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城に招かれる
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次の日から病気や怪我を抱え紫音のもとを訪れる人が徐々に増えていった。
知人から紫音の存在を聞きやって来たそれらの人達は病気や怪我が完治して戻ると、紫音の事を驚きと感謝の言葉で又知人へと伝えていった。
それから段々と紫音を訪れる人が増えてゆき、エリカやシュリ婆や紫音はそれらの人の対応に追われ忙しくなった。
そんな頃に、その後の様子と再度のお礼を言いにやって来た母子が紫音達の様子を見て手伝いに来るようになり、シュリ婆の指示のもとでエリカと母親が患者達の受付係をするようになった。
始めてきた人達には病気の様子を聞き、急を要する人と症状の軽い人に分け、軽い人には次に来る日を打ち合わせして一日に治療する人数を調整していった。
やがて日が経つと、紫音のことが国王の耳にも入るようになった。
「父上、少しよろしいでしょうか」
「おぉ、ゼルダか。入りなさい」
ここはイシュタル国の首都ザイールの城の国王の居間で、夕食を終えてくつろいでいた王のもとへゼルダ王子がやってきたのだった。
「父上は最近町で評判になっている、紫音という娘のことはお聞き及びになりましたでしょうか?」
「うむ・・・その娘のことならわしの耳にも入っておる」
「私も部下を使って調べさせましたが・・どうやらいかがわしい者ではなさそうです」
「うむ。しかし不思議なことよのぉ・・・薬も何も使わずに病気や怪我が治るものなのか・・」
「父上・・・一度レイカをその者に診させてみればいかがかと思いますが・・」
「わしもそう思っておったが・・・お前もそう思うか?」
「はい。どちらにしまして、もこのままではレイカも良くなることはありませぬゆえ・・・」
「うむ・・・ではお前が迎えに行ってくれぬか。まことの人物なれば粗略には扱えぬ。お前に行ってもらうのが一番良いだろう」
「わかりました。では早速明日の朝にでも行ってまいります」
「うむ。頼むぞ」
知人から紫音の存在を聞きやって来たそれらの人達は病気や怪我が完治して戻ると、紫音の事を驚きと感謝の言葉で又知人へと伝えていった。
それから段々と紫音を訪れる人が増えてゆき、エリカやシュリ婆や紫音はそれらの人の対応に追われ忙しくなった。
そんな頃に、その後の様子と再度のお礼を言いにやって来た母子が紫音達の様子を見て手伝いに来るようになり、シュリ婆の指示のもとでエリカと母親が患者達の受付係をするようになった。
始めてきた人達には病気の様子を聞き、急を要する人と症状の軽い人に分け、軽い人には次に来る日を打ち合わせして一日に治療する人数を調整していった。
やがて日が経つと、紫音のことが国王の耳にも入るようになった。
「父上、少しよろしいでしょうか」
「おぉ、ゼルダか。入りなさい」
ここはイシュタル国の首都ザイールの城の国王の居間で、夕食を終えてくつろいでいた王のもとへゼルダ王子がやってきたのだった。
「父上は最近町で評判になっている、紫音という娘のことはお聞き及びになりましたでしょうか?」
「うむ・・・その娘のことならわしの耳にも入っておる」
「私も部下を使って調べさせましたが・・どうやらいかがわしい者ではなさそうです」
「うむ。しかし不思議なことよのぉ・・・薬も何も使わずに病気や怪我が治るものなのか・・」
「父上・・・一度レイカをその者に診させてみればいかがかと思いますが・・」
「わしもそう思っておったが・・・お前もそう思うか?」
「はい。どちらにしまして、もこのままではレイカも良くなることはありませぬゆえ・・・」
「うむ・・・ではお前が迎えに行ってくれぬか。まことの人物なれば粗略には扱えぬ。お前に行ってもらうのが一番良いだろう」
「わかりました。では早速明日の朝にでも行ってまいります」
「うむ。頼むぞ」
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