血に包帯

act.angel

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どこからか

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この能力はいつから影響しているのだろう。
僕は「不運になる」という特殊だかなんの魅力も感じない能力を持った高校生、王生総悟いくるみそうごだ。この能力は物心ついたときから影響していたという。いつもどこかを怪我していた。
それも、事故で。
僕はクラスメイトにマミーと言われている。
もちろん、お母さんではなく、包帯男のマミーだ。他にも能力者がいる。そいつらのなかには、傷を癒すなんて能力が多い。だから僕はいつも健康なものの、一応包帯をされるのである。
ついていない。
まぁ、僕のせいではないのだが。
小さい頃、不運になるという能力が備わったのは、不運になるという能力が影響していたから、という、矛盾だらけの医者の言葉を信じていた。
違った。只の運だった。
お母さんが泣きながら、「何で総悟が……こんな目に遭わなくちゃいけないの?」といっていたのを朧気に覚えている。
その時僕はなんと思ったのかは覚えてない。
僕が知りたいのは、どこからが能力のせいで、どこまでが僕のせいなのかだ。
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