8 / 27
8
しおりを挟む「私のセイラは慎ましいのですね。」
私がなにをしても微笑むのね。
扇子で顔を隠す所作は目上の方には本来許されないのに。
「だけど、私の機嫌を損ねると被害を被るのはガブリエルだということを分かっていていみたいだ。」
「……脅して、私を手に入れて
貴方はそれでいいのですか?」
「少なくとも、手に入らないよりも手の中でつつかれる方がいいでしょうね。」
どうにかして逃げたいわ。ガブリエルが解放されたら何か手立てを考えないと。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
55
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる