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王都裏オークションの準備 その3
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~エバン達から少し離れた場所~
「ここは……武器屋か?」
アルスは吸い寄せられるように武器を売っているブースへと一人で足を運んでいた。
古い品ばかりだ……
店頭に誰一人客はおらず、古い武器たちが所狭しと並んでいる。
なんで俺はこんな場所に惹かれたんだろう?
吸い寄せられた理由すら分からないまま、武器を物色し数分が経過した頃。
「……さま。……るすさま! 何処にいったんですか!?」
聞き馴染みのある声が耳に入る。
あっ、やべ!
アルスはエバン達を置いてきたことを今更思い出し、声が聞こえた方向へ走っていく。
「あれは……」
赤い髪……、ミネルヴァさんだ!
「おーい! こっち……」
アルスは特徴的な真っ赤に燃える赤い髪を見つけ、手を大きく振りながら叫ぶ。
「アルス!」
すると、ミネルヴァが気が付き、エバンとニーナへ声をかけ、慌てた様子で近づいてくる。
「まったく……、突然居なくなったかと思ったらこんな場所にいて。自分から集団行動を提案しといて、これじゃあ……なんだい? こんな古臭い品が並ぶ店にきて」
アルスの背後に並ぶ品を見て、古臭い品と言い放つ。
「すいません。急にいなくなったりして。急に私の勘がここへ行けと鳴り響いたものでつい……」
「アルス様の勘ですか? 少しお待ちを、私がこの店で探してきます」
「じゃあ、私も見て回ってこようかね」
「あっ、二人共……」
「アルス」
エバンとミネルヴァが店へと入って行ったあと、突然ニーナがアルスを呼ぶ。
「どうかした?」
「精霊達が私を呼んでる……。ちょっと見てきていい?」
ニーナが真剣な様子でアルスを見つめる。
『精霊』
エルフの深き理解者として名が挙げられる者達だが、ゲームではもちろんの事。アルスは未だ一度も見たことはない。しかし、エルフという種族は精霊を見ることが出来るらしく、ニーナら、ハイエルフとなると、力を借りれるまでになるらしい。
……と、グレシアスの攻略サイトで書いてあった。
でも、精霊か……
グレシアスではよく、エルフ達が精霊に助けられているシーンは数多くあったが、画面からでは姿形は描かれていなかったから、前世で見たことないんだよな。
しかも作中ではプレイヤーはもちろん、エルフでさせ精霊の声や姿も見えた事が無い者が多かったぐらいに。
グレシアスでも気まぐれに手を貸してくれる存在としか紹介されていないのに……ニーナには精霊の声が聞こえるのか?
「精霊? あぁ、いいよ。俺も付いて行っていいかな?」
アルスはそう思いながらも精霊という存在に興味を持ち、返事をする。
ニーナは小さく頷くと、アルスを連れてゆっくりと歩いていき、ブースの端の方にあった、一見何ともない弓の前で立ち止まった。
「これは……ただの弓?」
アルスはニーナがじっと見ていた弓を手に持って、弦を引いてみるが何も起こらない。
ただの弓だな……
「貸して」
「あっ、はい」
ニーナがアルスから弓を受け取ると。
「うん……。大丈夫。この人は……私にとって大切な人。だからみんな……いいかな?」
ニーナがアルスではない誰かに語りかけ、少しすると。
「これは……」
突然弓が変形を始める。
「みんな……ありがとう」
ニーナが持つ弓は色が白く変色し、所々に美しい花が咲き誇る。
そして、弓が光り輝き……
「えっ?」
精霊……?
一瞬だけアルスはニーナの周りを飛ぶ、小さな人影が見えたような気がした。
「んっ」
ニーナは変形し終えた弓をアルスの前に差し出す。
「この子の名前はニルフェストだって」
「ニルフェスト……? まさか固有名持ち……聖弓か? けど、変形する弓なんて聞いたことが……」
アルスは差し出された弓を前に、色々と思考する。
そんな時、一人の人物がアルスへとやってくる。
「祖先の言い伝えは本当だったのか」
「あの……貴方は? それに言い伝えとは……」
「これは失礼。その弓を売りに出していた者です。言い伝えでは、古き理解者がその弓を手にした時、本当の姿を見せるであろうと……昔から親に言われ続けてきたもので……」
その人は嬉しそうに話す。
「そうだったんですね……」
アルスは頷きながら弓を眺めていると。
「これも何かの縁です……。その弓、差し上げます」
アルスが弓の交渉に入ろうと考えていたら、突然譲ると言われ。
「えっ? そんな悪いですよ! 少しでもお金を受け取ってください」
アルスは懐に手を突っ込み、お金を出そうとするが。
「良いんです。それに……」
店主はニーナへと視線を向ける。
「弓がその子の前だと喜んでいるように感じるので……」
そんな優しい店主を前にアルスはそれでも、とお金を払おうするが、最終的にはアルス根負けし、弓を無償で受け取る事になった。
「大事にしてあげてください」
「……うん」
こうして、ニーナは生涯を共にするパートナーを手に入れることが出来たのであった。
「ここは……武器屋か?」
アルスは吸い寄せられるように武器を売っているブースへと一人で足を運んでいた。
古い品ばかりだ……
店頭に誰一人客はおらず、古い武器たちが所狭しと並んでいる。
なんで俺はこんな場所に惹かれたんだろう?
吸い寄せられた理由すら分からないまま、武器を物色し数分が経過した頃。
「……さま。……るすさま! 何処にいったんですか!?」
聞き馴染みのある声が耳に入る。
あっ、やべ!
アルスはエバン達を置いてきたことを今更思い出し、声が聞こえた方向へ走っていく。
「あれは……」
赤い髪……、ミネルヴァさんだ!
「おーい! こっち……」
アルスは特徴的な真っ赤に燃える赤い髪を見つけ、手を大きく振りながら叫ぶ。
「アルス!」
すると、ミネルヴァが気が付き、エバンとニーナへ声をかけ、慌てた様子で近づいてくる。
「まったく……、突然居なくなったかと思ったらこんな場所にいて。自分から集団行動を提案しといて、これじゃあ……なんだい? こんな古臭い品が並ぶ店にきて」
アルスの背後に並ぶ品を見て、古臭い品と言い放つ。
「すいません。急にいなくなったりして。急に私の勘がここへ行けと鳴り響いたものでつい……」
「アルス様の勘ですか? 少しお待ちを、私がこの店で探してきます」
「じゃあ、私も見て回ってこようかね」
「あっ、二人共……」
「アルス」
エバンとミネルヴァが店へと入って行ったあと、突然ニーナがアルスを呼ぶ。
「どうかした?」
「精霊達が私を呼んでる……。ちょっと見てきていい?」
ニーナが真剣な様子でアルスを見つめる。
『精霊』
エルフの深き理解者として名が挙げられる者達だが、ゲームではもちろんの事。アルスは未だ一度も見たことはない。しかし、エルフという種族は精霊を見ることが出来るらしく、ニーナら、ハイエルフとなると、力を借りれるまでになるらしい。
……と、グレシアスの攻略サイトで書いてあった。
でも、精霊か……
グレシアスではよく、エルフ達が精霊に助けられているシーンは数多くあったが、画面からでは姿形は描かれていなかったから、前世で見たことないんだよな。
しかも作中ではプレイヤーはもちろん、エルフでさせ精霊の声や姿も見えた事が無い者が多かったぐらいに。
グレシアスでも気まぐれに手を貸してくれる存在としか紹介されていないのに……ニーナには精霊の声が聞こえるのか?
「精霊? あぁ、いいよ。俺も付いて行っていいかな?」
アルスはそう思いながらも精霊という存在に興味を持ち、返事をする。
ニーナは小さく頷くと、アルスを連れてゆっくりと歩いていき、ブースの端の方にあった、一見何ともない弓の前で立ち止まった。
「これは……ただの弓?」
アルスはニーナがじっと見ていた弓を手に持って、弦を引いてみるが何も起こらない。
ただの弓だな……
「貸して」
「あっ、はい」
ニーナがアルスから弓を受け取ると。
「うん……。大丈夫。この人は……私にとって大切な人。だからみんな……いいかな?」
ニーナがアルスではない誰かに語りかけ、少しすると。
「これは……」
突然弓が変形を始める。
「みんな……ありがとう」
ニーナが持つ弓は色が白く変色し、所々に美しい花が咲き誇る。
そして、弓が光り輝き……
「えっ?」
精霊……?
一瞬だけアルスはニーナの周りを飛ぶ、小さな人影が見えたような気がした。
「んっ」
ニーナは変形し終えた弓をアルスの前に差し出す。
「この子の名前はニルフェストだって」
「ニルフェスト……? まさか固有名持ち……聖弓か? けど、変形する弓なんて聞いたことが……」
アルスは差し出された弓を前に、色々と思考する。
そんな時、一人の人物がアルスへとやってくる。
「祖先の言い伝えは本当だったのか」
「あの……貴方は? それに言い伝えとは……」
「これは失礼。その弓を売りに出していた者です。言い伝えでは、古き理解者がその弓を手にした時、本当の姿を見せるであろうと……昔から親に言われ続けてきたもので……」
その人は嬉しそうに話す。
「そうだったんですね……」
アルスは頷きながら弓を眺めていると。
「これも何かの縁です……。その弓、差し上げます」
アルスが弓の交渉に入ろうと考えていたら、突然譲ると言われ。
「えっ? そんな悪いですよ! 少しでもお金を受け取ってください」
アルスは懐に手を突っ込み、お金を出そうとするが。
「良いんです。それに……」
店主はニーナへと視線を向ける。
「弓がその子の前だと喜んでいるように感じるので……」
そんな優しい店主を前にアルスはそれでも、とお金を払おうするが、最終的にはアルス根負けし、弓を無償で受け取る事になった。
「大事にしてあげてください」
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