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第5章
真夜中の(4)
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見開かれた瞳が元に戻った瞬間、涼さんの大きな手の平が俺の両頬に当てられる。
はい?
自体が飲み込めないまま、涼さんは上から近付いてくる。閉じられた瞳のせいで、長い睫毛が強調される。
唇と唇が触れる。
俺も瞼を閉じた。
心臓が信じられないほど早く身体全身を打つようだった。
俺の唇に涼さんは舌を割り込ませる。合わせて俺は唇を軽く開いた。
そのまま涼さんの舌は俺の口中に侵入して、俺の舌と絡ませていく。
俺はなす術なく、涼さんの舌に口を蹂躙されていく。俺の唇からは、甘い息が漏れる。
下半身が過敏に反応仕掛けた時、やっと涼さんの舌から解放された。
放心状態の俺だったが、ぎゅっと痛いぐらい両頬が潰される。唇はヒヨコのようになった。
「あんまり挑発しない」
涼さんはまた顔を近付けてキスをする、のかと思ったら、額に額をぶつける。
ガツっと、なかなか痛い。
「痛っ!!」
俺は涼さんの両手から逃げる。
「萎えさせるには、こうするのが一番」
真面目な顔で涼さんは指を1本立てた。
子供じゃないんだし、べつに萎えなくてもいいじゃないか、と言う言葉はさすがに飲み込む。
そこまで大胆にはなれない。
「でも、しょーちゃんとのキスは良かったよ。今度は適切な時と場所でしようね」
それは、何時、何処でですか?
俺は苦笑いを浮かべた。
「さてと、ロイヤルに入れないし、珈琲煎れるから、俺の家に来ない?」
涼さんの家に行く!?
それって、適切な場所になるじゃないの?
「何にもしないから安心して」
俺の沈黙を察して、涼さんは先手を打つ。
だけど、その察しは少し間違えてる。
子供ではないんだから、適切な時間ではないかもしれないけど、適切な場所なんだし、何かあってもいいと思う。
でも、でも待てよ、俺、男の人とは初めてで、知識としてはあるけれど・・・。
一瞬にして色んな不安が頭を横切る。
「心配しなくて大丈夫。変な気になったら、また頭突きして萎えさせるから」
「そんな、俺の頭がおかしくなりますよ」
涼さんは笑ってくれたけど、俺は半分、本音だった。
俺が変な気になっちゃって、それを抑えるのに頭がおかしくなるって意味だけど。
「わかった、頭突きはしょーちゃんにしないで壁にするから、本当に安心してね」
「わかりました」
そうは答えたものの、内心、ドキドキする心臓を必死に抑えていた。
はい?
自体が飲み込めないまま、涼さんは上から近付いてくる。閉じられた瞳のせいで、長い睫毛が強調される。
唇と唇が触れる。
俺も瞼を閉じた。
心臓が信じられないほど早く身体全身を打つようだった。
俺の唇に涼さんは舌を割り込ませる。合わせて俺は唇を軽く開いた。
そのまま涼さんの舌は俺の口中に侵入して、俺の舌と絡ませていく。
俺はなす術なく、涼さんの舌に口を蹂躙されていく。俺の唇からは、甘い息が漏れる。
下半身が過敏に反応仕掛けた時、やっと涼さんの舌から解放された。
放心状態の俺だったが、ぎゅっと痛いぐらい両頬が潰される。唇はヒヨコのようになった。
「あんまり挑発しない」
涼さんはまた顔を近付けてキスをする、のかと思ったら、額に額をぶつける。
ガツっと、なかなか痛い。
「痛っ!!」
俺は涼さんの両手から逃げる。
「萎えさせるには、こうするのが一番」
真面目な顔で涼さんは指を1本立てた。
子供じゃないんだし、べつに萎えなくてもいいじゃないか、と言う言葉はさすがに飲み込む。
そこまで大胆にはなれない。
「でも、しょーちゃんとのキスは良かったよ。今度は適切な時と場所でしようね」
それは、何時、何処でですか?
俺は苦笑いを浮かべた。
「さてと、ロイヤルに入れないし、珈琲煎れるから、俺の家に来ない?」
涼さんの家に行く!?
それって、適切な場所になるじゃないの?
「何にもしないから安心して」
俺の沈黙を察して、涼さんは先手を打つ。
だけど、その察しは少し間違えてる。
子供ではないんだから、適切な時間ではないかもしれないけど、適切な場所なんだし、何かあってもいいと思う。
でも、でも待てよ、俺、男の人とは初めてで、知識としてはあるけれど・・・。
一瞬にして色んな不安が頭を横切る。
「心配しなくて大丈夫。変な気になったら、また頭突きして萎えさせるから」
「そんな、俺の頭がおかしくなりますよ」
涼さんは笑ってくれたけど、俺は半分、本音だった。
俺が変な気になっちゃって、それを抑えるのに頭がおかしくなるって意味だけど。
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そうは答えたものの、内心、ドキドキする心臓を必死に抑えていた。
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