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10.勇者様とデート
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「わあ……。なんだか、いつもより活気に満ち溢れてます……」
ライ様と一緒に街へと繰り出すと、見慣れたはずの街がすごく活気に満ち溢れていた。
人間、エルフ、ドワーフ、魔族。
様々な種族の人々が皆、嬉しそうに笑顔で笑いあっていた。
平和な光景に頬が緩む。
二人で歩いていると、不意にくぅー、と何も食べてなかったせいか、ぼくのお腹が小さく鳴った。
今の、もしかして聞かれちゃったかな?
もし聞かれてたら、すごく恥ずかしい!!
ぼくが俯いて赤くなると、ライ様はわざとらしく屋台の方を見ながら言う。
「そういえば今日はまだ食事を摂ってないんだ。ノルン、良ければ食事に付き合ってくれないかな?」
「は、はい」
ライ様優しい。だいすき……。
「ありがとう。ちょうど美味しそうなケバブを売ってるな。ノルン、あれでもいいかい?」
「は、はい。勇者様のお好きな物で大丈夫です」
ぼくがそう答えると、ライ様はぼくの手を引いて屋台の前まで連れていった。
ライ様はぼくに好きなメニューを選ばせてから、自分の分も注文して、店主のおじさんにお金を払って、二人分のケバブとジュースのセットを購入する。
広間にある噴水の近くにあるベンチに二人で座る。
二人で並んで座りながら食べたケバブは、とってもおいしかった。
ケバブを食べて、おなかいっぱいになったぼく達は、二人で街を散策する。
途中で何人か知り合いに会うと、挨拶したあとみんなしてにやにや笑いながら、すぐに去っていった。
うー……。
何も言われないのも、それはそれで冷やかされてるみたい……。
ライ様と一緒に街へと繰り出すと、見慣れたはずの街がすごく活気に満ち溢れていた。
人間、エルフ、ドワーフ、魔族。
様々な種族の人々が皆、嬉しそうに笑顔で笑いあっていた。
平和な光景に頬が緩む。
二人で歩いていると、不意にくぅー、と何も食べてなかったせいか、ぼくのお腹が小さく鳴った。
今の、もしかして聞かれちゃったかな?
もし聞かれてたら、すごく恥ずかしい!!
ぼくが俯いて赤くなると、ライ様はわざとらしく屋台の方を見ながら言う。
「そういえば今日はまだ食事を摂ってないんだ。ノルン、良ければ食事に付き合ってくれないかな?」
「は、はい」
ライ様優しい。だいすき……。
「ありがとう。ちょうど美味しそうなケバブを売ってるな。ノルン、あれでもいいかい?」
「は、はい。勇者様のお好きな物で大丈夫です」
ぼくがそう答えると、ライ様はぼくの手を引いて屋台の前まで連れていった。
ライ様はぼくに好きなメニューを選ばせてから、自分の分も注文して、店主のおじさんにお金を払って、二人分のケバブとジュースのセットを購入する。
広間にある噴水の近くにあるベンチに二人で座る。
二人で並んで座りながら食べたケバブは、とってもおいしかった。
ケバブを食べて、おなかいっぱいになったぼく達は、二人で街を散策する。
途中で何人か知り合いに会うと、挨拶したあとみんなしてにやにや笑いながら、すぐに去っていった。
うー……。
何も言われないのも、それはそれで冷やかされてるみたい……。
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