。
「惚れ直します。涼さんのことやっぱり好きです」
・・・・・はい?
俺は素直に何を口にしちゃってるんだ?
静かにワタワタしているが、涼さんから反応が返ってこない。
「す、すみません。気持ち悪いこと言って。もう夜は自制心が効かなくなるから注意しないと」
『気持ち悪くなんてないし、謝ることでもない』
涼さんの言葉は柔らかく、そして先ほどとは別の熱っぽさを持つ。
『しょーちゃんから、そんな言葉が聞けるなら今度からは真夜中に電話するね』
「ダメです」
俺はやんわりと断る。
『ダメと言われても電話したい』
「ダメです、真夜中の電話は会いたくなります」
顔が真っ赤になっているのが自覚出来る。
『それじゃ、1時間だけ会おうか』
「えっ?!」
俺は本棚の横の壁に掛けてある時計を見上げる。
今の時刻は12時45分。
『真夜中に車を走らせて向かいに行く、と言いたいところだけど、少し酒飲んじゃってるので徒歩で』
「今からですか?」
『迷惑?』
「迷惑だなんて言うと思いますか?」
『思わない。だって、しょーちゃんは俺に惚れ直してるから』
涼さんは明らかに冗談を言うような軽い口調だった。
「その通りです」
『駅裏のロイヤルに20分後でどう?』
20分後だと1時5分。
そんな真夜中の待ち合わせを俺は今までにしたことがあるだろうか。
「わかりました。急いで行きます」
『それじゃ、また後で』
そこで通話は終了した。
俺は急いでパジャマ代わりのスエットを脱いで、何を来て行くかを頭の中で探し始めた。
いつもなら、慌てて電話を取るのに、俺の指は冷静だった。
あくまで冷静なのは指だけ。
口は異常なほど早く動き出す。
「涼さん、すみません。こんな夜中に勝手ばかりを言って。明日の仕事に支障をきたしますよね。本当、すみません」
まるで1.6倍速の動画のように、俺の口は滑らかに動く。
『・・・』
涼さんの反応を待ったが、無言が返ってきた。
ヤバい、呆れられてる?
「涼さん?」
恐る恐る名前を呼ぶと『ぷっ』と吹き出す声が聞こえる。
『いやー、しょーちゃんは本当に面白い。疲れが吹っ飛ぶわ』
電話の向こう側にいる涼さんの笑ってる姿が見える。
『珍しく甘えてきてくれて、嬉しいなーって思ったのに、開口一番に謝罪の嵐だとは思わなかった』
嫌味で言ってるわけでも、呆れてるわけでもなさそうだけど、でも、面倒な奴だと自覚する。
カケルなら、きっと当たり前のように甘えるのかもしれない。
その方が可愛い奴だって、わかってはいる。
「本当にすみません」
『だから、謝らないで』
俺は口を開いたが、また謝る言葉が出そうになったので、何も言わずに閉じる。
『俺の声を聞きたかったんだよね?』
耳元で低めの声で囁かれる。
俺の頭の芯がピリっと痺れた。
「はい、聞きたかったです」
『それじゃ、1分と言わずにもっと聞いて』
「でも、明日も会社ですよね」
『うん。でも、午後から出社。今週に入ってトラブルが連発でね、日付が変わる頃に帰ってくるの2度目なんだよ。おじさんにはキツイので、トラブルも解決したし、午前休とって身体を休めることにした」
思いがけない嬉しい時間を作ってもらえて、俺のテンションは自然とあがる。
「わかります。前の仕事、残業が多くて、年々辛さが増していきました」
『言っておくけど、35越えると、もっと辛くなるよ』
「それは嫌だな」
『嫌でも時間は誰にでも平等にやってきます』
「時が止まって欲しい」
ポンポンと会話が弾む。
『お金を払っても無理です』
「ですよね。でも、本当に時が止まるなら今がいいかな」
自分が言った言葉だとは思えない。
俺は何を言ってるんだ。
恥ずかしいと思いながらも、それを楽しんでる自分もいる。
『それってどう言う意味?』
「御想像にお任せします」
『俺のいい風に解釈しちゃうけど」
「それで正解ですよ」
相手に見えないのに、俺は頷いた。
『だったら嬉しい』
優しく笑う声が俺の耳をくすぐる。
俺の心はまるでパンケーキの上に乗ったバターのように溶けてしまいそうだった。
そうイメージした俺は思い出したことを話し出す。
「そういえば、涼さんってロイヤルのパンケーキが好きなんですってね。俺、今日、お昼に食べたんですよ」
今日、カケルから聞いたことを話題にした。
「うん、好きだよ。何で知ってるの?」
まさかカケルからとは言えない。
もしかして、話題を間違えたかも。
「兄さんから聞きました」
俺はあくまでもカケルと会ったことを隠し通すことにする。
「そうなんだ。電話した時、ロイヤルにいたんだね」
「はい、島崎さんのお店から5分ぐらいのところのロイヤルで食べてました」
「大通りに面した2階にあるロイヤル?」
「そうです」
「何だ、俺、近くにいたから言ってくれればよかったのに。一緒に食べたかったわ」
そ、それは無理だ。
だってカケルがいたんだから。
下手に電話に出なくて良かったかもしれない。
「あっ、でも、もしかして誰かと一緒だった?」
俺はどきりとしながらも、すぐに「淋しく1人ですよ」と答えた。
「尚更、ロイヤルって言ってくれれば。あの時間ならまだ今日のトラブル前だったから行かれたのに」
「残念です」
嘘をついている後ろめたさがあり、さりげなく話題をスライドすることを試みる。
「あとですね、俺、面接が決まりました」
『良かったじゃないか』
本当は言うつもりがなかったが、すぐに話題が見つからなくて口にした。
それなのに、涼さんは喜んでくれる。
「まだ内定が決まったわけではないので」
『そうだけど、面接行かないと話にならないし、模擬面接だと思って受ければいいよ。今は売り手市場なんだから、万が一うまく行かなくても次があるし』
「そう、本当に売り手市場ですよね。求人サイトに登録したら、かなりオファーがきたんです。でも、残業が多かったり、転勤があったりと条件が合わなくて」
『おばさんのことを考えて転職したんだから、条件はあまり妥協しない方がいい』
「もちろん、ある程度の残業は仕方がないと思ってますが、月40時間とは避けたいです」
『結構あるからね、そういう会社。しかも、月給の中に40時間の残業代が含まれていて、40時間を超えないと残業代が発生しない会社とか多いよ』
「それで月給が納得いく金額ならいいですけど」
『そうでもない会社もあってさ。俺はそういう会社は極力、扱わないようにしてる。働き方改革とか、色々と言われてるけど、浸透しているのは大企業だけ』
涼さんは少し興奮気味に、いつになく饒舌になる。
『有給休暇もまともに取らせてくれないところもあるし、サービス残業だって未だに当たり前の会社もある。従業員が立場が弱い会社って、結局のところ、仕事にやりがいすら持てない環境だったりしてさ。負の連結なんだよ。そういう会社って、一人一人の力を100パーセント使えないから、効率が悪い。経営者がバカなんじゃないかって思う』
いつもスマートな涼さんが、熱く語っている声が俺の耳から身体に同じように熱を運んでくる。
涼さんは今の仕事にやりがいがあるのだろう。
俺は仕事にそれほどのやりがいを持ったことがない。
彼の熱がキラキラと輝いて感じた。
『ごめん、急に暑苦しくなっちゃって』
「暑苦しいのがカッコいいです。涼さんのこと尊敬しちゃいます」
『そう? 惚れ直した?』
半分笑いながら涼さんは話す。俺は真面目な声で返した。
「惚れ直します。涼さんのことやっぱり好きです」
・・・・・はい?
俺は素直に何を口にしちゃってるんだ?
静かにワタワタしているが、涼さんから反応が返ってこない。
「す、すみません。気持ち悪いこと言って。もう夜は自制心が効かなくなるから注意しないと」
『気持ち悪くなんてないし、謝ることでもない』
涼さんの言葉は柔らかく、そして先ほどとは別の熱っぽさを持つ。
『しょーちゃんから、そんな言葉が聞けるなら今度からは真夜中に電話するね』
「ダメです」
俺はやんわりと断る。
『ダメと言われても電話したい』
「ダメです、真夜中の電話は会いたくなります」
顔が真っ赤になっているのが自覚出来る。
『それじゃ、1時間だけ会おうか』
「えっ?!」
俺は本棚の横の壁に掛けてある時計を見上げる。
今の時刻は12時45分。
『真夜中に車を走らせて向かいに行く、と言いたいところだけど、少し酒飲んじゃってるので徒歩で』
「今からですか?」
『迷惑?』
「迷惑だなんて言うと思いますか?」
『思わない。だって、しょーちゃんは俺に惚れ直してるから』
涼さんは明らかに冗談を言うような軽い口調だった。
「その通りです」
『駅裏のロイヤルに20分後でどう?』
20分後だと1時5分。
そんな真夜中の待ち合わせを俺は今までにしたことがあるだろうか。
「わかりました。急いで行きます」
『それじゃ、また後で』
そこで通話は終了した。
俺は急いでパジャマ代わりのスエットを脱いで、何を来て行くかを頭の中で探し始めた。
0
あなたにおすすめの小説
ヒーロー組織のサポートメンバーになりました!
はちのす
BL
朝起きたら、街はゾンビだらけ!生き残りたい俺は、敵に立ち向かうヒーロー組織<ビジランテ>に出逢った。
********
癖の強いヒーロー達の"心と胃の拠り所"になるストーリー!
※ちょっとイチャつきます。
氷の婚約者様に破談を申し出たら号泣された
楽矢
BL
目が覚めると、レースの牢獄のような天蓋付きベッドの上だった。
何も覚えていない出来損ない下級貴族ミラ。無能だクズだと冷酷な罵詈雑言を浴びせてくる氷の騎士セティアス。
記憶喪失から始まる、2人のファンタジー貴族ラブコメディ。
----------
※注)
かっこいい攻はいません。
タイトル通りそのうち号泣しますのでご注意!
貴族描写は緩い目で雰囲気だけお読みいただけると幸いです。
ハッピーエンドです。
激重感情をこじらせた攻→受な関係がお好きな同志の方、どうぞよろしくお願いします!
全16話 完結済み/現在毎日更新予定
他サイトにも同作品を投稿しています。
様子を見ながらそのうち統合するかもしれません。
初めての一次創作でまだよく分かっておらず、何かおかしなことをしでかしていたら申し訳ないです!
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
番に見つからない街で、子供を育てている
はちも
BL
目を覚ますと、腕の中には赤ん坊がいた。
異世界の青年ロアンとして目覚めた「俺」は、希少な男性オメガであり、子を産んだ母親だった。
現世の記憶は失われているが、
この子を守らなければならない、という想いだけははっきりと残っている。
街の人々に助けられ、魔石への魔力注入で生計を立てながら、
ロアンと息子カイルは、番のいない街で慎ましく暮らしていく。
だが、行方不明の番を探す噂が、静かに近づいていた。
再会は望まない。
今はただ、この子との生活を守りたい。
これは、番から逃げたオメガが、
選び直すまでの物語。
*本編完結しました
分厚いメガネ令息の非日常
餅粉
BL
「こいつは俺の女だ。手を出したらどうなるかわかるよな」
「シノ様……素敵!」
おかしい。おかしすぎる!恥ずかしくないのか?高位貴族が平民の女学生に俺の女ってしかもお前は婚約者いるだろうが!!
その女学生の周りにはお慕いしているであろう貴族数名が立っていた。
「ジュリーが一番素敵だよ」
「そうだよ!ジュリーが一番可愛いし美人だし素敵だよ!!」
「……うん。ジュリーの方が…素敵」
ほんと何この状況、怖い!怖いすぎるぞ!あと妙にキモい
「先輩、私もおかしいと思います」
「だよな!」
これは真面目に学生生活を送ろうとする俺の日常のお話
※長くなりそうでしたら長編へ変更します。
転生したようだけど?流れに身を任せていたら悪役令息?として断罪されていた――分からないまま生きる。
星乃シキ
BL
発作の後に目覚めたら、公爵家嫡男の身体だった。
前世の記憶だけを抱えたまま生きるレイは、ある夜、男の聖女への嫌がらせの罪で断罪される。
だが図書室の記録が冤罪を覆す。
そしてレイは知る。
聖女ディーンの本当の名はアキラ。
同じ日本から来た存在だった。
帰りたい聖女と、この身体で生きるレイ。
秘密を共有した二人は、友達になる。
人との関わりを避けてきたレイの人間関係が、少しずつ動き始める。
運命よりも先に、愛してしまった
AzureHaru
BL
幼馴染で番同士の受けと攻め。2人は運命の番ではなかったが、相思相愛だった。そんな時、攻めに運命の番が現れる。それを知った受けは身籠もっていたが、運命の番同士の子供の方が優秀な者が生まれることも知っており、身を引く事を決め姿を消す。
しかし、攻めと運命の番の相手にはそれぞれに別の愛する人がいる事をしり、
2人は運命の番としてではなく、友人として付き合っていけたらと話し合ってわかれた。
その後、攻めは受けが勘違いしていなくなってしまったことを両親達から聞かされるのであった。
君に望むは僕の弔辞
爺誤
BL
僕は生まれつき身体が弱かった。父の期待に応えられなかった僕は屋敷のなかで打ち捨てられて、早く死んでしまいたいばかりだった。姉の成人で賑わう屋敷のなか、鍵のかけられた部屋で悲しみに押しつぶされかけた僕は、迷い込んだ客人に外に出してもらった。そこで自分の可能性を知り、希望を抱いた……。
全9話
匂わせBL(エ◻︎なし)。死ネタ注意
表紙はあいえだ様!!
小説家になろうにも投稿
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる