転移ってまじ！？ごく普通な俺の異世界冒険譚

プロローグ 〜日常〜

はっきり覚えている不思議な夢

「私は女神の………死んでしまった………」
赤髪の美しい女性が喋っているが上手く聞き取れない。
それにしてもここはどこだ？なぜ俺はここに？



ジリリリッジリリリッ
目を覚まし目覚まし時計を止める。さっきのは夢だったのか。それにしてもやけにはっきりしてる夢だったな。とりあえず俺はリビングにむかう。そこではお母さんが朝ごはんと弁当を用意してくれていた。
「おはようレン。用意できてるわよ。」
「お母さんおはよう。ご飯いただきまーす！」
俺の名前は朝田廉太。高校3年生の学生である。俺のお母さんの朝田春子はいつもご飯を用意してくれる優しいお母さんだ。お父さんの朝田和樹は仕事があるからいつも早めに出てるから俺が起きる頃にはもう家にはいない。妹の朝田小白は俺の一個下で同じ高校に通ってる。がまだ寝てる。いつもの事だな。
「ご馳走様でした！小白起こしてくる。」
「いつもいつもありがとうね。」
「お母さんこそいつもご飯をありがとう。」
いつもの事すぎて慣れてしまったな。あいつはいつになったら自分で起きるようになるんだろうか。
「おーい小白ー起きろー」
「あと5分寝させてー」
「もうそろそろ起きないと遅刻するぞ」
「もう起きるか…ら…Zz」
「寝てんじゃねぇか。もう知らねぇぞ。」
小白はやっと布団から出てきた。フラフラしてるけど。俺は学校の用意をしに自分の部屋にむかった。しばらくして用意を終わらすと小白は既にご飯を食べ終え用意も終わっている。
「お兄ちゃーん。早くしないと遅刻するよー。」
「優しいお兄ちゃんが寝ている妹を起こす時間がなかったらもっと早く出れてたぞ。」
「頑張って起きマース」
「棒読みじゃねぇか」
まったく。起きるのは遅いくせに用意だけは早いんだから。
「お母さん。いってきまーす」
「いってらっしゃい。気をつけてね。」
「はーい」