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第二章 リーリスト王国編
22.アジト
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ユーナスに外で見張りをしてもらい優は1人で洞窟の奥へと入って行っていき、中に人が捕まっていないかをスキルで確認すると奥の方に弱っている人の反応があったので確認することにした。
洞窟の中は意外にも明るかった。歩いていると目の前に扉があり優はその扉を思いっきり蹴り壊して中へ入って行った。中は居酒屋みたいな感じになっていて中には盗賊達が約30人いた。その30人は一斉に優に視線を向けていた。
「おい兄ちゃん、ここが何処だか分かってるのか?」
「そうだぜ、何しに来たか知らねーがここまで来たんだ、金目のもんを全て置いてけ。そうすれば命だけは助けてやるよ。へっへっへ」
優は男達の言葉に全く反応しなかった。すると、1人の男が優に近づいて来た。
「おい、聞いてんのか?」
「,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,」
「おい!聞いてんのかぁ!」
そして、男は剣を持ち優目掛けて振り下ろしたが男は完全に振り下ろすことが出来ずに優に首を斬られてそのまま倒れた。盗賊達は一瞬何が起きたか理解していなかったが仲間が殺られたのを気に一斉に武器を構え優目掛け攻撃をして行った。
「野郎ども、相手は1人だ!殺っちまえ!」
盗賊達は次々と優に攻撃して行ったが武器を振ることも出来ず優に手や足や胴体を斬られていき次々と倒れて行った。
盗賊side
「はぁ、はぁ、はぁ、か、かしらぁぁ!」
男が1人洞窟の奥までいき扉を勢いよくあけ中に入って来た。
「なんだぁ?今俺は楽しんでんのによぉ。邪魔すんなよ」
「ぁ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,こ,,,,,,,,,,,,ろ,,,,,,,,,,,,,,,,,,し,,,,,,て」
「ちっ、また壊れやがった。使えねぇな。で一体何の用だ?」
「そ、それが、男が1人で俺たちのアジトに来たと思ったら、仲間達が次々と殺されていっ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,」
男の言葉は最後まで続かなかった。
優side
数が多いだけで全く強くないな。所詮は烏合の衆か。5分もかからなかったな。そう言えば1人だけ奥に逃げていってたな。追いかけるか。
追いかけて行くと奥にはもう1つ部屋がありそこに逃げた男がいて奥には男と首輪が付いていて身体中痣だらけでボロボロの女がいた。女の方は死にそうだった。優はその光景を見て怒りがこみ上げてきて先に逃げた男の首を斬り落とした。
「お前か?俺の仲間を次々と殺してくれたのは」
「お前がこの盗賊達の頭か?」
「俺の質問には答えないってか。まぁいい。そうだ俺がこの盗賊団を率いているダセイだ。まぁ、どうせお前はここで死ぬから教えても意味が無いがな。仲間が世話になったんだ、今度は俺が相手をしてやるよ。今までのようにはいかねぇ」
「そうか」
「おらぁ」
盗賊団のリーダーは斧を構え、優に攻撃をした。優はその攻撃を自分の持っている刀で受け止める訳でもなく人差し指と親指で斧を摘んで攻撃を止めた。
「所詮はこんなもんか」
「ちっ化け物か」
ダセイは斧から手を離して距離をとり新たに剣を持ち再度優に攻撃をした。すると、ダセイが持った剣から優を焼き付くそうと炎が出てきて優は少し驚いたがその攻撃を避けた。優はその武器が少し気になったのか鑑定してみることにした。
火の魔剣
素材:火の魔石
属性:火
スキル:ステータスup 攻撃力強化
ふーん、魔剣ね。面白いものがあったな。それにしても炎の魔石ってのはなんだろうか、まぁ後でマーセルさんに見せてみるか。
ダセイは攻撃を辞めることなく優につと攻撃をして行ったがその度の攻撃も優にかすりもしなかった。
「避けてばっかりだな!どうしどうしたぁ!おらぁ!」
「,,,,,,,,,,,,,,,,,,もう、いいや」
「があぁぁぁぁぁぁぁ!お、俺の、腕がァ」
優はそう言うとダセイの両腕を一瞬で斬り落とした。そして、魔剣を回収した。
「おい、お前達がさらった人達はどこにいる?」
「だ、誰が、お、教えるかぁ」
「そうか」
「がぁぁぁぁぁぁぁあ!」
今度は片足を斬り落とした。
「おい、どうなんだ?」
「こ、こた、答えるから、命だけは」
「で?どうなんだ?」
「こ、ここの更に、奥の方に、女達が、い、いる」
「そうか」
「がはっ,,,,,,,,,,,,,,,,,,」
優はダセイを気絶させた。そして、ダセイと一緒にいた女にタオルをかけて一旦ユーナスの元に戻った。
「もう、終わったの?」
「あぁ」
「それで、その人は?」
「あぁ、捕まってた人だ」
「すごいボロボロじゃない。それに、目も死んでるし」
「この人は治すが奥にまだ捕まってる人達がいるみたいだから俺の変わりに助けて行ってくれ。男の俺が行くのはまずいからな」
「なるほど。わかった」
「頼んだ。俺はこの人を治しておくよ」
ユーナスは洞窟の中に入って行っていった。
ユーナスside
まだ通路なのに血の匂いが凄い。ユウったらどんだけ暴れたのよ。
ユーナスは1つ目の部屋に着くとそこは地獄絵図だった。首が無いもの、手足が無いもの上半身と下半身が別れているものの死体が沢山あった。中には多少息がある者もいたがユーナスは気にかけることも無くそのまま奥まで進んで行った。
そして、2つ目の部屋に着くと息はあるが両腕と片足を斬られて倒れている男がいた。
息はあるみたいだけどこのままだと死ぬよね。まぁ自業自得だけどね。
更に奥に進むと牢屋がありそこには首輪を付けられている子供と女性が10人ほどいた。すると、子供と女性達は自分たちの番かと思ってしまい怯えてしまったのでユーナスは優しく声を掛けてあげた。
「助けに来ました。もう大丈夫ですから。盗賊達は全て倒しましたから。安心してください」
すると、1人の女性が声を出した。
「え?ほ、本当ですか?」
「えぇ、本当です」
「も、もう、あの地獄の日々から解放されるのですか?」
「えぇ、私達が責任を持って街まで送ります」
「ほ、本当に、うぅぅぅ,,,,,,,,,,,,,,,ひぐっ」
女性はやっと助かると分かると泣きだし、その女性とユーナスの話を聞いてた他の人たちも意味を理解したのか泣き出した。
ユーナスは早々に牢屋を壊し女性達を解放して一緒に外に出ることにした。
優side
優が助け出した女性は気絶していたが、優が全ての傷や痣を治していった。
『ユーナ先にマーセルさんの所に戻ってるな』
『わかった。こっちも今解放したから直ぐに行く』
ユーナスに先に戻ってると伝え助け出した女性を抱えてマーセルの所へ戻って行った。
「あ、ユウさん。ご無事でしたか。おや?その方は?それと盗賊達はどうなりましたか?」
「盗賊達はまぁ死んでない奴もいるが全員動けないようにしてきた。んでこの人はその盗賊達に捕まってた人だ」
「そうでしたか。お疲れ様です。所で奥さんは?」
「ん?あぁ、ユーナはまだアジトの中に捕まってる人達がいたから俺の変わりに助けに行ってる。でも、もうすぐ戻ってくると思うぞ?と噂をすればだな」
優は指を指しマーセルはその方向へ向くとユーナスと10人ほどの女子供達と一緒に戻ってきた。ユーナスはその人たちにどうして捕まったか聞いたら、なんでも近くに村があったが数週間前にさっきの盗賊達がきて男は殺していき女子供は奴隷化の首輪を付けられて捕まったらしい。
捕まっていた人達は優とマーセルの姿を見ると怯えてしまった。なので優とマーセルはその場から少し離れ異空間ボックスから作り置きしておいた料理をユーナスに渡し振舞ってくれと頼んだ。ついでに自分たちの説明も任せて女性達が落ち着くのを待った。
「ゆ、ユウさん、今のはアイテムボックスですか?」
「あー、うん、まぁそんなところだな」
あー、迂闊だった。まぁいいか。
「珍しいですね!でも気をつけてくださいね?アイテムボックスは持ってる人は居るのですがそのとても便利なスキルなのでもし見られでもしたら色々な人達から勧誘されますので。中には邪な考えの人もいますので気をつけてください。まぁ、ユウさんの強さなら問題ないと思いますが」
「そうなのか。わかった。気をつけておくよ」
それから暫く経ち女性達が落ち着いたらしいので優は女性達に近づき優しく声をかけ奴隷化の首輪を1人ずつ外して行った。外れたのを確認すると泣きだした。優は異空間ボックス何かあった時用のテントを入れていたのでそれを出し2.3人ずつ入って休んでもらった。
優はマーセルに頼んで出発は翌日でいいか聞くと快く了承してくれこの日はゆっくりと休むことになり夜は優が見張りをして、皆にはゆっくりと休んでもらうことにした。
洞窟の中は意外にも明るかった。歩いていると目の前に扉があり優はその扉を思いっきり蹴り壊して中へ入って行った。中は居酒屋みたいな感じになっていて中には盗賊達が約30人いた。その30人は一斉に優に視線を向けていた。
「おい兄ちゃん、ここが何処だか分かってるのか?」
「そうだぜ、何しに来たか知らねーがここまで来たんだ、金目のもんを全て置いてけ。そうすれば命だけは助けてやるよ。へっへっへ」
優は男達の言葉に全く反応しなかった。すると、1人の男が優に近づいて来た。
「おい、聞いてんのか?」
「,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,」
「おい!聞いてんのかぁ!」
そして、男は剣を持ち優目掛けて振り下ろしたが男は完全に振り下ろすことが出来ずに優に首を斬られてそのまま倒れた。盗賊達は一瞬何が起きたか理解していなかったが仲間が殺られたのを気に一斉に武器を構え優目掛け攻撃をして行った。
「野郎ども、相手は1人だ!殺っちまえ!」
盗賊達は次々と優に攻撃して行ったが武器を振ることも出来ず優に手や足や胴体を斬られていき次々と倒れて行った。
盗賊side
「はぁ、はぁ、はぁ、か、かしらぁぁ!」
男が1人洞窟の奥までいき扉を勢いよくあけ中に入って来た。
「なんだぁ?今俺は楽しんでんのによぉ。邪魔すんなよ」
「ぁ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,こ,,,,,,,,,,,,ろ,,,,,,,,,,,,,,,,,,し,,,,,,て」
「ちっ、また壊れやがった。使えねぇな。で一体何の用だ?」
「そ、それが、男が1人で俺たちのアジトに来たと思ったら、仲間達が次々と殺されていっ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,」
男の言葉は最後まで続かなかった。
優side
数が多いだけで全く強くないな。所詮は烏合の衆か。5分もかからなかったな。そう言えば1人だけ奥に逃げていってたな。追いかけるか。
追いかけて行くと奥にはもう1つ部屋がありそこに逃げた男がいて奥には男と首輪が付いていて身体中痣だらけでボロボロの女がいた。女の方は死にそうだった。優はその光景を見て怒りがこみ上げてきて先に逃げた男の首を斬り落とした。
「お前か?俺の仲間を次々と殺してくれたのは」
「お前がこの盗賊達の頭か?」
「俺の質問には答えないってか。まぁいい。そうだ俺がこの盗賊団を率いているダセイだ。まぁ、どうせお前はここで死ぬから教えても意味が無いがな。仲間が世話になったんだ、今度は俺が相手をしてやるよ。今までのようにはいかねぇ」
「そうか」
「おらぁ」
盗賊団のリーダーは斧を構え、優に攻撃をした。優はその攻撃を自分の持っている刀で受け止める訳でもなく人差し指と親指で斧を摘んで攻撃を止めた。
「所詮はこんなもんか」
「ちっ化け物か」
ダセイは斧から手を離して距離をとり新たに剣を持ち再度優に攻撃をした。すると、ダセイが持った剣から優を焼き付くそうと炎が出てきて優は少し驚いたがその攻撃を避けた。優はその武器が少し気になったのか鑑定してみることにした。
火の魔剣
素材:火の魔石
属性:火
スキル:ステータスup 攻撃力強化
ふーん、魔剣ね。面白いものがあったな。それにしても炎の魔石ってのはなんだろうか、まぁ後でマーセルさんに見せてみるか。
ダセイは攻撃を辞めることなく優につと攻撃をして行ったがその度の攻撃も優にかすりもしなかった。
「避けてばっかりだな!どうしどうしたぁ!おらぁ!」
「,,,,,,,,,,,,,,,,,,もう、いいや」
「があぁぁぁぁぁぁぁ!お、俺の、腕がァ」
優はそう言うとダセイの両腕を一瞬で斬り落とした。そして、魔剣を回収した。
「おい、お前達がさらった人達はどこにいる?」
「だ、誰が、お、教えるかぁ」
「そうか」
「がぁぁぁぁぁぁぁあ!」
今度は片足を斬り落とした。
「おい、どうなんだ?」
「こ、こた、答えるから、命だけは」
「で?どうなんだ?」
「こ、ここの更に、奥の方に、女達が、い、いる」
「そうか」
「がはっ,,,,,,,,,,,,,,,,,,」
優はダセイを気絶させた。そして、ダセイと一緒にいた女にタオルをかけて一旦ユーナスの元に戻った。
「もう、終わったの?」
「あぁ」
「それで、その人は?」
「あぁ、捕まってた人だ」
「すごいボロボロじゃない。それに、目も死んでるし」
「この人は治すが奥にまだ捕まってる人達がいるみたいだから俺の変わりに助けて行ってくれ。男の俺が行くのはまずいからな」
「なるほど。わかった」
「頼んだ。俺はこの人を治しておくよ」
ユーナスは洞窟の中に入って行っていった。
ユーナスside
まだ通路なのに血の匂いが凄い。ユウったらどんだけ暴れたのよ。
ユーナスは1つ目の部屋に着くとそこは地獄絵図だった。首が無いもの、手足が無いもの上半身と下半身が別れているものの死体が沢山あった。中には多少息がある者もいたがユーナスは気にかけることも無くそのまま奥まで進んで行った。
そして、2つ目の部屋に着くと息はあるが両腕と片足を斬られて倒れている男がいた。
息はあるみたいだけどこのままだと死ぬよね。まぁ自業自得だけどね。
更に奥に進むと牢屋がありそこには首輪を付けられている子供と女性が10人ほどいた。すると、子供と女性達は自分たちの番かと思ってしまい怯えてしまったのでユーナスは優しく声を掛けてあげた。
「助けに来ました。もう大丈夫ですから。盗賊達は全て倒しましたから。安心してください」
すると、1人の女性が声を出した。
「え?ほ、本当ですか?」
「えぇ、本当です」
「も、もう、あの地獄の日々から解放されるのですか?」
「えぇ、私達が責任を持って街まで送ります」
「ほ、本当に、うぅぅぅ,,,,,,,,,,,,,,,ひぐっ」
女性はやっと助かると分かると泣きだし、その女性とユーナスの話を聞いてた他の人たちも意味を理解したのか泣き出した。
ユーナスは早々に牢屋を壊し女性達を解放して一緒に外に出ることにした。
優side
優が助け出した女性は気絶していたが、優が全ての傷や痣を治していった。
『ユーナ先にマーセルさんの所に戻ってるな』
『わかった。こっちも今解放したから直ぐに行く』
ユーナスに先に戻ってると伝え助け出した女性を抱えてマーセルの所へ戻って行った。
「あ、ユウさん。ご無事でしたか。おや?その方は?それと盗賊達はどうなりましたか?」
「盗賊達はまぁ死んでない奴もいるが全員動けないようにしてきた。んでこの人はその盗賊達に捕まってた人だ」
「そうでしたか。お疲れ様です。所で奥さんは?」
「ん?あぁ、ユーナはまだアジトの中に捕まってる人達がいたから俺の変わりに助けに行ってる。でも、もうすぐ戻ってくると思うぞ?と噂をすればだな」
優は指を指しマーセルはその方向へ向くとユーナスと10人ほどの女子供達と一緒に戻ってきた。ユーナスはその人たちにどうして捕まったか聞いたら、なんでも近くに村があったが数週間前にさっきの盗賊達がきて男は殺していき女子供は奴隷化の首輪を付けられて捕まったらしい。
捕まっていた人達は優とマーセルの姿を見ると怯えてしまった。なので優とマーセルはその場から少し離れ異空間ボックスから作り置きしておいた料理をユーナスに渡し振舞ってくれと頼んだ。ついでに自分たちの説明も任せて女性達が落ち着くのを待った。
「ゆ、ユウさん、今のはアイテムボックスですか?」
「あー、うん、まぁそんなところだな」
あー、迂闊だった。まぁいいか。
「珍しいですね!でも気をつけてくださいね?アイテムボックスは持ってる人は居るのですがそのとても便利なスキルなのでもし見られでもしたら色々な人達から勧誘されますので。中には邪な考えの人もいますので気をつけてください。まぁ、ユウさんの強さなら問題ないと思いますが」
「そうなのか。わかった。気をつけておくよ」
それから暫く経ち女性達が落ち着いたらしいので優は女性達に近づき優しく声をかけ奴隷化の首輪を1人ずつ外して行った。外れたのを確認すると泣きだした。優は異空間ボックス何かあった時用のテントを入れていたのでそれを出し2.3人ずつ入って休んでもらった。
優はマーセルに頼んで出発は翌日でいいか聞くと快く了承してくれこの日はゆっくりと休むことになり夜は優が見張りをして、皆にはゆっくりと休んでもらうことにした。
応援ありがとうございます!
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