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ザイールで2
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ザイールは美しい町だった。
入り口から眺めると緑が多く、奥の国王の城まで広い道が真っ直ぐに伸びていて、中程に広場があった。
一行は広場までやってきた。
広場には泉があって水がこんこんと沸き出し、泉の周りには食料や衣服や様々な物を売る屋台が軒を連ねていた。
いつもの様に憩いを求める人々や、買い物をする人々で広場は賑やかだったが、警備の兵隊の姿も数多く見られた。
「それじゃ、ここで別れるとするかの」
シュリ婆が口を開いた。
「わしと紫音様は、わしの孫夫婦の所におるでの。何
かあれば来ればええ。ツヅキが場所を知っとるから
後で聞くがええだ」
「わかっただ」
「婆様それじゃぁの」
皆はそれぞれ目指す場所へと向かっていった。
シュリ婆と紫音は連れ立って歩き出した。
「お婆さん」
紫音が話しかけた。
「私の事を親戚だなんて・・・ほんとの事を言ってくれても良かったのに」
「いや、いらぬ波風を立てることもあるまい。ここではわしの親類ということにしておこうぞ。さ、着いたぞえ」
シュリ婆はそう言いながら一軒の民家の前で立ち止まった。
入り口から眺めると緑が多く、奥の国王の城まで広い道が真っ直ぐに伸びていて、中程に広場があった。
一行は広場までやってきた。
広場には泉があって水がこんこんと沸き出し、泉の周りには食料や衣服や様々な物を売る屋台が軒を連ねていた。
いつもの様に憩いを求める人々や、買い物をする人々で広場は賑やかだったが、警備の兵隊の姿も数多く見られた。
「それじゃ、ここで別れるとするかの」
シュリ婆が口を開いた。
「わしと紫音様は、わしの孫夫婦の所におるでの。何
かあれば来ればええ。ツヅキが場所を知っとるから
後で聞くがええだ」
「わかっただ」
「婆様それじゃぁの」
皆はそれぞれ目指す場所へと向かっていった。
シュリ婆と紫音は連れ立って歩き出した。
「お婆さん」
紫音が話しかけた。
「私の事を親戚だなんて・・・ほんとの事を言ってくれても良かったのに」
「いや、いらぬ波風を立てることもあるまい。ここではわしの親類ということにしておこうぞ。さ、着いたぞえ」
シュリ婆はそう言いながら一軒の民家の前で立ち止まった。
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