異世界侍(A different world samurai )

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エピソード1

1話 

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時は第二次世界大戦、雷鳴と豪雨の中、前線で日本刀を鬼の様に振るい容赦なく敵を屠る兵士がいる、彼の名は「阿久津翔太」別名「鬼刃の翔太」と言われている 、しかし、米軍の不意打ちによる兵器が炸裂、翔太の所属する部隊は壊滅状態に陥った、翔太は頭が真っ白になった、負傷した日本兵士の悲鳴の中から、翔太を呼ぶ声が聞こえる
「翔太!おい!翔太ぁ!」
「!」
「おい ボーッとしてんだ、蜂の巣にされたいか!」
「すまん、米軍の不意打ちで頭が真っ白になった」
駆け付けてくれたのは、翔太の子供頃から友人、「村上達也」だった
「翔太!このままでは、皆んな犬死だ!」
「達也!皆んなに伝えろ!ここは引き下がれ」
「?!」
「命はたった一つだ、意地や誇りで突っ込むのはやめるんだ、俺の判断で皆んなの命を巻き込みたくないしね」
「分かった、おい、翔太ぁ!あれみろあれ!」
「なんだ!あれは米軍の秘密兵器か!」
翔太と達也は見たことない米軍の兵器に思わず見惚れた、その瞬間、眩い閃光が翔太と達也を一瞬にして飲み込んだ、

「うん~此処は~どこだ?頭が割れる様に痛い」
翔太はどこかの森に倒れていた、日本刀を構え、警戒をした、ズドンと、大きい脚音が聞こえる、翔太はその脚音に驚き、身構えた
「俺は一体、どうしてしまったんだ?理解が追いつけない、しかし、不気味な脚音だな」
その脚音は大きくなるにつれて、翔太はさらに恐れののく、だが、しかし、腹を決めて覚悟を決める
「グォォォォォーーーー!」
巨大な獣人が翔太に襲いかかる、翔太は鬼の形相で刀を振り回して奮闘した、だがしかし、相手は見たこともない未知なる敵、翔太は悪戦苦闘を強いられた、獣人の鋭い爪が翔太の肩を引き裂く
「クソが!」
翔太は普通の戦闘では勝てないと判断し、逃げながら戦うことにした、なんとか倒せる知恵はないかと色々模索した、
「あの尖った大木、あれを利用出来るか?」
翔太は一体、身を隠れて、木に登り、頭部を狙えるチャンスを伺った、チャンスと思い頭部に向かって日本刀を首に刺して、獣人のコントールを奪い、大木のある方向に操作して誘導した、そしてその作成上手く決まり、獣人の胸に突き刺さった、翔太はどどめをさすため日本刀で首を斬り下ろした、翔太は人をいきつくと、傷を手当てし、樹木のそばで横になって眠った、
「この近くに、獣人による被害が続出してるそうだ、探索せよ!」
「ハッ!」
この森の巡回兵が来た様だ、すると1人の巡回兵が声を上げた
「おい、誰か1人寝てるぞ」
近づいて声をかける、
「肩に傷を負ってる、まさかコイツが獣人を?」
「おい!獣人が倒れてるぞ!」
巡回兵が声を上げた、
「ほ~コイツがやったのか、コイツを城に運び、王に報告して国家の兵力にしたい」
「了解」
翔太は眠ったまま城に運び込まれ、治療と尋問を受けたることなった
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