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勇者と盤外の女神
後編
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そこから私たちの旅は始まった。旅といっても六大国をめぐり、各女神の巫女を集めるだけだ。
それが思っていたより大変だった。馬車を使っても何か月もかかるくらい国同士は離れている。道中山賊に襲われたり、偽勇者一行と間違われたりした。
何より勇者はずっと無言だった。他の巫女と対面したときにしか会話をしない。まだ幼い『旺盛』の巫女は勇者との距離感を掴みかねて不安そうだった。
フランクな『寵愛』の巫女が何度アプローチを変えても目線すら合わない。
そんな気まずい空気の中、それでも六人の巫女が勇者の元にそろった。
『覚醒』、『寵愛』、『闘志』、『循環』、『旺盛』、そして私『裁定』。
勇者との交流はなかったが、巫女同士の交流は盛んだった。元々信心深く、差はあれど真面目な人間が巫女に選ばれやすい。意見は合った方で、合わない部分があったとしてもあえてそれを煽るようなものはいなかった。
こうして私は3年の歳月をかけて集結し、魔王がいるクライムレス国へ訪れる。
異様な光景だ。人々は生気を失っているのに規律正しく労働に準じ、食料配給の列に並んでいる。
「ある意味地獄だな」
『闘志』の巫女がそうつぶやいた。これではもはや人間はただの奴隷ではないか。いや奴隷ですらない。ただの人形だ。生き物ですらない。
動揺する私たちをおいて、勇者は先へ進む。
その足取りは迷うことがない。
勝手知っているように霊山へと入り、山頂を目指す。
火口の近くに魔王はいた。若い女性の姿をしている。あれは最後の生贄だったはずだ。
何故、魔王が生贄の姿をしているのか。まさか、生贄にされた腹いせに魂を売り渡しというのか。だとしたらなんと恥知らずなことだろう。なんの不自由もなく暮らさせてもらっておいてその恩をあだで返すような真似をするとは。
「久しいな。勇者」
「いや、そうでもないさ」
魔王と勇者は互いに武器を構えながらそうした会話をする。
知り合いなのか? 馬鹿なそんなはず。
魔王はその下劣な瞳で私たちを見る。そしてどこか憐れむように目を細めた。
「姉神さまたちも飽きぬな」
「おうおう魔王よ。世界をめちゃくちゃにしてくれた落とし前、つけに来たぜ!」
『闘志』が言う。
「め、女神様の教えに従い、あなたを討たせていただきます!」
『旺盛』が言う。
「アンタが死んで世界はより美しくなる! うーんなんて素敵なのかしら!」
『寵愛』が言う。
「己の行いは巡り巡って己に返ってくるのです。今報いを受けなさい!」
『循環』が言う。
「さあ、張り切っていっくよ!」
『覚醒』が言う。
「いきましょう。勇者様」
『裁定』私は言う。
全員が武器を構えて勇者に並び立った。
そして鮮血が舞う。
赤に彩られる。
勇者が私たちを切り伏せた。
「な、ぜ……?」
勇者はこちらを見すらしない。
「だ、だましやがったのかてめぇ!」
怒りの絶叫が虚空に響く。
「皆、同じようなことを言う」
「もう少し捻った言葉が欲しいものだ」
魔王は憐れみを、勇者は諦観をこめてそれぞれいう。
「まさか、魔王と手を組んだとっ、いうのですか! 六神の加護を受けたあなたが何故! ぎゃあ!」
問いかける『覚醒』の息の根を勇者は完全に止める。
「俺は言ったぞ。役割を果たせと。巫女の役割は勇者の贄となることだ」
雷が落ちたような衝撃が全身を襲う。
「嘘だ」
「きゃあ」
『寵愛』が死ぬ。
「嘘だ」
「助けて女神様!」
『旺盛』が死ぬ。
「嘘だ」
「ふざけんな! ふざけんなぁぁぁぁぁ!」
『闘士』が死ぬ。
「嘘だ」
「めぐ、巡り……我が信仰は……加護はめぐ……」
『循環』が死ぬ。
「嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ」
「何故女神が大した戦闘力を持たないお前らを俺に寄こしたと思う?」
「と、ともに魔王を封じる……だってそう女神は仰せに……」
「違うね。奴らは俺が力を得るための生贄をよこしたのさ。芳醇な力で満たされた巫女を……俺が、『鎮静』と永遠に引き分けるようにな」
引き分ける? 引き分けるって何? 勝つためですらない? 何それ。なんだよそれ。
女神よ。お答えください! 私とは巫女とは何なのですか! 勇者の……この男の言う通りの存在なのですか!
違う! 私たちは選ばれた! 特別な存在なはずだ! 出なければ今まで私が『裁定』によって切り捨てた人々は……。あの日以降会えない家族は……。
女神よ。どうか……どうか……せめて最後に……答えを……真実を……!
『煩わしい』
最後に聞こえたのは誰の声?
魔王? 勇者? 女神? それとも―――――。
力で己が身を満たした勇者は魔王に対峙する。
「何百回繰り返したか。我とそなたの決闘は」
「さあな。俺が作られてから今までずっと。何度も終わればいいと思ってはこうして繰り返す」
「どういった決着が最も幸福なのだろうな」
「互いの役割と世界に準じるのであればこのまま永遠に引き分け続けるのが理想だろう」
「個人に準じれば?」
「どちらかが滅びるか。或いは相打ちか。そうなれば世界がともに滅ぶがな」
「それは避けたいものだ」
「俺は滅びればいいと思ってる。だが、この身は神のものであって俺のものではないからな」
「故に交流を絶ったのだろう。いずれ己が手で殺す仲間との」
「そう呼ぶ資格は俺にはないさ。今までもこれからも」
二人は天を仰ぐ。空はどこまでも広くて青い。だが世界は狭くて暗い。
「行くぜ。魔王……いや、『鎮静』の女神!」
「来い、勇者……最高神の落とし子よ」
「お父様」
「『裁定』か」
「予定通り、勇者は魔王の封印に成功しました。衰弱していた勇者を再び地殻にて休眠させました」
「そうか。今回は長かったな」
「一か月間による激闘です。過去最長記録です」
「全くあの出来損ないどもは手間をかける。まあいいこれまで通りお前たちは世界を繫栄させることに準じよ」
「承知いたしました」
「世界を維持するのにお前たちの犠牲は必要なもの。これからも永遠繰り返すがいい。我が手中でな」
それが思っていたより大変だった。馬車を使っても何か月もかかるくらい国同士は離れている。道中山賊に襲われたり、偽勇者一行と間違われたりした。
何より勇者はずっと無言だった。他の巫女と対面したときにしか会話をしない。まだ幼い『旺盛』の巫女は勇者との距離感を掴みかねて不安そうだった。
フランクな『寵愛』の巫女が何度アプローチを変えても目線すら合わない。
そんな気まずい空気の中、それでも六人の巫女が勇者の元にそろった。
『覚醒』、『寵愛』、『闘志』、『循環』、『旺盛』、そして私『裁定』。
勇者との交流はなかったが、巫女同士の交流は盛んだった。元々信心深く、差はあれど真面目な人間が巫女に選ばれやすい。意見は合った方で、合わない部分があったとしてもあえてそれを煽るようなものはいなかった。
こうして私は3年の歳月をかけて集結し、魔王がいるクライムレス国へ訪れる。
異様な光景だ。人々は生気を失っているのに規律正しく労働に準じ、食料配給の列に並んでいる。
「ある意味地獄だな」
『闘志』の巫女がそうつぶやいた。これではもはや人間はただの奴隷ではないか。いや奴隷ですらない。ただの人形だ。生き物ですらない。
動揺する私たちをおいて、勇者は先へ進む。
その足取りは迷うことがない。
勝手知っているように霊山へと入り、山頂を目指す。
火口の近くに魔王はいた。若い女性の姿をしている。あれは最後の生贄だったはずだ。
何故、魔王が生贄の姿をしているのか。まさか、生贄にされた腹いせに魂を売り渡しというのか。だとしたらなんと恥知らずなことだろう。なんの不自由もなく暮らさせてもらっておいてその恩をあだで返すような真似をするとは。
「久しいな。勇者」
「いや、そうでもないさ」
魔王と勇者は互いに武器を構えながらそうした会話をする。
知り合いなのか? 馬鹿なそんなはず。
魔王はその下劣な瞳で私たちを見る。そしてどこか憐れむように目を細めた。
「姉神さまたちも飽きぬな」
「おうおう魔王よ。世界をめちゃくちゃにしてくれた落とし前、つけに来たぜ!」
『闘志』が言う。
「め、女神様の教えに従い、あなたを討たせていただきます!」
『旺盛』が言う。
「アンタが死んで世界はより美しくなる! うーんなんて素敵なのかしら!」
『寵愛』が言う。
「己の行いは巡り巡って己に返ってくるのです。今報いを受けなさい!」
『循環』が言う。
「さあ、張り切っていっくよ!」
『覚醒』が言う。
「いきましょう。勇者様」
『裁定』私は言う。
全員が武器を構えて勇者に並び立った。
そして鮮血が舞う。
赤に彩られる。
勇者が私たちを切り伏せた。
「な、ぜ……?」
勇者はこちらを見すらしない。
「だ、だましやがったのかてめぇ!」
怒りの絶叫が虚空に響く。
「皆、同じようなことを言う」
「もう少し捻った言葉が欲しいものだ」
魔王は憐れみを、勇者は諦観をこめてそれぞれいう。
「まさか、魔王と手を組んだとっ、いうのですか! 六神の加護を受けたあなたが何故! ぎゃあ!」
問いかける『覚醒』の息の根を勇者は完全に止める。
「俺は言ったぞ。役割を果たせと。巫女の役割は勇者の贄となることだ」
雷が落ちたような衝撃が全身を襲う。
「嘘だ」
「きゃあ」
『寵愛』が死ぬ。
「嘘だ」
「助けて女神様!」
『旺盛』が死ぬ。
「嘘だ」
「ふざけんな! ふざけんなぁぁぁぁぁ!」
『闘士』が死ぬ。
「嘘だ」
「めぐ、巡り……我が信仰は……加護はめぐ……」
『循環』が死ぬ。
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「何故女神が大した戦闘力を持たないお前らを俺に寄こしたと思う?」
「と、ともに魔王を封じる……だってそう女神は仰せに……」
「違うね。奴らは俺が力を得るための生贄をよこしたのさ。芳醇な力で満たされた巫女を……俺が、『鎮静』と永遠に引き分けるようにな」
引き分ける? 引き分けるって何? 勝つためですらない? 何それ。なんだよそれ。
女神よ。お答えください! 私とは巫女とは何なのですか! 勇者の……この男の言う通りの存在なのですか!
違う! 私たちは選ばれた! 特別な存在なはずだ! 出なければ今まで私が『裁定』によって切り捨てた人々は……。あの日以降会えない家族は……。
女神よ。どうか……どうか……せめて最後に……答えを……真実を……!
『煩わしい』
最後に聞こえたのは誰の声?
魔王? 勇者? 女神? それとも―――――。
力で己が身を満たした勇者は魔王に対峙する。
「何百回繰り返したか。我とそなたの決闘は」
「さあな。俺が作られてから今までずっと。何度も終わればいいと思ってはこうして繰り返す」
「どういった決着が最も幸福なのだろうな」
「互いの役割と世界に準じるのであればこのまま永遠に引き分け続けるのが理想だろう」
「個人に準じれば?」
「どちらかが滅びるか。或いは相打ちか。そうなれば世界がともに滅ぶがな」
「それは避けたいものだ」
「俺は滅びればいいと思ってる。だが、この身は神のものであって俺のものではないからな」
「故に交流を絶ったのだろう。いずれ己が手で殺す仲間との」
「そう呼ぶ資格は俺にはないさ。今までもこれからも」
二人は天を仰ぐ。空はどこまでも広くて青い。だが世界は狭くて暗い。
「行くぜ。魔王……いや、『鎮静』の女神!」
「来い、勇者……最高神の落とし子よ」
「お父様」
「『裁定』か」
「予定通り、勇者は魔王の封印に成功しました。衰弱していた勇者を再び地殻にて休眠させました」
「そうか。今回は長かったな」
「一か月間による激闘です。過去最長記録です」
「全くあの出来損ないどもは手間をかける。まあいいこれまで通りお前たちは世界を繫栄させることに準じよ」
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