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「本当に申し訳ございません、お嬢様!でも私、お嬢様のお力になりたくて。大公殿下は本当にいいお方なんです。勝手に復讐されることを話してしまったの話申し訳なかったと思うのですが、私が勝手に大公様のことを話すのは、どうしても出来なかったんです。」
「ハンナ、貴女の気持ちは分かっているわ。だから頭を上げてちょうだい。」
ものすごい勢いで土下座をするハンナに私はハアッとため息をつきながらそう言った。
大公殿下って領民にとても慕われているのね。私からしたら一周まわって怪しさMAXのあぶない方だわ。
断れないから仕方なく手を取ったけれど、ハンナの言う通りのお優しい大公殿下は彼の一面に過ぎないわ。
ああいう方には裏の顔があるのが付き物よ。
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