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「答えは簡単です。

私が情報屋のオーナーですから。」




なんですって!



「なぜ大公殿下のような高貴なお方がそんなことを?」


それに何故、こんなに簡単に大変な秘密を晒すのか意味が分からないわ。




目眩がしてきて顳かみを押さえると、あちらで話しましょうかと大公に花園へ誘われた。




恐怖よりも探究心が勝った私は無言で頷き彼について行った。




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