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第一章 俺が真なる勇者らしい、、、
俺は覚悟を決めたはず、、、
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あの宣言の後、部屋を出る際の兄貴の用件はこうだった。
---
「結局、攻撃測定人形僕が全部壊しちゃったから今日は、もう休んで明日から外に出てレベリングだって。光樹が倒れて3時間くらい寝て眠くないかもしれないけど、ちゃんと休むんだよ?
あと、さっきの事をどちらにせよ覚悟を決めておいてね。おやすみ~。あっ夕飯は扉の外にいるメイドさんに言えば持ってきて貰えるから、今度こそおやすみなさ~い。」
---
相変わらずの自由人に戻って、そう言っていた。
いや、意味わからんよ、、、俺の脳内は真っ白だよ、、、はぁ~
でも、とりあえずメイドさんを呼んで腹ごしらえをすますか!そして、寝て起きたら決意は決まってるものだ!
はいっ!次の日っ!!!もちろん決意なんて決まらないっ!ってどうすんだよ俺ぇぇ~!
と、嘆いても何も変わらないので、母さんの格言を思いだそう、、、
『やってしまえ、やってしまえ、なにもしないのが最高だが、何かしなくてはいけないなら成り行きだ!やってしまえ!!!』
あ~母さんだ駄目だ。じゃあ父さんなら何て言うっけ、
『やらなければいいじゃない。それで後悔して父さんは今でも引きずっているけど、やらなければいいじゃない(怒)』
うっっぜっ!なんだよ後悔し過ぎだろ!何で逆ギレしてんだよ!!はぁ~本当は決まってんだよな。よし!俺は軽く両頬を叩いて兄貴のもとに向かった。
ーーー
「兄貴俺は決めたぜ。一体どうしてそんなに恨んでいるんだとか、復讐なんてしたくはないとか、思ってはいるけど兄貴はもう止まるつもりはなさそうだから、それなら俺がストッパーになれるように強くなるし、間違えた方向に全力ダッシュするなら俺も走って方向を正す!
まぁ、兄貴のほうが強いし、走っても追い付かなさそうではあるし、色々分かってるのも兄貴なんだろうけど、、、ハァ」段々と言葉尻が小さくなっていった。
俺の自信なさげな答えに兄貴はニヤリと口角をあげて
「アハッ、、、まぁ、光樹ならそういった感じかな~って思ってたけど、そうなのね?━━━━覚悟してね?」パチンッ
と、指をならす音が聞こえた。
ーーー
「ようこそ!新世界へ!!!ここからは仲間を探しながら、地獄のゲフン楽しい楽しい旅の始まりさぁ!!!道中の有象無象、悪鬼羅刹、圧倒的強者、圧倒的ピンチを乗り越えて主人公は強くなっていく!死んでも壁を乗り越えていけ!!」大袈裟に手を広げ演説かのように話す兄貴は実に楽しそうだ、、だが!!!そうじゃないんだよ!!!ここはどこなんだよ!なんだよこのあたり一面の砂漠はっ!!!いきなり砂漠で何すんだよ!初心者でも無理だろ!つか、挑まねぇよ!と、心の中で唱えてみた。正直唖然だ。開いた口が閉じねぇで俺は固まってんだよ。だってよぉ。パチンッって指パッチンで転移って、そんなん人間技じゃねぇし、こちとら異世界来て2日目に砂漠ってハードモードか?いや、初日からハードモードか、
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「結局、攻撃測定人形僕が全部壊しちゃったから今日は、もう休んで明日から外に出てレベリングだって。光樹が倒れて3時間くらい寝て眠くないかもしれないけど、ちゃんと休むんだよ?
あと、さっきの事をどちらにせよ覚悟を決めておいてね。おやすみ~。あっ夕飯は扉の外にいるメイドさんに言えば持ってきて貰えるから、今度こそおやすみなさ~い。」
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相変わらずの自由人に戻って、そう言っていた。
いや、意味わからんよ、、、俺の脳内は真っ白だよ、、、はぁ~
でも、とりあえずメイドさんを呼んで腹ごしらえをすますか!そして、寝て起きたら決意は決まってるものだ!
はいっ!次の日っ!!!もちろん決意なんて決まらないっ!ってどうすんだよ俺ぇぇ~!
と、嘆いても何も変わらないので、母さんの格言を思いだそう、、、
『やってしまえ、やってしまえ、なにもしないのが最高だが、何かしなくてはいけないなら成り行きだ!やってしまえ!!!』
あ~母さんだ駄目だ。じゃあ父さんなら何て言うっけ、
『やらなければいいじゃない。それで後悔して父さんは今でも引きずっているけど、やらなければいいじゃない(怒)』
うっっぜっ!なんだよ後悔し過ぎだろ!何で逆ギレしてんだよ!!はぁ~本当は決まってんだよな。よし!俺は軽く両頬を叩いて兄貴のもとに向かった。
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「兄貴俺は決めたぜ。一体どうしてそんなに恨んでいるんだとか、復讐なんてしたくはないとか、思ってはいるけど兄貴はもう止まるつもりはなさそうだから、それなら俺がストッパーになれるように強くなるし、間違えた方向に全力ダッシュするなら俺も走って方向を正す!
まぁ、兄貴のほうが強いし、走っても追い付かなさそうではあるし、色々分かってるのも兄貴なんだろうけど、、、ハァ」段々と言葉尻が小さくなっていった。
俺の自信なさげな答えに兄貴はニヤリと口角をあげて
「アハッ、、、まぁ、光樹ならそういった感じかな~って思ってたけど、そうなのね?━━━━覚悟してね?」パチンッ
と、指をならす音が聞こえた。
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「ようこそ!新世界へ!!!ここからは仲間を探しながら、地獄のゲフン楽しい楽しい旅の始まりさぁ!!!道中の有象無象、悪鬼羅刹、圧倒的強者、圧倒的ピンチを乗り越えて主人公は強くなっていく!死んでも壁を乗り越えていけ!!」大袈裟に手を広げ演説かのように話す兄貴は実に楽しそうだ、、だが!!!そうじゃないんだよ!!!ここはどこなんだよ!なんだよこのあたり一面の砂漠はっ!!!いきなり砂漠で何すんだよ!初心者でも無理だろ!つか、挑まねぇよ!と、心の中で唱えてみた。正直唖然だ。開いた口が閉じねぇで俺は固まってんだよ。だってよぉ。パチンッって指パッチンで転移って、そんなん人間技じゃねぇし、こちとら異世界来て2日目に砂漠ってハードモードか?いや、初日からハードモードか、
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