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石化の少女
ナツメ 1
しおりを挟む―――― 5年前 朱雀襲撃のしばらく後 一志村
吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生まれたのか、とんと見当がつかない。
なんだか薄くらいところでにゃーにゃー泣いていたことは記憶している。
吾輩はここで生まれてはじめて人間というものをみた。
あとで知ったことだが、それは、小学校の児童という種族であった。
この小学生の児童というものは、猫をかん袋に押し込んで、ポンとけりゃ、ニャンとなく、などと小学校と言うところに集まっては歌っているという話である。
猫をかん袋に押し込み蹴り飛ばすとは、なんという極悪非道な輩なのであろう。
しかし、当時はなんという考えも持っていなかったから、特段恐ろしいと感じることもなかった。
ただ、彼が、吾輩を掌に乗せてすっと持ち上げられたときに、なんだかフワッとした感じがあったばかりである。
掌の上で、少し落ち着いたころ、吾輩はその児童の顔を仰ぎ見たみた。
これが、いわゆる人間というものの見始だろう。
彼は、迷宮奥底で宝石を見つけたかのような瞳で吾輩を見つめていた。
彼の掌の上でしばらくは良い心地で座っていたが、暫くすると彼は、吾輩を抱かえて非常な速力で移動を始めた。
ぐらんぐらんと体が上下し、むやみに目が回る。
胸が悪くなる。
もはや我慢ならぬと思ったころ、とても開けた場所に出た。
小学校というところらしい。そこには、彼以外の男子や女子の児童が残っていて、代わる代わる彼らに抱き上げられたり、撫でられたり、頬ずりされたりした。
まあ、それまでは記憶しているが、あとはどうなってしまったのかは、いくら思い出そうとしても思い出すことができない。
気がつくと、児童は誰一人いなくなっていた。
夕焼けで赤い周りの景色が、次第に夜の闇に染まっていく。
暫くして、鳴いたら児童が、戻ってくるかもしれないと思いついた。
そこで、試しににゃーにゃーと鳴いてみたが、誰も来ない。
仕方がない、何でも良いから食べ物のあるところまでたどりつこうと決心をして、そろりそろりと歩き始めた。
どうも非常に苦しい。
そこを我慢して無理矢理に這って行く。
校庭の奥に離れ家があって、明かりが灯っている。
ここに這入ったら、どうにかなると思えてきた。
なんとか、離れ家にたどり着いたが、玄関は閉まっていたので、裏に回る。
運良く開いている窓があったので、そこから家の中に潜り込んだ。
縁とは不思議なもので、あの日、あのとき、あの窓が開いていなかったら、吾輩は路傍に餓死していたかもしれない。
一樹の陰一河の流れも他生の縁とはよく言ったものだ。
さて、家の中に忍び込んだというものの、これからさきどうしたらいいのか分からない。
外はすでに暗くなっているし、腹も減った。
仕方がないから、とにかくなにか食べ物がありそうな方に歩いていく。
ここで、吾輩はかの児童という種族以外の人間を見る機会に遭遇した。
教師という種族である。
校長というランクらしい。
これは、かの児童よりも遥かに大きな体格をしており、一層乱暴そうな気配がする。
首筋を掴まれて表に放り出される、もはやこれは駄目だと思い、眼をつぶって運を天に任せてみた。
しかし、ひもじさは、いかんともし難い。お腹の音がくうと鳴った。
吾輩は、外に放り出されても、すきを見てこの所へ這い上がってやる、何度投げ出されても、その度ここに這い上がってやると覚悟を決めた。
校長は、膝まである長い黒髪と白いワンピースの姿で突っ立ったまま、しばらく吾輩の顔を眺めていたが、やがてそっと吾輩を抱き上げた。
ついぞ外に放り出されると体を固く緊張させたが、柔らかいふわふわしたものの上にゆっくりと体を降ろされた。
「どこから迷い込んだか知らぬが、黒い子猫よ。
ちょうど私も一人で寂しいと思い始めていたところだ。
どうだ、いっしょに暮らしてみるか?」
どうでもよかったが、とにかくお腹が減って仕方がなかったので、吾輩は、にゃぁと一声鳴いてみた。
「そうか、私はサダコ。
よろしくな。」
かくして、吾輩は、ついにこの校庭の離れ家を自分の住処と決めることにしたのである。
サダコは、日中教師をしている。
小学校にやってくる児童に学業や技芸というものを教えているのだ。
吾輩は特にやることもないので、サダコにくっついていっては、授業の最中、日当たりの良い教室の片隅で昼寝をするのが常となった。
とはいえ、一日中昼寝ができるわけもない。
時折は、サダコの授業に耳を傾けた。
吾輩は、そのころ、人間の言葉を理解していなかったが、それでも、サダコの授業は、ずわーっととか、ククッと来たところをズバッととか、ひゅっと流してスッととか、おおよそ理論的ではない、感覚的な言葉が大方を占めていることが分かった。
おおよそ理論的な言葉で、理論的に物事を教授することを教育と考えていた吾輩には、サダコの授業は晴天の霹靂であった。
しかも、理論的な内容を理論を越えた感覚的な言葉で説明しているものだから、よくよく聞いてみると、人間の言葉を理解していない吾輩にも、サダコの教えんとする内容を十全に理解することができた。
サダコの授業は、いまだ理屈に縛られていない幼い児童には、好評であった。
およそこの幼い児童に施すには高度すぎる内容ではあったが、理論を超越した感覚的なサダコの授業は、固定観念の無い幼い児童には、かえって有利に働いているようで、その高度な内容を子供たちの血肉となるレベルに浸透させていた。
もっともサダコの授業は大人たちには不評であった。
理論整然と説明されても、一般人には到底理解できないような内容を、理論を越えた感覚的な表現をもって授業しているのである。
そもそも固定観念に縛られた大人たちに理解できるはずもない。
サダコがふざけているようにしかみえていないだろう。
いまのところ、この小学校に教師という種族は、サダコ一人のみである。
学年も1から6学年まであり、1から3学年までの低学年クラスと4から6学年までの高学年クラスの2クラスが設けられているが、4から6学年までの生徒は一人もおらず、実質、低学年クラスしかないため、それで十分こと足りるのだ。
低学年クラスには、1年生が一人、2年生が二人、3年生が一人の合計4人いる。
一年生は、もともと二人居たそうだが、吾輩がこの世に生を受ける少し前にあった赤い鳥襲撃事件で負傷し学校に通えなくなってしまっているということだ。
そして、この残りのもう一人の一年生が、吾輩を抱え上げ、この小学校まで運んできた児童であった。
吾輩が初めて低学年クラスに赴き、早朝から昼寝をしていたとき、登校してきたこの児童は吾輩を見つけ、歓声を上げた。
吾輩を小学校に拉致してきたあと、さっさと忘れて家に帰ってしまったくせに現金なものである。
しかし、これ以降、この児童は、毎日お昼に、吾輩に食べ物を恵んでくれるようになったので、この無礼は水に流してやることにした。
残りの三人も、よくよく観察してみると、昨日吾輩を撫でまわしていた児童ばかりである。
こうして吾輩は難なく低学年クラスに溶け込み、日がな一日、日当たりの良い教室の片隅で昼寝を決め込むのが常となったのである。
日中を教室で過ごすようになって気が付いたのだが、校舎には一人の白い少女が住み着いていた。
サダコは一人で暮らしていると言っていたので、これは騙されたと思ったが、白い少女は幽霊であるため、人間一人とは勘定されないらしい。
白い少女はカヤコという名で、教室の後ろでサダコの授業を聞いていることもあったが、大抵は、校舎の中をふよふよと移動して、壊れたり傷んだりしたところを修繕していた。
吾輩は、渡り廊下の2番目の樹の柱で爪を研ぐことを日課としているが、必ず翌朝には、柱の傷は、元から無かったかのように奇麗修繕されていた。
カヤコは、ものを治すことが得意な幽霊らしい。
カヤコは、本人曰く、この小学校創設以来、ここにいるということだ。
創設以来といっても、この小学校ができたのは、いまから4年ほどまえのこと。
前にも話したが、吾輩が生まれる少し前に赤い鳥襲撃事件があった。
そのさらに5年ほど前に同じような襲撃事件があったそうだ。
そのころには、まだ、この辺りを治める領主がいたのだが、その5年前の襲撃の際、我先に逃げ出してしまった。
その後、この地が辺境過ぎて、治めるにおいても利が少ないためか、領主が戻ってくることはなく、完全に政治的な空白地となってしまった。
仕方がないので、一志村の代表者と、先の襲撃を防いでくれたウラの山の竹取の夫妻とが協議して、この辺り一帯を自治していくことにした。
村の自治を再建するにあたって、竹取の夫妻の強い要望で実現したのが、この小学校の設立である。
小学校の教師兼初代校長には、竹取の夫妻がどこやらで見つけてきたサダコが就任して、今に至っているらしい。
一志村は、さほど大きな村でないため、子供の数も少ない。
しかも、子供とはいえ貴重な労働力である。
この小学校は、基本無料ではあったが、一日中、子供を学校へ通わせる余裕のある家はあまりなかった
小学校は、満5歳の誕生日以降の最初の4月1日から就学することになっているが、各家庭の事情に合わせて、可能な時に通学すれば良いことになっている。
このため、田植えや稲刈りの時期には、小学校は開店休業状態になることがしばしばあった。
反面、収穫が終わった後に開催される小学校の運動会や、冬に行われる学芸会などは、村を上げてのイベントになっていた。
小学校の校門を入って右側の奥に、カップケーキのような小さな建物があった。
この建物は、高学年クラスが使用することを目的としていたが、前述のように、特に高学年になると労働力確保のため、児童を小学校に通わせる家庭はなかったので、これまで一度も使われたことはない。
ある日、このカップケーキの建物に侵入してやろうと思い、この建物の周りをぐるりと探索してみたが、入り口が一つあるだけで、窓など一つもなく、入り込む隙はどこにも見当たらなかった。
試しに建物の壁の下の土を少しばかり掘ってみたが、到底相手にならない。
呼べば中からだれか出てくるかしらと思い、にゃーにゃーとやってみたが、まったく音沙汰がない。
その日は、観念して、また、別の機会をさぐることにした。
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