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自分より小柄な体なのに呆気なくベッドに押し倒されてしまう。

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「や、山田蓮だよ。はい、これ、下着は新品だから」

「ありがと。ここ、どこ? どっかのホテル?」

「なな……じゃない、おれの家」

「へー豪邸だね。あ、これ……?」


 全裸のまま七瀬が写真立てを手にした。

 七瀬と並んで映った写真だ。


「これ、蓮さんと……こっちの男は誰?」

「と、友達だよ」

「友達の写真を寝室に飾んの? ――2018年!? どういうことだ? 2002年のはずなのに」

 写真はアミューズメントパークで撮ったもので、背後には日付と時間が映し出されていた。


「どういうこと? 蓮さん」

「う、その」


 生来嘘をつくのが苦手な蓮は、観念してすべてを話した。

 今は2018年だと。写真に写っているのは今の七瀬力で、一緒に住んでいるのだと。


「へー、俺30なのか。で、蓮さんと恋人同士って事か」

「え……! そ、それは、ちが、友達同士で」


 そこまでは話してなかったのに呆気なく言い当てられ蓮が戸惑う。


「俺がただの友達と一緒のベッドに寝るわけねーし。しかも裸でとか。男なのが意外だけど、蓮さん顔が可愛いし、全然有りだよ」

「力く……!?」


 自分より小柄な体なのに呆気なくベッドに押し倒されてしまう。


「蓮さん、俺にもさせてよ。いいよな。蓮さんは俺の物なんだから」

 答える前にキスをされる。

 触れるだけのものではあったものの、声を封じられた蓮が眉根を下げた。


「強引過ぎだよ。今の七瀬さんはすっげー優しいのに」


「そんなの知らねえよ。蓮さんの体が綺麗なのが悪い。男のくせにさ」

「あ」


 着たばかりの服を託し上げられ乳首に吸い付かれる。

 痛いぐらいに歯を立てられ背筋が沿った。


「触り心地いいな」

 小さな掌が胸やわき腹を撫で上げ、蓮が、ん、と体を強張らせた。

 いつもとは違うのに、七瀬だと思うだけで体が高ぶり後ろが濡れる。

「ねぇ、ここに入れてるんだよな?」

 いつもとは違う細い指が体内に入ってくる。

 蓮はふるりと体を震わせながらも素直に足を広げた。


「ん、ぅ、」

「狭い……もう入れていい?」

「ん、いいよ……」


 蓮のそれより小さな陰茎だが、腹に付きそうなぐらいに固くなっている。

 幼い陰茎を蓮自ら掴み、後ろに当てがった。


 腰を突き出し、ずぶ、と入ってくる。

 昨夜、倍ほども大きな七瀬の陰茎に解された場所だ。さして抵抗もなく根元まで飲み込んだ。


「はぁ、はぁ、気持ちい、気持ちいいよ蓮さん、すげえ、いい、イイ」

 顔を紅潮させた七瀬が蓮に伸し掛かり腰を振る。


「可愛い……」

 悪戯に蓮が中を締めると「ぐうう――!」七瀬が低く呻いた。


「あはは、力君、可愛い」

「やべぇ、気持ち良すぎてたまんねえ。蓮さん最高」

「ん、ん、」

 パン、パンときつく打ち付けられると声が漏れるが、喘ぎ声とも言い難いような小さな声だ。


 力の為に足を限界まで開き、根元まで犯されてやるぐらいの余裕もあった。


(小さい七瀬さんも可愛い、好き)

「おれがしてあげる」

「え?」

 七瀬をベッドに横たわらせ、蓮が陰茎の上にまたがる。

「エロい体勢……」

「んぅ……」

 繋がっている場所を見せつけるように腰を振る。


「気持ちいい? 力君」

「いい、マジでイイ、蓮さん、最高、好きだ」

 体を倒し、力にキスをすると、中の陰茎が一気に大きく膨れ上がった。

 奥の奥まで犯してくる。


「うぁああああ!? ヒィイイヒィイイイイ……!! ふ、深いいい……!!」

「があ……!?」


「体が……? でかくなってる?」

「ぎゃうう……!!」


 力の小さな体が、今の年齢にまで大きくなっていた。


「ヒィ、ヒィヒィヒィ、抜いて、奥まで入れないで……! 気持ち良すぎて辛いよお……!」

「キッツ……! すっげー吸い付いてくる、我慢できねえ、全部いれてえ……!」

「やだ――待ってよ、ひきゃああ、ヒイイイ」


 一杯だと思ってた陰茎が更に深くまで入ってこようとする。

「やべ、入らねえ、ここが奥なの? ちげーよな」

 ぐうううと奥に力が入る。

「あ゛あ、ああああ!」

 七瀬が力任せに突いているのは腸の中の窄まりだった。

 気持ち良すぎて辛い。トロトロになる蓮に答えるように窄まりも男を欲しがってトロリと緩んだ。

 ごり、と、窄まりの中に亀頭がはまり込む。

「~~~~~~~~~!!!!」

「ぐ、がああ、やべえ、なにこれ……!!」

 性器から溢れる快楽の深さに二人同時に激しく痙攣する。

「やべえ、溶けそう……!」

 カリが窄まりに引っかかってコリコリ刺激してくる。

「ヒィ……ヒィ……無理……、抜いて……ヒギィ……」

「さっきまで余裕だった癖にヒィヒィ啼いてんな。いつもこんな感じなのか?」

「七瀬さんは奥までしないからこんなに辛くない……! ヒギイィ……! 駄目、やめてよ……! 動かないでええ、あぁあああ、ヒイイイ、ヒイイイイ!」

「無理。腰が止まんねえもん」

「つらいいい……! きゃうう、きゃうう、きゃううう!」


「はは、女みたいな悲鳴たまんねー。顔もトロトロ」

「ヒイイイ、ヒイイイ、ヒィ、ヒィ、ヒィ、助けて、七瀬さ……!」

「ほかの男の名前を呼ぶな」

 パアン! と腰を打ち付ける激しい音が上がる。

 腸の曲がりまでをゴリっと激しく貫かれ「ヒキャアアア!」蓮が高く絶叫した。

 

「ちが、同じ、人、やめて、たすけて、たすけて、そこ、感じすぎて辛い、痺れるよぉ、七瀬さん、だずげで、たずげでええ!」


「ここすげーいい。亀頭押しつぶされそう。ずっとはまっててえ」

「うああああ――!!」

 ゴリゴリと感じる場所ばかりを擦られ蓮の視界が明滅する。

 半分飛んだ意識の中で、決壊したかのように蓮がドプドプと射精してしまい、限界以上の射精になおさらのたうって逃げ出そうと暴れた。

「はひぃいい、ひいい、止まらないいい! 死ぬぅ……!」

 その蓮を体格差と力の差で抑え込んだ挙句、一回り小さな体の上に圧し掛かり体重でも押さえつける。

「ぐ、」

 大きな体に肺や腹を圧迫され呼吸まで制限されてしまう。足もこれまで以上に大きく割られた。

 碌に悲鳴も上げられず、ただただジュポジュポと後ろの穴を使われ続ける。


「あ、あ、あ、あ、あ――あ――」

「すげえイイ、気持ちいい、蓮さん、すげースキ、やばい、可愛すぎる」


 結腸の奥まで入った亀頭が大量に精液を吐き出す。ゴボゴボと。



「あ――、あ……」

 押さえつけられ、産まれて初めてドロドロと吐き出された他人の精液を受け止めた蓮の体が痙攣する。

 精液が腹の中まで入ってきたような錯覚に呼吸まで引き攣らせ大粒の涙をいくつも落とす。

 涎を垂れ流しだらしなく開いた口を七瀬の口が覆い隠し、舌が喉の奥まで入ってきた。

「ぅぶ……、ぅ」

 逃げ惑う舌を無理やり押さえつけられ何度も何度も絡めとられる。口も、後孔も七瀬に犯される。

 力が顔を上げ唇が離れると、唾液の糸が何本も引いた。

「ぬい…て……、も…おれ…限界だよぉ……死んじゃう……」

「……かわいい……可愛い、好きだ。マジで好き」

「……お、おれも、好き、七瀬さんのことも、力君のことも、好き」


「蓮……」


 先ほどまでとは違う、触れるだけの優しい唇が蓮に触れる。

 ちゅ、と唇が離れ、視線が合った瞬間に、蓮には力が今の年齢に、七瀬に戻っているのが分かった。


「蓮……?」

「七瀬さ――――」


 ゾクゾクゾクと体に痺れが走った。

 力のことも好きだと思っていたが、やはり今の七瀬には遠く及ばない。どれだけ外見が同じだろうと、使う体が同じだろうと、内に秘める光が違う。


「あ゛あ゛あ゛」

 中が陰茎に吸い付いてもっともっと奥へ飲み込もうと蠕動を始める。根元まで七瀬が欲しくて絡みついていく。

「中が滅茶苦茶にうねっている……」

「たずげで、た、たすけ、ヒィイイ…!」

 七瀬の腰を掴み、少しでも離れようとボロボロ泣きながら力を入れるが。


「お゛あ、ああああ! ヒギ、い、イイイィィ!」

 遥かに強い力に引きずられて奥の奥まで犯される。


「こんなに可愛く乱れるとはな」


「つらい……むり、もう、きゃうう――!! 奥、イヤ、痺れる、ぎゃう、きゃう、たすけて、う゛、、 ~~~~~ああああぁぁぁ~~~~!!」


 強い快楽に堪りかね蓮が潮を噴く。


「蓮……」

「ぁ……」


 パン!と高く音が上がるほどに激しく腰を打ち付けるが蓮の悲鳴は細い。快楽を受け止めきれずにほとんど失神していた。

 蓮の意識は半分以上闇に落ちているのに七瀬の陰茎は固く膨張したままだった。


「蓮、可愛い、可愛い……」

 額の髪をかき上げ丸い額にキスを落とす。息が止まるほどの激しいキスで無理やり蓮を覚醒させ腰を打ち付ける。


「ひぃいい! ひいい! たしゅけて、しんじゃう、ひぎゃああ、あああ」

 蓮が逃げ出せないように強く体を抱きしめ腰を揺らす。


「……可愛い……」


「ぎゃう、ぎゃう、ぎゃう、七瀬さん辛い、つらいい……しんじゃう…しんじゃう……!」


「蓮、愛してる」

「あぅ……ひぃ……ひぃ…ひぃ…ひぃ……」


 翌朝、目を覚ました蓮が体を捻ると、ゴボゴボと後孔から精液が零れ落ちた。

「ぎゃう……!?」


 望まない排出の違和感に悲鳴を上げてしまう。

「おはよう、蓮」

「ひどい、七瀬さん、体が動かないよぉ……!」

 体中が筋肉痛と痺れで麻痺し、立ち上がることさえできない。

 俗にいう腰が抜けている状態になっていた。


 それでもどうにか足を動かし、腕で体を起こそうとしたのだが、七瀬が蓮の頭を撫でた。

「可愛い……」

 ゴブ、ゴブと精液を零す穴に七瀬が固く反った陰茎を押し付ける。


「やだああ、嘘、やめてええ……!!」

 悲鳴も虚しく奥の奥までズブズブズブと貫かれる。蓮の体は自分の意志で動かすのも困難だったのに、生理的な刺激に耐えかねてビクビクと跳ね上がった。


「きゃあああ――……」


 蓮の悲鳴はか細く小さかった。完全に、雄を喜ばせるだけの穴へと成り下がっていた。

 ドブ、ドブ、ズブ、ズブ、と陰茎が犯す音を聞きながら意識を飛ばすことしかできない。
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みんなの感想(1件)

2018.11.26 ユーザー名の登録がありません

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