~【まおうすくい】~

八咫烏

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第10話『暗中飛躍』

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その日、人々は、恐怖でその身を震わせた。
1日で3回も発生した大地震は、日付を変えても続き、最終的に4回も、帝都を襲った。
人々は地震の恐怖に怯えながら過ごす中、堂々と歩く者たちがいた。
その者たちは、口々に、神の怒りだと叫び、怒りに触れた可能性のある政策を、即刻中止するべきだと主張した。
その者たちの正体は、赤い髪を持っている、という理由だけで家族を捕らえられた人たちだった。
その中には、当然、ユーカとヴェルが泊まっている宿の主人もいた。
帝都の建築物は、ヴェルが魔法を使う際に、あらかじめ、ドラゴンの加護を応用した保護魔法を使っていたので、崩れるどころか、ヒビひとつなかったが、保護魔法をかけなかった、石畳の道は見るも無残にヒビ割れ、ところどころ、隆起したり沈降したりしていた。
それにより、流通がマヒし、一部ではパニックが起きそうな所もあった。
そんな中、家族を捕らえられた者たちが、口々に神の怒りだと叫ぶので、それに便乗し始める者も少なくはなく、最終的に、数千人規模にまで膨れ上がった。
帝国軍は、すでに暴動の一歩手前までに成り果てている住民の鎮圧を行おうとするものの、至る所で妨害を受け、後手に回ってしまい、対応が遅れてしまっていた。
他の住民が参加してきたタイミングで、赤い髪の毛を持つ家族を捕らえられた者たちは、すぐに抗議活動から離れ、すでに、各々の自宅へと帰っていた。
宿の主人も例外ではなく、ユーカとヴェルが、貸切状態の宿の1階でくつろいでいたところ、昼前に帰ってきた。

「あら、ご主人。おかえりなさい。」

「ユーカ様、ヴェル様、本当にこの様なことで妻は助かるのでしょうか?」

「心配いらぬぞご主人よ。ユーカが助けると言うたのじゃ、お主の妻は必ず助かるであろう。」

「それで、次は何をすればよろしいのですか?」

「そうね、明日は私たち、支部戦に出なければならないの。だから、一日中身動きが取れないのよ。」

「はい、存じております。ご健闘をお祈り申し上げます。」

「それでね、明日はコレをばら撒いて欲しいのよ。」

「コレは…。」

そこには、大量の紙があり、それにはこう書かれていた。
『赤い髪を持つ神の怒りは、これだけには留まらないであろう。すべての地震の原因は、赤い髪を持った同志を捕らえられたことにより、赤神が怒りを露わにした事にある。』

「まぁ、プロパガンダってやつなんだけどね。明日は帝都中に、このビラを撒いて欲しいの。」

「うむぅ…我のお小遣いで買ったのじゃ、すべて、しっかりと、確実に、配るのじゃぞ!」

「良いじゃないの…沢山あったんだから。」

「あのお金は我が自分で稼いだのじゃ!」

ぷんぷんと怒るヴェルとぺこぺこと頭をさげる主人とに板挟みにされ、ユーカは戸惑い、慌ててふたりから距離をとる。

「ま、まぁ…遅くても1週間以内にはケリがつくはずだわ!」

「うむ、しかし…この混乱で、支部戦が無くならなければ良いのじゃが。」

「それは大丈夫よ。もし中止なんてしたら、皇帝の威信に関わるんだから。」

「でもでも…我、ちぃっとばかし気合を入れすぎてしもうて…道をボロボロにしてしもうた。」

「道なんてなくても、支部戦はできるわ。」

「それもそうじゃな。」

「ごめんくださーい、郵便です!」

主人が昼食の準備へと厨房に消えた後、しばらくしてから、元気の良い少年が、郵便の配達にやって来た。

「どうもありがとう。ここにサインをすれば良いのかしら?」

「はい、お願いします!」

「どれどれ…はい。これで良いら?」

「確認しました!ありがとうございました!」

そう言って少年は、元気に宿を出て行った。
ユーカは、受け取った郵便の封を開き、ヴェルと一緒に中を確認する。

「ほら、予定通り開催するみたいよ。」

「うむ、楽しみじゃのう!」

「会場は…闘技場ってあるわね。どこかしら?」

「後でご主人に尋ねてみるかや?」

「そうね、地元の人に聞くのが一番だわ。」

すると、トテトテと少年と幼女が駆け寄ってくる。

「お姉さんたち、支部戦に出るの!?」

「おねぇちゃん、すごいの?」

「あぁ、そうだぞマリー!お姉さんたちは凄いんだぞ!」

「すごーい!ねぇおにぃちゃん、しぶせんってなに?」

「支部戦ってのは…こう、凄いんだ!」

「ふふふ、説明になってないぞ少年。支部戦というのはだな、お姉さんたちの凄さを見せつける場所なんじゃ。」

「ちょっと、ウソを教えないでよヴェル!」

「ねぇおねぇちゃん…ママはいつかえってくるの?」

「すぐに戻ってくるさ、だからパパに心配を掛けてはいけないぞ。マリーが泣くと、パパが心配してしまうじゃろ?」

「わかった!マリーなかないもん。」

「うむ、良い子じゃな。ちょっ…何を笑っておるのじゃ!」

「だって…母性本能丸出しじゃないの。さすがはおばさんね。くすくす。」

「おばさん言うなっ!ガルルルルーっ!」

「ユーカ様、ヴェル様、昼食の準備が整いました。おや…フィン、マリー、こんな所にいたのかい?」

「とっても良い子たちね。大事になさいよ。」

「はい、私たちの宝物です。」

「そんな暗い顔をするでないぞご主人!奥方は我とユーカが必ず助ける。」

「はい!ありがとうございますっ!」

「さぁ、昼食にしましょう。お腹が空いたわ!」




昼食後も黙々とビラを作るふたりに、宿の主人は、何度もお茶を入れて持ってきてくれた。
その作業は、夕食後もづづき、日付が変わる頃になって、ようやく終わりを迎えた。
作ったビラの数は、1万5千枚。
紙の費用が銀貨1枚と高銅貨5枚、インクの費用が高銅貨5枚。合わせて銀貨2枚の制作費は、すべてヴェルのポケットマネーから支払われた。
方法は、水魔法の応用で、ひたすらインクを操るという、単純な作業だった。
ヴェルはヴェルで、秘法を応用して、頑張ってくれていた。
最初は遅かったものの、慣れてくるとスピーディーに作業をこなすことができた。
しかし、疲れてくると、そのスピードも落ちてくるので、結果として、随分と時間がかかってしまった。

「ヴェルぅーお疲れ様ぁ…。むにゃむにゃ。」

「うーん…我はもうダメじゃ…眠い。」

ふたりは、作業を終えて、最後の紙束を宿の主人に預けると、足早に部屋へと戻り、そのままベッドに倒れこみ、泥のように眠った。

ユーカの目が覚めたのは、空がまだ薄暗く、陽もまだ登っていない、早朝の事だった。
ヴェルは小さなドラゴンの姿になり、横で丸まって寝ているので、それを起こさないように、静かにベッドを離れると、窓から外に出る。

「うーん…清々しい朝ね。とりあえず、一次予選、落ちたりしたらシャレにならないわ。」

昨日の暴動は、すでに鎮圧されており、地震の爪痕は、道の石畳と、人々の心の中にしか残ってはいなかった。
ユーカは、昨日の内に場所を聞いておいた、闘技場まで軽く走り、会場をぐるりも見て回った後、帝都中を走り回り、少し酷く壊れている石畳だけを、土魔法の応用で修復していった。

「まぁこんなものかしらね。恐怖、プロパガンダ、最後は…やっぱり怒りかしらね。」

ユーカは、次の手を考えつつ、宿へと戻る。
部屋に着く頃には、すっかり陽も顔を出し、すでにヴェルも起きていた。

「ドコニイッテオッタノジャ?」

「ちょっと会場を下見して来たのよ。」

「フム…コンドカラハドコカニイクナラコンセキヲノコシテクレルトアリガタイノ。」

「あら…心配させちゃったかしら?ごめんなさいね。」

「フン、ベツニシンパイナドシテオラヌワ。」

ヴェルは、プイっと顔を背け、ユーカはくすくすと笑う。

「さて、そろそろ下に行きましょ。」

ムムムムムーっ!
ーーーーーーーーポンっ!

「うむ、朝食じゃな!」

「そういうところは変わらないわね…。」

下に行くと、いつも以上に宿の店主は、忙しく動き回っていた。

「おはようタイルさん、今朝はずいぶん忙しそうね。」

「おはようございます、ユーカ様、ヴェル様。今日中にビラを配り終える段取りをしておりまして。」

「それはすまないなご主人。」

「いえいえヴェル様、これくらいは当然のことです。」

「あぁそうだわ。今日は昼食と夕食は外で食べるから、準備しなくて大丈夫よ。」

「分かりました。支部戦、お気をつけて。」

「えぇ、万にひとつも負ける可能性などないわ!」

「おいおい…ユーカよ、そのような事を言って、一次予選で落ちたら、恥ずかしいぞ。」

「うっ…うるさいわねっ!その時はあなたのせいにするわ!」

「そんなぁ…横暴だぞユーカ。」

「負けたら当分は肉抜きよ!」

「ぐぬぬ…これは負けられぬ戦じゃな!」

しばらく話し込んでいる内に、朝食の用意をしてくれたので、それを食べながら、今後の事について、ヴェルと打ち合わせをする。

「ねぇヴェル、簡単に人々が怒り出す方法ってないかしら?」

「なんじゃ急に…物騒じゃな。そうじゃの、シンボルを破壊するなどはどうじゃ?」 

「私たちに怒りが向いちゃダメなのよ。そうね…できれば帝国自体に怒りの矛先を向けたいわ。」

「うーむ…なかなか難しい質問じゃの。では、こういうのはどうじゃ?」

ヴェルは、自分の考えた策をユーカに披露し、ユーカはそれを最後まで黙って聞いていた。

「悪くはない…わね。でも、ちょっと難しいんじゃないかしら?」

「その辺りはお主がどうにかせい。」

「肝心なところは丸投げじゃないの…。でも、そうね…案のひとつとしては悪くないわ。」

「しかし、間に合うのかや?二次予選は明日だと聞いたのじゃが。」

「ギリギリかしらね…できればもういくつか策が欲しいところね。」

「いつになく慎重じゃな。」

「だって…238人の命がかかっているのだもの、慎重になるわよ。」

「あんまり気張りすぎるのもよくないぞ。」

「えぇ分かってるわ。ありがとう。」

「うむ。では、そろそろ出かけるかの?」

「そうね、今の内に幾つか準備をしておきましょ。」

そうと決まれば、すぐに準備をして、宿を後にするふたりだった。
ふたりは宿を出ると、一度帝都の外へ出て、明日の仕込みをしてから、闘技場に向かった。
一次予選の開始は昼過ぎなのに、未だ昼前の会場は、すでに人と熱気で溢れていた。
先日の地震の事など、早く記憶から忘れたいという人が多いのだろう。
そんな暑苦しい会場の中に、レヴィンの街の代表である、ユーカとヴェルは堂々と中へ入場する。

「さすが帝都ね…人の数が全然違うわ。」

「まったくじゃな、レヴィンの時でさえ、多いと感じたというのに…。」

「まぁ見られて減るものでもないじゃない。サクっと終わらしましょ。」

「そうじゃな…見渡す限りでは、それほどの実力者は見て取れぬようじゃ。」

「それでも気は抜けないわね。一次予選の競技は何かしら?」

「例年は身体能力のテストだと、宿の主人が言っておったぞ。」

「あら…そうなの?じゃあ楽勝じゃない!」

「それでも種目は、毎回違うようじゃ。」

「まぁそれも、あと少しで分かるわね。」

「むむっ…気づいたかユーカ?」

「えぇ、見られてるわね。」

「え?」

「えっ…?違うの?」

てっきりユーカは、ヴェルが、自分たちの事をチラチラと伺う、対戦相手たちの事を言っているのだと思ったが、ヴェルは、それには気づいておらず、ユーカにそれを指摘され、お互いに違う事を考えていたのだと把握した。

「うむ…それもそのようなんじゃが…。」

「どうしたのよ?はっきり言ってみなさい。」

「で、でも…。」

「なによ、情報の共有は大事だと思うわ。」

「怒らぬかや?」

「怒らないわよ。」

「絶対じゃな?」

「えぇ、約束よ。」

「ーーその…あそこ、の…。」

「あそこ?どこよ?」

「あそこの屋台!うまそうな肉が売ってるのじゃっ!」

「は?」

「だから、その…あそこの屋台の…。」

「ヴェル…あなたねぇ。人が競技の事を考えていたのに、あなたは食べ物の事を考えていたの?」

「怒らないと言ったではないか…。」

「もうっ…良いわよ。まだ時間もありそうだし、買いに行くわよ!」

「良いのか!?」

「その代わり、お金はあなたが出してね。」

「早く行こうぞ!なくなってしまう!」

「そんなにすぐ無くならないわよ…。ちょっと、そんなに手を引っ張らないで!」

「はやくはやく!急ぐのじゃユーカ。」

串焼きを購入したヴェルは、それはそれは、幸せそうな表情で肉にかぶりつき、美味しそうに食べていた。
そうして時間を潰していると、ようやく一次予選の開始時刻になり、司会の男性と女性が、一次予選についての説明を始めた。

「みなさん、盛り上がってますかー?」

「いやー、暑いですね!」

「まったくだよ…。それでは、一次予選について、説明を始めます。」

一次予選の概要は以下
一次予選では、参加する街の数を、半数にまで絞るそうだ。
残った半数の街の代表者は、翌日に開催される二次予選へとコマを進めることができる。
しかし、一次予選で脱落してしまった街は、どのような手段を用いたとしても、絶対に、二次予選へは進めない事になっている。

「それではっ、種目を発表したいと思います!」

「はい、今回の、一次予選の種目はズバリっ!」

「ズバリっ…ーーーです!」

『いぇえあぁあーっ!』

割れんばかりの歓声が、会場を埋め尽くし、こうして、一次予選はスタートした。





次回:第11話『支部戦』
お楽しみにお待ちください。

8月25日 24時を更新予定にしております。
感想や誤字脱字の指摘などなど
よろしければお願いし申し上げます。







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