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May
新しい恋によろしく。by悠馬 それから私は新しく。
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今日、家に入る少し前、二人だけの時。悠馬に相談を受けた。
悠馬と私はこの中で一番古い縁だ。
相談を受けるのは最近はあんまり無いが
まあ、たまにある事だった。
「なあ、春…俺な、好きな人出来たみたい…だ。」
悠馬は女の子の話になると私の所にくる
(悠馬は小さい頃から私を春と呼ぶ。)
「だけど…俺、《恋》出来るかな、 《好き》だけど…怖い…。」
__ _ _
悠馬の初恋は中一の時に叶った。
恋した相手は一つ上の先輩。
…とっても、綺麗な人だった。
二人の仲は凄く良くて私も憧れていた。
そのまま二人は先輩が卒業する年まで、ずっと良いカップルだった。
だけど…卒業式の日、先輩と悠馬は学校に来なかった。
その日の1日前、先輩は塾の帰り道に事故にあったそうだ。
…しかも悠馬の目の前で。
それから先輩は病院で亡くなった。
後の話は悠馬は、余り、いや絶対に話さない。
数週間たって学校に来た悠馬はそれまでとは何が違っていた。
女の子を自然と避け、明るい話ばかりするようになった。
…それが好きなひとが出来た…
とは、心配にもなる訳だ。
でも…大丈夫。
恋は出来る!
先輩から、最後に私宛に届いたメールには、悠馬を助けてあげて欲しいと言うものだった。
(明日、伝えなきゃ!)
そう考えてベッドに横たわる。
ちょーど夕日が入ってきている…。
ここまで考えると違うことまで考えてしまう。
(咲…。)
いつまで私はあいつの事が好きなのだろうか?
今日までいったい何年かかっているのだろう…いつになったら叶うの?
それとも……これは絶対に叶わないの?
どうしたら上手くいくの?
ポニーテールのゴムをとり髪を自由にさせる。
あいつの事が好きで伸ばした髪も、
今となっては全て…いや最初から。
無駄だったのだろう。
(もう…良いか…)
「もう……いいや!」
終わりにしよう。
私の初恋もさよならだ!
そのままベッドで泣き伏せる。
…何時間たったのか、電気を付けていない部屋は暗い。
泣き疲れて寝ていたようだ。
(あるあるだな。)
私はそのまま二度寝?する事にした…。
(また明日。明日からはもう…あいつを好きな私じゃない。新しい私。
…お休み…そしてさよなら…)
悠馬と私はこの中で一番古い縁だ。
相談を受けるのは最近はあんまり無いが
まあ、たまにある事だった。
「なあ、春…俺な、好きな人出来たみたい…だ。」
悠馬は女の子の話になると私の所にくる
(悠馬は小さい頃から私を春と呼ぶ。)
「だけど…俺、《恋》出来るかな、 《好き》だけど…怖い…。」
__ _ _
悠馬の初恋は中一の時に叶った。
恋した相手は一つ上の先輩。
…とっても、綺麗な人だった。
二人の仲は凄く良くて私も憧れていた。
そのまま二人は先輩が卒業する年まで、ずっと良いカップルだった。
だけど…卒業式の日、先輩と悠馬は学校に来なかった。
その日の1日前、先輩は塾の帰り道に事故にあったそうだ。
…しかも悠馬の目の前で。
それから先輩は病院で亡くなった。
後の話は悠馬は、余り、いや絶対に話さない。
数週間たって学校に来た悠馬はそれまでとは何が違っていた。
女の子を自然と避け、明るい話ばかりするようになった。
…それが好きなひとが出来た…
とは、心配にもなる訳だ。
でも…大丈夫。
恋は出来る!
先輩から、最後に私宛に届いたメールには、悠馬を助けてあげて欲しいと言うものだった。
(明日、伝えなきゃ!)
そう考えてベッドに横たわる。
ちょーど夕日が入ってきている…。
ここまで考えると違うことまで考えてしまう。
(咲…。)
いつまで私はあいつの事が好きなのだろうか?
今日までいったい何年かかっているのだろう…いつになったら叶うの?
それとも……これは絶対に叶わないの?
どうしたら上手くいくの?
ポニーテールのゴムをとり髪を自由にさせる。
あいつの事が好きで伸ばした髪も、
今となっては全て…いや最初から。
無駄だったのだろう。
(もう…良いか…)
「もう……いいや!」
終わりにしよう。
私の初恋もさよならだ!
そのままベッドで泣き伏せる。
…何時間たったのか、電気を付けていない部屋は暗い。
泣き疲れて寝ていたようだ。
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