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冒険編

2話

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男は闘気をあげながらミサキを凝視する、ミサキはこの時点でこの男が只者じゃないということをに気づいた、ミサキの足を少し後退する
「どうした?俺の気合いで怖気ついたか」
「な...舐めない欲しいわね」
ミサキは怯むことなく前に出ようと木刀を振ろうと前に出る、渾身の袈裟斬りは虚しく空を斬る、そして休む事なく連続攻撃を繰り出す
(さすがね、私の勘は当たっていた、だが予想以上に強いわ)
男はミサキの太刀筋を完全に把握している、そして右手で軽々と受け止めて組み手は終わらせる
「この位動ければ問題ないだろう、どうした?」
「聞いていい?貴方はマジカルトーカーで何を話していたんですか?」
男は動揺を我慢しながらポーカーフェイスを保つ
「知人だよ、君の助けになる人だよ、それは本当だ」
「そうですか、伝説の僧侶である魔術師と繋がりがあるんかと思いました」
「そうか(コイツ!何気に勘が鋭いな、伝説の僧侶か、絶対にアイツの事だ)」
「それでは看病と食事ありがとうございました」
ミサキは男から非常食や保存がきく水を幾つか貰った、そして男の言う通り僧侶の噂を知ってる知人に会いに来く、森林の道中を進みながら虫の綺麗な音に心を惹かれながらのんびりと歩いていると、その雰囲気をぶち壊すのような盗賊に出会した
「ようようよう!そこのおねぇちゃん!俺達一緒にパーティナイトしようぜ!」
ミサキは盗賊達を無視して素通りする
「俺の股間にある聖剣を見てくれよ、かっこいいだろう」
「俺の剣はどんな奴を貫く事が出来るぜぇぇ!」
ミサキは盗賊達の下品な言葉を無視続けるがそろそろ我慢の限界が来そうだ
「自然の香りに綺麗な虫の音、蒼天に舞う小鳥達の鳴き声、こんないい天気だし、このこの男達の男性器を切り落としていいよね」
そう呟くと、素早く剣を抜き反り上がって勃っている盗賊達の男性器を切り落とした、男の勃起はズボンから見ても山のようになっている、相当デカいんだろうと思う
(あれで私を陵辱しようとするの!気持ち悪っ!)
少しズボンが染み付いている、ミサキはムカついて恐れ慄いて逃げようとする最後の盗賊に向けて剣を投げた、その剣は男の尻の穴に入って股間に銀の鉄が生える
「俺の股間がぁぁぁぁぁぁ!!!」
盗賊達は股間を押さえながら逃げて行った
「変な奴」
そう言い残数時間歩いていると、大きな町に着いた
「なかなか大きな街ね、決めた!今日は此処で一泊でもしようっと」
何処かで宿屋を借りてそこで荷物を預けて、街を探索
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